果物の英語100選|フルーツの名前&意味まとめ【トロピカル・ベリー・柑橘系】

果物の英語 100選 サムネイル

りんごは “apple”、バナナは “banana”。

…ここまでは知っていても、「いちじく」「ライチ」「カリン」など、ちょっと珍しい果物になると迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

英語で果物の名前を覚えると、単語力が増えるだけでなく、世界の食文化や暮らしにぐっと近づけるようになります。

たとえば、海外のスーパーやカフェのメニュー、英語のレシピ動画、旅行先のフルーツスタンド。

どんな場面でも、“あ、これ英語で言える!”という小さな発見が、自信と楽しさにつながります。

 

また “fruit” という単語は、可算・不可算の使い分けなど、意外と奥が深いテーマでもあります。

この記事では、100種類の果物の英語名を「発音記号・意味・豆知識」とあわせて紹介します。

色・形・香り・味──五感で味わいながら、英語で「果物の世界」をまるごと楽しんでいきましょう。

定番フルーツの英語一覧(20選)

朝食のテーブル、カフェのメニュー、コンビニのジュースコーナー─

─日々の暮らしの中で何度も出会うフルーツたちは、英語でも最初に覚えておきたい単語です。

“apple” や “banana” のような身近な言葉は、発音やスペルも比較的やさしく、英語学習の導入にもぴったり。

どんな場面で使われるのかをイメージしながら、ひとつずつ確実に覚えていきましょう。

英単語発音記号意味・備考
apple/ˈæp.əl/りんご。“An apple a day keeps the doctor away.”(りんご1個で医者いらず)という英語のことわざも有名。
banana/bəˈnæn.ə/バナナ。複数形は “bananas”。スラングで「変な人」という意味になることも。
orange/ˈɒr.ɪndʒ/オレンジ。色名としても使われる定番単語。
grape/ɡreɪp/ぶどう。複数で “grapes”。“grape juice” や “grapevine(ぶどうのつる→うわさ話)” もよく使う表現。
peach/piːtʃ/桃。英語では「かわいい人」「すてきな人」を意味することも(例:She’s a real peach!)。
pear/peər/洋なし。“pear-shaped” は「うまくいかない」や「体が下膨れ」の意味になるイディオム。
melon/ˈmel.ən/メロンの総称。“cantaloupe(マスクメロン)”“honeydew(ハネデューメロン)”など種類も多い。
watermelon/ˈwɔː.təˌmel.ən/スイカ。“water(=水)”+“melon”からなる語。夏の定番フルーツ。
pineapple/ˈpaɪˌnæp.əl/パイナップル。語源は「松かさ(pine)」+「果実(apple)」から。
lemon/ˈlem.ən/レモン。酸っぱい味を形容して “a lemon taste” と言うことも。“buy a lemon” は「欠陥品を買う」。
lime/laɪm/ライム。カクテルや料理でよく登場。“lime juice”“lime pie”など。
cherry/ˈtʃer.i/さくらんぼ。可愛らしさの象徴でもあり、“cherry blossom(桜)”にもつながる。
strawberry/ˈstrɔː.bər.i/いちご。単数形でも複数形でも“strawberries”で使われる。スイーツ表現に頻出。
blueberry/ˈbluːˌber.i/ブルーベリー。英語圏では「健康食材」として人気。
raspberry/ˈræz.bər.i/ラズベリー。“p”は発音しないので注意。発音は「ラズベリ」。
plum/plʌm/プラム。“plum job” は「おいしい仕事」という比喩にも使われる。
apricot/ˈeɪ.prɪ.kɒt/あんず。英米では“エイプリコット”と発音し、ジャムやドライフルーツに多い。
mango/ˈmæŋ.ɡəʊ/マンゴー。熱帯の象徴的な果物。英語では “mango smoothie”“mango flavor”など頻出。
kiwi/ˈkiː.wiː/キウイ。“kiwi fruit”とも言うが、通常は“kiwi”だけでも通じる。ニュージーランドの象徴的存在。
fig/fɪɡ/いちじく。“fig leaf(イチジクの葉)”は聖書由来の表現で「隠すもの」という比喩にも。

 

これらの果物は、英会話・海外旅行・レシピなどどんな場面でも登場頻度が高い定番ワードです。

発音をまねしながら声に出して覚えると、自然とリズムが身につきます。

 

南国・トロピカルフルーツの英語(20選)

アジアや中南米の市場に並ぶ、見た目も香りも華やかなトロピカルフルーツ。

英語でその名前を知っておくと、海外旅行先でのショッピングや、英語レシピ・カフェメニューをより深く楽しめるようになります。

“tropical fruit” は「熱帯の果物」という意味。

暑い地域で育つこれらのフルーツには、英語でもユニークで発音が楽しい単語が多いのが特徴です。

口に出してリズムよく発音しながら覚えていきましょう。

英単語発音記号意味・備考
papaya/pəˈpaɪ.ə/パパイヤ。オレンジ色の果肉が特徴。南国のジュースやサラダに。
guava/ˈɡwɑː.və/グァバ。香りが強く、ジュースやアイスに人気。“guava juice”で覚えよう。
passion fruit/ˈpæʃ.ən fruːt/パッションフルーツ。“passion”は「情熱」だけでなく「キリスト受難」の意味もある。
dragon fruit/ˈdræɡ.ən fruːt/ドラゴンフルーツ。英語では“pitaya”とも呼ばれる。見た目がまるでドラゴンの鱗。
lychee/ˈlaɪ.tʃiː/ライチ。英語圏では“litchi”とも表記される。甘くジューシーな中国原産フルーツ。
durian/ˈdʊə.ri.ən/ドリアン。独特の匂いで知られる「果物の王様」。英語でも好き嫌いが分かれる。
coconut/ˈkəʊ.kə.nʌt/ココナッツ。実・水・オイルなど多用途。“coconut milk”“coconut water”など表現豊富。
star fruit/ˈstɑː fruːt/スターフルーツ。断面が星形でかわいい。“carambola”とも呼ばれる。
jackfruit/ˈdʒæk.fruːt/ジャックフルーツ。世界最大の果実とも言われる。ベジタリアン料理の代用肉にも。
rambutan/ræmˈbuː.tən/ランブータン。マレー語で“髪の毛”を意味する「ランブー」から。見た目がユニーク。
tamarind/ˈtæm.ə.rɪnd/タマリンド。酸味が強く、ソースやカレーに使われる。“tamarind sauce”で覚えよう。
soursop/ˈsaʊə.sɒp/グアナバナ。酸味のある白い果肉。スムージーやジュースに人気。
mangosteen/ˈmæŋ.ɡə.stiːn/マンゴスチン。「果物の女王」と呼ばれる東南アジア原産のフルーツ。
longan/ˈlɒŋ.ɡən/リュウガン。“longan fruit”とも。ライチに似た風味で、中国では薬膳にも使われる。
papaw/pəˈpɔː/パパイヤの別称(主にイギリス英語)。“papaya”とほぼ同義。
carambola/ˌkær.əmˈbəʊ.lə/スターフルーツの別名。ポルトガル語由来。南米や東南アジアで一般的。
breadfruit/ˈbred.fruːt/パンノキ。焼くとパンのような香りになる。“breadfruit chips”などの料理も。
sapodilla/ˌsæp.əˈdɪl.ə/サポジラ。ねっとりと甘い熱帯果実で、英語圏では“chico”とも呼ばれる。
custard apple/ˈkʌs.təd ˌæp.əl/釈迦頭(アテモヤなどの仲間)。クリーミーな果肉で“custard(プリン)”のような甘さ。
ambarella/ˌæm.bəˈrel.ə/アンバレラ。カリブ海地域で人気。爽やかな酸味が特徴。

 

トロピカルフルーツは、発音がユニークで語感にリズムがあるものが多いのが特徴です。

声に出して言うと、まるで音楽のように覚えられます。

また、鮮やかな色や香りを頭に思い浮かべながら学ぶと、記憶にも残りやすくなります。

 

ベリー・小粒フルーツの英語(15選)

“berry” は「小さくて食べられる果実」を意味する言葉で、英語圏ではかわいらしさ・自然・健康を象徴する単語でもあります。

いちご(strawberry)やブルーベリー(blueberry)だけでなく、実は英語には多くの「○○berry」が存在します。

これらのベリー類は、ジャムやスムージー、デザートの名前にもよく登場します。

それぞれの響きや色を思い浮かべながら、自然の豊かさを感じるように覚えていきましょう。

英単語発音記号意味・備考
cranberry/ˈkræn.bər.i/クランベリー。酸味が強く、ソースやジュースに使われる。アメリカでは“cranberry sauce”が定番。
blackberry/ˈblækˌber.i/ブラックベリー。黒紫色の果実。英語ではスマホブランド名としても有名。
gooseberry/ˈɡuːzˌber.i/グーズベリー(セイヨウスグリ)。さっぱりとした酸味。“goose”とは無関係。
currant/ˈkʌr.ənt/カランツ。ドライフルーツとしてケーキに使われる。“blackcurrant”“redcurrant”の総称。
elderberry/ˈel.dəˌber.i/エルダーベリー。免疫系に良いとされ、シロップやサプリでも人気。
mulberry/ˈmʌl.ber.i/マルベリー(桑の実)。“mulberry silk(絹)”の語源にもなった植物。
bilberry/ˈbɪl.ber.i/ビルベリー。ブルーベリーの近縁種で、北欧原産。サプリ原料にも。
cloudberry/ˈklaʊdˌber.i/クラウドベリー。北欧やカナダで珍重されるオレンジ色のベリー。蜂蜜のような香り。
chokeberry/ˈtʃəʊkˌber.i/チョークベリー(アロニア)。渋みが強く、健康食品として有名。
huckleberry/ˈhʌk.əlˌber.i/ハックルベリー。アメリカ原産。“Huckleberry Finn(ハックルベリー・フィン)”でおなじみ。
boysenberry/ˈbɔɪ.zənˌber.i/ボイセンベリー。ラズベリーとブラックベリーの交配種。カリフォルニア発祥。
loganberry/ˈləʊ.ɡənˌber.i/ローガンベリー。こちらも交配種で、甘酸っぱく深い色が特徴。
sea buckthorn/ˈsiː ˌbʌk.θɔːn/シーバックソーン(サジー)。オレンジ色の実で“superfruit”として注目されている。
blackcurrant/ˈblækˌkʌr.ənt/クロスグリ。“blackcurrant juice”“blackcurrant jam”などで定番。
redcurrant/ˈredˌkʌr.ənt/アカスグリ。赤い透明感のある実で、デザートやケーキの飾りに人気。

 

“berry”系の単語は、色+berryの組み合わせで連想すると覚えやすくなります。

blueberry(青)・blackberry(黒)・cranberry(赤)など、色彩イメージを軸に記憶するのがコツ。

また、発音のリズムが似ているため、口に出して言うと自然にセットで定着します。

 

 

柑橘系フルーツの英語(15選)

オレンジ、レモン、グレープフルーツ

──柑橘系のフルーツは、世界中で愛される爽やかな味の代表格です。

英語では「柑橘類」を “citrus fruits” と総称し、香り・酸味・苦味などの違いによって細かく名前が分かれます。

英単語発音記号意味・備考
mandarin/ˈmæn.də.rɪn/マンダリン(温州みかんに近い)。英語では小ぶりなオレンジ全般を指すことも。
tangerine/ˌtæn.dʒəˈriːn/タンジェリン。マンダリンに似た柑橘で、皮がむきやすいのが特徴。
clementine/ˈklem.ən.taɪn/クレメンタイン。マンダリンの一種で、種なし・甘め。ヨーロッパで人気。
grapefruit/ˈɡreɪp.fruːt/グレープフルーツ。英語では「grape(ぶどう)」の房のように実ることが語源。
pomelo/ˈpɒm.ə.ləʊ/ポメロ(ざぼん)。グレープフルーツの原種で、甘さとほのかな苦味が特徴。
yuzu/ˈjuː.zuː/ユズ。日本発の柑橘で、英語圏でも“yuzu flavor”などで定着。
kabosu/kəˈbɒ.suː/カボス。日本独特の柑橘で、英語でも “kabosu juice” “kabosu sauce” として紹介される。
sudachi/suːˈdætʃ.i/スダチ。主に徳島県産。“sudachi ponzu”など料理用語として英語圏でも通じる。
calamansi/ˌkæ.ləˈmæn.siː/カラマンシー。フィリピンや東南アジアで人気の小型柑橘。レモンに似た香り。
bergamot/ˈbɜː.ɡə.mɒt/ベルガモット。“Earl Grey tea(アールグレイティー)”の香りの元。
satsuma/ˈsæt.suː.mə/サツマ(温州みかん)。鹿児島(旧・薩摩)が由来。英国で“satsuma orange”として人気。
citron/ˈsɪt.rɒn/シトロン。古代からある柑橘で、“citron peel(砂糖漬けの皮)”などで使われる。
kumquat/ˈkʌm.kwɒt/キンカン(kumquat)。皮ごと食べられる小さな柑橘。“kumquat marmalade”が定番。
dekopon/ˈde.kə.pɒn/デコポン。日本生まれのブランド柑橘。英語でも“Dekopon”として輸出・販売される。
sweet lemon/ˌswiːt ˈlem.ən/スウィートレモン。インドや中東でよく食べられる、酸味の少ないレモン。

 

柑橘系の英単語は、香りと色をイメージしながら覚えると定着が早いのが特徴です。

“lemon” の鋭い香り、“yuzu” の和の風味、“grapefruit” のほろ苦さ

──それぞれの感覚を英語と結びつけると、記憶が長く残ります。

 

ナッツや“木の実”に近い果物の英語(10選)

英語の “fruit” は広い意味で「植物の実」を指しますが、その中には“nut(ナッツ)”や“seed(種)”と呼ばれるものも多く含まれます。

たとえば、アボカドやオリーブは実際には果物の一種。一方で、栗やどんぐりは「木の実」として扱われます。

この章では、果物とナッツの中間に位置する英単語10選を紹介します。

食文化や象徴的な意味を知ると、英語の表現にも深みが出ます。

英単語発音記号意味・備考
olive/ˈɒl.ɪv/オリーブ。実は果物の一種で、“olive oil(オリーブオイル)”として世界中で愛される。平和の象徴でもある。
avocado/ˌæv.əˈkɑː.dəʊ/アボカド。英語では“avocado pear”と呼ばれることも。栄養価が高く、サラダやトーストで定番。
date/deɪt/ナツメヤシの実(デーツ)。中東の伝統食で、“date palm”が木の名前。甘みが強く、断食明けに食べられる果物。
prune/pruːn/プルーン(干しスモモ)。“dried plum(干しプラム)”のこと。便秘改善や美容効果で知られる。
persimmon/pəˈsɪm.ən/柿。日本語由来の英単語。“persimmon tree(柿の木)”として英語でも通じる。秋の季節感を表す単語。
pomegranate/ˈpɒm.ɪˌɡræn.ɪt/ザクロ。“granate(粒)”という語源どおり、小さな赤い実がびっしり詰まる。古代では「生命と豊穣」の象徴。
chestnut/ˈtʃes.nʌt/栗。“roasted chestnut(焼き栗)”は冬の風物詩。英語では「茶色(chestnut brown)」を表す形容詞にも。
acorn/ˈeɪ.kɔːn/どんぐり。“oak(樫の木)”+“corn(実)”が語源。リスのイメージで子ども向け英語にもよく登場。
medlar/ˈmed.lər/セイヨウカリン。“medlar jelly”などに使われる、ヨーロッパでは古典的な果実。熟すまで硬く渋い。
quince/kwɪns/マルメロ(西洋カリン)。香りが良く、“quince jam”や“quince tea”として親しまれる。

 

英語では、“fruit”“nut”“seed”の境界は明確ではありません。

植物学的には果実でも、食文化の中ではナッツ扱いになることも。

この違いを知ると、英語での「食と自然の捉え方」がよりリアルに見えてきます。

 

珍しい・地域限定の果物の英語(10選)

日常ではあまり見かけないけれど、世界の市場や果樹園では大切に育てられているフルーツたち。

英語では “exotic fruits(エキゾチックフルーツ)” や “rare tropical fruits(珍しい熱帯果物)” と呼ばれます。

どれも発音がユニークで、文化や地名と結びついているのが特徴です。

「旅行先で名前を聞いても迷わない」「海外のフルーツ動画で聞き取れる」──そんな小さな発見にもつながります。

英単語発音記号意味・備考
feijoa/ˈfeɪ.ʒəʊ.ə/フェイジョア。ニュージーランドや南米原産。香りが強く、味はパイナップルとグァバの中間。
jabuticaba/ˌʒæ.buː.tɪˈkɑː.bə/ジャボチカバ。ブラジル原産の珍果で、木の幹に直接実がなる独特な姿が特徴。
salak/ˈsɑː.læk/サラック(スネークフルーツ)。インドネシア原産で、皮が蛇のような模様をしている。
langsat/ˈlæŋ.sæt/ランセット(ランサット)。マレーシアやタイで人気の小粒フルーツ。甘酸っぱくジューシー。
loquat/ˈləʊ.kwɒt/ビワ。日本語の「biwa」が語源。英語圏でも“loquat tree”として知られる。
medjool date/ˈmedʒ.uːl deɪt/メジュールデーツ。通常のデーツより大きく、柔らかく甘みが濃い高級品種。中東や北アフリカで人気。
cactus pear/ˈkæk.təs peər/サボテンの実(ウチワサボテンの果実)。“prickly pear” とも呼ばれ、メキシコ料理などで使われる。
cherimoya/ˌtʃer.ɪˈmɔɪ.ə/チェリモヤ。アンデス原産のトロピカルフルーツ。“custard apple”の近縁種で、濃厚な甘さ。
miracle fruit/ˈmɪr.ə.kəl fruːt/ミラクルフルーツ。舌の味覚を変化させ、酸っぱいものを甘く感じさせる不思議な果物。
bilimbi/bɪˈlɪm.bi/ビリンビ。東南アジア原産で、強い酸味が特徴。料理やピクルスに使われることが多い。

 

珍しい果物の名前には、その土地の言語や歴史が息づいています。

“loquat” のように日本語由来の単語もあれば、ポルトガル語・タガログ語・スペイン語などが語源のものも多いです。

こうした言葉を覚えることで、単語以上に「世界の文化を味わう英語力」が身につきます。

 

英語で“果物”を使う表現(10選)

これまで紹介してきた果物の名前は、ひとつひとつ覚えるだけでも十分役立ちます。

でも英語では、“fruit” を含む熟語や表現がとても多く、それらを知っておくと、会話や文章の幅がぐっと広がります。

たとえば、“fruit juice” はレストランで、“fruit season” は観光や料理の話題で使われる表現。

ここでは、覚えておくと便利な「果物にまつわる英語表現」を10個紹介します。

表現意味・使い方
fruit saladフルーツサラダ。さまざまな果物を混ぜたデザート。“a bowl of fruit salad” で「フルーツサラダ1皿」。
fruit juiceフルーツジュース。“fresh fruit juice” で「生搾りジュース」。カフェの定番メニュー。
dried fruitドライフルーツ。“dried”は「乾燥させた」。健康食品やお菓子づくりに使われる。
fruit bowlフルーツボウル。家のテーブルに置く果物入れ。“in the fruit bowl”で「身近にある」イメージも。
fruit market果物市場。“local fruit market” は「地元の市場」で、海外旅行でよく出てくる表現。
fruit picker果物を収穫する人。オーストラリアなどでは“fruit picking job(農場バイト)”としても有名。
fruit flyコバエ。直訳は「果物バエ」。“fruit fly problem” で「コバエの発生」という意味になる。
fruit tree果樹。“fruit tree orchard(果樹園)”などの形で使われる。りんご・オレンジ・さくらんぼの木など。
fruit season果物の旬。“in fruit season”で「果物が一番おいしい季節に」。
tropical fruit熱帯フルーツ。“tropical”は「熱帯の」。英語では南国の香りをイメージさせる表現。

 

“fruit” は、実際の果物だけでなく「成果」や「報い」を表す比喩としても使われます。

たとえば “the fruits of one’s labor(努力の実り)” や “bear fruit(成果を上げる)” など。

こうした表現を知っておくと、単語学習を超えて「英語の文化的な感覚」にも触れられます。

 

 

まとめ:英語で“果物の世界”を味わおう

英語で果物の名前を覚えると、単なる単語学習を超えて、世界の文化や日常の風景が少しずつ広がっていきます。

市場での会話、カフェのメニュー、旅行先の朝食、海外のレシピ動画──

どんな場面でも、「あ、これ知ってる!」という小さな発見が積み重なっていくはずです。

覚え方のコツは、味・香り・色・形を思い浮かべること。

たとえば、マンゴーの甘い香り、レモンのさわやかな酸味、ブルーベリーの深い青色。五感と結びつけながら覚えることで、記憶がぐっと長く残ります。

 

英語の単語は、机の上だけで覚えるものではなく、見て・聞いて・感じて・使って覚える“体験のことば”。

今日紹介した100の果物をきっかけに、あなたの英語学習がもっと楽しく、もっと身近になりますように。