家具の英語100選｜部屋・デザイン・家電との違いまでまるごと解説

「ソファ」や「ベッド」はすぐ浮かぶけれど、タンスや姿見、ベランダの椅子って英語でなんて言うんだろう？

いざというときに言葉が出てこない――そんな経験、ありませんか？

家具を英語で言えるようになると、部屋の説明・引っ越し・ホームステイ・留学生活まで、暮らしの英会話がぐっと自然になります。

また、海外ドラマやインテリアショップのサイトを見るときも、「なるほど、これが‘dresser’か！」と新しい発見が増えます。

この記事では、部屋ごとに整理した家具の英単語100選を、発音記号と使い方つきでわかりやすく紹介します。

あなたの部屋の“英語バージョン”を思い浮かべながら、ひとつずつ覚えていきましょう。

リビングの家具英語（20語）

リビングは、家の中でいちばん人が集まる場所。

家族との団らん、来客の応対、映画を見たり本を読んだりするリラックスタイムまで、「暮らしの中心」といえる空間です。

そんなリビングで使う家具の英語を覚えておくと、

• 海外のホームステイで部屋を説明するとき
• 家具をネットで注文するとき
• 外国人の友人に家を紹介するとき

とても自然に会話ができます。

「rug」と「carpet」は似ていますが、使い方が違います。

• rug：小さめで部分的に敷くタイプ（例：ソファ前）
• carpet：床全体を覆うタイプ（例：ホテルの客室）

つまり、rug は動かせる敷物、carpet は固定された床材に近いイメージです。

寝室の家具英語（15語）

寝室は、1日の疲れを癒やし、リセットする場所。

ベッドまわりの言葉を知っておくと、ホテル予約サイトやホームステイ、家具の購入時などにとても役立ちます。

また、“duvet”や“comforter”のように、国によって呼び方が異なる単語もあるので、しっかり区別して覚えておきましょう。

イギリスでは「wardrobe」、アメリカでは「closet」と言うように、同じ“服をしまう場所”でも文化や家の構造の違いが表れます。

旅行先で「クローゼットが見つからない！」と思ったら、実は大きな wardrobe が置かれているかもしれません。

ダイニング・キッチンの家具英語（20語）

キッチンやダイニングは、家族や友人と過ごす時間がいちばん多い場所。

食事を囲んで会話をしたり、コーヒーを淹れて一息ついたり——そんな日常のワンシーンに、たくさんの英単語が隠れています。

ここでは、食卓まわり・調理スペース・収納エリアなど、生活の中でよく使う家具や設備の英単語を20個紹介します。

ホームステイや留学、Airbnb滞在でも役立つ語ばかりです。

英語では、“kitchen” の中にも複数の家具・設備があり、“cupboard” や “cabinet” のように収納系の語が多様なのが特徴。

アメリカでは built-in（造り付け）、イギリスでは free-standing（独立型）収納が多く、家具文化の違いが言葉に表れています。

オフィス・勉強部屋の家具英語（15語）

コロナ以降、在宅ワークやオンライン学習がすっかり定着しました。

「デスク周りの環境を整える」ことは、仕事や勉強の効率を上げる大切なポイント。

そんなシーンで使われる家具やアイテムの英語を知っておくと、海外のオフィスや留学先でも自然にコミュニケーションが取れるようになります。

アメリカやイギリスのオフィスでは、「立って仕事をする」文化も広まり、“standing desk（昇降デスク）” や “sit-stand desk” という単語もよく登場します。

健康志向・働き方改革の流れが、英単語にも反映されているのが面白いところです。

バスルーム・玄関・屋外家具の英語（15語）

家の中でも、バスルーム・玄関・庭やベランダは、日常の快適さや暮らしの印象を決める大切な空間です。

旅行先のホテル予約、ホームステイでの会話、またはインテリアの話題でも、これらの単語を知っておくと説明がぐっとスムーズになります。

特に英語では、バスルームの設備・玄関収納・屋外家具を細かく言い分けるのが特徴です。

たとえば “sink” は「洗面台」にも「台所の流し」にも使えますが、文脈によって意味が変わります。

“garden chair” や “deck chair” は、屋外でのリラックスタイムを表す単語としても覚えておきたいですね。

英語では「庭」にもいくつか種類があります。

• “garden” は植物中心の庭（英語圏では家庭用によく使う）
• “yard” は空きスペースや芝生（米国で一般的）
• “patio” は家具が置かれた屋外テラス

同じ「庭」でも、文化の違いが言葉に表れています。

家具に関する便利表現（15語＋フレーズ）

家具を“置く・選ぶ・整える”といった日常的な動作も、英語で自然に表現できるととても便利です。

引っ越しや模様替え、インテリアの話題では、動詞や形容詞の使い方がポイントになります。

たとえば、“assemble a table（テーブルを組み立てる）”や“furnish a room（部屋に家具を備え付ける）”といった言い回しは、留学や海外生活でも頻出。

また、“cozy（居心地の良い）”“modern（モダンな）”などの形容詞を使えば、自分の部屋を紹介するときの表現力がぐっと上がります。

英語では、家具を説明するときに “style” や “feel” といった抽象名詞をよく組み合わせます。

• “a cozy, minimalist feel（居心地のよいミニマルな雰囲気）”
• “a modern yet practical design（モダンで実用的なデザイン）”
  など、形容詞を並べてニュアンスを伝えるのが英語らしい表現方法です。

家具に関する動作や形容詞を覚えることで、英語で部屋づくりやインテリアを語る力が身につきます。

まとめ：英語で“家具”を語れると、暮らしがもっと伝わる

家具の英単語は、日常・旅行・留学、どんなシーンでも使える「生活の言葉」です。

“sofa” や “bed” などの基本語に加え、“dresser”“bookshelf”“patio table” といった単語を知っておくと、自分の暮らしを英語で描写できる幅がぐっと広がります。

たとえば、部屋の写真を見せながら説明するときや、ホームステイ先で部屋を案内するとき。

「ここは私の机で、あっちはお気に入りのソファ」と自然に言えるだけで、相手との距離が近づき、あなたの人となりが伝わります。

日々の暮らしを英語で表現できるようになると、「言葉を学ぶこと」と「自分らしく暮らすこと」が、静かに重なっていくのを感じるはずです。

あなたの部屋を、英語で紹介してみよう。

今日覚えた単語を使って、“My favorite place at home is…”（家の中で一番好きな場所は〜です）から始めてみてください。

その一言が、世界とつながる小さな一歩になります。