アクセサリーの英語|ジュエリー・小物・表現フレーズまで一覧で解説

アクセサリー 英語 サムネイル

「ネックレス」や「ピアス」は知っていても、“choker” や “bangle”、“ear cuff” のような単語になると、意外と知らない人も多いですよね。

英語では「アクセサリー(accessory)」が指す範囲がとても広く、ジュエリー・ファッション小物・ヘアアイテムなど、身につける装飾全般を含みます。

また、アメリカ英語では jewelry、イギリス英語では jewellery のように、スペルや使われ方にも文化の違いがあります。

 

この記事では、アクセサリーに関する英語を、ネックレスから時計、ヘアアクセ、素材・形容詞、会話で使えるフレーズまで網羅。

日常会話・ショッピング・ファッション記事の理解にすぐ役立つ内容です。

基本のアクセサリー英語(15語)

アクセサリーの中でも、まず覚えておきたいのが日常的に使われる基本アイテム。

英語では、身につける場所や形によって細かく言い分けることが多く、たとえば「指輪」は ring、「ネックレスのペンダント部分」は pendant として別単語で扱われます。

ここでは、男女問わず使えるアクセサリーの基本語を一覧で整理します。

英単語発音記号意味・備考
necklace/ˈnekləs/ネックレス。首にかける飾り。
bracelet/ˈbreɪslɪt/ブレスレット。手首に着ける飾り。
ring/rɪŋ/指輪。婚約指輪=engagement ring。
earrings/ˈɪərɪŋz/イヤリング/ピアス。複数形で使うのが一般的。
pendant/ˈpendənt/ペンダント。ネックレスのトップ部分を指す。
brooch/broʊtʃ/ブローチ。胸元などに留める飾り。
hairpin/ˈherˌpɪn/ヘアピン。髪を留めるピン。
tiara/tiˈɑːrə/ティアラ。冠型の装飾。結婚式などフォーマルで使用。
bangle/ˈbæŋɡəl/固い輪状の腕輪。インド文化でも定番。
chain/tʃeɪn/チェーン。ネックレスやブレスレットの鎖部分。
anklet/ˈæŋklɪt/アンクレット。足首につける飾り。
charm/tʃɑːrm/チャーム。小さな飾りやお守り。
cufflinks/ˈkʌfˌlɪŋks/カフスボタン。フォーマルなシャツに使用。
choker/ˈtʃoʊkər/首にぴったり沿う短いネックレス。
pendant/ˈpendənt/ペンダント。ネックレスの飾り部分。重ねづけにも使われる。

 

アクセサリー英語では、同じ「飾り」でも着ける場所やスタイルで単語が変わります。

たとえば “bracelet” と “bangle” はどちらも腕につけますが、前者は柔らかい素材、後者は硬い輪状のものを指すなどニュアンスに違いがあります。

 

ジュエリー・宝石系アクセサリー(15語)

次は、より高級感のあるジュエリー系アクセサリーの英語をまとめましょう。

“jewelry(米)”や“jewellery(英)”は、金・銀・宝石などの素材で作られた装飾品全般を指します。

英語では素材(金・銀など)や宝石の種類を前につけて表現するのが特徴です。

たとえば「ダイヤの指輪」は “diamond ring”、“真珠のネックレス” は “pearl necklace” のように言います。

英単語発音記号意味・備考
diamond ring/ˈdaɪəmənd rɪŋ/ダイヤの指輪。永遠の愛の象徴。婚約指輪の定番。
pearl necklace/pɜːrl ˈnekləs/真珠のネックレス。上品でフォーマルな印象。
gold bracelet/ɡoʊld ˈbreɪslɪt/金のブレスレット。高級感ある装飾品。
silver earrings/ˈsɪlvər ˈɪərɪŋz/銀のイヤリング/ピアス。カジュアルにも使いやすい。
gemstone pendant/ˈdʒemˌstoʊn ˈpendənt/宝石のペンダント。誕生石などを指すことも。
sapphire ring/ˈsæfaɪər rɪŋ/サファイアの指輪。知性や誠実さの象徴。
ruby brooch/ˈruːbi broʊtʃ/ルビーのブローチ。情熱的な印象を与える。
emerald necklace/ˈemərəld ˈnekləs/エメラルドのネックレス。緑の輝きが特徴。
birthstone/ˈbɜːrθˌstoʊn/誕生石。月ごとに異なる宝石。
jewelry set/ˈdʒuːəlri set/ジュエリーのセット。指輪・ピアス・ネックレスなど。
engagement ring/ɪnˈɡeɪdʒmənt rɪŋ/婚約指輪。プロポーズの象徴的アイテム。
wedding ring/ˈwedɪŋ rɪŋ/結婚指輪。日常的に身につける指輪。
eternity ring/ɪˈtɜːrnɪti rɪŋ/エタニティリング。永遠の愛を表すリング。
charm bracelet/tʃɑːrm ˈbreɪslɪt/チャーム付きブレスレット。小さな飾りをつけて楽しむ。
precious stone/ˈpreʃəs stoʊn/宝石の総称。diamond, ruby, emeraldなどを含む。

 

ジュエリーの英語では、「素材+アイテム名」で表現するのが基本ルール。

たとえば “gold ring” や “silver necklace” のように、素材を先に置くことで意味が自然になります。

また、恋愛や記念日の文脈では “engagement ring” や “eternity ring” などの表現も頻出。

単語の背景にある文化的ニュアンス(愛・約束・特別な日)を理解すると、英語がより深く感じられます。

 

ファッション小物の英語(15語)

アクセサリーと並んで、ファッションを完成させるのが「小物(accessories)」です。

英語では「wear(身につける)」と「carry(持ち歩く)」を使い分けるのがポイントで、帽子・ベルト・手袋など体につけるものは wear、バッグ・財布・傘のような持ち物は carry と言います。

ここでは、日常会話やショッピングで役立つ小物の英単語をまとめました。

英単語発音記号意味・備考
watch/wɑːtʃ/腕時計。wear a watch で「時計をつける」。
sunglasses/ˈsʌnˌɡlæsɪz/サングラス。常に複数形で使う。
belt/belt/ベルト。ズボンを固定する、または装飾用。
hat/hæt/帽子(つばあり)。sun hat, winter hatなど派生あり。
gloves/ɡlʌvz/手袋。複数形で使用。
scarf/skɑːrf/スカーフ。首に巻く布。薄手のものを指す。
tie/taɪ/ネクタイ。wear a tie=「ネクタイをつける」。
bag/bæɡ/バッグ全般。handbag, shoulder bagなどに派生。
purse/pɜːrs/女性用の小さなバッグ。英では「財布」も意味。
wallet/ˈwɑːlɪt/財布。男性がよく使うタイプ。
clutch/klʌtʃ/クラッチバッグ。パーティーなどで使う手持ちバッグ。
backpack/ˈbækˌpæk/リュック。学生・旅行者によく使われる。
umbrella/ʌmˈbrelə/傘。雨の日の定番アイテム。
keychain/ˈkiːˌtʃeɪn/キーホルダー。お土産表現でもよく使う。
phone strap/foʊn stræp/スマホストラップ。近年人気のアクセントアイテム。

 

“fashion accessories” という英語は、単に「小物」ではなく、装いを完成させる要素というニュアンスがあります。
そのため、バッグや時計、スカーフなども含まれます。

覚えておくと、海外旅行でのショッピング会話やファッション記事の理解が格段にスムーズになります。

特に「財布」や「バッグ」は英米で意味が異なるため、文化ごとの使い分けも意識しましょう。

 

 

ヘア・ボディアクセサリーの英語(15語)

アクセサリーの中でも、髪や身体につけるタイプ(hair & body accessories)は種類が豊富で、英語でも細かく言い分けられます。

日本語ではまとめて「ヘアアクセ」「ボディアクセ」と呼びますが、英語では用途ごとに明確な単語があります。

たとえば “hair tie” は髪を結ぶゴム、“hair clip” は留め具、“ear cuff” は耳に挟むタイプのアクセサリーを指します。

ファッション英語の幅を広げるために、部位別の単語をしっかり押さえておきましょう。

英単語発音記号意味・備考
hairband/ˈherˌbænd/ヘアバンド。髪をまとめるバンド状アクセ。
hair clip/ˈher ˌklɪp/ヘアクリップ。髪を留める金具。clip one’s hair とも言う。
hair tie/ˈher ˌtaɪ/ヘアゴム。髪を束ねる道具。elastic bandとも。
scrunchie/ˈskrʌntʃi/シュシュ。布で覆われたヘアゴム。
headband/ˈhedˌbænd/ヘッドバンド。おでこ・頭を囲む飾り。
hair comb/ˈher ˌkoʊm/ヘアコーム。装飾用のくし。結婚式などで使用。
barrette/bəˈret/バレッタ。大きめの髪留め。仏語由来の上品な印象。
hairpin/ˈherˌpɪn/ヘアピン。細いピン型の留め具。
anklet/ˈæŋklɪt/アンクレット。足首につける装飾品。
toe ring/ˈtoʊ rɪŋ/トゥリング。足の指にはめるリング。
body chain/ˈbɒdi tʃeɪn/ボディチェーン。首・胴・腰にかける装飾。
nose ring/ˈnoʊz rɪŋ/ノーズリング。鼻ピアスの一種。文化的に多様。
piercing/ˈpɪrsɪŋ/ピアス(開ける行為または穴)。ear piercingなど。
bracelet stack/ˈbreɪslɪt stæk/ブレスレットの重ねづけ。ファッション用語。
ear cuff/ˈɪr kʌf/イヤーカフ。穴を開けずに耳につける飾り。

ヘア&ボディアクセサリーの英語では、部位(hair, ear, nose, ankleなど)+アイテム名という組み合わせが基本。

英語圏では「重ねづけ」や「部分的な装飾」を楽しむ文化があり、bracelet stackear cuff のような表現がトレンドとして広がっています。

 

素材・形容詞で覚えるアクセサリー英語(10語)

アクセサリーを英語で表現するとき、素材(material)や形容詞(adjective)を組み合わせると一気に表現力が上がります。

“gold necklace” や “silver ring” のように、素材を前に置くのが英語の基本ルール。

また、“elegant” や “vintage” のような形容詞を加えることで、雰囲気やスタイルも伝えられます。

英単語発音記号意味・備考
gold/ɡoʊld/金。高級感・温かみを感じさせる素材。例:gold ring
silver/ˈsɪlvər/銀。シンプルで上品な印象。例:silver bracelet
platinum/ˈplætɪnəm/プラチナ。結婚指輪などフォーマルで人気。
leather/ˈleðər/レザー。アクセやベルト素材にも多用される。
crystal/ˈkrɪstl/クリスタル。透明感のあるガラスや水晶素材。
beaded/ˈbiːdɪd/ビーズ状の。例:beaded necklace(ビーズのネックレス)。
metallic/məˈtælɪk/メタリックな、金属質の輝きをもつ。
handmade/ˌhændˈmeɪd/手作りの。例:handmade earrings
elegant/ˈelɪɡənt/上品な、洗練された。例:elegant pendant
vintage/ˈvɪntɪdʒ/ヴィンテージ風の。古き良き時代のデザインを指す。

 

アクセサリーの魅力を英語で表現するコツは、素材 × デザイン × 印象の組み合わせ。

たとえば “vintage gold necklace” と言えば「ヴィンテージ調の金のネックレス」という具体的なイメージになります。

このように、英語では素材や質感を前に置くだけで、視覚的に伝わる美しい表現が完成します。

 

アクセサリーに関する英語の動作・表現(10フレーズ)

アクセサリーをテーマにした英語表現は、日常会話でもよく使われます。

「つける」「外す」といった基本動作だけでなく、服との組み合わせや印象を伝える表現も多く、英語の“おしゃれ会話”に欠かせません。

たとえば、That necklace really suits you!(そのネックレスすごく似合う!)のように、ちょっとしたひと言で褒め上手にもなれます。

英語表現発音記号意味・使い方
put on accessories/pʊt ɒn əkˈsɛsəriz/アクセサリーをつけるときに使う基本表現。“put on” は服・靴・帽子などにも使える万能フレーズ。
take off/teɪk ɒf/アクセサリーや衣服を「外す」。例:Take off your earrings.(ピアスを外してね)
match with/mætʃ wɪð/「〜と合う」「調和する」。例:This bracelet matches with your dress.(このブレスレットはドレスに合う)
go well with/ɡoʊ wɛl wɪð/「相性がいい」「似合う」を表す日常的な言い方。色や素材の相性にも使える。
wear jewelry/wɛər ˈdʒuːəlri/アクセサリーを“身につけている”状態を表す。継続して着用しているときに使うのがポイント。
look stylish/lʊk ˈstaɪlɪʃ/「おしゃれに見える」。例:You look stylish with that choker.(そのチョーカーすごくおしゃれだね)
sparkle/ˈspɑːrkəl/「きらめく」「輝く」。宝石や瞳など、光を放つ美しさを表現するときに使う詩的な単語。
shine/ʃaɪn/「光る」「ツヤがある」。例:Your ring is shining.(指輪が輝いているね)など、自然な褒め言葉にも。
suit you/suːt juː/「あなたに似合う」。ファッション褒め表現の定番。例:That necklace suits you.(そのネックレス似合ってる)
accessorize/əkˈsɛsəraɪz/「小物でコーディネートする」。例:Accessorize your outfit with a scarf.(スカーフでコーデにアクセントを)

 

英語でファッションを語るとき、これらの表現を自然に使えると印象がぐっと洗練されます。

“put on” と “wear” のような基本動作の違いを押さえつつ、“match” や “suit” で相性を語れると、英語での会話に深みが生まれます。

アクセサリーの表現は、「おしゃれな英語」を話したい人にとって最も実用的な語彙のひとつです。

 

文化・豆知識:アクセサリー英語の豆知識と文化の違い(5項目)

アクセサリーに関する英語は、見た目の美しさだけでなく文化や使われ方の違いにも表れます。

同じ「ジュエリー」でもアメリカ英語とイギリス英語では綴りや意味が異なり、また「おそろい」「派手さ」など、感性を表す言葉にも地域特有の表現があります。

ここでは、英語でアクセサリーを語るうえで知っておくと役立つトリビアを紹介します。

トピック説明
“jewelry”(米)と“jewellery”(英)の違いアメリカ英語では jewelry、イギリス英語では jewellery。どちらも「宝飾品」を意味しますが、スペルだけでなく発音のリズムにも少し差があります。
“accessory” は時計や帽子なども含む日本語では「装飾品」限定のイメージですが、英語では fashion accessories に時計・ベルト・帽子・バッグなども含まれます。
“costume jewelry”=ファッション用アクセ高価な宝石ではなく、デザイン性を重視した装飾品。映画や舞台の衣装用ジュエリーから生まれた言葉です。
“bling” はスラングで「派手な装飾」ヒップホップ文化などで使われる表現。“bling-bling” と重ねて強調することもあります。
日本特有の「おそろい」文化は“matching accessories”英語では「ペア」よりも matching が自然。“We’re wearing matching necklaces.”(おそろいのネックレスをつけている)と表現します。

 

アクセサリーの英語表現には、文化背景や価値観の違いが反映されています。

たとえば、アメリカでは「個性を出すための装飾」、イギリスでは「品格を表すスタイル」として使われることも。

また、日本的な「おそろい」「ペア文化」も英語では柔らかく matching と表現されます。

単語の意味を超えて、言葉に込められた文化のニュアンスまで理解することで、英語の世界がもっと立体的に感じられます。

 

 

まとめ:英語で“おしゃれ”を表現しよう

アクセサリーの英語を学ぶことは、単語を覚えるだけでなく、自分のスタイルを言葉で表現する力を育てることでもあります。

たとえば、gold necklacevintage earrings のように素材や雰囲気を伝えるだけで、あなたの“センス”が英語で伝わります。

また、英語には「装飾=表現」という文化が根づいており、“accessorize your look” や “match with your outfit” のような言葉が自然に使われます。

言い換えれば、アクセサリーは単なる飾りではなく、自分らしさを語る英語の一部なのです。

 

TANZAMのように、イメージと一緒に覚えることで、言葉がファッションのように自然に“身につく”ようになります。

あなたもぜひ、自分のスタイルを英語で表現してみてください。