ファッション英語100選|服・おしゃれ・スラングまで一気に学べる!

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ファッションが好きな人なら、一度は「この英語、どういう意味なんだろう?」と思ったことがあるはずです。

SNSで流れてくる海外ブランドの投稿や、英語のファッション雑誌、インフルエンサーのコメントなどには、おしゃれで印象的な英語表現がたくさん登場します。

でも実際には、「vintageってどんな雰囲気?」「stylishとfashionableの違いは?」と、ニュアンスがわかりにくい言葉も多いもの。

そんなときこそ、ファッション英語をしっかり身につけることで、世界のトレンドを“英語のまま”理解できるようになります。

 

この記事では、日常会話から業界英語まで、100のファッション関連英単語をわかりやすく紹介します。

単語の意味だけでなく、実際の使い方やニュアンスも丁寧に解説していくので、英語初心者でも「読んで楽しい」「覚えて使える」内容になっています。

服・アイテムの基本英単語(20語)

毎日のコーディネートに欠かせないのが、服や小物の英単語。

基本を押さえることで、英語での買い物やファッションの会話がぐっとスムーズになります。

ここでは、日常でよく使う20の単語を発音記号と一緒に整理しました。

単語発音記号意味・備考
shirt/ʃɜːt/シャツ。襟と袖があるトップスの総称。男女共に使用。
blouse/blaʊz/ブラウス。女性用の軽い上着。フォーマル〜カジュアルに使われる。
T-shirt/ˈtiː ʃɜːt/Tシャツ。最も基本的なカジュアルトップス。省略して tee とも。
jacket/ˈdʒækɪt/ジャケット。上着全般。スーツやカジュアル問わず使う。
coat/kəʊt/コート。防寒用の上着。raincoat, overcoat などの種類がある。
hoodie/ˈhʊdi/フーディー。パーカーの口語的表現。英英圏では一般的。
sweater/ˈswetə/セーター。編み物の長袖トップス。jumper とも呼ばれる(英)。
cardigan/ˈkɑːdɪɡən/カーディガン。前開きのニットトップス。ボタン付きが一般的。
jeans/dʒiːnz/ジーンズ。denim trousers のこと。blue jeans が定番。
trousers/ˈtraʊzəz/ズボン。英では trousers、米では pants と言う。
skirt/skɜːt/スカート。腰から下を覆う衣類。mini, long, pleated など種類が豊富。
dress/dres/ドレス。ワンピース全般。evening dress は「イブニングドレス」。
shorts/ʃɔːts/ショートパンツ。夏やスポーツシーンで使われる。
suit/suːt/スーツ。上下セットのフォーマル服。business suit とも言う。
tie/taɪ/ネクタイ。put on a tie(ネクタイを締める)で使う。
belt/belt/ベルト。waist belt(腰用)やseat belt(シートベルト)など用法が多い。
hat/hæt/帽子全般。wide-brim hat や straw hat などがある。
cap/kæp/キャップ。つば付きのカジュアル帽子。baseball cap が代表的。
socks/sɒks/靴下。短いタイプを ankle socks、長いものを knee-high socks と言う。
shoes/ʃuːz/靴。sneakers, loafers, heels などの種類がある。

 

これらの単語は、「買い物」や「コーディネート紹介」など日常英会話の基本語彙

特に「shirt」「jeans」「jacket」などは頻出語なので、発音と使い分けを一緒に覚えると自然な表現が身につきます。

 

ファッション素材・柄・質感を表す英語(15語)

服を選ぶときに、「素材の肌触り」や「柄の印象」を英語で表現できると、海外ブランドサイトの説明やショッピングでとても役立ちます。

たとえば “silk blouse” と “cotton shirt” では、与える印象がまったく異なります。

ここでは、素材・柄・質感を表す基本単語15語をまとめました。

単語発音記号意味・備考
cotton/ˈkɒtən/綿。最も一般的な天然素材。cotton T-shirt などカジュアルウェアに多い。
silk/sɪlk/絹。光沢があり高級感のある素材。silk dress, silk scarf などに使われる。
wool/wʊl/羊毛。暖かく伸縮性がある。wool sweater, wool coat などで冬の定番。
leather/ˈleðə/革。耐久性のある素材。leather jacket, leather shoes など。
denim/ˈdenɪm/デニム。綿素材を厚く織った生地。主に jeans や jackets に使用。
velvet/ˈvelvɪt/ベルベット。柔らかく光沢のある起毛生地。高級ドレスなどに使われる。
lace/leɪs/レース。透かし模様の繊細な布。feminine な印象を与える。
satin/ˈsætɪn/サテン。つやのある滑らかな織物。evening gown や lingerie に多い。
linen/ˈlɪnɪn/リネン。麻素材。通気性が良く夏服に最適。wrinkle easily(しわになりやすい)。
suede/sweɪd/スエード。革の裏面を起毛させた素材。soft suede shoes などで使用。
floral/ˈflɔːrəl/花柄の。floral dress や floral print blouse のように使われる。
plaid/plæd/格子柄(主にチェックの一種)。英では tartan とも呼ばれる。
striped/straɪpt/ストライプ柄の。vertical stripes(縦)・horizontal stripes(横)で印象が変わる。
checkered/ˈtʃekəd/チェック柄の。plaid よりも単純な格子模様を指す。
polka-dot/ˈpəʊlkə dɒt/水玉模様の。可愛らしい印象を与える定番パターン。

これらの単語を覚えておくと、

  • “a silk scarf with floral patterns”
  • “a denim jacket with striped lining”

といったように、素材と柄を組み合わせてより具体的な表現ができるようになります。

 

着こなし・スタイル関連の英語(15語)

ファッションの世界では、単に「服」だけでなく「どんなスタイルで着こなすか」も重要な要素です。

英語では、コーディネート全体を指す outfit や、自分らしい雰囲気を表す style のように、多様な言葉で「おしゃれの個性」を表現します。

ここでは、SNSや雑誌、海外のファッション記事でよく使われる“スタイル英語”を紹介します。

単語発音記号意味・備考
outfit/ˈaʊtfɪt/コーディネート全体。服・靴・アクセを含めた「今日の格好」。例:a cute summer outfit
style/staɪl/スタイル。服装・髪型・生き方など広く「自分らしさ」を表す。例:personal style
fashionista/ˌfæʃəˈniːstə/ファッション好き・おしゃれ通。主にSNSで「ファッション感度の高い人」。
wardrobe/ˈwɔːdrəʊb/洋服ダンス、または所有する服全体。例:update my wardrobe(服を入れ替える)。
trendy/ˈtrendi/流行の。例:trendy look(今っぽい見た目)。fashionable よりカジュアル。
vintage/ˈvɪntɪdʒ/ヴィンテージ。昔の時代の上質な服。例:vintage dress(古着風ワンピース)。
casual/ˈkæʒuəl/カジュアル。リラックスした日常的な服装。例:casual Friday(カジュアルデー)。
formal/ˈfɔːməl/フォーマル。礼装やきちんとした服。例:formal attire(正装)。
minimal/ˈmɪnɪməl/ミニマル。装飾を抑えたシンプルなスタイル。例:minimal design。
chic/ʃiːk/シック。洗練されて上品な。例:Parisian chic(パリ風の上品さ)。
edgy/ˈedʒi/エッジィ。個性的で尖ったスタイル。例:an edgy outfit(攻めたコーデ)。
classy/ˈklɑːsi/クラッシー。上品でセンスがある。例:a classy look(上品な印象)。
bohemian/bəʊˈhiːmiən/ボヘミアン。自由で芸術的な雰囲気。略して boho とも。
preppy/ˈprepi/プレッピー。アメリカ名門校風の上品な学生スタイル。例:preppy fashion。
streetwear/ˈstriːtweə/ストリート系。スニーカーやパーカーを中心にした都会的カジュアル。

 

これらの単語を使えば、

“I love minimal outfits.”
“She has an edgy and chic style.”

といったように、自分や他人のファッションを英語で自然に表現できます。

 

 

ファッションを褒める・表現する英語(15語)

服やコーディネートを見て「おしゃれ!」「似合ってる!」と感じたとき、英語で自然に褒められると印象もぐっと良くなります。

日本語の「かわいい」「かっこいい」にあたる表現は英語でも豊富で、状況によって使い分けるとより自然です。

ここでは、ネイティブが実際に使う褒め言葉・ファッション表現を紹介します。

単語発音記号意味・備考
stylish/ˈstaɪlɪʃ/おしゃれな、洗練された。例:You look so stylish today!
fashionable/ˈfæʃənəbl/流行に敏感な。trend に沿ったセンスを褒める語。
elegant/ˈelɪɡənt/優雅で上品な。graceful に近く、formal な場面で使われる。
cool/kuːl/かっこいい、センスがいい。男女問わず日常で頻出。
cute/kjuːt/かわいい。服や人の印象どちらにも使えるカジュアル表現。
gorgeous/ˈɡɔːdʒəs/豪華で華やか。外見やドレスに対してよく使われる。
stunning/ˈstʌnɪŋ/息をのむほど美しい。例:You look stunning in that dress.
fabulous/ˈfæbjʊləs/素晴らしい、最高の。強調語として多用される。例:fabulous outfit!
neat/niːt/きちんとした、清潔感のある。例:You have a neat look.
sleek/sliːk/つややかでスマート。髪型やドレスに使われる。例:sleek hair, sleek dress。
tidy/ˈtaɪdi/整った、清楚な印象。casual に“身なりがきれい”の意味で。
on-trend/ɒn ˈtrend/トレンド感のある。SNSや雑誌で人気の表現。例:That bag is so on-trend.
flattering/ˈflætərɪŋ/(服・色などが)人を引き立てる。例:That colour is very flattering on you.
eye-catching/ˈaɪ ˌkætʃɪŋ/目を引く、印象的な。例:an eye-catching outfit。
timeless/ˈtaɪmləs/流行に左右されない。例:a timeless piece(長く愛される服)。

 

これらの形容詞を組み合わせることで、より豊かな表現ができます。

例えば、

“She’s always stylish and her outfits are timeless.”
“He looked cool in that sleek black suit.”

など、会話やSNSのコメントでも自然に使えます。

 

ショッピング・会話で使う英語表現(10語)

買い物でよく使う英単語は、日常英会話の中でも登場頻度が非常に高いものばかりです。

お店での会話、値段交渉、試着などの場面をイメージしながら覚えると、英語の運用力がぐっと上がります。

英単語発音記号意味・備考
fit/fɪt/サイズや形が合う。“It fits me well.”(ぴったりです)など。
size/saɪz/サイズ。衣服や靴の大きさを尋ねるときに “What size are you?” と使う。
price/praɪs/価格。 “What’s the price of this bag?”(このバッグはいくらですか?)
sale/seɪl/セール・特売。“on sale” は「割引中」の意味。例:This jacket is on sale.
discount/ˈdɪskaʊnt/割引。 “Do you offer a student discount?”(学生割引はありますか?)
receipt/rɪˈsiːt/レシート・領収書。発音注意。“Please keep the receipt.”(レシートをお持ちください)
cashier/kæˈʃɪr/レジ係。 “You can pay at the cashier.”(お支払いはレジでどうぞ)
changing room/ˈtʃeɪndʒɪŋ ruːm/試着室。“Where is the changing room?”(試着室はどこですか?)
brand/brænd/ブランド。 “a luxury brand”(高級ブランド)や “my favorite brand” などで使用。
designer/dɪˈzaɪnər/デザイナー、またはブランド名に冠されることも多い。“designer bag”(デザイナーズバッグ)など。

 

“sale” や “discount” などの単語は、海外旅行先やネットショッピングでも頻出です。

「サイズを聞く」「値段を尋ねる」「試着する」など、買い物の一連の流れを英語でイメージしながら学ぶと、実践で使えるフレーズが自然に身につきます。

英単語を「モノ」として覚えるのではなく、「場面」とセットで覚えるのがコツです。

 

ファッション業界・留学で使える専門英語(10語)

ファッション留学や業界の会話では、日常英語よりも専門的な単語が頻繁に登場します。

英語ニュース・雑誌・ブランドショーのレポートなどでもよく使われる語彙をまとめました。

英単語発音記号意味・備考
runway/ˈrʌnweɪ/ファッションショーのランウェイ。モデルが歩くステージ。 “runway show” とも言う。
model/ˈmɒdl/モデル。動詞で「モデルを務める」も意味する。例:She modeled for Dior.
designer/dɪˈzaɪnər/デザイナー。ファッション・インテリア・プロダクトなど幅広く使われる。
collection/kəˈlekʃən/コレクション。ブランドが発表する季節ごとの新作ライン。例:the spring collection.
boutique/buːˈtiːk/ブティック。小規模で高級なブランドショップ。語源はフランス語。
couture/kuːˈtjʊər/オートクチュール(高級仕立て服)。“Haute Couture” はフランスの伝統技術を指す。
textile/ˈtekstaɪl/織物・布地。ファッション素材の研究や製造でも頻出。例:textile design(テキスタイルデザイン)。
silhouette/ˌsɪluˈet/シルエット。服の輪郭・形のこと。例:a sleek silhouette(すっきりしたシルエット)。
sustainable/səˈsteɪnəbl/持続可能な。環境に配慮した素材・生産方式を指す。例:sustainable fashion(サステナブルファッション)。
trend/trend/トレンド・流行。 “fashion trend” “trendsetter(流行の発信者)” などで使われる。

 

“runway” や “collection” は雑誌・SNS・授業で頻出、“sustainable” や “textile” は今のファッション業界を語るうえで欠かせないキーワードです。

これらの単語をただ暗記するのではなく、「どんな文脈で使われるか」や「自分の興味分野(デザイン・経営・素材)」と結びつけて覚えると、留学先や国際的な会話の場でも自然に使いこなせます。

 

SNS・スラングで使われるファッション英語(10語)

ファッションの世界では、SNS発信が主流。

おしゃれを褒めたり、スタイルを共有したりする場面で、英語のスラングが自然に飛び交います。

ここでは、若者や海外インフルエンサーが日常的に使う表現をチェックしましょう。

英単語発音記号意味・備考
fit (outfitの略)/fɪt/コーディネート・服装の意味。 “Love your fit!”(その服いいね!)などで使う。
drip/drɪp/ファッションセンスやスタイルを指すスラング。 “You’ve got drip.”=おしゃれだね。
slay/sleɪ/「最高に決まってる」「完璧にこなす」。称賛表現。 “You slayed that outfit!”(その服、完璧!)
slaps/slæps/「最高」「イケてる」を意味するスラング。服や音楽にも使う。 “That jacket slaps!”
vibe/vaɪb/雰囲気・世界観。“This outfit gives summer vibes.”(夏っぽい雰囲気の服)
aesthetic/esˈθetɪk/美的・おしゃれな雰囲気を指す。SNSでは「統一感のある世界観」の意味でも使用。
influencer/ˈɪnfluənsər/影響力のあるSNS発信者。ファッション分野ではブランドコラボも多い。
OOTD (Outfit Of The Day)/ˌoʊ oʊ tiː ˈdiː/「今日のコーデ」。SNS投稿で “#OOTD” とハッシュタグに使われる。
glow-up/ɡloʊ ʌp/「垢抜ける」「見違えるほどおしゃれになる」。 “She had a major glow-up!”
on point/ɒn pɔɪnt/「完璧」「バッチリ」。 “Your makeup is on point.”(メイク完璧だね)

 

“fit” や “vibe” のような言葉は、単語帳には載っていないけれど、英語圏のSNSでは毎日使われるリアルな表現

こうしたスラングを理解できると、海外のファッション動画やコメントの意味がぐっと分かりやすくなります。

 

ファッション英語の豆知識と学び方

ファッションを英語で学ぶとき、単語そのものよりも「どう違うのか」を理解することが大切です。

一見似ている言葉でも、ニュアンスや使われ方に違いがあります。

 

「fashion」と「style」の違い

  • fashion は「流行」や「業界」を表す言葉。
    例:The fashion industry changes every season.(ファッション業界は毎シーズン変わる。)
  • style は「個性」や「自分らしさ」。
    例:I like her simple style.(彼女のシンプルなスタイルが好き。)

つまり、fashion は外のトレンド、style は自分のセンス

「流行に左右されるか、自分の軸を持つか」というニュアンスの違いがあります。

 

「outfit」と「clothes」の使い分け

  • outfit は「服装全体」や「コーディネート」。“今日の格好”を指す言葉です。
    例:Your outfit looks great today!(今日のコーデ素敵!)
  • clothes は「服」という集合名詞。個々のアイテムではなく、“衣類全般”を意味します。
    例:I bought some new clothes for summer.(夏用の服をいくつか買った。)

英語では “服を着る” にも “put on clothes” や “wear an outfit” など、どんな視点で言いたいか(行動・状態・全体)によって動詞も変わるのが特徴です。

 

ファッション英語を学ぶことは、ただ服の名前を覚えることではなく、自分の感性を英語で表現できるようになること

「fashion」と「style」の違いを感じ取れるようになると、世界中のトレンドや文化をもっと自分の言葉で語れるようになります。

 

 

まとめ|ファッション英語で“自分らしさ”を表現しよう

英語でファッションを学ぶことは、単語を覚えるだけでなく、自分の感性を言葉にできるようになることです。

この記事で紹介した100単語は、日常の会話から留学・業界レベルまでをカバーしています。

“outfit”や“slay”といった表現を理解できるようになると、海外のファッション誌やSNSを英語のまま楽しめるようになります。

 

さらに、TANZAMを使えば、

  • ネイティブ音声で正しい発音が聞ける
  • 例文と画像で自然な使い方が身につく
  • 苦手な単語を効率よく反復できる

といった形で、「見る・聞く・使う」学習が一度にできます。

 

言葉で“style”を語れるようになれば、世界中とつながれる。

今日覚えた英語が、あなたらしさを表す一歩になります。