【克服の英語100選】Overcomeだけじゃない!困難・苦手・病気を乗り越える表現集

「克服」と聞くと、何か乗り越えたり乗り切ったりするイメージがありますよね。

日本語では一言で表せる便利な表現ですが、英語では「何を」「どうやって」克服するのかによって使う言葉やフレーズが大きく変わります。

例えば、不安や怖れのような精神的な壁を突破する時と、悪い習慣を断ち切る時、病気やけがから回復する時、また物理的な障害物を乗り越える時――それぞれ適した動詞や言い回しがあるのです。

本記事では、あなたがネイティブのように状況ごとに「克服」を言い分けられる表現を100個厳選し、英単語・イディオム・フレーズをカテゴリー別に解説します。

基礎・類語編:「克服する」を表す基本動詞の使い分け

「克服する」を表す基本動詞 アイキャッチ

「克服する」を伝えたいとき、つい Overcome ばかり連発していませんか?

英語では「何をどう克服するのか」によって、動詞の選び方がガラリと変わります。

正しい英単語を使い分ければ、ニュアンスがよりネイティブに近くなり、あなたの英語の表現力は一段とアップします。

ここでは“克服”を表現するのに必須の基本動詞5つと、その関連動詞を紹介します。

英単語発音記号意味・備考
Overcome/ˌoʊvərˈkʌm/努力や決意によって困難・恐怖・障害を「克服する」。もっとも幅広く使われるフォーマルな単語。
例:She overcame her fear of public speaking.
Get over/ɡɛt ˈoʊvər/主に病気や精神的ショック、「立ち直る」「回復する」ニュアンスで使われるカジュアルな表現。
例:It took me months to get over my break-up.
Conquer/ˈkɑːŋkər/大きな困難、恐怖などを「完全に打ち勝つ」「制圧する」イメージ。困難や自分自身との壮絶な闘いに使う。
例:He conquered his addiction to alcohol.
Beat/biːt/「打ち勝つ」「倒す」。主に病気、悪癖、ライバルや逆境との闘いで使われ、日常会話でも頻出。
例:She finally beat cancer.
Surmount/sərˈmaʊnt/障害や困難な状況を「乗り越える」という意味。やや形式張った硬い表現。
例:They surmounted many difficulties to achieve their goal.
Master/ˈmæstər/単に「克服」ではなく、「完全に習得」して自分のものにするニュアンス。スキルや苦手科目に使う。
例:He mastered his fear of speaking English.
Defeat/dɪˈfiːt/敵、病気、悪い状態などを「打ち負かす」「やっつける」イメージ。戦い=勝ち負けが明確。
Triumph over/ˈtraɪəmf ˈoʊvər/「勝利する」「凱旋する」という意味合い。「~に打ち勝って勝利を手にする」強い達成感。
Resolve/rɪˈzɑːlv/「解決する」という意味で、問題を克服=解消する際に使う。自分の努力で根本的に解決した場合に効果的。
Handle/ˈhændl/問題、困難に「うまく対処する」という意味で、完全な克服ではなく管理・対応のニュアンス。

 

英語では「壁を乗り越える」と一口に言っても、その壁が恐れなのか、病気なのか、習慣なのかで動詞が変わります。

場面や文脈を意識して動詞を使い分けるだけで、グッと説得力のある表現になりますよ。

 

メンタル・恐怖編:心の壁や弱さを乗り越える英語

心の壁や弱さを乗り越える英語 アイキャッチ

「今の自分を変えたい」「克服したい恐怖がある」「自信を持ちたい」——多くの人が、心の壁や不安、コンプレックスと日々向き合っています。

英語でも、こうしたメンタルの壁を乗り越える表現は多彩です。

ここでは、高所恐怖症やあがり症など具体的なシチュエーションから、日常でありがちな「なんとなく自信が持てない」気持ちまで、心の壁を越えるための英語表現を厳選してご紹介します。

英単語・フレーズ意味・備考
Overcome fear of heights高所恐怖症を克服する
最もベーシックかつフォーマルな表現。「努力して徐々に乗り越えていく」ニュアンス。
Conquer stage frightあがり症を克服する
「征服する」という意味で、大きな精神的ハードルや重い恐怖に打ち勝つ際に使います。
Get over anxiety不安を乗り越える
「立ち直る」という口語的なニュアンス。普段の会話やカジュアルなシーンで頻出。
Face one's fears恐怖に立ち向かう
克服“前”の勇気を持つステージで使われます。直訳で「恐怖にちゃんと向き合う」。
Break out of one's shell殻を破る
「自分を変える」「新しい自分に挑戦する」イメージで、自己改革や成長の文脈でよく使います。
Build confidence自信をつける
「自信がない状態→自分を信じる力を少しずつ強めていく」というプロセスを伝えます。
Overcome shyness人見知りを直す
shyness は「人前で緊張しやすい・対人恐怖」の気質。面接や自己紹介でも役立つ表現。
Let go of the past過去を断ち切る
「過去の失敗やトラウマから解放される」「気持ちの切り替え」を表したい時にピッタリ。
Heal from traumaトラウマを癒やす・克服する
心の傷、過去の出来事などから少しずつ回復するイメージ。
Shake off the nerves緊張を振り払う
緊張(nerves)に打ち勝つ、直前のドキドキから自分を解放するシーンで使われます。

 

自分や他人の「心の成長」を語る時に、これらの表現を使うと、英会話やメールの伝わり方がグッと変わります。

精神的な壁や恐怖は一度に無くなるものではありません。

プロセスごとに英語表現を選ぶことで、前向きな気持ちも相手にしっかり伝わります。

 

習慣・欠点編:悪い自分を変える・自己改善の英語

悪い自分を変える・自己改善の英語 アイキャッチ

悪い癖や自分の欠点とどう向き合えばいいか――面接や自己紹介などでも避けて通れないテーマですね。

毎日の生活や仕事のなかで「もっと自分をよくしたい」「悪い習慣から抜け出したい」と思う瞬間は誰にでもあるはず。

そんなとき、英語ではどんな表現でそれを語れば自然でポジティブに伝わるのでしょうか?

ここでは「習慣を断つ」「自分を改善する」といった自己改革を表す英語フレーズを詳しくご紹介します。

英単語発音記号意味・備考
Kick a bad habitˈkɪk ə bæd ˈhæbɪt悪い癖を断つ。kick=蹴るという動作から、慣れ親しんだものを力強く断つイメージ。意志の強さをアピールできる表現です。
Quit smokingkwɪt ˈsmoʊkɪŋ喫煙をやめる、禁煙する。「quit」は「完全にやめる」ニュアンスなので、タバコ以外の悪習にも使えます。
Break an addictionbreɪk ən əˈdɪkʃən依存症(例:スマホ、甘い物など)を断ち切る。break=壊す、なので「依存」を物理的に断ち切る感じが強調されます。
Curb procrastinationkɜːrb proʊˌkræstəˈneɪʃən先延ばし癖を抑える・直す。「curb」は「抑制する」。面接で「私は先延ばし癖を自分で克服し…」という文脈でも使えます。
Fix a weaknessfɪks ə ˈwiːknɪs弱点を直す。苦手ポイントを特定して地道に「修復する」ニュアンス。「strengthen a weakness」とも。
Address shortcomingsəˈdres ˈʃɔːrtˌkʌmɪŋz欠点に対処する。「address」は「取り上げて解決しようとする」丁寧な表現。フォーマルな場でも使えます。
Improve oneselfɪmˈpruːv wʌnˈself自己改善する。「自分をもっと高めています」と面接や志望動機でも好印象な表現。
Discipline oneselfˈdɪsəplɪn wʌnˈself自分を律する。怠け癖や甘えを克服し、自制心を鍛えるときに使います。自己管理能力を示したい時に◎
Turn over a new leaftɜːrn ˈoʊvər ə nuː liːf心機一転する・改心する。leafは「ページ」の比喩で「全く新しいスタートを切る」感覚。
Start with a clean slatestɑːrt wɪð ə kliːn sleɪt白紙に戻してやり直す。「slate」は黒板。「過去のミスに縛られず、新たに始める」気持ちを伝えます。

 

自己成長や変化に挑むフレーズは、自分の弱さを認めて前向きに取り組む姿勢そのものを表現できるのが魅力です。

一つひとつのフレーズを、自分の人生や目標に当てはめて使えるようになると、面接や自己紹介もずっと堂々とできるようになります。

 

 

ビジネス・障害編:壁や逆境を乗り越える英語

壁や逆境を乗り越える英語 アイキャッチ

ビジネスや学業など、人生の大切な場面では必ずといっていいほど「壁」や「逆境」に直面します。

日本語では「困難を乗り越える」「逆境に勝つ」などさまざまな言い方をしますが、英語では表現によってニュアンスやフォーマル度も大きく変化します。

ここでは、ビジネスやキャリア、また人生の岐路で役立つ「壁・逆境を乗り越える」英語表現を10個厳選。

それぞれのフレーズがどんなニュアンスを持ち、どんなシーンで使えるのかもあわせて解説します。

英単語発音記号意味・備考
Clear a hurdle/klɪər ə ˈhɜːrdl/具体的な障害や進捗の壁を乗り越える。短期間の成果や問題解決にピッタリな表現。
Remove an obstacle/rɪˈmuːv ən ˈɑːbstəkl/プロジェクトにおける障害や妨害要素を「取り除く」。能動的で、計画性・解決能力を強調。
Break through a barrier/breɪk θruː ə ˈbæriər/物理的・精神的な「限界」や現状を打破する。革新的な成果、発想の転換などと相性◎。
Weather the storm/ˈwɛðər ðə stɔːrm/逆風や困難な状況を耐え抜く。「嵐をしのぐ」の比喩から、激動期や経営危機の克服でよく使う。
Turn a corner/tɜːrn ə ˈkɔːrnər/苦しい局面を切り抜け「状況が好転する」。業績のV字回復や、再生のタイミングにぴったり。
Close the gap/kləʊz ðə ɡæp/格差や遅れ、パフォーマンスの差を「埋める」。課題や分断解消の際のキーワード。
Solve a problem/sɒlv ə ˈprɒbləm/直訳で「問題を解決する」。シンプルだが応用範囲が広く、日常の課題から経営までOK。
Navigating challenges/ˈnævɪˌɡeɪtɪŋ ˈʧælɪndʒɪz/課題だらけの状況で「巧みに切り抜ける」。複数の問題や長期戦を粘り強く進める際に。
Bounce back/baʊns bæk/失敗や挫折から「立ち直る」。特に業績のV字回復や再起、個人の復活でカジュアルに使える。
Rise to the challenge/raɪz tuː ðə ˈʧælɪndʒ/大きな使命や難題に「果敢に立ち向かう」。リーダーや挑戦者の姿勢を示すフレーズ。

 

このように、英語には「困難を乗り越える」ための豊かな表現がたくさんあります。

自分がどんな壁をどう乗り越えたかを、これらのフレーズで具体的に語れると、伝わる力や説得力が大きくアップします。

 

病気・怪我編:回復と闘病の英語

回復と闘病の英語 アイキャッチ

病気や怪我を経験したとき、「回復する」「闘病する」「乗り越える」といった表現は日本語でもよく使いますよね。

英語ではこれらの状況ごとに、ぴったりの動詞やフレーズが幅広く使われています。

 

たとえば Recover だけを覚えていると、微妙なニュアンスが伝わらなかったり、ネイティブから「少し単調だな…」と思われてしまうことも。

英語には、症状の重さ・克服の過程・精神的な強さなどを細かく表現できる単語が豊富です。

ここでは、健康や回復、闘病のシーンで使える英単語とフレーズをニュアンスの違いも交えて詳しく紹介します。

英単語発音記号意味・備考
Recover/rɪˈkʌvə(r)/「回復する」一般的で幅広い意味。ケガや病気全般から元気になる時に使える。
Fight off/faɪt ɒf/「撃退する」病気の初期や風邪に負けないで治す様子。「fight off a cold」で「風邪を撃退する」。
Beat/biːt/「打ち勝つ」特にがん/cancerや大病に勝った話で多用。経験者の語りによく出る。
Survive/səˈvaɪv/「生き延びる」命に関わる大病や事故から「生還した」時に使う重い表現。
Recuperate/rɪˈkuːpəreɪt/「療養して回復する」入院や休養を経て徐々に回復するイメージ。ややフォーマル。
Regain strength/rɪˈɡeɪn streŋθ/「体力を取り戻す」病後などで、弱った身体が元に戻る様子を強調。
Back on one's feet-「元気になる」「(再び)歩けるくらい回復する」カジュアルに快復を表現できる。
Pull through/pʊl θruː/「切り抜ける」「重い病気や危機を脱する」命に関わる場面でよく使う。
Heal/hiːl/「癒える・治る」怪我や傷、心の傷にも使える。自然に治るプロセスを暗示。
Remission/rɪˈmɪʃn/「寛解」特にがんで、症状が目立たなくなっている状態を指す医学用語。

 

よく使う闘病・回復フレーズ集

  • Recover from an illness(病気から回復する)
  • Fight off a cold(風邪を撃退する)
  • Beat cancer(ガンに打ち勝つ)
  • Survive(生き延びる・危機を脱する)
  • Recuperate at home(自宅療養する)
  • Regain strength after surgery(手術後に体力を回復する)
  • Back on my feet(元気になった)
  • Pull through a difficult time(大変な時期を切り抜ける)
  • The wound has healed(傷が癒えた)
  • The cancer is in remission(がんが寛解している)

 

どんな困難な闘いにも、使える英語表現がきっとあなたの気持ちをサポートしてくれるはずです。

自分の経験や身近な誰かのストーリーを伝える際、ぜひ積極的に使い分けてみてください!

 

関連名詞・形容詞編:「克服」に関連する重要語彙

「克服」に関連する重要語彙 アイキャッチ

困難や自分の弱さを「克服する」とき、動詞だけでなく名詞や形容詞で状況を適切に表現できる力は、英語コミュニケーション力を大きく高めます。

特にビジネスや面接、エッセイなどで客観的・具体的な語彙を使い分けられると、伝えたい内容の説得力が一段階アップします。

英単語発音記号意味・備考
Adversity/ədˈvɜːrsəti/逆境。予想外・理不尽な困難や苦しみを表し、「adversityを乗り越える」はネイティブにもよく使われる表現です。
Obstacle/ˈɑːbstəkl/障害物・障害。物理的な「物」や比喩的な困難の両方に使えます。
Hurdle/ˈhɜːrdl/ハードル・困難。「クリアすべき課題」の意味で、スポーツ由来の比喩的使い方が多いです。
Hardship/ˈhɑːrdʃɪp/苦難。特に長期的な辛い状況(貧困・病気・戦争など)に使います。
Challenge/ˈtʃælɪndʒ/課題・挑戦。「前向きな困難」としてポジティブなニュアンスも強いです。
Setback/ˈsetbæk/挫折・後退。進捗や計画が一時的にストップする場面に多用されます。
Ordeal/ɔːrˈdiːl/厳しい試練。肉体的・精神的に相当辛い体験(災害、重病など)を指します。
Dilemma/dɪˈlemə/板挟み・ジレンマ。どちらを選んでも困難な決断を迫られる状況。
Struggle/ˈstrʌɡl/もがき・闘争。苦しい状況と「闘っている」ニュアンスが強調されます。
Barrier/ˈbæriər/障壁。「言語の壁(language barrier)」など抽象的な壁にもよく使います。
Resilient/rɪˈzɪliənt/回復力のある・立ち直りが早い。困難から素早くリカバーできる人に称賛として使います。
Persistent/pərˈsɪstənt/粘り強い。困難があっても諦めない性質を評価する形容詞です。
Determined/dɪˈtɜːrmɪnd/断固とした。目標達成が揺るがない強い意志を表します。
Unbeatable/ʌnˈbiːtəbl/負けない・無敵の。強調表現で、困難にも人にも「負けない」突出した強さ。
Survivor/sərˈvaɪvər/生還者・克服した人。特に大病(cancer survivor)や災害を乗り越えた人に使われます。
Go-getter/ˈɡoʊ ˌɡetər/自ら進んで目的を達成する人。「積極性」「行動力」の褒め言葉。
Perseverance/ˌpɜːrsəˈvɪrəns/忍耐力。困難を長期的に耐え抜く力。文脈に深みが出ます。
Grit/ɡrɪt/やり抜く力。「粘り強さ+情熱」。近年教育現場でも注目の単語。
Willpower/ˈwɪlˌpaʊər/意志の力。誘惑や困難に打ち勝つ強い自己コントロール力。
Tenacity/təˈnæsəti/不屈の精神。あきらめない強さに感心・称賛を込めて使います。

 

これらの語彙は日常英会話でもフォーマルな場でも幅広く役立つものばかりです。

自分の経験を語る時、苦労や努力を的確に伝えたい場面で、ぜひ活用してください。

 

 

熟語・イディオム編:かっこよく「克服」を語るフレーズ

かっこよく「克服」を語るフレーズ アイキャッチ

英語には、「克服」というテーマをドラマチックかつ印象的に表現できる熟語(イディオム)が数多く存在します。

これらは単なる単語だけでなく、人生経験や物語性がにじみ出る表現なので、映画や本、ネイティブ同士の会話でもよく使用されます。

どんな困難にも負けず、前に進みたい——そんな思いを「かっこよく」伝えられるフレーズを覚えてみませんか?

イディオム・フレーズ意味・使い方のポイント
Rise above(~を超越する・克服する)
ネガティブ感情や偏見、悪条件に振り回されず堂々と自分を保つニュアンス。
Prevail against all odds(あらゆる困難に打ち勝つ)
絶望的な状況でも逆転し、最終的に成功すること。感動的な勝利ストーリーによく使われます。
Take the bull by the horns(敢然と難局に立ち向かう)
「牛の角をつかむ」→困難や厄介なことから逃げずに向き合う勇気を表現します。
Bite the bullet(苦痛をこらえてやる・意を決して行う)
困難や痛みを覚悟して思い切って取り組む。語源は昔の医療現場で痛み止めの代わりに弾丸を噛んだことから。
See the light at the end of the tunnel(トンネルの出口が見える・解決の目処が立つ)
苦しい状況でもようやく終わりや希望が見え始めたときに。
Get back on the horse(失敗してからもう一度挑戦する)
転んでもまた立ち上がる、再チャレンジの精神。
Pick oneself up(転んでも起き上がる)
失敗や挫折のあとでも気持ちを切り替え、前を向くモチベーションを表します。
Land on one's feet(困難な状況でもうまく着地する・難を逃れる)
「猫がいつも足から着地する」ように、どんな逆境も最終的にうまく乗り越えるイメージ。
Save the day(窮地を救う)
ピンチを誰かが劇的に解決したとき。「救世主」的な役割を果たすときに使えます。
Whatever it takes(何が何でも・どんな犠牲を払っても)
目標達成のためには全ての努力を惜しまない強い意思を表明。
No pain, no gain(痛みなくして得るものなし)
苦労や努力なしの成功はない。モットーや励ましに最適です。
What doesn't kill you makes you stronger(苦難は人を強くする)
困難を経験すると人は成長する、有名な格言です。
Face the music(現実や報いを潔く受け止める)
逃げずに責任や困難な事実に向き合うとき。
Roll with the punches(柔軟に対応して乗り切る)
ボクシング由来。打撃をかわしつつ、状況に応じて立ち回る力。
Stand one's ground(一歩も引かない)
強い信念で、妥協せず困難に耐え抜く芯の強さを表現。

 

これらのフレーズを会話やエッセイに取り入れると、単なる「克服」だけでなく自分なりの人生観や信念も洗練された形で伝えられるようになります。

言葉が持つ力を味方につけて、あなたも英語で「人生の逆境」をカッコよく語れるようになりましょう!

 

 

まとめ

英語で「克服する」を表現するとき、一つの単語やフレーズに頼るのではなく、状況や対象によって最適な表現を選ぶことがとても大切です。

困難な状況や心の壁に直面したときこそ、今回紹介した表現を思い出してください。ネイティブの言葉で自分を励ますことも、学んだ知識を活かす素敵なチャンスです。

 

TANZAMでは、英単語とその使い分けをしっかり身につけられる工夫がいっぱいです。少しずつ引き出しを増やして、「克服表現マスター」を目指してみませんか?

小さな一歩が、いつか大きな自信と力に変わるはずです。これからも一緒に英語表現をブラッシュアップしていきましょう!