「靴下」は英語で?種類・丈の呼び方から「穴が開いた」などの会話表現まで徹底解説

靴下 英語 サムネイル

「靴下」という英単語は知っていても、実際にはどんなシーンでどのように使い分けるか迷ったことはありませんか?

海外旅行や英会話教室、さらにはネット通販でも、「この靴下は英語で何て言うんだろう?」と感じる場面は意外と多いものです。

また、「socks」以外にもさまざまな種類や用途に合わせた英単語や、日常会話でよく使われる表現がたくさんあります

 

この記事では、「靴下」を巡る英単語をしっかり押さえつつ、TANZAMの単語力アップにもつながる豆知識をたっぷりとご紹介します。

たった一つの単語から、英語の世界がどんどん広がる楽しさを、一緒に体感していきましょう!

基本:「靴下」の英語と絶対に間違えてはいけない「S」のルール

「靴下」の英語 基本

「靴下」は英語で "Socks" と習ったけれど、単数・複数の使い分けや数え方について自信がありますか?
日本語ではあまり意識しませんが、英語ではとても大切なポイントです。

特に、留学や海外旅行、オンライン英会話で間違えると「ん?」と思われることも。

ここでは、間違えやすいルールを分かりやすく解説します。

英単語発音記号意味・備考
Socks(複数形)/sɑks/靴下。通常「2本で1セット」として履くことから、
必ず “s” をつけて複数形で表現します。
A sock(単数形)/sɑk/片方だけの靴下。
「洗濯機で片方なくなった!」と言いたいときなどに使います。
A pair of socks/ə pɛr əv sɑks/「靴下1足」。靴下を数えるときは「pair(s)」を使うのが自然です。
例:Two pairs of socks(2足の靴下)

 

特に日本人学習者がやりがちなのが、片方でもうっかり “socks” と言ってしまうミス

“sock” は「片方だけ」のときだけです。

また、靴下は基本的に"ペア"として扱うので、「何足」と英語で言う時は必ず "pair(s) of socks"を使いましょう。

 

図解!長さ・形状別「靴下」の英語呼び分けリスト

靴下の英語 長さ

靴下は一見シンプルなアイテムですが、英語では長さや形状ごとにしっかりと名前が分かれていることをご存じですか?

「スニーカーソックス」など、つい和製英語で覚えてしまいがちですが、ネイティブが使う本物の表現を知れば、ショッピングや英会話で役立つこと間違いなしです。

英単語発音記号意味・備考
No-show socks/ˌnəʊ ˈʃəʊ sɑːks/「カバーソックス」「見えない靴下」
靴を履いた時に外からほとんど見えないタイプ。裸足風に見えるため、特にスニーカーやローファーに合わせることが多い。
Ankle socks/ˈæŋkl sɑːks/「くるぶしソックス」「スニーカーソックス」
くるぶしが少し隠れる程度。実は「スニーカーソックス」は英語ではほとんど使われず、この名称が一般的。
Crew socks/kruː sɑːks/「クルーソックス」
ふくらはぎの下までくる標準的な長さ。スポーツにもカジュアルにも幅広く使われている。
Knee-high socks/ˈniː haɪ sɑːks/「ハイソックス」
膝の下まで丈があるタイプ。制服ファッションや寒い季節に人気。
Thigh-high socks / Over-the-knee socks/θaɪ haɪ sɑːks/ /ˌəʊvər ðə ˈniː sɑːks/「ニーハイソックス」
膝上まで覆う長さ。セクシーさや個性的なファッションで使われやすい。
Toe socks/təʊ sɑːks/「5本指ソックス」
各指が独立しているため、ムレ防止やランニング、ヨガなどに便利。Five-toe socks とも言われる。

 

靴下一つでも、英語圏ではこれだけ細かく名称が分かれています。

お店やオンラインで靴下を買うとき、正しい英語を使えば世界がもっと広がりますよ!

 

タイツ・ストッキング・レギンスの違い

タイツ・ストッキング・レギンスの違い

皆さんは、英語で「タイツ」「ストッキング」「レギンス」をどう言い分けるか自信がありますか?

一見どれも似たようなものに思えるかもしれませんが、英語では細かな違いがあり、単語の選び方で通じるイメージが大きく変わります

特に「ストッキング」や「レギンス」は和製英語を使いがちなので、正確な英単語をおさえておくと、ファッションやショッピングの場面はもちろん、海外生活でも役立ちます。

英単語発音記号意味・備考
Tights/taɪts/一般的に厚手で、つま先まですっぽり覆う「タイツ」。ダンス用や冬用、色付きのものにも幅広く使われます。イギリス英語では「タイツ=パンスト」という意味にもなるので注意。
Pantyhose/ˈpæntiˌhoʊz/アメリカ英語で使われる「薄手のストッキング」。全体をカバーするタイプ。パンティ+ホース(ズボン型の靴下)という語源。会話では複数形で「pantyhose」と言うのが一般的。
Nylons/ˈnaɪlɒnz/Pantyhoseとほぼ同じ意味で用いられ、「ナイロン製ストッキング」の口語表現。女性向け衣類売り場でよく使われます。
Stockings/ˈstɒkɪŋz/主にガーターベルトで留める「ストッキング」を指すことが多いので、普通に「パンスト」と言いたい場合は注意が必要!
Leggings/ˈleɡɪŋz/足首までの「レギンス」。つま先がなく、ズボン感覚で履けるもの。スポーツウエアやファッション用語としても一般的。パンツのように一枚で履けるものも。

 

この違いをしっかり押さえておくと、洋服選びや会話で「伝わらない」誤解がぐっと減ります

とくに「stockings」と「pantyhose」の違いは、海外で買い物をするときに困りがちなので忘れないでくださいね!

たった一つの単語の違いがオシャレや印象までも左右します。

ぜひ日常の英会話や、ファッションの話題で自信をもって使い分けてみましょう!

 

 

日常会話で使える!靴下にまつわるフレーズ

靴下にまつわるフレーズ アイキャッチ

靴下は毎日使う必需品ですが、意外と「靴下」にまつわる英語表現をすぐに口から出せる人は少ないものです。

たとえば、「靴下に穴が開いた」や「左右で柄が違う」といった何気ない瞬間も、ネイティブならではのフレーズが日常会話でよく使われています。

ここでは学校や旅行、日々の生活シーンで本当に役立つ、生きた「靴下フレーズ」を厳選してご紹介します。

フレーズ意味・備考
I have a hole in my sock.「靴下に穴が開いている」
“Wear out”(擦り切れる)や “There’s a hole in my sock.” もOK。
My socks don't match.「靴下が左右ちぐはぐだ」
洗濯後によくある困った瞬間。”Mismatch”も動詞で使います。
Your socks are inside out.「靴下が裏返しだよ」
意外と出てこない表現。 “Inside out”=裏返し。
Take off your shoes and socks.「靴と靴下を脱いで」
病院や習いごと、玄関で言われる定番フレーズ。
Smelly socks / Stinky socks「臭い靴下」
“Smelly”はやや控えめ、”Stinky”は強めの表現。
Can I borrow a pair of socks?「靴下を一足借りてもいい?」
旅行先や友人宅で使えます。
Don’t forget your socks!「靴下を忘れないで!」
スポーツや遠足でも活躍。

 

こうしたフレーズを丸ごと言えるようになると、日常会話の「困った」が減り、自然に英語が口をついて出るようになります。

ぜひ、今日から身の回りの靴下と一緒に、これらのフレーズもおさらいしてみてください。

毎日の小さな英語習慣が、必ずあなたの会話力をアップさせてくれます!

 

知ってるとかっこいい!靴下を使った英語イディオム

靴下を使った英語イディオム アイキャッチ

「靴下」が英語表現の中でどんな風に使われているか知っていますか?

日常会話や映画の中でふと登場することがあるイディオムには、“socks”を使ったものがいくつもあります。

一見シンプルな靴下ですが、英語ではやる気を出す・感動するといった気持ちも、靴下で表せてしまうんです。

ちょっと大人びた表現を身につけて、ワンランク上の英語力を目指しましょう。

イディオム・フレーズ意味・解説
Pull your socks up直訳は「靴下を引き上げろ」。
意味は「気を引き締める・本気を出す」や「もっと頑張る」というアドバイス。
学校や職場で「ちゃんとしなきゃ」と鼓舞したい場面によく使われます。
Knock one's socks off直訳は「誰かの靴下を吹き飛ばす」。
「度肝を抜く・強く感動させる」など、何かがとても素晴らしかった時に使います。
例:That movie really knocked my socks off!(あの映画、本当に度肝を抜かれたよ!)
Put a sock in it直訳は「それに靴下を詰め込め」。
意味は「うるさい・黙れ」という少し乱暴な命令系。
目上の人や目の前で使うのは避けた方が無難ですが、映画やドラマでよく耳にします。

 

どれも会話にちょっと笑いを生む、ネイティブらしい面白いフレーズばかり。

家族や友人とのカジュアルなやり取りで取り入れてみると、一気に“通な”英語にレベルアップです!

英単語を単に覚えるだけではなく、イディオムを知ることでコミュニケーションがもっと楽しくなります。

 

 

まとめ

靴下にまつわる英語、と一口に言っても、思った以上に奥深い世界が待っています。

日々の暮らしでよくある「靴下に穴が開いた」「ちぐはぐな靴下を履いてしまった」「裏返しだった!」

こんな時にも、本記事で紹介した生きたフレーズを使えば、英語力がぐっとリアルなものへと変わります

 

たかが靴下、されど靴下。

毎日の身近なアイテムを題材にした英単語やフレーズから、あなたの英語学習をもっと自然で楽しいものにしませんか?

TANZAMなら、今回紹介したような「本当に使える英単語・表現」を楽しく学べます。

さあ、履いている靴下の呼び方から、今日から英語で言ってみましょう!