「楽しい」は英語でFunだけじゃない!ネイティブが使い分ける25の表現とニュアンス

「楽しい」という気持ちを表す時、私たちは普段あまり深く考えずに使っています。
けれど、英語では状況やニュアンスによって単語を使い分ける必要があります。
たとえば「遊園地で過ごす時間」と「友達と笑いあう時間」、「趣味に没頭する瞬間」は、少しずつ違う「楽しさ」です。
日本語以上に表現が細分化されているため、正しく伝えるには適切な英単語やフレーズ選びが欠かせません。
この記事では、「楽しい」という気持ちをより正確に英語で表現できるよう、様々な表現やコツをわかりやすく解説します。
「楽しい」を表す基本の単語3選と決定的違い

日々の英会話や英作文で、「楽しい」と言いたい場面はとても多いですよね。
でも、多くの日本人学習者は「Fun」ひとつで済ませてしまうことが多く、感情のバリエーションが伝わりきれないことも…。
このセクションでは、「楽しい」を正しく伝えるための基本英単語3選と、その決定的な違いについて丁寧に解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Fun(名詞・形容詞) | /fʌn/ | 「楽しみ」「面白さ」そのものを指す最も一般的な単語。 イベントや活動、雰囲気が楽しい時に幅広く使える。例:That party was fun. 「楽しさの雰囲気全体」を表現する単語なので、形容詞的にも頻出。 |
| Enjoy(動詞) | /ɪnˈdʒɔɪ/ | 「楽しむ」という本人の動作・体験にフォーカス。 「~を味わって楽しい」「喜びを得る」ニュアンスを持つ。例:I enjoyed the movie. 受け身でなく、能動的・積極的な気持ちが隠れている。 |
| Interesting(形容詞) | /ˈɪntrəstɪŋ/ | 「興味深くて楽しい」。 知的好奇心を刺激された時や、話題・話が面白い時に適切。 例:The book was interesting. 笑える楽しさではなく、知的な「おもしろい」なので用途に注意。 |
【要注意】日本人が一番間違える「Fun」と「Funny」の壁

英語を使う時、「楽しい」と「面白い」をどちらも fun や funny で表現してしまっていませんか?
実はこの2つ、発音は似ているけど意味は大違い。
日本人が最も誤解しやすい英会話の落とし穴がここにあります。
ここでは、ネイティブなら絶対に間違えない「fun」と「funny」の決定的な違いと、ワクワクが伝わる表現をお伝えします。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Fun | /fʌn/ | 「楽しい」「楽しさ」という雰囲気や感情を表す単語。人、イベント、活動などに使える極めて汎用的な表現。 例:He is fun.(彼は一緒にいると楽しい人だ) ※人格・性格について「楽しい」と言いたいとき。 |
| Funny | /ˈfʌni/ | 「滑稽な」「笑える」「おかしな」といった笑いやユーモアを引き起こすものに使う。 例:He is funny.(彼はひょうきんで笑わしてくれる人) ※「一緒にいると爆笑」=funny、「一緒にいて心地いい」=fun |
| Exciting | /ɪkˈsaɪtɪŋ/ | 「ワクワクする」「ドキドキする」「刺激的な」。 心が高揚する楽しさや興奮を伝えたいときに使う。 例:This movie is exciting.(この映画はワクワクする) |
Funnyは「笑える」「滑稽な」
「funny」は、ただ「楽しい」の意味ではありません。ジョークや面白い出来事、リアクションなど、笑ってしまうような出来事・人に対して使われます。
多くの日本人が「He is fun.」と「He is funny.」を混同しがちですが、funny=おかしな/滑稽な、fun=一緒にいると元気が出ると区別しましょう。
例えば、「彼は一緒にいて楽しい人だ」と言いたい時に「He is funny.」と言ってしまうと、「彼はひょうきんな人、ジョークばかり言う人」と伝わってしまいます。場面をしっかりイメージして使い分けましょう!
Excitingは「ワクワクする」
「すごく楽しかった!」を表現したい時、「fun」より一歩踏み込んで「exciting」を使うと、胸が高鳴るような楽しさ・興奮を強調できます。
イベントやスポーツ観戦など心臓がバクバクした体験には「exciting!」がぴったりです。
「fun=楽しい」「funny=笑える」「exciting=ワクワクする」。
英語の「楽しい」は一言で片付けず、感情の種類によって正しく選ぶことが重要です。
シーン別!そのまま使える「楽しい」の鉄板フレーズ

誰かと過ごした時間がとても楽しかったとき、別れ際に気の利いたひと言をサッと口にしたいですよね。
また、「楽しんできてね!」と相手に声をかけたり、自分の感想を自然に伝えたり――。
そんな時、日本語なら「楽しかった!」で済むけれど、英語だと何て言えばいいか迷いがち。
ここでは、実際のシーンごとにそのまま使える「鉄板フレーズ」をたっぷりご紹介します!
別れ際に伝える「楽しい時間をありがとう」
せっかく素敵な時間をご一緒したのなら、しっかり感謝の気持ちも伝えたいですよね。
- Thank you for a fun time.(楽しい時間をありがとう)
シンプルかつ丁寧。ビジネスやちょっとフォーマルな場面でも使えます。 - I had a great time today.(今日はとても楽しかったです)
日常会話ならこれが最もナチュラル。友人・知人・職場の飲み会など万能です。 - I had a blast!(めちゃくちゃ楽しかった!)
もっと気持ちを強調したいときに。blastは「爆発する」ほどワクワクというスラング。
本心から伝えたいとき、語尾に "with you" (あなたと一緒に)を加えると、さらに親密な印象に。
→「楽しい時間をありがとう」を英語で!友達・恋人・ビジネスで使い分ける感謝フレーズガイド
相手に声をかける「楽しんできてね!」
これから旅行やイベントに行く友人や同僚に、軽やかに声をかけるときはこのフレーズが定番です。
- Have fun!(楽しんできてね!)
一番シンプル。イベント、パーティー、遊び、どんな場面でもOK。 - Enjoy your trip!(良い旅を!)
旅行など特定のアクティビティに合わせて使えるので気が利いています。 - Have a great time!(存分に楽しんで!)
仕事関係や目上の人にも使いやすい丁寧な響き。
相手の予定を知っていれば "Enjoy the concert!" のように活動名を入れても◎。
感想を伝える「とても楽しかったです」
「今日は最高だった!」の余韻を伝えたいとき、英語ネイティブもよく使うフレーズです。
- It was so much fun.(とても楽しかったです)
"so much"が付くことで強調されます。どんなシーンでも違和感なし。 - I really enjoyed it.(本当に楽しみました)
映画、イベント、食事…対象を"it"で代用できるので便利です。気持ちのこもった丁寧な言い方。
感情の爆発を伝える!「めっちゃ楽しい」のスラング・強調表現

思わず「こんなに楽しいの、人生で何度もない!」と言いたくなるようなそんな爆発的な楽しさ、英語でどう表現すればいいのでしょうか?
日本語の「めっちゃ楽しい」「最高に楽しい!」にあたる英語表現は、教科書にはなかなか載っていません。
でも、実際のネイティブの会話では、スラングや強調表現がバンバン登場します。
ここでは、映画やSNS、日常英会話で使われる「とびきり楽しい」を伝える単語・フレーズを厳選して紹介します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| have a blast | /hæv ə blæst/ | 「爆発するくらい楽しい」「超盛り上がる」状態。 盛大なパーティー、大好きなライブなどで「最高の体験」をした時に。 |
| have a ball | /hæv ə bɔːl/ | 「舞踏会のように楽しい」 楽しい時間、大いに盛り上がった出来事に。 |
| epic | /ˈepɪk/ | 本来は「叙事詩的な」「壮大な」だが、スラングで「めちゃくちゃ最高」「伝説クラスで楽しい」として使われる。 |
| awesome | /ˈɔːsəm/ | 「ものすごく楽しい」「感動的なほど素晴らしい」。 若者言葉だがおとなもよく使う万能ワード。 |
| stoked | /stoʊkt/ | 「ワクワクしてたまらない」状態を表す感情爆発系スラング。 サーファー文化などから広がった表現。 |
| pumped | /pʌmpt/ | 「興奮で体がエネルギーで満ちている」 コンサートやスポーツ観戦の直前によく聞く。 |
どれも日本語にはないニュアンスがあって、日常英会話でも気持ちをダイレクトに伝えられる表現です。
実際にどんな風に使うのか、よく使われるフレーズも一緒に覚えましょう!
- We had a blast at the concert!(コンサート、めちゃくちゃ楽しかった!)
- That party was epic!(あのパーティー、伝説レベルで楽しかった!)
- I'm so stoked for the trip!(この旅行、ワクワクが止まらない!)
- The game was awesome!(試合、最高すぎた!)
「楽しい=fun」だけに頼らず、その時の気持ちや状況をピッタリ届けるスラング表現を知っておくと、英語力がアップします!
その「楽しい」は間違いかも?よくあるミスと修正

間違った「楽しい」の表現を使っていませんか?
英語で自分の気持ちや体験を伝えるとき、日本語と同じ感覚で単語を選ぶと、全く意図しないメッセージになってしまうことがあります。
「楽しい」を英語にしたつもりが、実はネイティブにはまるで違う意味に伝わる…。そんな落とし穴を事前に知っておけば、自信を持って英会話を楽しめるはずです!
ここではよくある誤用と正しい使い方をわかりやすく解説します。
| 間違い例 | 正しい使い方 | 備考・理由 |
|---|---|---|
| I am fun. | I am having fun. | I am fun.は「私は面白い(楽しい性格の)人です」という意味になるため、自分が楽しく感じていることは伝わりません。 自分の気持ちやその場を楽しんでいると伝えたいならI am having fun.(私は楽しい時間を過ごしている)が適切です。 |
| Play with friends. | Hang out with friends. | Playは主に子供の遊びを指します。 大人が友達と遊ぶ、楽しい時間を過ごすと伝える時はhang out(with friends)やspend time withなどを使いましょう。 例:I'm going to hang out with my friends.(友達と遊びに行く予定です) |
まとめ:感情に合った「楽しい」を選べば、英語はもっと楽しくなる
英語で「楽しい」と言いたい時、どうしても無意識に「Fun」ばかり使ってしまっていませんか?
今日ご紹介してきた通り、「楽しい」と一口に言っても、その感情にはワクワク・好奇心・爆笑・満足感など、たくさんのバリエーションがあります
ここで、記事で学んだ単語とそのニュアンスを振り返りましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| fun | /fʌn/ | 「楽しさ」「面白さ」そのもの。雰囲気や活動が楽しいときに。 |
| enjoy | /ɪnˈdʒɔɪ/ | 「楽しむ」という能動的な喜びの動詞。自分から楽しむ感覚にフォーカス。 |
| interesting | /ˈɪn.trə.stɪŋ/ | 「知的刺激があって楽しい」。笑えるのではなく、興味を引かれるタイプの楽しさ。 |
| exciting | /ɪkˈsaɪ.tɪŋ/ | 「ワクワクする」タイプの高揚感を持った楽しさ。 |
| funny | /ˈfʌn.i/ | 「笑える・滑稽な」という意味。楽しい≠funny!使い方注意。 |
| have a blast/ball | ハブ ア ブラスト / ボール | 爆発的に楽しい、最高に盛り上がる!カジュアルなスラング。 |
| awesome/epic | オーサム / エピック | 「壮大な」「最高!」と心から感動・絶賛したい時に。 |
| stoked/pumped | ストークト / パンプト | ワクワクが最高潮!やる気満々・大興奮を表現するスラング。 |
TANZAMでは、単語の意味やニュアンスだけでなく、実際の会話やストーリーの中で「使える英語」を楽しく身につけられます。
たった一言の「楽しい」にも自分らしさやその場の空気をこめて、英語で伝えてみませんか?


