英語で「どういたしまして」を使い分ける!ビジネスからスラングまでネイティブ表現完全ガイド

英語の「どういたしまして」サムネイル

"Thank you"と感謝されたとき、つい反射的に"You're welcome"と返してしまっていませんか?

英語を勉強していると、どうしてもパターン化されたフレーズに頼りがちです。

その結果、「いつも同じ返ししかできない…」「もっとネイティブっぽく返事したいのに」と感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

 

このページでは、ありがちな型にはまった返しから卒業し、英語ネイティブの感覚に近づくための “どういたしまして” フレーズや単語を分かりやすく解説します。

マンネリから脱出して、あなたらしい、より自然な英語表現をものにしましょう!

基本の「どういたしまして」:You're welcomeの再定義

異なるフォーマル度の「You're welcome」を比較するインフォグラフィック。

誰かに"Thank you"と言われると、反射的に"You're welcome"と返していませんか?

学校で習ったお決まりのフレーズですが、ネイティブは本当にこれだけを使っているのでしょうか?

英語には、場面や相手によってもっと自然に、温かく響く「どういたしまして」がたくさんあります。

 

You're welcome は本当に「普通」?

多くの日本人が英語で最初に覚える「どういたしまして」は、You're welcome です。

英単語発音記号意味・備考
You're welcome/jʊər ˈwɛlkəm/もっとも標準的な表現。「歓迎しますよ」のイメージ。
実は少しフォーマルで、ビジネスや年上の人、目上の人にも安心して使える。

 

You're welcomeには「当然のことをしたまでです」というクールな響きがあり、親しい仲では少しかしこまって聞こえることも。

一方で、メールやフォーマルな場面、初対面の相手にはとても無難で便利なフレーズです。

 

You are very welcome / You are most welcome

"You're welcome"をもう少し強調したい時や、心から歓迎したい気持ちを伝えたい場面では、以下の表現を使うことができます。

英単語発音記号意味・備考
You are very welcome/juː ɑːr ˈvɛri ˈwɛlkəm/「本当にどういたしまして」「心から歓迎します」。感謝に強く共感するときや、丁寧に返したいときに。
You are most welcome/juː ɑːr moʊst ˈwɛlkəm/さらに格式高く、特にビジネス・フォーマルな場での返答として用いられる。「最高に歓迎します」というニュアンス。

 

これらの表現は、目上の人や大切な場面で感謝されたとき、「いえ、どうぞご遠慮なく」という心遣いが伝わります。

慣れてきたら、「You're welcome」+αのレパートリーを増やして、場面ごとに自然な英語を使ってみてください。

 

【カジュアル・友達】ネイティブがよく使う「どういたしまして」

友人たちがカフェでカジュアルな英語のフレーズで話している写真。

「ありがとう」と言われた時、つい"You're welcome"しか思い浮かばない…そんな経験はありませんか?

実はネイティブスピーカーは友達同士や職場の同僚などカジュアルなシーンで、もっとくだけた「どういたしまして」をたくさん使っています。

ここでは覚えておくだけで会話が自然に、フレンドリーになる表現を紹介します。

 

No problem / No worries(問題ないよ)

これらのフレーズは、特にオーストラリアや若い世代の日常会話で定番です。

「問題ないよ」「全然気にしないで!」というカジュアルなニュアンスがあり、友達同士はもちろん、職場でもリラックスした雰囲気の時によく使われます。

英単語発音記号意味・備考
No problem/noʊ ˈprɑːbləm/カジュアル度が非常に高い。「ありがとう」以外にも「ごめんね」への返しとしても使える。
No worries/noʊ ˈwɜːriz/オーストラリア英語で特に人気。「全然大丈夫だよ」と伝えたい時によく使う。

 

Sure / Sure thing(もちろん)

誰かに感謝された時のシンプルな返しとして「Sure」や「Sure thing」もよく使われます。

これらはアメリカ英語で特に自然に響き、短くテンポよく返せるのでおすすめです。

「当然でしょ!」という明るく前向きなニュアンスが特徴です。

英単語発音記号意味・備考
Sure/ʃʊr/会話の流れでサッと返すのがポイント。
Sure thing/ʃʊr θɪŋ/さらにフレンドリーな響き。職場の同僚にも使える。

 

Anytime(いつでもどうぞ)

「またいつでも頼ってね」といった親切心や、相手との信頼感を表したい時におすすめなのが"Anytime"。

ちょっとかっこよくて、大人っぽい雰囲気もあり、ネイティブっぽさを演出できます。

英単語発音記号意味・備考
Anytime/ˈeniˌtaɪm/相手に安心感や信頼感を与えたい時に使うのがポイント。

 

 

【ビジネス・丁寧】上司や接客で使う「どういたしまして」

高級ホテルのロビーで丁寧な英語が使われている様子の写真。

ビジネスの現場やフォーマルなシーンでは、「どういたしまして」の一言にも気遣いと敬意が求められます。

上司やお客様への対応、ホテルやレストランなどの接客の場面で、英語での返答に迷うことはありませんか?

ここでは、丁寧さ・誠実さ・謙虚さが伝わる「どういたしまして」の英語フレーズと、そのニュアンスの違いを解説します。

英単語・フレーズ発音記号意味・備考
My pleasure / It's my pleasuremaɪ ˈplɛʒɚ「私の喜びです」
接客・ビジネスで最上級に丁寧な表現。ホテルやレストランでよく聞きます。単なる義理ではなく、自分がサポートできたことへの喜びやポジティブな気持ちを伝えたい場面で最適。
Not at allnɑːt æt ɔːl「とんでもございません」
イギリス英語圏でよく使われ、謙遜と誠意がこもったフォーマルな返答。やや堅めの表現ですが、上司やビジネスの目上の方とのやり取りにピッタリです。
I'm glad I could helpaɪm glæd aɪ kʊd hɛlp「お役に立てて嬉しい」
相手の望みを叶えたり助けた後に使うと、感謝を具体的に受け止めている姿勢が伝わります。フォーマルすぎず温かみがあり、お客様や同僚、上司に幅広く使えます。

 

【メール・チャット】文字で伝える「どういたしまして」

ビジネスメールとチャットアプリでの「どういたしまして」の比較写真。

オンラインでのやり取りが増えている今、メールやチャットでの「どういたしまして」の伝え方にも悩むことはありませんか?

面と向かって会話する時と違い、文章には声や表情がありません

だからこそ、適切なフレーズ選びが相手への印象に大きく影響します。

ここでは、ビジネスメールやチャット(SNS)で使える英語の「どういたしまして」表現を、ネイティブ視点で解説します。

 

ビジネスメールでの返し方

ビジネスシーンでのメール返信は、短くても相手に誠実さが伝わる表現が大切です。

"You're welcome"だけを返信すると、時にぶっきらぼうに感じられることも。

文末やメインの用件に添えやすい、おすすめのフレーズをまとめました。

英単語発音記号意味・備考
I am happy to be of assistance.[aɪ əm ˈhæpi tuː biː əv əˈsɪstəns]「お力になれて幸いです」という意味。フォーマルで、感謝や丁寧な気持ちを込められる。
I’m glad I could help.[aɪm glæd aɪ kʊd help]「お手伝いできて嬉しいです」実際に何かサポートした場合におすすめ。温かみがある。
If you need any further assistance, please let me know.[ɪf juː niːd ˈɛni ˈfɜːrðər əˈsɪstəns, pliːz let miː nəʊ]「他に必要があればご連絡ください」困っている相手への気遣いが伝わる。
It was my pleasure assisting you.[ɪt wəz maɪ ˈplɛʒər əˈsɪstɪŋ juː]「お役に立てて光栄でした」やや上品な響きで、丁寧な印象を与える。

 

一文だけの返信ではなく、"Thank you for your email."などの導入と組み合わせるのも効果的です。

 

チャットやSNSでの略語(You’re welcomeの省略)

友人や同僚とのカジュアルなチャットでは、英語ならではの略語や短縮形が大活躍!

素早いやりとりに欠かせない省略形を、場面とともにご紹介します。

  • YW = You're welcome(どんな相手にも使える超定番省略形)
  • NP = No problem(特にカジュアル、友達・同僚向け)
  • U r welcome / UR welcome(省略・口語タイプ。親しい場合のみ)
  • My pleasure 🙂(顔文字とセットでやわらかい雰囲気)

 

スピード感や温かさを伝えるには、絵文字や顔文字を組み合わせるのもポイントです。

ただし、ビジネスチャットの場合は相手によっては略語が軽く感じられることもあるため、使い分けのセンスが大切です。

 

シチュエーション別:こんな時どう言う?

誰かの「Thank you」に、毎回同じ返しをしてしまっていませんか?

実は、「どういたしまして」には言うシチュエーションによってピッタリな表現があります。

日常のちょっとした場面でも、ネイティブらしく自然に返せるワンフレーズを知っていると印象がグッと良くなります!

ここでは、「プレゼントを渡したとき」や「誰かが謝ってきたとき」など、具体的なシチュエーションで使える“生きた英語”をご紹介します。

 

プレゼントを渡して「ありがとう」と言われた時

プレゼントを手渡した後に"Thank you!"と言われたとき、つい"You're welcome"で済ませてしまいがちですが、もっと気の利いた返し方があります。

英単語意味・備考
I hope you like it.「気に入ってくれると良いけど」という心を込めた表現。単なるお礼への返事以上に、贈り物を喜んでもらいたい気持ちが伝わります。
友達同士、家族、ちょっとしたギフト交換ですぐ使える便利なフレーズ。
Glad you like it!「気に入ってくれて嬉しい!」という意味。リアルな会話でネイティブがよく使います。

 

謝罪への「いいえ、どういたしまして(気にしないで)」

誰かが "Sorry." 「ごめんね。」と言ってきたとき、「どういたしまして」だけではなく「気にしないで」という優しさが伝わるフレーズがあります。

英単語意味・備考
That's quite all right.「全然大丈夫ですよ」「気になさらずに」というニュアンスで、謝罪への返しとして使われる丁寧な表現。ビジネスやフォーマルな場でも好感度大。
No worries.「気にしないで!」という、とてもカジュアルな返し方。友達同士で気軽に使えるフレーズ。

 

相手の状況や距離感に合わせて、フォーマル・カジュアル両方の表現を押さえておくととても便利です。

ぜひ、次の機会に使ってみてください。

 

 

まとめ

この記事で紹介した通り、「どういたしまして」の英語表現は想像以上にバリエーション豊か。

カジュアルな友達同士のやり取りから、ビジネスやホテルのようなおもてなしの現場、メールやSNSなど様々なシーンで使えるフレーズがたくさんあります。

大切なのは、「暗記」ではなくシチュエーションと相手に合った自然なチョイスができること。

覚えておきたい主な表現を、カジュアル度合いで整理しました。

英語フレーズカジュアル度意味・備考
No problem / No worries★★★若者・友達同士の日常会話で頻出。軽い感謝への返しに最適。
Sure / Sure thing★★★短く自然で、「もちろん」「いいよ」のニュアンス。
Anytime★★★「またいつでもどうぞ」という親切心、頼れる印象。
You're welcome★★フォーマル・一般的。学校で習うけど使い所に注意。
My pleasure / It's my pleasure上司・接客・ビジネスシーンで最上級の丁寧さ。
Not at allイギリス英語的。謙遜を強調した丁寧で控えめな返し。
I'm glad I could help「お役に立ててうれしい」の誠実な気持ちを伝える。
YW / NP(略語: You're welcome, No problem)★★★メール・SNS等のネットスラング、気軽なやり取りに。

 

TANZAMなら、こうしたリアルな表現を発音やリズムも含めて楽しく身につけることができます

まずはお気に入りのフレーズを一つ選んで、実際の会話やチャットで使ってみましょう!