セミは英語でCicada!発音や鳴き声、ヒグラシなどの種類別表現を徹底解説

毎年、蒸し暑い夏がやってくると、あちこちから聞こえてくるセミの大合唱。
日本の夏には欠かせない存在ですよね。
その一方で、「セミ」を英語でどう表現するのか、パッと出てこない方も多いのではないでしょうか。
シンプルな単語でありながら、英語圏では日本とはちょっと違うイメージや文化的な背景があります。
この記事では、"cicada" という基本単語の意味や使い方から、セミの種類や鳴き声の英語表現、そして海外との考え方の違いまでを丁寧にご紹介します。
- 🗣 基本単語と発音:
セミ= Cicada。
発音は「シカーダ」または「シケイダ」。アクセントは真ん中の「カ/ケイ」に! - 🔇 「ミーンミーン」は通じない:
英語にセミの擬音語はない。
"Cicadas are buzzing."(ブンブン鳴いている)と表現するのが正解。 - 😱 海外では「害虫」扱い?:
アメリカには13年・17年周期で大量発生する「周期ゼミ」がいて、
風物詩ではなく「騒音被害(Plague)」としてニュースになることも。 - 🌇 ヒグラシを英語で:
夕方に鳴くので "Evening cicada"。
日本情緒を伝えたい時に使える美しい表現です。
👇 本文では、セミの抜け殻(Shell)の英語表現も解説!
「セミ」は英語でCicada!発音と複数形のポイント

日本の夏といえば、どこからともなく聞こえるセミの大合唱。
英語で「セミ」と言いたいとき、Cicada という単語が自然に出てきますか?
日本人にはなじみが薄い単語ですが、英語圏ではニュースや自然ドキュメンタリーでもよく登場します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Cicada | [sɪˈkɑːdə] / [sɪˈkeɪdə] | 日本語の「セミ」にあたる単語。 イギリス英語では「シケイダ」([sɪˈkeɪdə]) 、アメリカ英語では「シカーダ」([sɪˈkɑːdə])と発音することもあります。 「C」は「カ行」の発音、アクセントは二音節目にしっかり置くのがコツです。 |
| Cicadas | 複数形 | セミは何匹も同時に鳴くイメージが強いため、Cicadas(セミたち)と複数形で登場することが非常に多いです。 ニュース記事や会話の中では "The cicadas are noisy this summer." のような形をよく目にします。 複数で使う場合は、必ず“s”を忘れないようにしましょう。 |
豆知識:Cicadaの語源
"Cicada" は、ラテン語の "cicada"(キカーダ)が英語にそのまま入った単語です。
古くから地中の虫、季節の象徴としてヨーロッパでも親しまれてきた言葉です。
「ミーンミーン」は通じない?セミの鳴き声を英語で表現

日本の夏といえば「ミーンミーン」や「ジリジリ」といったセミの鳴き声を思い浮かべる方が多いでしょう。
これらの独特なオノマトペは、海外の人々にとってはなじみがない表現です。
英語ではセミの鳴き声をどのように表現し、どんな単語やフレーズが使われているのでしょうか。
英語には、日本語ほどセミの鳴き声を真似たオノマトペは存在しません。
英語で一般的に使われるのは音を表す動詞や形容詞です。
下の表で主要な単語を確認してみましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| chirp | [tʃɜːrp] | 「さえずる」「チチチと鳴く」。本来は小鳥やコオロギの声だが、英語圏ではセミにも使われる。 |
| buzz | [bʌz] | 「ブンブン鳴く」「唸るように鳴く」。ミツバチにも使うが、セミの音にも幅広く使われる一般的な表現。 |
| hum | [hʌm] | 「ブーンと鳴る」「ハミングのような響き」。響き渡る連続音をイメージ。 |
| shriek | [ʃriːk] | 「金切り声をあげる」「キャーキャー騒ぐ」。セミの鳴き声が特に大きく不快に感じる場合に使われることがある。 |
日本人学習者がよく使いたくなる「ミーンミーン」や「ジジジ」は実は英語ではほとんど通じません。
その代わりに "buzz" や "chirp" といった動詞で感覚的に音を伝えます。
具体的なフレーズを知っておくと、セミの情景を英語で表現しやすくなります。
| フレーズ・イディオム | 意味・解説 |
|---|---|
| The cicadas are buzzing. | 「セミが鳴いている」/buzzでセミの音の賑やかさを表現 |
| The cicadas are chirping. | 「セミがさえずっている」/可愛らしいニュアンスや、より軽やかな鳴き方を表現したい時に使う |
| The noise of cicadas is deafening. | 「セミの声が耳をつんざくようだ」/deafening(耳が聞こえなくなるほどの)の形容詞で、セミの大合唱の印象をダイレクトに伝える |
| Cicadas are humming all afternoon. | 「セミが午後ずっとブンブン鳴いている」/humの連続音イメージを活用 |
アブラゼミやヒグラシなど、セミの種類を英語で説明するには?

日本の夏を彩るセミには、アブラゼミやミンミンゼミ、ヒグラシ、ツクツクボウシなど、さまざまな種類がいます。
しかし、英語ではこれら細かい種類をどう表現したらよいのでしょうか。
英語圏では、私たちが日常で使うような「アブラゼミ」「ヒグラシ」といった特定の種類にあたる英単語は、ほとんど一般流通していません。
ほとんどの会話では、すべて "Cicada" と一括りにされるケースが多いです。
細かく説明したい場合は、“descriptive”(説明的な)語彙や、時には和名や学名を使って特徴を伝えるのが一番自然です。
主な日本のセミの種類を英語でどう表現するかを、下記にまとめました。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Large brown cicada | lɑːrdʒ braʊn sɪˈkɑːdə | アブラゼミ。大きくて茶色い体が特徴。説明で最も伝わりやすい方法。英語圏には類似種が少ないため明確に伝えたいとき用。 |
| Robust cicada / Minmin-zemi (Japanese cicada) | roʊˈbʌst sɪˈkɑːdə mɪnmɪn zeːmi | ミンミンゼミ。Robustは「がっしりした」「パワフル」というニュアンス。Minmin-zemiと日本語名で紹介するのも実は人気。 |
| Evening cicada | ˈiːvnɪŋ sɪˈkɑːdə | ヒグラシ。「夕暮れ時に鳴く」詩的なイメージが伝わりやすく、英語でも好まれる表現。 |
| Meimuna opalifera | meɪˈmuːnə oʊˌpælɪˈfɪrə | ツクツクボウシの学名。一般的ではないですが、昆虫好きや専門的な会話ではこれが正確。 |
| Cicada shell / Cast-off shell of a cicada | sɪˈkɑːdə ʃel / kæst ɔːf ʃel əv ə sɪˈkɑːdə | セミの抜け殻。「Shell」とだけ言うとカメなど他の殻を指すこともあるため、「Cicada shell」とするのが安全。 |
さらに、説明を補うフレーズや表現が英会話では効果的です。
例
- This cicada is large and brown. It is common in Japanese cities during summer.(これは大きくて茶色いセミで、日本の夏によく見かけます。)
- Minmin-zemi makes a very distinct “min-min” sound.(ミンミンゼミはとても特徴的な「ミンミン」という声で鳴きます。)
- Evening cicadas sing around dusk, and their sound feels nostalgic to many Japanese people.(ヒグラシは夕暮れに鳴き、日本人にとっては懐かしい音です。)
英語圏では、あまりセミの種類を区別しない文化的背景があります。
そのため、特徴や鳴き声、出現する時間帯などを追加で表現することで、相手により正確に伝わります。
海外には13年・17年に一度現れるセミがいる?(Periodical cicadas)

日本の夏といえば毎年必ず聞こえてくるセミの大合唱ですが、実はアメリカなどの海外では「十数年に一度」しか現れないセミがいることをご存じですか?
この珍しいセミの習性や、英語での呼び方、そして日米のセミにまつわる文化的な違いを知ると、ただの単語としてでなく "cicada" という言葉に特別な奥深さを感じられるはずです。
Periodical cicadas(周期ゼミ)という響きは、理科の授業やニュースなどで見聞きした方もいるかもしれません。
英語ではこの特殊なセミをperiodical cicadaと呼びます。
周期ごとに大量発生することで有名で、主にアメリカに分布しています。
下表を参考に、周期ゼミ関連の英単語を整理しましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| periodical cicada | [pɪˌrɪːɒdɪkl sɪˈkeɪdə] | 周期ゼミ。13年または17年の周期で、決まった年に一斉に大量発生します。 |
| Brood X | [bruːd ten] | 周期ゼミの中でも特に有名な「世代名」。アメリカ東部で最大級の発生規模。 |
| emerge | [ɪˈmɜːrdʒ] | 「現れる・出現する」。cicadas emerge from the ground(地面からセミが出てくる)などで使う。 |
このperiodical cicadaは、Brood(ブルード=世代)と呼ばれる群れがそれぞれ13年または17年のサイクルで地中から現れます。
特にBrood X(ブルード・テン/ブルード・エックス)は、アメリカのニュースでも取り上げられるほど話題になります。
セミの大群が数十年ぶりに一斉に地上で羽化し、その鳴き声は「耳をつんざく騒々しさ」と形容されるほどです。
セミは、日本では夏の象徴として親しまれ、儚さや風流さが強調されますが、欧米、とくにアメリカの一部地域では「一年で最もうるさい害虫(pest/plague)」として扱われがちです。
各家庭では、ニュースでセミの「大量襲来」に備える報道すらあります。
この違いを知っていると、"cicada" という単語を使うとき、会話のニュアンスにも気をつけることができますね。
まとめ
「セミ」は英語で“Cicada”。
発音は「シカーダ」または「シケイダ」で、どちらも使われています。
種類を説明したいときは、“large brown cicada(アブラゼミ)”や“evening cicada(ヒグラシ)”など、状況や見た目、時間帯を加えて表現すると現地でも伝わりやすいです。
セミの鳴き声も英語では擬音語が少なく、“buzz”や“chirp”といった単語がよく使われます。
また、文化的な違いにも目を向けると、同じ「セミ」でも日本と海外での捉えられ方が違うことがわかります。
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