成人式は英語で?説明フレーズや「おめでとう」のメッセージ例文を解説

日本特有の行事である成人式。
海外の友人や仕事の相手にこの行事について英語で説明しようとしたとき、どう表現すればいいか迷った経験はありませんか?
成人式には日本社会ならではの意味や習慣がたくさん詰まっています。
この記事では、成人式の自然な英語表現やその背景説明、お祝いのメッセージ例まで、たっぷりと解説します。
「成人式」は英語で "Coming of Age Ceremony"

成人式を最も的確に表現する英語は"Coming of Age Ceremony"です。
このフレーズには、「大人になる」「社会に羽ばたく」など、単純な年齢の節目を超えたニュアンスが含まれています。
また、祝日の「成人の日」は"Coming of Age Day"と呼ばれます。
以下の表で用語の意味や使いどころをまとめました。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Coming of Age Ceremony | /ˌkʌmɪŋ əv ˈeɪdʒ ˈserəməni/ | 成人式。「coming of age=大人になること」+「ceremony=式」。日本のSeijin-shiki(成人式)を一般的・公式に説明できる表現。 |
| Coming of Age Day | /ˌkʌmɪŋ əv ˈeɪdʒ deɪ/ | 成人の日。日本固有の祝日名として通用。多くの自治体で式が行われ、この日に大人としての自覚を促す催しがある。 |
| Coming of age | /ˌkʌmɪŋ əv ˈeɪdʒ/ | イディオム。「ある年齢・条件に達して大人になる」という意味。映画や小説ジャンルでも“Coming-of-age story”の形でよく使われる。 |
| Seijin-shiki | 日本語発音 | 国際的なイベントレポートや観光PRでは、そのまま"Seijin-shiki"と発信して、後で説明を加えるスタイルも有効。 |
「Coming of Age」という英語には、単なる法的な大人になる以上の深いニュアンスが存在します。
例えば、社会的責任を担うようになること、あるいは精神的な成熟を意味する文脈でも使われます。
また、国際的な場やSNSなどで日本の「Seijin-shiki」として紹介する際には、「Japan’s Coming of Age Ceremony」と表現し、“Seijin-shiki (Coming of Age Ceremony)”と補足するのがより丁寧な説明になります。
「成人式は Coming of Age Ceremony です」と言える知識を身に付けておくと、日本文化を紹介するときにとても役立ちます。
日本の成人式を英語で説明するためのフレーズ

日本独自の行事や独特の文化的背景を英語でどこまで正確に伝えられるかは、英語力だけでなく、ちょっとした表現のコツも大切です。
ここでは、「成人式」の行われるタイミングや内容、目的を英語でしっかり伝えられるフレーズを深掘りし、ポイントごとに解説していきます。
成人式を説明するための英語フレーズ例
- It is held on the second Monday of January for people who turned 20 (or 18).
(1月の第2月曜日に、20歳(または18歳)になった人を対象に行われます。)
成人式がいつ、誰のために行われるかを説明する定番の一文です。
2022年4月の民法改正によって成年年齢が18歳に引き下げられましたが、多くの自治体(municipality)では20歳で式を執り行うケースがまだ一般的です。
逆に、18歳成人で成人式対象年齢を動かす自治体もあり、状況は地域によって異なります。そのため「20(or 18)」と表現するのが最新の事情に沿っています。
- Young people dress up in traditional kimonos.
(若者は伝統的な着物で正装します。)
着物、特に女性の振袖(Furisode)は成人式の特色です。着物文化を強調することで、他国と差別化できます。
- To celebrate becoming an official member of society.
(社会の正式な一員になったことを祝うために。)
成人式の一番大事な目的を端的に表現。これに「adulthood(成人期)」や「grown-up(大人)」という単語を組み合わせると、ニュアンス豊かに伝わります。
使える単語リスト
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Kimono | /kɪˈmoʊ.noʊ/ | 日本の伝統的な衣装。特に女性の「振袖(Furisode)」は英語でもそのまま "Furisode" と呼ばれることがある。 |
| Furisode | /ˌfuːrɪˈsoʊ.deɪ/ | 長い袖の女性用着物。主に未婚の女性が着る。「Furisode」も国際的に通じる例外的な日本語です。 |
| Municipality | /mjuːˌnɪsɪˈpæləti/ | 自治体。成人式の年齢や開催日は自治体単位で異なることに注意。 |
| Adulthood | /ˈæd.ʌlt.hʊd/ | 成人期(大人になった状態)。"official adulthood" で「法的な大人」と強調も。 |
説明中に「Seijin-shiki(成人式)」という日本語をそのまま使い、続けて "Japanese coming of age ceremony" と補足すると、英語圏の人に「日本独自の文化」だと分かってもらいやすくなります。
例えば、「This is called Seijin-shiki, the Japanese coming of age ceremony.」と最初にプラスするのもおすすめです。
日本の成人式を英語で説明するためには、"coming of age ceremony" だけでなく、開催時期、目的、服装など文化固有の側面も一緒に伝えることで、より深く理解してもらえます。
「成人おめでとう」を伝える英語メッセージ例文

新成人へのお祝い――一生に一度の門出を心から祝福したいですよね。
SNSやメッセージカードで、「成人おめでとう」を英語でスマートに伝えたいけど、どんな表現がよいのか迷う方も多いはずです。
このセクションでは、TPOや親しさに合わせて選べる、おしゃれで心温まる英語のメッセージ例文をたっぷり紹介します。
シンプル&定番:万人に使える「成人おめでとう」
どんな間柄にも使える定番のフレーズは、フォーマルにもカジュアルにもアレンジがしやすいです。
- Congratulations on your coming of age!
- Happy Coming of Age Day!
「coming of age」は、「大人になる・成熟する」というニュアンスをしっかり込められる便利な表現です。
公式な場からSNSまで幅広く活躍します。
年齢を強調したいとき:「20歳の誕生日」「記念」
「成人=20歳(または18歳)」というピンポイントなお祝いに使えるフレーズ。
誕生日と成人のW祝福も、英語ならサラッとおしゃれに伝えられます。
- Happy 20th Birthday! Welcome to adulthood.
- Congrats on turning 20 – wishing you a bright future as an adult!
“Adulthood” は「法的・社会的な大人」という意味が強い単語です。
記念のメッセージには「new chapter(新しい章)」や「milestone(大きな到達点)」といった単語を盛り込むと、より印象的になります。
親しい友人・後輩へのカジュアル表現
親しみやすく・ちょっとユーモアや温かさを込めて伝えたいときは、こんなメッセージがおすすめです。
- You're finally a grown-up!
- Enjoy your adult life – it’s just getting started!
- Can’t believe you’re an adult now. Time flies!
“Grown-up” は「精神的に大人になった」というニュアンスを込めたい時にぴったり。
友達同士や年の近い先輩・後輩には、ちょっとカジュアルに応援の一言や冗談を添えてみましょう。
さりげなく使いたい!補足表現・単語集
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Milestone | /ˈmaɪlstoʊn/ | 人生の節目・大きな達成点。「成人」はまさに人生のmilestone。 |
| Adulthood | /əˈdʌlt.hʊd/ | 成人期・大人になること。子どもから正式に大人になった状態に使う単語。 |
| Coming of age | /ˈkʌmɪŋ əv eɪdʒ/ | 大人になること・成熟への通過儀礼。個人的な成長や社会的ステータスの変化にもOK。 |
| Cheers to your new chapter! | - | 新しい人生の章に乾杯!人生の門出を祝う時に使える一言。 |
バリエーション豊かな英語表現で「おめでとう」の気持ちを伝えると、受け取る相手もより一層喜んでくれるはずです!
あなたが贈りたい相手や場面を思い浮かべて、ピッタリのフレーズを選んでみてください。
「前撮り」「同窓会」など関連語の英語表現

成人式にまつわる話題を英語で伝えたいとき、「前撮り」「同窓会」なども英語ではどう表現すればいいのか迷う人は多いでしょう。
SNSでの発信や、留学・ホームステイで自分の体験をシェアする際にも、とても役立つ表現なので、しっかり覚えておくと便利です。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Pre-shoot photos / Taking photos in advance | priː ʃuːt ˈfəʊ.təʊz / ˈteɪkɪŋ ˈfəʊ.təʊz ɪn ədˈvɑːns | 前撮り 成人式などのイベント当日以外に写真撮影を行う文化は "Pre-shoot" や "Taking photos in advance" と表現。 日本独特なので「例として説明」や「写真を見せる」と伝わりやすい。 |
| Reunion / Class reunion | riːˈjuː.njən / klæs riːˈjuː.njən | 同窓会 一般的な「再会」は "Reunion"、卒業生の集まりとしては "Class reunion"。 年齢的な区切りのイベントで使うことも多い。 |
| Adult | ˈæd.ʌlt | 成人・大人(法的・生物学的な区分) 「法的に成人」「officially an adult」など公式な説明で使う。 |
| Grown-up | ˈɡrəʊn.ʌp | 大人(精神的・口語的側面) 子ども向けやカジュアルな会話でよく使い、成熟したニュアンスがある。 例:"You’re finally a grown-up!" |
「Adult」と「Grown-up」の違いを知っていると英語表現により奥行きが出ます。
- "Adult"は「法的に成人」になったことを示します。お役所的な響きがあり、公式資料や説明でよく使われます。
- 一方、"Grown-up"は「内面的な成熟」「子ども時代を卒業した」のニュアンスを持ち、日常会話やフレンドリーな場で使われることが多いです。
また、「前撮り」のような文化が他国にはないため、「We take photos in advance before the ceremony.」や「It is like a pre-shoot session.」などと説明や比較を加えると理解されやすくなります。
日本独特のイベントや表現は、そのまま直訳せず「どういうことなのか、なぜやるのか」まで踏み込んで伝えることが、異文化間コミュニケーションではとても大切です。
海外に「成人式」はある?文化の違い

日本の「成人式」は世界的にも特徴的な文化ですが、ふと気になるのが「海外ではどうやって大人の仲間入りを祝うの?」ということではないでしょうか。
それでは、世界の「Coming of Age」事情を楽しく学んでいきましょう。
日本の「成人式」と海外の違い——国全体の祝いはレア!
日本の成人式(Coming of Age Ceremony)は、毎年1月の第2月曜日に全国各地で一斉に行われる「国民的イベント」です。
世界を見渡すと、このような「特定の日に全国規模で開催される成年祝い」は実はとても珍しい存在です。
アメリカの事例
アメリカでは、大人の仲間入りとなる大きな節目がいくつかありますが、主に家族や友人単位で個人のパーティとしてお祝いします。
例えば、
- Sweet Sixteen(16歳の誕生日)… 多くの女子の「大人の始まり」を祝うパーティ
- 18th Birthday(18歳の誕生日)… 投票権が得られる、法的に大人になる節目
- 21st Birthday(21歳の誕生日)… 法律的に飲酒が認められる年齢で、お祝いムードは最高潮
しかし、日本のように市町村単位や国家規模で式典が行われることはなく、家族や友人が集まって好きなように祝うスタイルが主流です。
宗教的な通過儀礼の例
海外では、宗教による「大人」の認定方法も多く存在します。
代表例として、
- Bar Mitzvah(バル・ミツバ)…(ユダヤ教)13歳の男の子が「宗教的に大人」とされる儀式
- Baptism/Confirmation(洗礼・堅信式)…(キリスト教)信仰の成長とともに大人の仲間入りを認める式
これらは個人やコミュニティ単位で行われ、国規模のイベントとは性質が異なります。
その他の文化の例
南米には「クインセアニェラ(Quinceañera)」という15歳の女の子の成長を祝うパーティもあり、とても華やかです。
このように、成年儀礼の形も国や宗教によってさまざまですが、日本のような「一斉開催&伝統衣装での式典」はとても珍しく、世界に誇れる文化のひとつです。
まとめ:日本の成人式は "Coming of Age Ceremony" で世界に発信しよう
日本の「成人式」は、Coming of Age Ceremony という英語表現を通じて、世界中に胸を張って紹介できる文化です。
「成人の日」は Coming of Age Day と表現され、説明の際は「着物で正装し、社会の一員として大人の仲間入りを祝う」という日本らしい伝統や雰囲気をしっかり伝えることが大切です。
”Coming of age” という言葉そのものが、単に年齢を重ねるだけでなく、「成熟」「責任」「社会への参画」のニュアンスも含んでいるので、外国の人々にも伝わりやすいです。
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