「なす」は英語でEggplantだけじゃない!イギリス英語「Aubergine」との違いや料理名まで解説

「なす」を英語でどのように言えばよいか、迷った経験はありませんか?
旅行先や英会話、レストランで料理について話をする際、「なす」の英語訳は必ず知っておきたい単語のひとつです。
さらに、「なす」はアメリカ英語とイギリス英語で表現が異なるため、どちらを使えばよいのか戸惑う人も多いでしょう。
この記事では、その違いだけでなく「なす」の語源や、海外で日本食を紹介するときにすぐ使える便利なフレーズも解説します。
なぜ「なす」の英語表現が国や地域によって異なるのか、その背景も含めて一緒に学んでいきましょう!
基本:「なす」は英語でEggplant(アメリカ英語)

「なす」を英語でどう言うか、きちんと発音まで説明できますか?
中学校や高校の英語で「Eggplant」と習った方も多いはずですが、発音や使い方で迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
ここでは、アメリカ英語での「なす(Eggplant)」について、意味や発音のコツ、さらに深く学ぶポイントをご紹介します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| eggplant | [égplæ̀nt] | なす(茄子) アメリカ、カナダ、そして日本の多くの教科書で使われる英語。アクセントは最初の「エ」に置きます。スペルも発音も直訳すると「卵の植物」という面白い呼び名ですが、現在主流の紫色のなすとは見た目が異なるエピソードが語源です。 |
英語で「eggplant」を使うとき、少し気をつけたいのが発音です。
カタカナで「エッグプラント」と覚えている方も多いですが、正確な発音は[égplæ̀nt]。
アクセントを「エ」に置くイメージで発音しましょう。
アメリカやカナダ、日本の英語教科書では「eggplant」を使うのが一般的です。
普段の会話でシンプルに「I like eggplant.」といえば、「なすが好きです」という意味になります。
要注意!イギリス英語では Aubergine(オーバジーン)

アメリカや日本で馴染み深い「Eggplant」ですが、イギリスやオーストラリアではほとんど通じません。
そんな時に役立つのが、この「Aubergine(オーバジーン)」という単語です。
本場の英会話や英語圏の文化を知りたいのであれば、「なす」の英語表現の違いを身につけておきましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Eggplant | [ˈeɡˌplænt] | アメリカ英語。北米・日本(教科書)で一般的。海外でもアメリカ英語圏でよく使われます。 |
| Aubergine | [ˈəʊbəˌʒiːn] | イギリス英語。オーストラリア、ニュージーランドなどイギリス文化圏で主流。フランス語由来の上品な響きも特徴。 |
| Brinjal | [ˈbrɪndʒəl] | インド・南アフリカなど一部英語圏で使用。知っていると話題の幅が広がります。 |
シンプルですが、国によって違う呼び方を知っておくことで、海外の英語コミュニケーションがぐっとスムーズになります。
「Eggplant」と伝えても通じづらい場合は、「Aubergine」や、場合によっては「Brinjal」と言い換えてみましょう。
「なすび」と「なす」に英語の違いはある?
日本語で「なす」と「なすび」、どちらの表現もよく耳にしますが、英語では何か違いがあるのでしょうか?
関西地方では「なすび」、標準語や多くの地域では「なす」と呼ぶなど、日本語ならではの表現の幅が感じられます。
ですが、英語圏ではこれらを区別する必要がありません。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| eggplant | [égplæ̀nt] | アメリカ英語・カナダ英語。 紫色のなす、白なすも含む。可算・不可算のどちらでも使えるのがポイント。 |
| aubergine | [ə́ubərʒiːn] (英) [ə́ubərʒiːn](仏) | イギリス英語、オーストラリア英語。 フランス語由来の語。料理名などにも頻出。 |
英語では「なす」と「なすび」を区別する単語はなく、どちらも同じ単語(EggplantまたはAubergine)で表せます。
日本語の違いは主に地域的なものであり、翻訳時には気にしなくても大丈夫です。
可算名詞としての注意点

「Eggplant」「Aubergine」のどちらも可算名詞です。
つまり、個数を数えることができますが、日常会話やレストランのメニューでは「素材」として不可算で扱われることもよくあります。
- I like eggplant.:「なす(という食材)が好き」
この場合はジャンル全体としての「なす」を指し、不可算名詞的な使い方。 - I like eggplants.:「なす(という野菜の個体)が好き」
個々の「なす」を強調したい場合や複数品種の違いを述べる場合に使う。
不可算名詞か可算名詞かは文脈で決まるので、迷ったときは素材全体=不可算(単数形)、複数の個体や品種=可算(複数形)と考えるとスムーズです。
海外で通じる!「なす」を使った日本料理の英語説明

日本の「なす料理」は、海外でもじわじわと人気が高まっています。
レストランや旅行先で、日本の「なす」をどう英語で伝えるか困った経験はありませんか?
実は、多くの日本料理は直接英語化されたメニュー表現が存在します。
ここでは、調理法別に日本の「なす料理」を英語でどう表現するかを詳しく紹介します。
なす料理の基本表現まとめ
| 日本語の料理名 | 英語表現 | 備考・解説 |
|---|---|---|
| 焼きなす | Grilled eggplant | 「grilled」は「焼く」の意味。シンプルな説明で通じます。イギリスなら「grilled aubergine」に言い換えてもOKです。 |
| 揚げなす | Deep-fried eggplant | 「deep-fried」は「たっぷりの油で揚げた」の意味。日本特有の料理法も一言で伝えられます。 |
| なすの漬物 | Pickled eggplant | 「pickled」は漬物全般の英訳。欧米にもピクルス文化があるため、意外と馴染みがよい言い回しです。 |
海外の日本食レストランでは、「Nasu」という日本語そのままでも通じる場所が増えています。
ただし、伝わりやすさ重視なら調理法+eggplant/aubergineの組み合わせで説明するのが確実です。
なすの煮浸しのような和のテイストが強い料理は、英訳に少し工夫が必要です。
一言で説明しきれない場合は、材料や調理法を補足して説明すると、相手にイメージが伝わりやすくなります。
| 日本語のフレーズ | 英語での説明例 | 備考 |
|---|---|---|
| なすの煮浸し | Eggplant simmered in dashi broth | 「煮る」は「simmer」、出汁は「dashi broth」とそのまま使うと通の響き。日本独自のダシ文化も伝わります。 |
| なすの煮浸し | Deep-fried eggplant soaked in seasoned broth | 油で揚げてから出汁に浸す「煮浸し」の料理工程を説明する表現。伝統的な和食への理解が深まります。 |
もしも現地の友人やレストランのスタッフに伝える時には、
「It’s a traditional Japanese eggplant dish, simmered in dashi soup and very flavorful!
(これは日本の伝統的ななす料理で、だしで煮込んでいてとてもおいしいですよ!)」
などのフレーズを使うと、より親しみやすく伝わります。
(番外編)「災い転じて福となす」の「なす」は?

「なす」と聞くと、つい英単語のEggplantやAubergineを思い浮かべがちですが、日本語にはもうひとつ大切な「なす(為す)」がありますよね。
ことわざや慣用句、「災い転じて福となす」などの文で使われるこの「なす」は、果たして英語でどう表現するのでしょうか?
| 日本語表現 | 英語表現 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| 災い転じて福となす | Turn a misfortune into a blessing | 直訳は難しいですが、「trouble」を「misfortune」、「福」を「blessing」と言い換えるのがポイントです。 英語でもafirmative expression(前向きな表現)で同様のニュアンスに。 |
| なすがまま | Let it be / Leave it as it is | 「そのままにしておく」という意味。Let it beはビートルズの有名な曲でもおなじみ! |
英語でも「災いを転じて…」のように状況や出来事の意味合いを柔軟に説明できると、会話がぐっと深まります。
まとめ
「なす」の英語表現ひとつ取っても、アメリカではEggplant、イギリスではAubergineと、国によって呼び方に大きな違いがあることがわかりましたね。
さらに、海外で日本料理を説明する際の便利な表現やフレーズも紹介しました。
実際の場面で役立てられる内容だったのではないでしょうか?
野菜の名前ひとつから語源や背景、使い方まで掘り下げることで、英語学習はもっと楽しく、もっと奥深くなります。
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