タカは英語で何?ワシとの違いや「能ある鷹は爪を隠す」の英語訳

英語で「鷹」をどう表現するのか、いざ話そうとすると意外と迷ってしまいませんか?
日本語では「タカ」と一言で済みますが、英語ではhawkやeagleなど複数の単語が使われます。
それぞれどんな違いがあるのか知っておくと、日常会話や英語の読書、ニュースなどの理解がぐっと深まります。
また「鷹」にまつわるフレーズやことわざも豊富で、これらを知ることで英語表現が一段と生き生きとします。
この記事では、「鷹」に関連する英語表現や単語の違いをわかりやすく解説します。
- 🤔 Hawk(タカ)と Eagle(ワシ)の違い:
Hawk = 中型で森を飛ぶ、鋭いハンター。
Eagle = 大型で空高く舞う、威厳や力の象徴。
※スピード重視の「ハヤブサ」は Falcon です。 - 🦉 「能ある鷹は爪を隠す」は英語で?:
直訳(A wise hawk...)よりも、
"Still waters run deep."(静かな水ほど深い)
と言う方が、ネイティブには知的に響きます。 - 👀 日常で使えるフレーズ:
"Watch like a hawk"(鷹のようにじっと見張る)
子育てや監視の場面でよく使われる表現です。
👇 詳しくは本文へ!ニュースでよく聞く「タカ派(政治)」の意味や、ホークアイの由来も解説しています。
「鷹」は英語で何と言う?基本はHawk

「鷹」を英語で表現したいとき、まず覚えてほしい単語が"Hawk"です。
でも、この単語一つとっても、単なる「訳」ではない深いニュアンスや使い方があります。
では、Hawkの正しい発音・意味・使い方から整理していきましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Hawk | /hɔːk/ | 鷹。 野鳥の中で中型サイズの猛禽類。日本語の「鷹」とだいたい重なりますが、種類によっては「ワシ」と区別が曖昧なことも。 複数形は"Hawks"。 英語圏では「鋭く狩りをする」や「目が鋭い」というイメージも強い単語です。 |
「ホーク」と無理やりカタカナに当てはめるよりも、hɔːk(ホォーク)のように、口を縦に大きく開けて「オー」の音を意識してください。
例文
- A hawk is soaring in the sky.
(鷹が空を舞っている。) - He has the sharp eyes of a hawk.
(彼は鷹のように鋭い目をしている。)
Hawk, Eagle, Falconの違いとは?猛禽類の英語を整理

英語で「鷹」を表現しようとしたとき、HawkとEagle、さらにはFalconとの違いに迷ったことはありませんか?
普段はまとめて「猛禽類」と呼ぶことが多いですが、それぞれ英語で表現するときには、明確な違いと特徴があります。
ここでは "Hawk" "Eagle" "Falcon" "Kite" を比較しながら、特徴やイメージの違い、英単語の発音、意味も含めてわかりやすく整理します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Hawk | /hɔːk/ | 鷹。中型の猛禽類。森や林の中で獲物を巧みに狙う。日本語で言う「タカ」。特に鋭い目つきと、素早い飛び方が特徴。 |
| Eagle | /ˈiːɡl/ | 鷲。大型の猛禽類。山や広大な空で力強く舞う。国や団体のシンボルになることも多く、威厳や強さの象徴。 |
| Falcon | /ˈfælkən, ˈfɔːlkən/ | 隼。小〜中型、細身で非常に高速で飛行できるスピードタイプ。ハヤブサ類。しばしば狩猟(鷹狩り)に使われる。 |
| Kite | /kaɪt/ | 鳶(トビ)。尾羽がフォーク上に二股に分かれているのが特徴。旋回飛行が得意で、日本でも身近な存在。 |
Hawkは、日本の「タカ」に一番近いイメージですが、アメリカなどでは"hawk"という単語自体に「鋭い観察力」や「身軽な動き」のニュアンスも含まれています。
Eagleは「鷲(ワシ)」で、体格も翼も大きく、しばしば「強さ・誇り・王者」の象徴、例えばアメリカの国鳥(Bald Eagle/ハクトウワシ)にもなっています。
Falconは「隼(ハヤブサ)」にあたり、何より空中での俊敏なスピード、獲物を狙う機敏な動きが特徴です。
Kiteは「鳶(トビ)」で、ピーヒョロロ〜と鳴くあの鳥。ダイナミックな尾羽がアジアでも親しまれていて、英語でも種類ごとにさまざまな「Kite」が存在します。
「能ある鷹は爪を隠す」は英語で?鷹にまつわることわざ

「能ある鷹は爪を隠す」という日本語のことわざは、多くの人に親しまれています。
直訳で "A wise hawk hides its claws." と言うこともできます。
ただし、これはあくまで直訳なので、ネイティブに通じなくはありませんが、やや不自然に感じられる場合もあります。
英語でも同じような意味を表現できる表現がいくつかあります。
| 表現・イディオム | 意味・備考 |
|---|---|
| A wise hawk hides its claws. | 日本語のことわざを直訳した表現。英語圏では一般的ではありませんが、意味は伝わります。 |
| Cats hide their claws. | 猫が爪を隠す様子を例えた英語表現。鷹の代わりに猫が使われることが多いです。 |
| Still waters run deep. | 「静かな川ほど深い」=静かな人ほど本当は実力や思慮が深いというネイティブ定番の表現です。 |
| Empty vessels make the most noise. | 「中身のない器ほど大きな音を立てる」=実力のない人ほど騒ぐ、という意味。 |
英語では、「鷹」ではなく「猫」や水のたとえで表現することが多いです。
"Still waters run deep." は、相手の発言が少なくても本当は深い考えや能力があることを示唆する時によく使われる、大人っぽい表現です。
"Empty vessels make the most noise." は、逆説的に「余計に騒ぐ人ほど、実は中身が乏しい」というニュアンスで、日本語のことわざの対極として覚えるのも役立ちます。
「タカ派」や「ホークアイ」など鷹を使った英語表現・スラング

"Hawk" という単語は、実は鳥だけでなく、日常英語やニュース・スラングでも頻繁に登場します。
ニュースを読んでいて「タカ派」「ハト派」、映画やドラマで「ホークアイ」などの表現に出会ったことはありませんか?
ここでは、知っていると一歩リードできる 「鷹」を使った英語表現やスラング を厳選して解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| hawk | /hɔːk/ | (名詞)「鷹」そのもの。他にも「タカ派」という比喩的な意味で使われ、武力や強硬姿勢を支持する人や組織を指します。対になる「ハト派」は dove(/dʌv/)です。 例:He is a political hawk.(彼はタカ派の政治家だ) |
| hawk-eyed | /ˈhɔːkˌaɪd/ | 「鷹のような鋭い目」を意味し、「とても注意深い」「見逃さない」というニュアンスで使われます。 例:She is hawk-eyed when it comes to editing documents.(彼女は書類の校正には鷹の目だ) |
| like a hawk | - | 慣用表現で「鷹のようにじっと監視する」という意味。誰かを厳しく見張る様子を表します。 例:The teacher watched the class like a hawk.(先生はクラスをじっと見張っていた) |
| hawker | /ˈhɔːkər/ | 「行商人」「露天商」という全く別の意味にも使われます。元々「商品を呼び歩いて売る」人を指したところから派生。 例:Street hawkers sell their goods everywhere.(通りの行商人が至る所で商品を売っている) |
英語表現・スラング例
- War hawk / fiscal hawk:戦争支持派/財政タカ派(予算削減や緊縮財政を主張する人)
- Hawk-eyed:とても細かなところまで見逃さない
- Watch (someone) like a hawk:誰かを鷹のようにしっかりと見守る、または見張る
- Hawk one's wares:商品を売り歩く(特に露天や路上で)
- Hawk-eye:テニスやサッカーなどで使われる電子審判システムの名称(鋭い目という意味から)
このように、"hawk" は単なる「鷹」を表すだけでなく、英語圏文化ならではのダイナミックな使われ方をしています。
背景知識として知っておくと、ニュースを読む時も映画を楽しむ時も、理解力がグッと深まるでしょう。
まとめ:鷹(Hawk)のイメージを掴んで英語力を高めよう
「鷹」という単語の奥にあるニュアンスや背景を知ることは、普通の暗記よりもはるかに深い理解や記憶につながります。
HawkとEagle、Falconのように、似た鳥たちの特徴や使われ方を整理したことで、英語圏の文化や世界の見方も少し身近になったのではないでしょうか。
また、「能ある鷹は爪を隠す」の英語表現や、「タカ派」などの派生語も学び、一単語の広がりを体感できたはずです。
TANZAMでは、単なる単語帳を超え、こういった言葉の本当の「意味」を自分のものにする体験ができます。
今日学んだ "Hawk" のイメージとともに、あなたの英語力にさらなる翼を添えて、一緒に飛躍していきましょう!


