餅は英語で何?Rice Cakeだけでは伝わらない?食感や「餅つき」を正しく伝える英語表現

もちは英語で?サムネイル

「餅(Mochi)」は日本のお正月やお祝いごとで欠かせない伝統的な食べ物ですが、いざ外国人の友人や同僚にこの魅力を英語で伝えようとすると、言葉につまった経験はありませんか?

単に「Japanese rice cake」と言っただけでは、おもち独自の食感や文化的な特別感がうまく伝わらないこともしばしば。

本記事では「Mochi」という言葉がどのくらい英語圏で通じるのか、食感や作り方、さらにはおもちの種類ごとに適切な英語表現まで解説します。

日常英会話や海外旅行、さらには国際交流の場でも役立つ内容なので、ぜひ最後まで読んでみてください。

「餅」は英語で通じる?基本の表現と注意点

日本の伝統的な食品「餅」は、海外でも注目を集めていますが、そのまま「Mochi」と言って通じるのでしょうか?

また、辞書通りに「Rice cake」と訳してしまうと、誤解を招きがちです。

ここでは、「餅」を伝えるための適切な英語表現と、その注意点について詳しく解説します。

 

今や世界共通語? "Mochi" の認知度

近年「Sushi」や「Ramen」と同じく、「Mochi」はアメリカやヨーロッパでもじわじわと浸透しています。

海外のカフェやスーパーでも、「Mochi ice cream」や「Daifuku mochi」などの商品を目にすることが増えました。

そのため、まずは自信を持って “Mochi” と言ってみるのが一番シンプルで確実です。

英単語発音記号意味・備考
Mochi/ˈmoʊ.tʃi/そのまま「餅」。世界的に知名度が上昇中。口にしたことのある外国人も増えている。

 

"Rice Cake" と言う際の落とし穴

英和辞典で「餅」を引くと、まず出てくるのが"Rice cake"です。

しかし、欧米の多くの人が「Rice cake」と聞いて思い浮かべるのは、実は健康的なポン菓子クッキーのような軽い食べ物です(ダイエット用のスナックとして人気)。

日本の「もちもち」「しっとり」「伸びる」餅とは全く別物ですので、思わぬ誤解を招いてしまうことがあります。

そのため、「Japanese sticky rice cake」「Sweet rice cake」など、ひとこと説明を添えると丁寧です。

英単語発音記号意味・備考
Rice cake/raɪs keɪk/欧米では多くの場合「ポン菓子のような固いスナック」を指すので要注意。日本の「餅」とは食感も見た目も異なる。
Japanese sticky rice cake/ˌdʒæpəˈniːz ˈstɪki raɪs keɪk/「日本のもちもちした餅」の意味。これなら誤解されにくく、食文化も伝わる。
Sweet rice cake/swiːt raɪs keɪk/和菓子的な餅のイメージを伝える際に便利。
Glutinous rice/ˈɡluː.tən.əs raɪs/もち米。詳しい説明をしたい時や、原材料を強調したい時におすすめ。
Sticky rice/ˈstɪki raɪs/アジア各地で使われる「もち米」。親しみやすい表現。

 

餅を説明したいシーンでは、相手の国や文化背景によって言い方を選ぶのがコツです。

最初は「Mochi」、知らなければ「Sticky rice cake」「Japanese-style rice cake」と伝えてみましょう。

 

「モチモチ」「伸びる」を英語で説明するには?

Stretching grilled mochi / 伸びる焼き餅

日本の食文化を英語で伝えようとしたとき、「モチモチ」や「餅が伸びる」という独特な質感を上手に表現するのは難しいですよね。

ここでは、餅の特徴的な食感や伸びる様子を英語で正確に伝える表現を徹底解説します。

 

食感(テクスチャー)を表す形容詞

餅といえば、あの「モチモチで伸びる」感触が最大の特徴。

英語圏には直訳できる単語がない分、適切な形容詞を使い分けることが大切です。

英単語発音記号意味・備考
Chewy/ˈtʃuːi/「噛みごたえのある」「モチモチ」した食感。ガムやタピオカ、グミの食感にも使われる。餅の弾力を伝える最重要ワード。
Sticky/ˈstɪki/「ねばねば」「くっつく」という意味。餅の粘りや手にくっつきやすい感じを表現できる。
Gooey/ˈɡuːi/「とろとろ」「ねばねば」だが、よりソフトでとけるような感じ。焼いた餅の中身や、柔らかい部分にピッタリ。
Elastic/ɪˈlæstɪk/「弾力のある」。ゴムのように戻る柔らかさを強調したい時に最適。stretchyと似ているがややフォーマル。
Stretchy/ˈstretʃi/「伸びる」「よく伸びる」。「モチっと引っ張ったときに長くのびる」状態を表現。

 

これらを組み合わせることで、日本語の「モチモチ」「柔らかく伸びる」をリアルに再現できます。

たとえば「Mochi is chewy, sticky, and stretchy.(餅はモチモチ・粘り気があって伸びます)」のような表現が自然です。

 

「餅が伸びる」の英語表現

次に、「餅がびよーんと伸びる」あのリアルな動きを英語でどう言えばよいのでしょうか?

おさえておきたいのが、動詞“stretch”です。

例文で感覚をつかみましょう。

  • Look how much the mochi stretches!(見て、餅がすごく伸びるよ!)
  • The mochi gets really stretchy when it's warm.(餅は温かいととても伸びやすくなるんだ)
  • You can pull and stretch the mochi just like melted cheese.(餅はまるでチーズのように引っ張って伸ばせます)

 

「Mochi is chewy and stretchy.」のように形容詞でシンプルに使うのも会話ではよく見られます。

stretchは「引き延ばす」、pullは「引っ張る」ですが、餅の場合はstretch が最も自然です。

 

 

「餅つき」や作り方を英語で説明する

Traditional Japanese mochitsuki event / 伝統的な餅つき行事

日本の伝統行事の中でも特に印象的なのが「餅つき」。

でも、あの独特な「つく」動きや道具、作り方の工程を外国人に英語で説明するのは難しいですよね。

ここでは、「餅つき」や餅の作り方を自信を持って説明できるフレーズや単語をやさしく丁寧に解説します。

 

「餅をつく」は英語で?

多くの人は、「作る」という意味で "make mochi" と表現しがちですが、実際の餅つきイベントのあの「臼と杵」でつく動作を説明するなら、"pound" という動詞がぴったりです。

"Pound" は「叩く・つく」という意味があり、餅つきの際によく使われます。

 

具体的な説明フレーズを見てみましょう。

  • Pounding steamed rice into mochi.
    (蒸したお米をついて餅にする)
  • We pound steamed glutinous rice to make mochi.
    (私たちは餅を作るために蒸したもち米をつきます)

「つく(pound)」という単語を使うことで、餅つきならではの臨場感や文化的なニュアンスがぐっと伝わります。

 

臼(Usu)と杵(Kine)の説明

餅つきで使う道具も、英語で説明できると日本文化通として一歩リードできます。

英単語発音記号意味・備考
Mortar/ˈmɔːr.tər/臼(うす)
餅つきで蒸したもち米を入れる大きな容器を指します。料理用の臼の場合も Mortar です。
Mallet / Pestle/ˈmæl.ɪt/ /ˈpɛs.əl/杵(きね)
餅をつくための大きな木槌(Mallet)や棒(Pestle)。伝統的には「wooden mallet」(木製の杵)と表現することも多いです。

 

また、餅つきは''Traditional Japanese event''(伝統行事)や "community event"(地域イベント)として説明するのもおすすめです。

 

あんこ・きな粉・よもぎ…種類別の英語表現リスト

Various Japanese mochi types / 色々な種類の餅

「餅」と聞くと、真っ白なプレーン餅以外にも、さまざまな味やスタイルが思い浮かびますよね。

単純に "Mochi" だけでは、そのバリエーションを伝えきれないのです。

ここでは、「あんこ餅」「きな粉餅」「よもぎ餅」など、日本ならではのバリエーション豊かな餅の英語表現を分かりやすくご紹介します。

英単語発音記号意味・備考
Red bean paste mochi[rɛd biːn peɪst ˈmoʊ.tʃi]あんこ餅
"Mochi with red bean paste" や "Daifuku" も伝わります。
「Red bean paste」は小豆の「こし・つぶ」どちらにも使えます。
Mugwort rice cake[ˈmʌɡ.wɝːt raɪs keɪk]よもぎ餅
Mugwortが「よもぎ」で、海外ではハーブとして有名。草餅なら "Herb rice cake" もOK。
色や香りを伝えたいときにも便利です。
Soybean flour mochi[ˈsɔɪ.biːn ˈflaʊ.ɚ ˈmoʊ.tʃi]きな粉餅
Roasted soybean flour や Toasted soybean flour とも。
「香ばしい香り」を強調する場合に "roasted" を追加すると◎。
Zoni (mochi soup)[zoʊˈniː (ˈmoʊ.tʃi suːp)]雑煮
"Ozoni"(お雑煮)や "Mochi soup" で伝わります。
New Year's food(お正月料理)とセットで説明すると理解しやすいでしょう。
Isobeyaki (savory mochi)[iːˈsoʊ.beɪˌjɑː.ki (ˈseɪ.və.ri ˈmoʊ.tʃi)]磯辺焼き
"Isobeyaki" は "savory mochi with soy sauce and seaweed"(しょうゆと海苔のしょっぱい餅)と補足を入れると親切です。
Arare mochi[əˈrɑː.reɪ ˈmoʊ.tʃi]あられ餅
小さくカットし、焼いたり揚げたりしたもの。
"Rice crackers" や "bite-sized rice cakes" という表現で通じます。

 

それぞれの餅の種類には独自の呼び方や背景文化が隠れています。

美味しさはもちろん、多様で豊かな餅文化を自信を持って発信できるよう、ぜひ繰り返し練習してみてください!

 

そのまま使える!餅に関する英語例文集

Friends enjoying mochi meal / 餅料理を楽しむ友人たち

日本文化を自信を持ってシェアするためには、自然な英語例文を知っておくととても安心です。

ここでは、会話やメッセージですぐに使える「餅」に関する英語のフレーズや例文を、目的別にまとめました。

 

文化やイベントを伝えるフレーズ

  • We traditionally eat mochi soup called Ozoni on New Year's Day.
    (お正月にはお雑煮という餅のスープを食べます)
  • Mochi is often made by pounding steamed rice at special events.
    (餅は特別な行事で蒸したお米をついて作ります)
  • There are many types of mochi, such as those filled with sweet red bean paste or covered with soybean flour.
    (餡子入りやきな粉をまぶした餅など、いろいろな種類があります)

 

食感や注意を伝えるフレーズ

  • Be careful not to choke on it because it's very sticky.
    (とても粘り気があるから、喉に詰まらせないように気をつけて)
  • Mochi has a chewy and stretchy texture.
    (餅はモチモチしていてよく伸びる食感です)
  • Look how much the mochi stretches!
    (見て、餅がすごく伸びるよ!)

 

餅の種類や味を紹介するフレーズ

  • This is mugwort mochi, which is made with Japanese mugwort and has a nice herb flavor.
    (これはよもぎ餅で、よもぎの香りが特徴です)
  • Daifuku is a type of mochi filled with sweet red bean paste.
    (大福はあんこが入った餅の一種です)
  • Kinako mochi is covered with roasted soybean flour, giving it a nutty taste.
    (きなこ餅は炒った大豆の粉をまぶして香ばしい味がします)

 

英語で餅について紹介できるフレーズを知っていると、会話が一気に深まります。

文化を説明したり、友だちと味や食感の感想をシェアしたりする場面で、ぜひ活用してみてください。

 

 

まとめ:Mochiの魅力を英語で伝えよう

日本の「餅」は、そのまま "Mochi" と言っても今や多くの国で通じるようになっていますが、初めての人にはしっかりと特徴を伝えることがとても大切です。

「Rice cake」とだけ説明すると誤解されがちなので、"sticky rice cake" や "Japanese mochi" など、もうひと押しの説明を添えてみましょう。

餅特有の「モチモチ」「伸びる」といった食感は、chewy, sticky, stretchy といった英単語で表現すると、外国人の友人にも伝わりやすくなります。

また、「餅つき」の伝統や、きな粉やあんこ、よもぎ など種類別の英語名も身につければ、会話がより深まるでしょう。

 

TANZAMでは、こうした単語の丸暗記だけでなく、実際のシーンで使いこなせる表現を多数紹介しています。

日本文化を自分の言葉で自信を持って発信できると、きっと英語学習も楽しく感じられるはずです。

TANZAMで一歩踏み出し、Mochiの魅力を自分の英語で伝えてみましょう!