「うさぎ」は英語でRabbitだけじゃない?HareやBunnyとの違い・スラングまで完全解説

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「うさぎ」の英単語と聞いて、多くの方が“rabbit”を思い浮かべることでしょう。

ですが、英語圏では「うさぎ」を表す言葉は実はひとつではありません。

wild rabbitやbunny、さらにはslangやイディオムにまで、“rabbit”を起点とした多様な使い分けが浸透しています。

 

この記事では、英語で「うさぎ」にまつわる単語や表現を日常会話からスラングまで徹底解説します。

単なる単語の丸暗記にとどまらず、単語ごとの使い分け方や、実際に役立つ豆知識も盛り込んでいますので、ぜひ最後まで楽しんでください。

基本の「うさぎ」英語表現:Rabbit, Bunny, Hareの違い

ウサギ、子ウサギ、野ウサギの比較イラスト。

「うさぎ」の英語といえば、真っ先に "Rabbit" を思い浮かべる方が多いでしょう。

ですが、英語では「うさぎ」を意味する単語がいくつかあり、使い分けによってイメージやニュアンスが大きく変わります。

ここでは、「Rabbit」「Bunny」「Hare」という3つの基本ワードに着目し、その違いや使い分け方をくわしく解説します。

英単語発音記号意味・備考
Rabbit/ˈræbɪt/最も一般的な「うさぎ」。アナウサギ(野山に穴を掘って暮らす)を指すのが基本。
発音のコツ: 最初のRをしっかり巻き舌で、Bは破裂音でクリアに出すのがネイティブっぽさのポイント。
スペル注意: 「Rabitt」や「Rabid」と間違えやすいので要注意。
例文: I have a pet rabbit.(ペットのうさぎがいるよ)
Bunny/ˈbʌni/子どもやペットの「うさぎ」をかわいく呼びたい時に使う愛称
幼児語として「うさちゃん」「バニーちゃん」のニュアンス。
大人同士の会話では使う相手や文脈によって違和感がある場合もあるので注意。
ぬいぐるみやアニメのキャラにもよく使われる。
Hare/her/ノウサギ(野生のうさぎ)。Rabbitより耳や後ろ足が長く、穴を掘らず地上で素早く走るのが特徴。
日常英会話ではあまり使われないが、物語(例:「うさぎとかめ」=The Tortoise and the Hare)や文学でよく登場。
発音注意: 「髪」のhair(/her/)とまったく同じ発音。
スペル間違いも多いので要注意。

 

知らないと驚く?「子うさぎ」や「性別」による呼び方

ウサギの性別と年齢を表す用語の図。

「うさぎ」とひとことで言っても、年齢や性別でまったく違う単語が使われることをご存じでしょうか?

英語では子うさぎ、オス、メスそれぞれに独自の名前があります。

英単語発音記号意味・備考
Kit / Kitten/kɪt/ , /ˈkɪtn/動物学的に正しい“子うさぎ”の呼び名。Kittenは“子猫”とも同じで少し混乱しがちですが、英語の動物用語ではうさぎも使います。
Leveret/ˈlevərət/特に野生のノウサギ(Hare)の子どもを表す用語。ネイティブでも詳しい人しか知らないワードなので披露すれば上級者感!
Buck/bʌk/うさぎのオス。鹿など他の動物のオスとも共通する単語。ペットショップなどで見かけることも。
Doe/doʊ/うさぎのメス。こちらも鹿のメスと同じ単語で、知っておけば動物好きにも一目置かれる!

 

Bunnyは子うさぎの可愛いイメージですが、正式には”Kit”や“Kitten”、さらにHareの子どもだと”Leveret”が粋な使い分けです。

ちなみにうさぎの性別表現は、Deer(鹿)と同じBuckとDoeを使います。

 

注意が必要な「うさぎ」のスラングとニュアンス

ウサギに関する俗語や異なる意味のイラスト。

「うさぎ(Rabbit/Bunny)」は一見かわいらしいイメージですが、英語ではスラングや独特なニュアンスも持っています。

日本語にはない英語圏ならではの表現は、時に誤解を招いたり、相手に失礼な印象を与えてしまうことも。

ここでは、知っておくべき「うさぎ」の英語スラングや注意点を一緒に見ていきましょう。

 

Bunnyの持つ別の意味

「Bunny」は本来は「うさちゃん」という愛称表現ですが、世間一般では「Playboy Bunny」のイメージから、セクシーな女性を指すスラングとしても使われます。

たとえば「Bunny girl」は「バニーガール(コスチュームの女性)」のこと。

よく知らない相手に使うと、セクシャルな意味に誤解されるリスクが非常に高いので注意しましょう。

 

Dust bunny

一方、面白い使い方として「Dust bunny」という表現もあります。

これはベッドや家具の下などでよく見かける「綿ぼこり」「ホコリの塊」のこと。

うさぎが丸まっている様子に似ていることから来たユーモラスな日常英語です。

例:I found a huge dust bunny under my bed.(ベッドの下に大きな綿ぼこりがあった。)

 

ぬいぐるみの場合

「うさぎのぬいぐるみ」を伝えたいときは、Stuffed rabbit、もしくは可愛さや親しみを込めてBunny plushieと呼びます。

「Plushie」は、柔らかいぬいぐるみ全般を指す口語的な表現です。

英単語発音記号意味・備考
Bunny/ˈbʌni/愛称や幼児語としての「うさちゃん」。
スラングでセクシーな女性を指す場合もある。
Dust bunny/dʌst ˈbʌni/床やベッド下にできる「綿ぼこり」。
おもしろい比喩的表現。
Stuffed rabbit/stʌft ˈræbɪt/うさぎのぬいぐるみ全般。
Bunny plushieだと可愛さや親しみが強調される。

 

 

物語やことわざで見る「うさぎ」の英語

有名な物語に登場するウサギのイラスト集。

物語やことわざの中で「うさぎ」がどのように英語で表現されているか知っていますか?

「うさぎ」というシンプルな単語にも、実は物語の役割や文化的な違いが濃く反映されています。

 

「うさぎとかめ」は英語で?

英語では The Tortoise and the Hare と言います。

ここで使われる "Hare" は、物語の中の「足の速い野生のうさぎ」という設定を反映しています。

"Rabbit" ではなく "Hare" なのがポイントです。

この話の有名な教訓が、Slow and steady wins the race.(コツコツ努力すれば勝つ)です。

 

不思議の国のアリス関連の「うさぎ」キャラクター

イギリス発祥の人気童話『不思議の国のアリス』にも、2種類のうさぎキャラクターが登場します。

  • White Rabbit(白ウサギ):時計を気にして「遅い、遅い!」と慌てているキャラクター。
  • March Hare(三月ウサギ):お茶会に出てくる、少しクレイジーなうさぎ。

March Hare は「Mad as a March hare」(三月ウサギのように気が狂っている)というイディオム にもなっています。

これはウサギの繁殖期に由来し、春になるとウサギが普段より活発で興奮しやすくなる様子からきています。

 

Go down the rabbit hole – 「ウサギの穴に落ちる」

この表現はアリスが冒険のきっかけとなった「ウサギ穴」から派生し、今では英語圏で頻繁に使われるイディオムになりました。

意味は「深みにはまる」「気づけば時間を浪費している」といったニュアンスです。

ネットサーフィンやYouTubeの動画巡回で時間を忘れたとき、「I went down the rabbit hole.」とカジュアルに使えます。

 

日本独特の「月のうさぎ」は英語で?

日本をはじめアジア圏では「月にうさぎがいる」と言いますが、英語ではMoon Rabbitと呼ばれます。

英語圏では「The Man in the Moon」(月の模様が人の顔に見える)という表現が一般的ですが、ムーン・ラビットの話も説明すれば理解されます。

異文化交流の場で豆知識として披露すると会話が広がりますよ。

 

うさぎに関連する英語イディオム・例文集

ウサギを使った英語の慣用句の漫画イラスト。

うさぎはその愛らしさから英会話や物語だけでなく、日常英語のイディオム(慣用表現)にも頻繁に登場します。

一見かわいらしいイメージとは裏腹に、意外なニュアンスや場面で使われていることも多く、英語を深く学びたい方には絶好の題材です。

ここでは英語圏ネイティブもよく使う「うさぎ」関連のイディオムや例文を厳選し、意味や使い方の「ツボ」もしっかり押さえてご紹介します。

イディオム・フレーズ意味・備考
Breed like rabbits「ねずみ算式に増える」「数多く子どもを産む」
うさぎの繁殖力の高さをたとえた表現。冗談ややや下品なニュアンスもあり、丁寧な場では避けた方が無難です。
Caught like a rabbit in the headlights「(恐怖や驚きで)すくみ上がる」
直訳は「ヘッドライトに照らされたうさぎのように」。突然の出来事に驚いて動けなくなった時に使います。日常の会話でもよく登場。
Go down the rabbit hole「(新しい世界や混乱の中に)深く入り込む」「ネットなどで時間があっという間に経つ」
『不思議の国のアリス』の白ウサギを追って穴に落ちてしまうエピソードが由来。現代ではネットサーフィンやYouTube動画の"沼"状態でも多用される必須の比喩。
Pull a rabbit out of a hat「(魔法のように)意外な方法で問題を解決する」「奇跡のような解決策を出す」
マジシャンが帽子からウサギを出すおなじみの演出がイメージ。難局をサプライズで打破する時に使います。
As mad as a March hare「ものすごく変わっている」「ちょっとおかしい」
春(3月)の繁殖期の野ウサギは非常に活発で落ち着きがなくなるということわざ。独特な性格や行動を表現する時に。

 

日常で使える例文も合わせてチェックしてみましょう。

  • They breed like rabbits.
    彼らはまるでうさぎのように次々と子どもをもうけるね。
  • She was caught like a rabbit in the headlights when her name was called.
    彼女は自分の名前を呼ばれて、驚いて立ちすくんでしまった。
  • After watching one YouTube video, I went down the rabbit hole and lost two hours.
    一つ動画を見たら、次々見てしまって2時間も経っていたよ。
  • He pulled a rabbit out of a hat and saved the meeting.
    彼は奇跡的なアイディアで会議を救った。

ニュアンスや場面ごとの使い分けが重要ですので、実際の会話例も一緒に練習してみてください!

 

 

まとめ

「うさぎ」と一口に言っても、英語では状況やニュアンスによって“Rabbit”“Bunny”“Hare”など、多様な単語や表現が存在します。

普段の会話やペットに関しては Rabbit がもっとも無難でポピュラーな選択です。

優しいニュアンスや愛嬌を持たせたい時は Bunny がピッタリ。

一方、物語やイソップ寓話、野生生物についての文脈では Hare が自然に使われます。

 

TANZAMでこうした違いをしっかり学ぶことで、英語の会話や文章表現の豊かさがぐっとアップするはずです。

小さな知識の積み重ねが、自然な英会話への最短ルートです。

一緒に、英語表現の幅をもっと広げていきましょう!