「最近」は英語で?recently, lately, these daysの使い分け完全ガイド

日常で「最近~だよね」と言いたい場面、英語にするときに迷った経験はありませんか?
recently, lately, these days…… 教科書や参考書でもよく目にしますが、なんとなく使い分けが難しい、と感じる日本人学習者はとても多いです。
日本語の「最近」はとても便利ですが、英語では「今に近い過去」なのか、「今の継続的な状態」なのか、もしくは「今と比べて少し前のこと」なのかによってピッタリハマる英単語が異なります。
この記事では、それぞれの単語が持つ「時間の感覚」と「ニュアンス」の違いを、図や例文を交えて丁寧かつ分かりやすく解説します。
「最近」を表す英語の4大表現と使い分け

「最近」とひとことで言っても、英語では使い分けがとても重要です。
"recently" "lately" "these days" "nowadays"の4つは、日常会話やビジネス英語でも頻出ですが、ニュアンスや使えるシーンに微妙な違いがあります。
ここではそれぞれのコアとなるニュアンスと相性の良い時制を分かりやすく解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| recently | /ˈriːsəntli/ | 「ついこの間」「直近の出来事」。 過去形や現在完了形で使われることが多い。新しい出来事1回、経験などに適している。 |
| lately | /ˈleɪtli/ | 「ここしばらく」「最近ずっと」。 現在完了形とセットで使われることがほとんどで、継続的な出来事や習慣にフォーカスしている。 |
| these days | /ðiːz deɪz/ | 「(昔と比べて)最近は」「このごろ」 現在形で使い、生活や世の中の変化、傾向について言及する際によく登場。 |
| nowadays | /ˈnaʊədeɪz/ | 「今日では」「現代では」。 these daysと似ているが、よりフォーマルな場面や、社会的・一般的な話題にふさわしい。 |
この4つの「最近」には、使う場面によってしっかり選ぶべき「時間の流れ」「出来事の継続性」というイメージの違いがあります。
「どれを使えばいいの?」と迷いがちな方は、自分が話したい内容とここで紹介した特徴を照らし合わせてみてください。
シチュエーション別「最近」の英語フレーズ

「最近」という言葉は、日常英会話の中でとてもよく使われますよね。
でも、英語で表現しようとしたとき、「どの単語・フレーズがぴったりなのか迷う…」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、会話やSNS、メールでそのまま使える定番フレーズや、「最近の◯◯」「ここ最近」などシーンごとのぴったり表現を、分かりやすく紹介します。
挨拶で使う「最近どう?」
英語で友達や同僚に「最近どう?」と尋ねるなら、以下のフレーズがよく使われます。
| フレーズ | 意味・備考 |
|---|---|
| How have you been (lately / recently)? | 「最近どうしてた?」 lately も recently もOK。どちらもフォーマルにもカジュアルにも使える。 |
| What have you been up to? | 「最近何してたの?」 親しい間柄や、少し期間が空いて会ったときに。 |
返信の例
- I've been really busy lately.(最近ずっと忙しくて。)
- Not much, just work as usual.(特に変わりないよ、いつも通り仕事かな。)
形容詞的に使う「最近の〜」「最新の〜」
ニュースやトレンド、身近な人の話題など、名詞を修飾して「最近の◯◯」と伝えたいことも多いですよね。
| 英語表現 | 意味・備考 |
|---|---|
| Young people these days / Today's young people | 「最近の若者」「今日の若者たち」 these days, today’s を名詞の前につける。年齢層や世代について語る際に。 |
| The latest news | 「最新のニュース」 latest は「最新の」「最も新しい」。 recent news(最近のニュース)よりも「今まさに更新された」と強調したい時に最適。 |
| Recent developments | 「最近の出来事」「最近の進展」 recent は「ごく最近」を表す形容詞。時間の幅が広い場合や、比較的新しい出来事全般に。 |
「最新の」「今起きたばかり」のニュアンスは latest、「ここしばらくの」は recent と使い分けましょう。
強調したい時の「ここ最近」
「ここ最近急に…」「つい数日前に」といった特にごく最近の出来事を強調したいとき、 英語では副詞表現を組み合わせることで、ニュアンスをしっかり伝えられます。
| 英語表現 | 意味・備考 |
|---|---|
| Only recently | 「ごく最近」「つい最近になって」 「かなり直近で」という意味を強調したいとき。 |
| Quite recently | 「かなり最近」 「そんなに前の話ではない」というニュアンスを出す時に。 |
| Just recently | 「ついこの間」「ほんの最近」 「まさに今さっき」「まったく新しい出来事」に対して自然に使える。 |
例文
- I started a new hobby only recently.(ごく最近、新しい趣味を始めた。)
- She moved here quite recently.(彼女はかなり最近、この町に引っ越してきた。)
- We met just recently at an event.(僕たちはついこの間イベントで会った。)
このように、「recently」単体では伝えきれないニュアンスも、副詞を付け足すことで細かく表現できます。
クイズで確認!どっちの「最近」を使う?

「recently」「lately」「these days」「nowadays」……頭ではわかっていても、いざ実際に使うとなると、一瞬どれがぴったりか迷いませんか?
ここでは、学んだ使い分けをしっかり定着させるために、実際のシチュエーションを想定したクイズで理解度をチェックしてみましょう。
穴埋めクイズ
下記の日本語の「最近」を正しく英語にするには、どの単語・フレーズを使えばいいでしょうか?
空欄に最適なものを入れてみてください。
- 最近、映画見た?
Have you seen any movies ( )?
- この頃、野菜が高いね。
Vegetables are expensive ( ).
- 最近、ずっと疲れやすい。
I’ve been getting tired easily ( ).
- 近頃、若い人がTikTokをよく使う。
Young people use TikTok a lot ( ).
解答
- Have you seen any movies recently / lately?
最近の「経験」をたずねるので recently, lately のどちらもOK。
ちょっとした直近の出来事にも、ここ最近続いている習慣にも使えます。
- Vegetables are expensive these days.
「昔と比べて最近は~」という今の傾向・変化を話しているので、these days が最適。
nowadays でもほぼ同じ意味ですが、ややフォーマル寄りです。
- I’ve been getting tired easily lately.
「ここ最近ずっと続いている状態や体調の変化」なので lately を使います。最近続いている~にぴったりの表現です。
- Young people use TikTok a lot these days / nowadays.
「今の時代」「最近の傾向」を表すので these days / nowadays。幅広い社会・世代の変化にはこの使い方がマッチします。
どの単語も「最近」と訳せるけれど、文脈によって使い分けが大切です。
迷ったときは、一度立ち止まって「出来事?習慣?社会の変化?」のどれに当てはまるかを考えてみると、自然に選べるようになります!
まとめ
「最近」を表す英語には、recently, lately, these days, nowadays のように複数の表現が存在していて、それぞれが持つ時間軸やニュアンスは微妙に異なります。
まず、“recently”は「「直近の出来事」、”lately”は「ここ最近ずっと続いていること」、”these days”は「昔と比べて今は」、そして“nowadays”になると「現代」や「今日では」と、少し広いニュアンスになるのがポイントです。
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