「怖い」は英語で?ScaryとAfraidの決定的な違いとネイティブ表現25選

「怖い」を英語で言おうとして、"I am scary."と口に出した経験、ありませんか?
でも実はその表現、あなた自身が「人を怖がらせる存在」だとネイティブに伝わってしまう危ない一言です。
英語では、「自分が怖がっている状態」なのか「何か(誰か)が怖さを与えている」のかで、使う単語や文法も大きく変わります。
さらに、「ちょっと怖い」から「恐怖を感じるほど怖い」まで、実はニュアンスの違いを表す表現がたくさんあるんです。
この記事では、単なる和訳以上に、「怖い」を正確&自然に伝えるための英語表現を、語源やネイティブの使い方も交えて丁寧に解説していきます。
基本の「怖い」:Scary, Scared, Afraidの使い分け

英語で「怖い」と伝えたいとき、"scary" "scared" "afraid"が頭に浮かぶけど、どれが正しいかわからなくて困った…そんな経験はありませんか?
実は、この3つの単語には文法的にもニュアンス的にも明確な違いがあります。
ここでは、それぞれの単語の意味・使い方・主語との関係について、やさしくかつ深く解説します。
「怖い」を表現する3つの基本単語
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| scary | /ˈskeəri/ | 「(物や出来事)が怖い」。 怖がらせる対象が主語になる。例: That movie is scary. |
| scared | /skeə(r)d/ | 「(人が)怖がっている」。 感じる人が主語になる。ofとセットで使われる。例: I am scared of dogs. |
| afraid | /əˈfreɪd/ | 「(漠然と)恐れている、心配している」。 scaredよりフォーマル。ofやto doと組み合わせて多用途。例: I’m afraid of making mistakes. |
主語と対象の関係を理解しよう
"scary"と"scared" "afraid"は、主語と「怖い」の関係が逆になる点が最重要ポイントです。
| 使い方 | 主語 | 怖い対象 | 例文 |
|---|---|---|---|
| scary | 物・出来事 | 自分や他の人 | That haunted house is scary. |
| scared/afraid | 人(自分・他人) | 物・出来事・行為など | I am scared of thunder. She’s afraid of flying. |
"I am scary." は「私は怖がられる存在」というとても違う意味になってしまうので要注意!
自分が怖がっている時は、必ず"I am scared/afraid"を使うことを意識しましょう。
"afraid" は「恐縮ですが…」「残念ですが...」という前置きや丁寧な言い回し(I’m afraid to tell you this.)でもよく登場します。
丁寧な会話やメールでも役立つので、scaredとの違いもじっくり押さえておきましょう。
恐怖の度合いで使い分ける英語表現(レベル別)

「怖い」を英語で表現するとき、すべてを"scary"や"scared"で片付けてしまっていませんか?
実は、「怖い」にも強さや質感の違いがあります。
たとえば「少しゾッとする」「ものすごく恐ろしい」など、その度合いによって、よりピッタリの単語を使い分けることで、表現の幅と英語力に大きな差が出ます。
ここではネイティブも頻繁に使う、恐怖のレベル別英単語を詳しく解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Creepy | /ˈkriː.pi/ | ゾッとする、不気味な・生理的に気持ち悪いときに使う。例:虫・見知らぬ人・ストーカー。 |
| Spooky | /ˈspuː.ki/ | お化け屋敷のような薄気味悪さ。「ハロウィン的」な雰囲気や場所にピッタリ。 |
| Frightened | /ˈfraɪ.tənd/ | 怯えている・ぎょっとする。突発的な出来事で一瞬驚いた時などに使う。 |
| Terrified | /ˈter.ɪ.faɪd/ | 腰が抜けるくらい恐ろしい。"scared"の最上級。超・本気で怖いとき。 |
| Horrified | /ˈhɒr.ɪ.faɪd/ | ショッキングな出来事でゾッとする。ホラー映画やニュースを見た時にも。 |
| Petrified | /ˈpet.rɪ.faɪd/ | 「石化するほど」身がすくんで動けなくなる。強烈な恐怖やパニックを表現。 |
このように英単語によって恐怖の質や強さが微妙に異なります。
たとえば、
- "That forest gets creepy at night."「その森は夜になるとcreepyだ」(不気味で気味が悪い)
- "I was really terrified when the earthquake hit."「地震が来て本当にterrifiedだった」(本当に怖かった)
- "I was horrified by the disaster movie."「パニック映画を見てhorrifiedになった」(ニュース・出来事でゾッとした)
というように、状況や心の動きに合わせて単語を選びましょう。
シチュエーション別「〜が怖い」の便利フレーズ

「怖い」と感じるシチュエーションは、人それぞれ。
例えば「虫が怖い」、「地震が怖い」、「英語を話すのが怖い」など、日常の不安や恐怖は十人十色です。
ふとした時に、「これって英語でどう言うんだろう?」と迷うこと、ありませんか?
このセクションでは、よくある「怖い」シーンごとに、ネイティブが自然に使う便利フレーズと、それぞれの表現に込められたニュアンスを徹底解説します。
シチュエーション別フレーズ&解説
| シチュエーション | 英語フレーズ例 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| 虫が怖い | I hate bugs! / Bugs creep me out. | 「虫が大嫌い!」というニュアンスは "I hate bugs!" が一番。 生理的に無理な感じや、ゾワっとくる怖さなら "Bugs creep me out." を。 "Creep me out" は「~にゾッとする・身の毛がよだつ」の生きた表現です。 |
| 高所恐怖症 | I'm afraid of heights. Acrophobia(医学用語) | "I'm afraid of heights." は日常英会話の定番。 "Acrophobia" は医学的な診断名や、知識として知っておくと便利。 |
| 地震・自然災害が怖い | I'm terrified of earthquakes. Natural disasters are scary. | 強い恐怖やパニックなら "terrified" を。 「自然災害全般が怖い」は "Natural disasters are scary." で幅広くカバー。 |
| 飛行機・閉所恐怖症 | I'm nervous about flying. I'm claustrophobic. I get anxious on airplanes. | "Nervous"/"anxious" は「緊張・不安」に近い柔らかい表現。 "Claustrophobic" は「閉所恐怖症」の専門語なので、症状を伝える時にも◎。 |
| 英語を話すのが怖い・間違いを恐れる | I'm scared of speaking English. I'm afraid of making mistakes. | 「話すこと自体が怖い」は "scared of speaking ~"、 間違いを恐れる心理は "afraid of making mistakes." がぴったり。 自己紹介や仕事で不安を打ち明けたい時にも使えます。 |
| (何かの対象)に異常な恐怖がある | I have a fear of ___. I have a phobia of ___. | "fear"は一般的な恐れ。"phobia"は病的な恐怖症に近いニュアンス。 例:"I have a fear of dogs." "I have a phobia of spiders." |
よく使われる「〜が怖い」関連イディオム・表現
- I get goosebumps just thinking about it.(それについて考えるだけで鳥肌が立つ)
- It freaks me out.(本気で怖い・パニックになる)
- That really gives me the chills.(本当にゾッとする)
- I'm not good with ~.(~が苦手なんだ:怖さを和らげて表現したい時)
「怖いもの知らず」やスラング表現

「怖い」といえば、ついscaryやscaredなど基本的な単語に頼りがちですが、英語には感情やキャラクターをもっと生き生き表現できるスラングやユニークなフレーズがたくさんあります。
「怖いもの知らず」や「マジで怖い!」など、教科書では学びきれないリアルな表現を知っておくことで、海外の映画やSNS、友人との会話がぐっと身近に感じられます。
「怖い」にまつわる、知っておくと便利なスラングや慣用表現をピックアップしたので、ぜひ自分の言葉として使えるように覚えましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Daredevil | /ˈdeəˌdevəl/ | 【怖いもの知らず・命知らず】冒険好きな人や、危険をいとわず大胆な行動に出る人物を指します。スパイダーマンやヒーローに使われることも! |
| Fearless | /ˈfɪərləs/ | 【恐れ知らず】精神的に強く、臆せず挑戦できる人や態度を表現するのにぴったり。 |
| Freak out | /friːk aʊt/ | 【パニックになる/ビビる】「超驚いた!」「もうダメだと思った!」と、感情が爆発する場面で使う日常スラング。 |
| Chicken | /ˈtʃɪk.ɪn/ | 【臆病者】人をからかう時に使うスラング。「Don't be such a chicken!」=「ビビるな!」 |
| Blood-curdling | /ˈblʌd ˌkɜːrdlɪŋ/ | 【血も凍るような】「blood-curdling scream」(血も凍るような叫び声)のように強烈な恐怖表現。主に恐ろしい場面や話、ニュース等、衝撃度の高い事象に。 |
「怖いもの知らず」やスラングのフレーズ例
スラングや慣用句は、文脈によって微妙にニュアンスが異なることも。以下のフレーズを実際の会話で使ってみると、英語表現の幅がぐんと広がります。
- He's a real daredevil.(彼は本当に怖いもの知らずだ。)
- I’m totally fearless when it comes to karaoke!(カラオケなら私は自信あるよ!)
- I freaked out when I saw that spider.(あのクモを見てパニックになった。)
- Don’t be such a chicken!(そんなにビビらないで!)
- That was a blood-curdling story.(それはゾッとするような話だった。)
感情表現の奥深さを知ると、自分自身の「怖い」もより正確に・印象的に伝えられるようになります。
一歩上の表現をマスターして、英語でのコミュニケーション力を高めましょう!
まとめ:「怖い」の感情を正確に伝えて表現力をアップしよう
「怖い」と一口に言っても、英語ではその使い方や表現力が求められます。
つい "I am scary." と言ってしまうミスのように、主語や相手によって正しい単語を選ぶことはとても大切です。
今日紹介したように、scary(怖い対象)とscaredやafraid(自分が感じる)を正しく使い分けるだけで、あなたの英語表現は格段に自然になります。
さらに、creepy(不気味)、terrified(腰が抜けるほど)など、場面や気持ちの強さによって細かな形容詞を使いこなせると、会話がより生き生きとしてきます。
まずは「どんな時、どんな“怖い”を使いたいか」を意識して、実際の会話やTANZAMのようなアプリで練習してみましょう。
英語で自分の気持ちを正確に伝える楽しさを、ぜひ体感してください。


