節分は英語で何て言う?豆まき・恵方巻を説明するフレーズと必須単語

日本の伝統行事「節分」。

子どもの頃から親しんできたイベントですが、いざ外国人の友人や同僚に英語で説明しようと思っても、文化的な背景や「鬼は外、福は内」など独特なフレーズの伝え方は意外とハードルが高いですよね。

この記事では、節分や豆まき、恵方巻、特有の掛け声まで、英語でどう表現すればよいのか一つひとつ丁寧に解説していきます。

一緒に、日本文化の奥深さを英語で伝える方法を学んでいきましょう!

「節分」は英語でどう表現する?

節分の伝統インフォグラフィック

日本語では誰もが知っている「節分」も、文化圏の違う相手に伝えるには言葉の選び方がとても大切です。

せっかくなら、ニュアンスまでしっかり伝わる英語表現を身につけて、会話をもっと豊かにしましょう。

英単語発音記号意味・備考
Setsubun[ˌse-tsu-ˈbun]日本の伝統的な行事名として、そのまま使うのが最も確実で自然。「Japanese Setsubun Festival」と添えるとさらに丁寧。
The day before the beginning of spring直訳的かつ説明的で、相手が知らない文化でも理解しやすい。「Spring」には西洋の暦上の春を連想させる効果もある。
Bean-Throwing Festival直感的で覚えやすいキャッチー表現。「豆まき祭り」としてイベントの特徴を印象付けやすい。プレゼンやSNSでもウケが良い。

 

本来「節分」は四季の変わり目すべてを指しましたが、現代では“春の始まりの前日”を意味することがほとんどです。

英語で紹介する際にも、補足として「It originally referred to all seasonal divisions, but nowadays it usually means the day before the first day of spring. 」と伝えると◎です。

 

「豆まき」「鬼」「恵方巻」は英語で?関連単語一覧

節分の語彙チャート

節分を英語で説明しようとする時「豆まき」や「鬼」、「恵方巻」の訳し方に悩む方は多いのではないでしょうか?

「悪霊を追い払い、幸運を呼び込む」という節分の真髄を伝えるには、単なる直訳ではなく、適切なニュアンスも踏まえた英単語選びがポイントです。

英単語発音記号意味・備考
Oni/'oʊni/日本独自の「鬼」。英語ではそのままOniで説明も可能。日本文化に興味がある人にはこのままでもOK。
Demon/ˈdiːmən/宗教的・精神的な「悪霊」、邪気のイメージで、節分の「鬼は外」の文脈にフィット。
Ogre/ˈoʊɡər/姿形が人に近く、童話に出てくるような怪力で巨大な怪物。見た目の鬼を伝える時に最適。
Bean throwing/biːn ˈθroʊɪŋ/「豆まき」の直訳。豆を投げる行為自体をストレートに表現。
Throwing roasted soybeans/ˈθroʊɪŋ ˈroʊstɪd ˈsɔɪˌbinz/「炒った大豆を投げる」具体的な文化説明を加えるならこれがベスト。
Eho-maki/ˌeɪhoʊˈmɑːki/固有名詞そのままでもOK。説明を添えると親切。
Sushi roll/ˈsuːʃi roʊl/「巻き寿司」の一般表現。恵方巻そのものではない点に注意。
Lucky direction sushi roll/ˈlʌki daɪˈrɛkʃən ˈsuːʃi roʊl/その年の「恵方」を強調。文化的ルール(無言、方向を向く)の説明にも便利。
Fortune sushi roll/ˈfɔːrtʃən ˈsuːʃi roʊl/「幸運を呼ぶ巻き寿司」というニュアンスを出したい時はこちら。

 

節分に出てくる英単語には、日本独自のイメージや奥深い意味が隠れていることが多いです。

英語で伝える時は、「どんなイメージや願いがそこに込められているのか?」にもちょっとこだわってみると、会話の奥行きが大きく広がります。

 

 

「鬼は外、福は内」を英語で言うと?

鬼は外、福は内 イラスト

節分といえば、やはり「鬼は外、福は内!」という掛け声が一番の見どころですよね。

日本人にとって“鬼”はただの怪物ではなく、「悪いもの」「邪気」「不運」の象徴。

一方で“福”は「幸運」だけでなく、温かく前向きなエネルギーも感じさせます。

英訳には色々なパターンがありますが、シンプルなものから、文化の深みを表せる意訳まで、ニュアンスの違いに注目して紹介します。

翻訳例ニュアンス・ポイント
Demons out! Luck in!一番ストレートな訳。簡単で言いやすく、子どもにもピッタリ。
「鬼=Demons」「福=Luck」と明快。
Evil spirits outside! Good luck inside!日本語の本来の意味にかなり近い、やや説明的な表現。
「邪気」「悪運」をきちんと“外”に、“幸運”を“家の中”に呼び込むイメージが伝わる。
Bad luck out! Happiness in!「鬼」を“Bad luck(不運)”、「福」を“Happiness(幸福)”と意訳。
物理的な怪物ではなく、目に見えない悪運のイメージに寄せた訳で、グローバルに通じやすい。

 

「鬼」は日本文化では“外敵”や“怪物”だけでなく、心の中のネガティブや病気、災害の象徴でもあります。

ですから、英語圏の人へは「悪いものを追い出して、良いものを呼び込む儀式」と説明しつつ、状況によってDemon(悪霊的)、Evil spirits(抽象的な邪気)、Bad luck(不運そのもの)という語を使い分けると、より共感を得やすくなります。

「自分が何を伝えたいか」を意識して、シンプル版から本格意訳までぜひ会話で使い分けてみてください。

 

外国人に節分の文化を英語で説明する例文

節分の習慣コミック

日本の伝統行事である節分。

英語圏の友人や同僚に「なぜ豆を投げるの?」「鬼って何?」「恵方巻はどうやって食べるの?」と聞かれて、うまく説明できずにもどかしい思いをした方も多いのではないでしょうか。

ここでは、本当に会話でそのまま使えるシンプルな英文を厳選してご紹介します。

 

豆まきの理由を説明する例文

  • "We throw roasted soybeans to drive away evil spirits and bring in good luck."
    (邪気を払い、幸運を呼び込むために炒った大豆を投げます。)

《ポイント》「roasted soybeans(炒った大豆)」という表現で、伝統的な豆まきの正確さをしっかりアピールできます。

「evil spirits(邪気)」「good luck(幸運)」という単語も押さえておきましょう。

 

恵方巻のルールを説明する例文

  • "You must eat the entire sushi roll in silence while facing the lucky direction of the year."
    (その年の恵方を向いて、無言で一本の巻き寿司を食べきらなければなりません。)

《ポイント》「in silence(無言で)」「lucky direction(恵方)」という単語を使うと、日本独特のルールまで英文で表現できます。

 

年の数だけ豆を食べる習慣の例文

  • "It is customary to eat the same number of beans as your age."
    (自分の年齢と同じ数の豆を食べる習慣があります。)

《ポイント》「It is customary to ~(~するのが習慣です)」というフレーズは文化説明の定番。この部分を覚えておくと、他の伝統行事にも応用できます。

 

どれも覚えやすく、そのまま使える例文なので、日常会話などのちょっとしたシーンで大活躍。

日本の文化的背景を伝えながら、自分の言葉で節分の魅力を英語で届けてみてくださいね。

 

 

まとめ:節分を英語で伝えて日本の文化をシェアしよう

節分を英語で伝えるとき、「Bean-Throwing Festival」や「the day before the beginning of spring」 など、いくつかの表現が使えますが、日本独自の文化として Setsubun という言葉そのものを紹介し、丁寧に説明を添えるのがいちばん分かりやすい方法です。

「鬼」は見る人によってイメージが異なります。

Ogre(見た目が怪力の大男)、Demon(邪気や悪霊)、evil spirits(邪悪な存在) など、相手の理解度を考えて単語や説明を選んでみましょう。

「福」はLuck や Happiness などのポジティブな単語で表せます。

ただ単語を直訳するだけでなく、「豆まき」や「恵方巻」などに込められた「邪気払い」や「幸運を呼ぶ」という意味もセットで伝えられたら、聞き手とのコミュニケーションが格段に深まります。

 

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