目次の英語はTable of Contentsだけ?Contentsとの違いや略語、使い分けを徹底解説

英語で資料やレポートを作成した経験はありますか?
特に日本人が戸惑いやすいポイントのひとつが、「目次」をどう英語で表現するかということです。
普段CMや教科書でなんとなく耳にしたことがあっても、正式な場でどんな表現がふさわしいのか、自信が持てない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「目次」を英語で正しく表現する方法と、微妙なニュアンスの違いを、語源や文法も踏まえて丁寧に解説します。
また、実際の英語圏のビジネスシーンや学術文書でよく使われている表現についても解説しますので、あなたの資料作成スキルがワンランクアップすること間違いなしです!
「目次」を表す基本の英語表現とニュアンス

英語で「目次」をどう表せばいいのか、迷ったことはありませんか?
日本の英語教育では "Table of Contents" を習いますが、実際に英語の本や資料、Webサイトを見てみると "Contents" だけだったり、時には別の単語を使っていることもあります。
ここでは、「目次」にまつわる基本かつ必須の英語表現を、語源や文法のこだわりポイントも交えて徹底的に解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Table of Contents | [ˈteɪ.bəl əv ˈkɑːn.tents] | もっともフォーマルで正式な「目次」。書籍、論文、契約書、分厚い資料などで使うのが一般的。 "Table"は「一覧表・リスト」を意味し、家具の「テーブル」ではありません。語源はラテン語 tabula(板・表)から。 社内メールやチャットでは "TOC" という略語も使われますので覚えておきましょう。 |
| Contents | [ˈkɑːn.tents] | 雑誌、パンフレット、Webサイト、プレゼンスライドなど幅広い媒体で使われるカジュアルな「目次」。 必ず複数形で用います。理由は「中身(個々の項目)の集まり」だから。単数形の "content" は「中身」や「満足」を表す抽象名詞となります。 書籍よりも、パッと見て概要がつかめる資料やコンパクトなものにピッタリです。 |
| TOC | [tiː oʊ siː] | "Table of Contents" の略。特にチャット・メール・社内メモ等カジュアルな場面でよく使われる。 英文資料の件名や、「Here’s the TOC for today’s meeting」のような使い方をします。 |
このように、「目次」ひとつ取っても英語では使い分けと表現に微妙な違いがあります。
普段なんとなく使っている単語の裏側にある語源や文法的な特徴を意識することで、資料作成の精度や英語の理解度がグッと深まります。
間違いやすい!「目次」に似た英語表現の違い

英語の「目次」表現には、つい混同してしまいそうな似た単語やフレーズがたくさんあります。
何となくで使い分けていると、ネイティブに通じにくいだけでなく、誤解を招いてしまうことも。
本セクションでは、「Index」「Agenda」、そしてその他の“目次的”単語の違いにスポットを当てて、意味と使い方のポイントを徹底解説します。
Index(索引)との決定的な違い
「Index(索引)」は、日本語の「目次」と混同しやすい表現の代表格です。
実は英語圏では「Index=巻末のキーワード検索表」であり、目次とは全く別物です。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Index | /ˈɪndɛks/ | 巻末の「索引」。アルファベット順でキーワードや用語から該当ページを探す表。目次(Contents)は本の冒頭、索引(Index)は巻末。欧米の書籍レイアウト文化に由来する。 |
役割の違い
- 目次(Contents):全体構成・章タイトル+ページ一覧。冒頭に配置。
- 索引(Index):キーワードや人名などからページを素早く検索。巻末に配置。
「インデックス」=内容一覧、と思い込んで使うと失敗するので注意しましょう。
Agenda(アジェンダ):会議の「目次」
「今日の会議の目次、といえば “Agenda”。」
ビジネスの現場ではおなじみですが、“Table of Contents” とは全く違う意味合いを持っています。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Agenda | /əˈdʒɛndə/ | 会議や打ち合わせの「議題リスト」「本日の流れ」。語源はラテン語“agere”(行う)で、「やるべきこと」の意。目次(Contents)は本や資料に、Agendaは会議やイベントに。 |
社内メールやドキュメントなどで、「目次」として“Agenda”を使うのは会議等に限られるので、状況に応じた使い分けが大切です。
Outline / Syllabus / Itinerary(その他の目次的なもの)
実は、「目次っぽいけど、微妙に違う」単語は他にもたくさんあります。
これらのニュアンスも押さえておくことで、英語資料作成の幅がグッと広がります。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Outline | /ˈaʊtlaɪn/ | 「構成案」「概要」。目次というより“下書き”や全体像のラフ設計に使う。論文・プレゼンの骨組み作りにも。 |
| Syllabus | /ˈsɪləbəs/ | 「講義計画表」「シラバス」。大学の授業などで年間の予定やトピックを箇条書きにした配布物。日本語でも定着。 |
| Itinerary | /aɪˈtɪnəˌrɛri/ | 「旅行行程表」。旅行やイベントの日程+場所+時間のリストで“旅の目次”のような役割。 |
どれも目次と構造的には似ていても、使いどころの違いが大きいです。ピンポイントで正しい単語を選びましょう。
シチュエーション別:「目次」の正しい書き方とデザイン

英語で「目次」を表記する際、どんな資料を作るかによって適切な単語やデザイン、体裁が変わります。
このセクションでは、フォーマルな論文・レポート、プレゼンテーションスライド、日常的なメールやチャットのシーン別にベストな「目次」表現とレイアウト例をご紹介します。
論文・レポートの場合(フォーマル)
学術論文やビジネスレポートといった正式な文書では、「目次」は非常に重要な役割を果たします。
目次の見出しもきちんと体裁を整えることで、資料の信頼度がグッと高まります。
よく使われる表現
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Table of Contents(または全大文字で TABLE OF CONTENTS) | /ˈteɪ.bəl əv ˈkɒn.tənts/ | 正式な文章ではこれが基本。各セクションとページ番号をリーダー(......)でつなげる。 |
デザイン例とコツ
- 見出しは「TABLE OF CONTENTS」と全て大文字、または単語の頭文字だけ大文字にします。
- 節タイトルのあとにドットリーダー(例:1. Introduction......1)の形でページ番号を記載します。
- 英語圏では目次を冒頭(Front matter)に置くのが標準です。
文書の第一印象を決める大事なパートなので、誤字脱字や体裁チェックも念入りにしましょう。
プレゼンテーション・スライドの場合
プレゼン資料やビジネススライドは、読む相手に分かりやすく・シンプルに「流れ」を伝えることが大切です。
この場合は、長々しい表現より端的な単語が好まれます。
よく使われる表現
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Contents | /ˈkɒn.tənts/ | 全体の中身の「項目一覧」。パンフレット、プレゼン資料の1ページ目タイトルに多い。 |
| Agenda | /əˈdʒen.də/ | 「会議の流れ」「当日の進行内容」など、特にビジネスシーンでよく使う。 |
| Overview | /ˈəʊ.və.vjuː/ | 「全体の概要」というイメージ。目次代わりとして1枚目スライドに入れてもOK。 |
強調したいのは、“Overview”をうまく使うと「簡潔で洗練された印象」になるということ。
特に数ページの短い資料なら、「目次」としてタイトルに“Contents”や“Overview”のみを置き、あとはスライドナンバーで誘導するとスマートです。
メールやチャットの場合
メールやチャットでも「これから伝える内容」をサクッと示しておくと、受け手にとても親切です。
ネイティブは短縮形やカジュアルな言い回しもよく使います。
使えるフレーズ例
- Here is the TOC for the meeting. (会議の目次です)
- Today’s agenda is as follows: (今日のアジェンダは次の通りです)
- See below for an overview of the topics:(下記が本日のトピック概要です)
堅苦しくなりすぎず、シンプルで伝わりやすい表現を選ぶのがコツです。
メール本文での目次は、番号や「・」の箇条書きでまとめると、英語ネイティブにも見やすくなります。
まとめ
英語での「目次」は、状況や用途によって表現や単語の選び方が大きく変わります。
「Table of Contents」は、論文・本・分厚いマニュアルなどきちんとした一覧表が必要な時に最適な表現です。
その歴史や語源にも触れてきましたが、「一覧」「配列」というニュアンスが強く、正確さや体系性を重視したい場合に使うと、相手にしっかりとした印象を与えることができます。
一方、「Contents」は雑誌やWebサイト、薄手のパンフレット、ビジュアル中心のスライド資料など「パッと見せる目次」でよく使われます。
必ず複数形というポイントを押さえ、「内容物がいくつも並ぶ」というイメージで活用しましょう。
大切なのは、「どんな読者に」「どんな資料を」「どんな目的で」見せるのかを考え、単語の選び方もその目的や雰囲気に合わせて使い分けること。
「その一単語」で、あなたの資料がぐっとプロフェッショナルになるはず。
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