私は日本で生まれ育ち、英語がずっと苦手でした。
授業もテストも憂うつで、単語帳を開くたびに自己嫌悪に陥る。
そんな学生時代を過ごしながら、心のどこかではこう思っていました。

「いつか海外で暮らしてみたい」「もっと広い世界を、自分の目で見てみたい」

でもその夢は、遠いままでした。
どうやって始めたらいいのか、どうすれば話せるようになるのかも分からず、ただ時間だけが過ぎていきました。

 

社会人になり、30歳を目前にしたある日、ようやく気づきました。
「このまま何もしなければ、夢は一生夢のままだ」

そう思い、私は一大決心をして仕事を辞め、MBA留学に挑戦することにしました。

道のりは決して平坦ではありませんでした。
毎日予備校に通い、何百時間も英語学習に費やしても成果が出ず、何度も心が折れかけました。

 

そんなときに気づいたのが、「努力が足りないのではなく、自分に合った学び方ができていなかったのかもしれない」ということでした。

勉強法を見直し、自分なりに工夫する中で少しずつスコアが伸び、最終的には、長年の夢だったバブソン大学への留学を実現することができました。

でも、本当に人生を変えたのは、「英語が話せるようになったこと」そのものではありませんでした。

 

異なる文化の中に身を置き、価値観の異なる人たちと語り合い、衝突し、ときには励まされながら過ごした日々の中で、私は初めて「自分の人生を自分で選ぶ」という実感を持つことができました。

言葉は、単なる道具ではありません。
言葉を通じて新しい世界と出会い、自分の内面が変わっていく。
それこそが、TANZAMが届けたい「学び」の本質です。

 

TANZAMは、ただ英単語を覚えるためのアプリではありません。
言葉を入り口に、価値観や経験、多様性と出会うきっかけをつくるプラットフォームです。

どんな国や家庭に生まれても、どんな年齢であっても。
学びの扉をすべての人に開くために、TANZAMではすべてのコンテンツを無料で提供しています。

1日10単語。たったそれだけでも、毎日続ければ、確実に世界は広がっていきます。
そしてその先には、英語力だけでなく、自分を変えるチャンスが待っています。

あなたの一歩が、未来を変えるはじまりになることを信じています。

 

代表取締役 柴崎亮