カウントダウンは英語で?正しい「数え方」からNew Yearの必須フレーズまで徹底解説

新しい年を迎える大晦日、ワクワクしながら始まる誕生日パーティー、歴史的なロケット打ち上げ。
「カウントダウン」という言葉は、私たちの生活にたびたび現れ、特別な瞬間のワクワク感や緊張感をさらに盛り上げてくれます。
英語でも「カウントダウン」は頻繁に使われていますが、日本語と同じように名詞や動詞など、場合によって使い方やニュアンスが変わることをご存知でしょうか?
今回は、そんな「カウントダウン」の英語表現について基礎から実践まで分かりやすくまとめました。
英語での自然な使い分けがピンと来ていない…と感じている方も、この記事を読むことで実生活やビジネスの英会話で即使える表現が身につきます。
それではさっそく、「カウントダウン」の世界を一緒に探っていきましょう!
「カウントダウン」は英語でどう表現する?

「カウントダウン」と聞いて、英語でどう表現するか自信がありますか?
実はたった一語で終わらない「名詞」と「動詞」の使い分けに、ネイティブも敏感です。
日本語だと1つの言い方ですが、英語の "countdown" には、スペースの有無や発音にも意味の違いがあるので要注意。
ここでは、解説+豆知識も交えて、その違いをわかりやすく紹介します!
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| countdown(名詞) | /ˈkaʊnt.daʊn/ | 出来事までの「カウントダウン」。一語表記でアクセントはcountに。時間経過そのものや「残り〇秒」といった焦点をもつ語。 |
| count down(動詞) | /kaʊnt ˈdaʊn/ | 数字を声に出して数える動作自体。"down" にも強勢、句動詞(phrasal verb)です。「スペース有」の違いは英作文やSNS投稿でよく狙われるポイント。 |
名詞としての “Countdown”
「カウントダウンが始まった」と言いたいときは “The final countdown has begun.” のように使います。
このとき “countdown” はひとつなぎ(スペース無し)&アクセントはcountに。
例:The final countdown has begun.(最後のカウントダウンが始まった。)
動詞としての “Count down”
「カウントダウンしよう!」と呼びかけたいなら “Let's count down to midnight!” や “We counted down from ten.” のように必ずスペースを入れて使います。
この場合 “count” も “down” も強く発音して、動作自体を表現します。
例:Let's count down to midnight!(真夜中に向かってカウントダウンしよう!)
書き言葉では、このスペースの有無が決定的!
SNSやメール、学校の課題でも “countdown” と “count down” の混同は減点対象になりがち。
しっかり区別できると英語マスター感がグッと高まります。
実践!英語でカウントダウンをする時の正しい「言い方」

カウントダウンって、イベントや記念日だけでなく、人生の色々な「大切な瞬間」を盛り上げる魔法の言葉ですよね。
でもいざ英語でやってみると、「最後はどう締めくくればいいの?」「ネイティブはどう表現するの?」と不安になりがち。
正しい英語の「カウントダウン」の言い方を身につけて、自信を持って盛り上げ役になりましょう!
基本の数え方(Standard Counting)
英語でのカウントダウンの多くは「10, 9, 8...」という逆順で始まります。ゆっくりとした口調から次第にテンションが上がっていくのがコツ。
終わりをどう締めるかが英語圏ならではのポイントです。
最後をどう締める?シーン別の決まり文句
年越し(New Year):
...two, one, Happy New Year!
最後の「Happy New Year!」は思い切り元気よく叫びましょう。大晦日の定番ですね。
スタートの合図(競技・新年以外):
...two, one, Go! もしくは Start!
みんなで一斉に何か始めるときに最適です。
ロケット打ち上げなど特別な瞬間:
...two, one, Liftoff!
...two, one, Blastoff!
どちらも「発射!」の意味。映画やニュースのロケット中継でおなじみ。
英語のカウントダウンでは、「ゼロ(zero)」はあえて言わず、そのまま歓声やキーワードに切り替えるのが自然です。
NASA流? "T-minus" の意味と使い方
ニュースや映画で耳にする「T-minus 10 seconds(Tマイナス10秒)」という表現も有名です。
ここでの「T」はTimeまたはTestの頭文字で、「決定的な時刻までの残り時間」を表します。
通常の「カウントダウン」と違い、やや専門的な響きで、重大なイベントや打ち上げに使います。
ちなみに日常生活で「T-minus 5 minutes!」などと冗談めかして使うと、ちょっとドラマチックなニュアンスになります。
「〜へのカウントダウン」必須フレーズと前置詞

特別なイベントに向かうワクワク感。「あと何日!」と胸が高鳴るその待ち時間を、英語でどう表現すれば良いのでしょうか?
SNSや日常会話で、ネイティブが自然に使うカウントダウン表現をしっかり押さえておくと、英語の幅もぐんと広がります。
「カウントダウン」は単に数字を下げていくだけでなく、何に向かって期待が高まっているのかを伝えることが、英語でもとても重要です。
このセクションでは、「カウントダウンする対象」を明瞭に示すための前置詞の使い分けや、日常で使える具体例を詳しく解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| countdown to [event] | /ˈkaʊntˌdaʊn tuː/ | 最もよく使われる形。目標となるイベントや時点を「to」で指定。 "to"は未来への方向性を示します。 |
| countdown for [objective] | /ˈkaʊntˌdaʊn fər/ | 目的や準備が必要な事柄に焦点。"for"は具体的な意図や理由、目的が強調されるニュアンスです。 |
Countdown to [Event]
最もポピュラーな形。「未来の出来事へ向かっている」ことを端的に表現できます。
- The countdown to the Tokyo Olympics.(東京オリンピックへのカウントダウン)
- We are counting down to Christmas.(クリスマスへのカウントダウンをしている)
この "to" の使い方は、<目的地やゴールが未来にある>ことをハッキリと示し、ワクワク感を共有するのにぴったりです。
Countdown for [Objective]
イベントそのものより、「目的や成果」にフォーカスする場合には "for" を使います。
- The countdown for the grand opening has begun.(グランドオープンのためのカウントダウンが始まった)
- Countdown for launch preparations.(打ち上げ準備のカウントダウン)
どちらかというと、目的の達成や、そのためのプロセスに意識が向く表現です。
カウントダウン期間、残り日数を伝える表現
- It’s 3 days until [Event].
(あと3日でイベント) - X days to go.
(あとX日)
このタイプの表現は、SNSのハッシュタグ(#3daystogo #countdowntochristmas)でも人気です。カジュアルに残り日数を伝えたいときは覚えて損はありません。
カウントダウンに関連する類語・イディオム

「カウントダウン」と聞くと、多くの方が「数字を逆に読み上げるあの瞬間」を思い浮かべるかもしれません。
しかし、英語では「カウントダウン」の気分や雰囲気を表す素敵な類語やイディオムが存在します。
これらを知ることで、日常会話や映画、ドラマのセリフがグッと理解しやすくなり、表現力も確実にレベルアップします。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| tick away | ˈtɪk əˌweɪ | (時間などが)静かに過ぎていく。時計の「カチカチ」という音がまさに「時間の進行」を示唆します。状況が差し迫っている緊迫感を表すときにも。 |
| tick down | ˈtɪk daʊn | 数字や時間が徐々に減っていく様子。カウントダウンの雰囲気を、もう少し静かに、控えめに表現。 |
| the clock is ticking | — | 「時間が迫っている」「締切が近い」と訴える決まり文句。ネイティブが会話やビジネスでよく使います。 |
| zero hour | ˈzɪəroʊ ˈaʊər | 計画やイベントの「決定的瞬間」「開始時刻」を表します。軍事、科学、ビジネス、日常会話でも幅広く登場します。 |
◆ よく使われるイディオム・フレーズ集
・The clock is ticking.(急いで!時間がない!)
・We're approaching zero hour.(いよいよ本番/その時が迫っている)
・Time is ticking away.(時が刻々と過ぎていく)
シンプルな「countdown」だけでなく、これらの表現を知っておくことで、英語のシーン描写やストーリーテリングの幅がぐっと広がります。
映画・ニュース・小説をもっと楽しみ、感情豊かに英語を使いこなすためにも、ぜひ今日から意識してみてください。
まとめ:TANZAMでリズムよく覚えよう
カウントダウンにまつわる英語表現を深く学び、名詞と動詞の違い、適切な使い方、さらにシーン別の掛け声や応用表現まで網羅しました。
印象的だった「countdown」と「count down」のスペースによる違い、発音のポイントや正しい場面での使い分けは、英語を話す際の自信に直結します。
ここまで読んで、「自分でも声に出して、リズムよく覚えたい」と思ったあなたには、TANZAMがぴったりです。
TANZAMなら、カウントダウンのシーンのようにワクワクする単語やフレーズが、楽しく記憶に定着します。
学びをリズムに乗せて、「英語のカウントダウン上手」になってくださいね!


