英語の曜日完全ガイド!スペル・略語・発音から覚え方・語源まで

英語の曜日完全ガイド サムネイル

英語の曜日は日常英会話やビジネスシーン、メールのやり取りなど、さまざまな場面で必ずと言っていいほど登場します。

ですが、スペルや略語で混乱したり、英語らしい使い方に自信がなかったりする方も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、即使える曜日一覧表から、正しい使い方、覚え方のコツ、知らないと迷いやすい略語まで詳しくまとめました。

誰でもわかるように、そしてもう迷わなくて済むように。

そんな思いをこめて、英語の曜日に自信が持てるコンテンツをお届けします。

英語の曜日一覧表(スペル・略語・発音)

英語の曜日 マスターガイド インフォグラフィック

英語で「曜日」を覚えたいけど、スペルや略語、発音まで全部パッと知りたい!という方はとても多いです。

特にカレンダーやスケジュール帳を見て、「Mon.って何曜日?」「発音がわからない‥」と悩んだ経験はありませんか?

一目でわかる表で、スペル・略語・発音記号・カタカナ読みまでまとめました。

日本語英語略語発音記号 & カタカナ読み
日曜日SundaySun./ˈsʌn.deɪ/ サンデイ
月曜日MondayMon./ˈmʌn.deɪ/ マンデイ
火曜日TuesdayTue./ˈtjuːz.deɪ/ チューズデイ
水曜日WednesdayWed./ˈwɛnz.deɪ/ ウェンズデイ
木曜日ThursdayThu./ˈθɜːrz.deɪ/ サーズデイ
金曜日FridayFri./ˈfraɪ.deɪ/ フライデイ
土曜日SaturdaySat./ˈsæt.ə(r).deɪ/ サタデイ

 

英語の曜日の覚え方【語源で攻略】

Mythological Figures for Each Weekday

英語の曜日、ただ暗記していませんか?

実は、曜日の名前には深い意味や物語が隠れています

この背景を知れば、暗記ではなく“イメージ”で覚えられるので忘れにくくなります。

ここでは、神話や天体との関係を通して曜日の英語を「理屈」でマスターしましょう。

ちょっとしたダジャレや語呂合わせも交えて、楽しんで学べる工夫もご紹介します!

 

惑星・神話と曜日の関係を知ろう

英語の曜日は、日常会話のベースになる言葉ですが、実は古代ローマや北欧神話、惑星に由来しています。

曜日名を語源から理解することで、「なぜそのスペル?」がはっきり分かり、各曜日のつながりや歴史も感じられます。

曜日英語由来・語源
日曜日Sunday「Sun(太陽)」+「day」
太陽の神にちなんだ日
月曜日Monday「Moon(月)」+「day」
月の神にちなんだ日
火曜日Tuesday北欧神話の戦いの神「Tiw(ティウ)」の日
ローマ神話の「Mars(マルス)」に対応
水曜日Wednesday北欧神話の主神「Woden(オーディン)」の日
ローマ神話の「Mercury(水星)」に対応
木曜日Thursday北欧神話の雷神「Thor(トール)」の日
ローマ神話の「Jupiter(木星)」に対応
金曜日Friday北欧神話の愛と美の女神「Frigg(フリッグ)」の日
ローマ神話の「Venus(金星)」に対応
土曜日Saturdayローマ神話の農耕の神「Saturn(土星)」の日

 

ダジャレ&語呂合わせで覚える曜日

Fun Mnemonic Illustrations for Days

小ネタを加えて、語呂合わせやイメージで記憶に残すコツを紹介します。

  • Sunday
    「太陽(Sun)」が輝く日曜は、サンデー・アイスクリームでも日曜日に食べる!と覚えると楽しい。
  • Monday
    「ムンムン(月=Moon)」の月曜日。夜更かししがちで“むん”となる日。
  • Tuesday
    戦いに備え「休み明けは気合を入れて“ツウッと(Two:2日目)”」と覚えるのも一案。
  • Wednesday
    「水曜日は“ウェット(Wet)で、水(Wednesday)”」とイメージすると忘れにくいです。
  • Thursday
    「雷神トール(Thor)」の名から、木曜日にサンダー(Thunder)が落ちる(Thur-サンダー)と覚えよう!
  • Friday
    「金曜日はフライデーで“フライ(飛ぶ)して遊びに行きたい日”」。V字回復で週末への期待を胸に!
  • Saturday
    「土曜日は“サタデー=さた(サターン=土星)”。里帰りやサッと休憩で覚えましょう。」

曜日の語源を知ると、英単語が単なる「文字の羅列」から「ストーリーある言葉」に変わります

覚えにくい曜日こそ、イメージや語呂を味方にして効率良く覚えていきましょう!

 

 

曜日の略語(短縮形)の書き方ルール

Weekday Abbreviation Styles: US vs UK

英語でスケジュールやカレンダーを記入するとき、「Mon.」「Tue.」「Wed.」など曜日を短縮して使うことはとても多いですよね。

しかし、ピリオド(.)をつけるか迷う、「Mon」「Mon.」どちらが正しいの?と悩んだ経験はありませんか?

また、1文字や2文字だけで省略するケースも意外と多く見かけます。

ここでは、曜日の略語の正しい書き方ルールについて詳しく解説します。

パターン使い方・備考
Mon. / Tue. / Wed. ...(ピリオドあり)アメリカ英語では略語の後ろにピリオドを付けるのが正式。「Mon.」
ビジネスメールや論文、公式文書などしっかりした場面でよく使われます。
Mon / Tue / Wed ...(ピリオドなし)イギリス英語ではピリオドを省略することが多い。「Mon」
カジュアルなメールや、カレンダー、アプリなど簡便な場面で多用されます。
M / T / W ...(1文字省略)主に狭いスペース(システムのカレンダーや表など)で使われる。
TとTh, SとSa/Suは混同防止のため使い分けに注意。(例:T=Tuesday, Th=Thursday)
Mo / Tu / We ...(2文字省略)特にヨーロッパや一部のカレンダー形式で見られる。
1文字だと分かりにくい場面で便利です。

 

ポイント1:アメリカ英語 vs イギリス英語の違い

アメリカ英語では略語にピリオド(.)を付けるのが正式、イギリス英語ではピリオドを省略することが一般的です。

どちらも正しいですが、対象の媒体・読者や用途に合わせて使い分けましょう。

 

ポイント2:略語は3文字だけじゃない!

カレンダーやデジタルツールでは1文字・2文字略語も当たり前。

「M、T、W、T、F、S、S」は一見分かりやすいのですが、「T」はTuesday or Thursday、「S」はSaturday or Sundayとダブりやすい点に注意。

多くの場合は「Tu(=Tuesday)、Th(=Thursday)」や「Sa/Su」を使い分けています。

 

ポイント3:「略さない」方が混乱を避ける場合も

公式な書類やビジネス文書、重要な予定などでは略語を使わずフルスペル(Monday, Tuesday…)で書くと誤読やミスを防げます。

どの略語を使うかは「用途」と「相手」にあわせて選択するのが賢い方法です。

 

文法・会話での正しい使い方

Journal Showing Preposition "On" Usage

曜日は英語学習の最初の関門ですが、スペルや発音だけでなく、「文法」として正しく使えるかが重要なポイントです。

実は、意外と多くの人が「on Monday」や曜日の使い方でつまずきがち。ここでは、失敗しやすいポイントとコツを解説します。

曜日を「正しく使いこなせる」だけで、英会話やライティングのレベルがグッと上がります!

 

1. 前置詞は「on」が基本!

曜日を表すときには必ず「on」を使います。

× in Monday → ○ on Monday
例)I’ll see you on Monday.

「特定の日の朝」も同じく「on」を使って on Monday morning と言います。

特に、in Monday や at Monday など、他の前置詞を使わないよう注意しましょう。

 

2. 曜日は必ず大文字で始める!

曜日は文の途中であっても、必ず大文字(キャピタル)で始めます。

例)I have a meeting on Friday.

sundayやtuesdayのように小文字で書くのは誤りですので要注意!

 

3. 「s」をつける場合:毎週のニュアンスに注意!

on Sundays のように曜日に s をつけると、「毎週日曜日」「日曜ごとに」という意味になります。

例)I play tennis on Sundays.(毎週日曜日にテニスをします)

単数(on Sunday)は「特定の一回」を指しますが、複数形は「習慣的に毎週」使われる独特なニュアンスです。

 

4. 曜日を主語や目的語に使う場合にも大文字!

英作文や会話では、曜日自体が主語や目的語になることも。

このときももちろん大文字をキープしましょう。

例)Monday is my favorite day.

 

5. カジュアルな会話との違い

SNSやチャット、友人同士では略語(Mon, Friなど)を使うこともありますが、正式な文書・メールでは必ずフルスペル+大文字を心がけましょう。

 

曜日を自在に使いこなせれば、英語コミュニケーションの幅がグッと広がります!

小さな間違いを積み重ねず、正しい使い方をマスターして、自信を持って会話やライティングに使いましょう。

 

「今日は何曜日ですか?」英語での聞き方・答え方

英会話で「今日は何曜日?」と自然に聞けると、とても便利です。

学校や仕事、約束の日程など、日常会話で頻繁に使うフレーズを正しく知っておきましょう。

ここでは英語での定番の聞き方・答え方や、おさえておきたい使い分けについて詳しく解説します。

 

曜日を聞く定番フレーズ

まずは「今日は何曜日ですか?」を英語で聞く際によく使われるフレーズを紹介します。

英語フレーズ日本語訳・使い方ポイント
What day is it today?「今日は何曜日ですか?」定番で最も自然な聞き方です。
What day is it?「今日は何の日?」という意味にもなる場合があるので、会話の流れで曜日と分かる場合に使います。

 

曜日を答えるときのフレーズ

答えるときはとてもシンプルです。曜日の英語名を使いましょう。

英語フレーズ日本語訳・ポイント
It's Monday.「今日は月曜日です。」曜日のスペルを間違えないようにしましょう。
Today is Monday.「今日は月曜日です。」It's Monday. よりもやや書き言葉的ですが、会話でも使えます。

 

「日付」を聞く場合との違いに注意

曜日(Monday, Tuesday...)を聞く場合は "What day is it today?"、
「今日の日付(5月13日など)」を聞きたいなら "What's the date today?" を使います。
違いを覚えておくと、日常会話で混乱しません。

 

曜日の英語表現は、実際の会話練習が大切!
何度も音読や書き取りをして、自然に口をついて出てくるようにしましょう。

 

 

日付の書き方と順番(アメリカ式 vs イギリス式)

American vs British Date Formats

日常会話やビジネスメールで「日付」を英語で書く機会、意外と多いですよね。

でも実は、アメリカ式とイギリス式で日付の表現が違うのをご存知ですか?

うっかり間違えると大きな誤解を生むことも…。

しっかりポイントを押さえて、国際的なコミュニケーション力をアップさせましょう!

形式書き方
アメリカ式
(American style)
曜日, 月 日, 年Sunday, December 23, 2025
イギリス式
(British style)
曜日, 日 月 年Sunday, 23 December 2025
または
Sunday, 23rd December 2025

 

カレンダー公式文書では、小さな違いが大混乱のモトになりやすい!

たとえば「03/04/2024」がアメリカでは「3月4日」ですが、イギリスでは「4月3日」と読まれます。

メールやスケジュール調整の際は、常に月名を英語で書くことが安全です。

  • アメリカ式:通常カンマを入れます。例)Saturday, July 6, 2024
  • イギリス式:カンマ無しも多いです。例)Saturday 6 July 2024
  • 短縮表記:数字の場合、アメリカは月/日/年(05/07/2024)、イギリスは日/月/年(07/05/2024)。

 

また、ビジネスメールでは「日付+曜日」のセットが親切です。

会議のリマインダーに「Please confirm your participation by Thursday, 18 July 2024.」のように添えましょう。

 

【おまけ】曜日にまつわる英語の歌・トリビア

Celebrating "TGIF" - Thank God It's Friday

英語学習は単語やフレーズだけでなく、歌やトリビアを通じて覚えると、ずっと楽しく、記憶にも残りやすくなりますよね。

そこでここでは、曜日にまつわる楽しい英語の歌や、ネイティブがよく使う曜日関連の面白い表現(イディオム)をまとめました。

「英語は苦手…」という方も、きっと肩の力を抜いて読めるはずです!

 

子供に大人気!曜日の歌

曜日をリズムで覚えるなら、「Days of the Week Song」がおすすめです。

有名なのはアダムス・ファミリーのテーマソングに合わせて歌うバージョン。

手拍子をしながら、以下のように歌います。

Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday! (繰り返し)

Youtubeなどでも「Days of the Week Song」で検索すれば、いろいろなバージョンが聞けます。

リズムに乗って毎日歌えば、自然とフレーズや発音が身につきますよ!

 

 

知っておくと楽しい!曜日の英語イディオム&トリビア

英語の曜日には、ネイティブが日常的によく使うおもしろ表現がたくさんあります。

イディオムやトリビアを知っておくと、会話での理解度・楽しさがぐんとアップします。

イディオム・表現意味・備考
Blue Monday憂鬱な月曜日。特に休み明けのどんよりした気分を表すフレーズ。
TGIF
(Thank God It's Friday!)
「やった!金曜日だ!」週末の始まりを大喜びする時に使う決まり文句。
アメリカでは「TGIFバーガー」など店名にも。
Manic Monday「バタバタの月曜日」。アメリカの有名な80年代ヒット曲タイトルにも。
Sunday driver「のんびり運転する人」または「日曜ドライバー」を指す言い回し。
Cyber Monday / Black Fridayアメリカのビッグセール日。Black Fridayは11月第4木曜(感謝祭)直後の金曜、Cyber Mondayはその翌週月曜。

 

この他にも曜日イディオムはたくさんあり、覚えておくとドラマや音楽、ネイティブとの会話でも「なるほど!」と思える場面が必ず出てきます。

楽しい歌やトリビアを通して、英語の「覚える=苦行」という固定観念を壊してみませんか?

 

 

まとめ

英語の曜日はただ「覚える」だけでなく、語源や、その背景にある神話・文化を知ることでグッと身近に感じられます。

覚え方を工夫したり、略語や日付の表記ルールを押さえたりすると、学校やビジネスだけでなく、旅行先や外国人の友人との会話でも自信を持って使えるようになります。

文化や時事ネタと絡めたトリビアや歌も、親子や友達同士で学ぶ時に役立つはずです。

 

まずはTANZAMアプリの音声機能やリスト機能を使って、今日の曜日を1つ英語で口に出してみてください

毎日1回の反復を重ねれば、英語の曜日表現はあっという間に「使える知識」になりますよ!

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