【趣味の英語100選】Hobbyだけじゃない!自己紹介で差がつく大人の表現集

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自己紹介の時、「趣味は何ですか?」という質問に英語でうまく答えられず、戸惑った経験はありませんか?

日本語の「趣味」と英語の “hobby” は、実はニュアンスが異なることも多いので、直訳だけだとちょっと違和感を持たれることも。

大人同士の会話やグローバルな場で、より自然でスマートに自分を表現するための英語フレーズを知っておくと、コミュニケーションもぐっとスムーズになります。

 

TANZAM編集部が厳選した「趣味・関心」にまつわる英語表現を活用して、次の自己紹介で自信を持って話してみませんか?

このガイドを活かせば、もう「趣味」の質問で困ることはありません!

概念・名詞編:「趣味」を表す英語のニュアンス別使い分け

「趣味」を表す英語 アイキャッチ

英語で「趣味」を表すとき、日本語の「趣味」と同じ感覚で hobby だけを使っていませんか?

実は、英語圏では「趣味」の種類や、その人の熱量、目的によって使う単語が微妙に異なります。

たとえば、日常的な気晴らしから、人生を捧げるほど深く夢中になっているものまで、選ぶべき単語が変わります。

この違いを知っておけば、自己紹介や会話でより自然かつ知的な印象を与えられるでしょう。

 

下記の表では、「趣味」を表す代表的な英単語を、細かいニュアンスや使いどころと合わせてリストアップしています。

ぜひ、自分にしっくりくる表現を探してみてください。

英単語発音記号意味・備考
hobby/ˈhɑː.bi/専門的・継続的な活動を指すことが多く、単に「好きなこと」とはやや異なるニュアンス。本格的で時間や労力を費やす趣味向き。
pastime/ˈpæs.taɪm/気晴らしや暇つぶしとしての活動。あまり大げさでなく、生活の中の「ささやかな楽しみ」にも使える。
interest/ˈɪn.trəst/「関心事」や「興味」全般。まだ趣味レベルではない「興味があること」として使える柔らかい表現。他人にも使いやすい。
passion/ˈpæʃ.ən/「情熱」をもって取り組むもの。単なる趣味以上の「本気度」や「こだわり」を見せたいときに使うと◎。
leisure activity/ˈliː.ʒɚ ækˌtɪv.ə.ti/「余暇活動」。スポーツや旅行、読書など、休日に楽しむアクティビティ全般。少しフォーマルな表現。
recreation/ˌrek.riˈeɪ.ʃən/「リフレッシュ」や「娯楽」。主に心身の健康維持やストレス解消のために楽しむ活動に。
obsession/əbˈseʃ.ən/強烈な「夢中」や「執着」。ややネガティブな響きもあるが、近年はポジティブな意味でも使われることが増えている。
downtime/ˈdaʊn.taɪm/「休憩時間」や「オフ」の意味。何かしらリラックスする時間を指すが、その時間にしている行為自体を言い換える時にも便利。
spare time / free time/sper taɪm/ & /friː taɪm/「空き時間」に何をしているかを自然に表現できる。「In my spare time, I...」のような使い方は非常によく使われる。
specialty/ˈspeʃ.əl.ti/「得意なこと」「専門分野」。趣味が高じて人より上手にできることや、自分の強みとなる分野に適している。

 

海外で自己紹介をする時は、自分の趣味がどの熱量や形態に近いかを意識し、適切な単語を選ぶことが大切です。

このセクションが、あなたの「趣味」にぴったりくる英単語選びのヒントになれば幸いです。

 

フレーズ編:自己紹介で「~にハマっています」を伝える英語

フレーズ編 アイキャッチ

自己紹介や雑談の中で「最近〇〇にハマっています」と自然に言えたら、一気に会話が盛り上がりますよね。

実は英語には 「好き」を伝える表現 がとても豊富で、熱量やニュアンスによってぴったりのフレーズを選べます。

「I like music」や「My hobby is...」では伝わらない、“本当に夢中になっている感じ”や“こだわりの強さ”をスマートに表現してみましょう。

フレーズ意味・備考
Be into「~にハマっている」。最も日常的で幅広い趣味・関心に使える。「I'm into yoga.」
Be big on「~が大好き」。ジャンルや話題への情熱をカジュアルに伝える。
Be crazy about「~に夢中になっている」。熱狂的な好きさを表現しやすい。
Be hooked on「~にどっぷりハマっている」。やめられないほど好きなこと、習慣的な趣味にも。
Be keen on「~に熱心」。イギリス英語でよく使われ、丁寧で知的な印象も。
Be obsessed with「~で頭がいっぱい」。多少強過ぎる印象もあるが、その分こだわりや情熱が伝わる。
A huge fan of「~の大ファン」。特定のジャンルやチーム、スターなどへの熱い思いに。
Have a passion for「~に情熱がある」。長期間続けている、本気度の高い趣味や活動に。
Spend time ~ing「~して時間を過ごす」。頻度や習慣としての趣味をさりげなく伝えたい時に。
Can't get enough of「いくらやっても足りないくらい好き」。まさに“飽きない”活動。
Dabble in「ちょっとかじっている」。始めたばかりの趣味や、色々浅く挑戦するスタイルに最適。
Take up「(新しい趣味を)始める」。近況報告と合わせて使いやすい。
Immerse oneself in「~にどっぷり浸る・没頭する」。本気で打ち込んでいるアピールに。
Wind down with「~でリラックスする」。リフレッシュや癒しとしての趣味。
Kill time「暇つぶしをする」。カジュアルな印象で、真剣すぎず気軽な趣味や行動に。

 

「I like...」以外にも、英語には 熱量や付き合い方別に選べる「好き」のフレーズ がたくさんあります。

自分の本当の気持ちやこだわりを、TPOに合った表現で伝えてみると、新しい会話も広がります。

実際に声に出して練習することで、自己紹介の幅がどんどん広がっていきますよ。

 

インドア・クリエイティブ編:家で楽しむ趣味の英単語

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家での時間をもっと充実させたい――そんなあなたにぴったりのインドア趣味を、英語でスムーズに語れるようになりましょう。

「読書」「映画鑑賞」などの定番から、少しおしゃれで現代的なものまで、伝えるだけで教養や個性が光る表現を集めました。

英単語発音記号意味・備考
Binge-watching/ˈbɪndʒ ˌwɑːtʃɪŋ/ドラマやシリーズ作品などを一気に続けて視聴すること。Netflixなど動画配信サービスの登場で一般的になった表現。
Reading/ˈriːdɪŋ/読書。深い読書好きならBibliophile(愛書家)も使える。幅広いジャンルや読書会に参加していることもアピールできる。
Drawing / Sketching/ˈdrɔːɪŋ/ /ˈsketʃɪŋ/描画。Drawingは絵を描く全般、Sketchingは主に鉛筆/ペンなどでラフに描くこと。
Painting/ˈpeɪntɪŋ/絵画。水彩や油絵など、より本格的な「色を使った作品」づくりの趣味。
Calligraphy/kəˈlɪɡrəfi/書道・カリグラフィー。英語圏で「美しい文字を書く芸術」といえばこの単語。
Pottery/ˈpɒtəri/陶芸。土をこねて器やオブジェなどを作る、手作業のアート。
Knitting / Crochet/ˈnɪtɪŋ/ /krəʊˈʃeɪ/編み物。Knittingは棒針、Crochetはかぎ針編み。集中力と達成感が得られる。
Sewing/ˈsəʊɪŋ/裁縫。自分だけのバッグや洋服、ぬいぐるみも作れるスキル。
DIY (Do It Yourself)/ˌdiː aɪ ˈwaɪ/日曜大工。家具の修理からインテリア小物の自作まで幅広い。「自分で作る」趣味として人気。
Gardening/ˈɡɑːrdnɪŋ/ガーデニング。野菜・花・観葉植物など、自宅での「植物育て」が広くカバーされる。
Interior design/ɪnˈtɪriər dɪˈzaɪn/インテリアコーディネートや部屋の模様替えなど。美意識や空間づくりの趣味。
Cooking / Baking/ˈkʊkɪŋ/ /ˈbeɪkɪŋ/料理 / お菓子作り。Bakingはオーブンで焼くケーキやパンなどのニュアンス。
Mixology/mɪkˈsɒlədʒi/カクテル作り。お酒好きでも「Mixology」を使うと一段と洗練された印象に。
Board games/bɔːrd ɡeɪmz/ボードゲーム。家族や友人とワイワイ楽しめて、コミュニケーションも深まる。
Online gaming/ˈɒnlaɪn ˈɡeɪmɪŋ/オンラインゲーム。e-sportsや海外のフレンド作りも。会話ネタとして現代的。

 

インドアの趣味は集中力や創造性を高めるだけでなく、日々に彩りやリラックスをもたらす大切な時間です。

新しい趣味にチャレンジしたり、いつもの「好き」をより深く英語で伝えるコツを押さえて、家での過ごし方も世界基準にアップグレードしましょう。

 

 

アウトドア・アクティブ編:体を動かす趣味の英単語

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人と初めて話す時、「運動は好きですか?」「どんなアウトドアが趣味ですか?」という話題は距離をぐっと縮めてくれます。

でも、英語で「スポーツが趣味」とひとことで言ってしまうのはもったいない!

実は英語では、アクティブな趣味も細かくジャンル別に表現でき、共通の話題を深堀りする”きっかけ”になります。

自分の“一番好きなアクティビティ”を正確に伝えるボキャブラリーを身につけ、世界中の友人と話が盛り上がる土台を作りましょう。

英単語発音記号意味・備考
Hikingˈhaɪkɪŋハイキング、軽装での山歩き。日帰りの自然散策など日本の「登山」より気軽なニュアンス。
Trekkingˈtrɛkɪŋトレッキング。Hikingより距離が長く、本格的な装備が必要。標高の高い山などに挑む場合によく使う。
Mountaineeringˌmaʊn.təˈnɪə.rɪŋ登山。プロレベルの山登りや難所攻略、アルプス越えなど本格的な活動を指す。
Campingˈkæmpɪŋキャンプ。野外で寝泊まりする伝統的なアウトドア。
Glampingˈɡlæmpɪŋグラマラス(豪華)+キャンピング。ラグジュアリーな施設で気軽に自然体験ができる新しいスタイル。
Travelingˈtrævəlɪŋ旅行。Backpacking(バックパッキング)はリュックひとつで長旅する冒険的な旅スタイル。
Surfingˈsɜːrfɪŋサーフィン。海で波に乗るスポーツ。ほかにもWindsurfingやKitesurfingと使い分けられる。
Scuba divingˈskuːbə ˈdaɪvɪŋスキューバダイビング。専用装備をつけて水中探索。世界中で人気のマリンアクティビティ。
Anglingˈæŋɡlɪŋスポーツフィッシング。釣果や技術を競う本格的な釣り。Fishingは一般的な「釣り」。
Cyclingˈsaɪklɪŋサイクリング。日本語の自転車「散歩」よりもロードバイクなど競技性や長距離を含む場合が多い。
Joggingˈdʒɒɡɪŋジョギング。無理のない速度で走る健康志向の運動。
Runningˈrʌnɪŋランニング。Joggingより強度が高く、マラソンやレースへの出場を目指す場合に使われる。
Marathon trainingˈmærəˌθɑːn ˈtreɪnɪŋマラソン大会や長距離走を目指してトレーニングすること。趣味と自己挑戦を兼ねている人が多い。
Workoutˈwɜːrˌkaʊtワークアウト。自宅やジムで筋トレ・フィットネス。Gym(ジム通い)と表現すると社交性もアピールできる。
Yoga / Pilatesˈjoʊɡə / pɪˈlɑːtiːzヨガ / ピラティス。しなやかな筋肉や体幹を鍛える運動。心身のバランスを整える目的で人気。
Boulderingˈboʊldərɪŋボルダリング。壁登り専用のジムが増え、アーバンスポーツとしても流行。
Martial artsˈmɑːrʃl ɑːrts武道全般。Judo, Karate, Kickboxingなど具体的に挙げると親しみが沸く。

 

アウトドア・アクティブ系の趣味は、体を動かすことでリフレッシュでき、話題としても盛り上がりやすい分野です。

自分の趣味がどんなジャンルに当てはまるのか、具体的な言い回しで表現できるようになれば、海外の人とも一気に距離が縮まります。

 

現代・ライフスタイル編:今どきの趣味と「推し活」

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新しい趣味やライフスタイルが次々と生まれる現代。

SNS世代やデジタルネイティブのあなたにピッタリな、今どきの「好き」を伝える英語表現を集めました。

単なる伝統的なhobbyだけじゃない、多様な楽しみ方や推し活も、英語でしっかり語れるようになりましょう。

英語には、カフェ巡りや動画投稿、コスプレなど、今だからこそ使いたい趣味の表現がたくさんあります。

英単語発音記号意味・備考
Café hopping/ˈkæfeɪ ˈhɑːpɪŋ/カフェ巡り。複数のおしゃれなカフェを回ることで、SNS映えやトレンド感もある趣味。
Eating out / Dining out/ˈiːtɪŋ aʊt/ /ˈdaɪnɪŋ aʊt/外食・食べ歩き。美味しいお店探しは “foodie” の活動と親和性が高い。
Foodie/ˈfuːdi/食通。グルメ情報やレストラン巡りが趣味の人を指すカジュアルな単語。食べるだけでなく、食について熱く語るタイプ。
Vlogging/ˈvlɑːgɪŋ/動画ブログ。YouTuberのように、動画投稿を楽しむ現代的な趣味。
Photography/fəˈtɒgrəfi/写真撮影。スマホ時代でも「本格的にカメラで撮る」ニュアンスが強い。
Thrifting/ˈθrɪftɪŋ/古着屋巡り。サステナブルや個性を追求する現代的センスの趣味。ヴィンテージショップに通う活動も含む。
Window shopping/ˈwɪndoʊ ˈʃɒpɪŋ/ウィンドウショッピング。実際に買わずに流行や商品を見て楽しむ行為。
Meditation/ˌmɛdɪˈteɪʃ(ə)n/瞑想。心の健康を大切にする現代ならではの趣味で、マインドフルネス実践とも深く関わる。
Volunteering/ˌvɒlənˈtɪərɪŋ/ボランティア活動。社会貢献も大切なライフスタイルの一部。
Investing/ɪnˈvɛstɪŋ/投資。株式や仮想通貨、資産運用まで含む。経済系YouTuberやコミュニティも盛ん。
Coding / Programming/ˈkoʊdɪŋ/ /prəʊˈgræmɪŋ/プログラミング。Web開発やアプリ制作、AIなど、新時代の必須スキルも趣味になる時代。
Learning languages/ˈlɜːrnɪŋ ˈlæŋgwɪdʒɪz/語学学習。世界中とつながるためのアクティブな趣味。英語のみならず、中国語やスペイン語も人気。
Collecting/kəˈlɛktɪŋ/収集。フィギュア、レコード、スニーカーなど「推しアイテム集め」も含む。
Fandom activities/ˈfændəm ækˈtɪvɪtiz/推し活。特定のアイドルやキャラ、グループなどを応援する活動(ファンアート、SNS投稿、イベント参加など)。
Cosplay/ˈkɒsˌpleɪ/コスプレ。日本発のカルチャーが世界の共通語に!英語でもそのまま通用。

 

今の自分らしさを表現できる単語があれば、自己紹介も一気にアップグレード。

「趣味=Hobby」だけで終わらせず、「I’m really into vlogging」や「My latest passion is thrifting」と自然に使ってみてください。

周りとちょっと差がつく、今どきの趣味英語――ぜひ、TANZAMで繰り返し練習して、英語で「あなたらしさ」をどんどん広げてみましょう。

 

マニアック・知性編:教養やスキルを磨く英語

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知的な趣味やスキルを英語でどう表現すればいいか、迷ったことはありませんか?

英語で趣味を語るとき、「映画鑑賞」「スポーツ」だけでは物足りないと感じる人や、知性や教養をアピールしたい大人にこそ知ってほしい表現がたくさんあります。

ちょっとマニアックで、会話の幅をぐっと広げることのできる単語やフレーズをまとめました。

英単語発音記号意味・備考
Chess / Shogi/tʃes/ , /ʃəʊˈgiː/チェス/将棋。戦略的思考力を問われる古典的ボードゲーム。知的アピールに最適。
Exploring history/ɪkˈsplɔːrɪŋ ˈhɪstəri/歴史探訪。実際に史跡や博物館めぐり、本での深堀りも含む。知的好奇心の象徴。
Museum hopping/mjuːˈziːəm ˈhɒpɪŋ/美術館・博物館巡り。アートに関心のある人におすすめ。文化的な会話が広がる。
Writing/ˈraɪtɪŋ/執筆。小説、詩、ブログ、エッセイなど多様なジャンルで自分を表現できる。
Journaling/ˈdʒɜːrnəlɪŋ/日記・手帳。バレットジャーナル(bullet journaling)もトレンド。自己省察や思考整理に役立つ。
Puzzle solving/ˈpʌzl ˈsɑːlvɪŋ/パズルや謎解き。クロスワードや論理パズル、脱出ゲームなど頭を使う遊び。
Magic tricks/ˈmædʒɪk trɪks/手品。パーティーの場や人を楽しませるスキルとして人気。
Astrology/əˈstrɒlədʒi/占星術。星座や惑星の動きから人生や運勢を読み解く、奥の深い分野。
Bird watching/ˈbɜːrd ˌwɑːtʃɪŋ/バードウォッチング。自然観察力が身につき、季節や地域に敏感に。
Star gazing/stɑːr ˈɡeɪzɪŋ/天体観測。望遠鏡で夜空を眺める、宇宙にロマンを感じる人にピッタリ。
Wine tasting/waɪn ˈteɪstɪŋ/ワインテイスティング。ワインの奥深さや文化を学べる大人の趣味。
Brewing coffee/ˈbruːɪŋ ˈkɔːfi/コーヒーを淹れる。豆や淹れ方にこだわることで生活が豊かに。
Watching documentaries/ˈwɒtʃɪŋ ˌdɒkjəˈmentəriːz/ドキュメンタリー鑑賞。知識を深めたり時事問題に強くなれる。
Trivia/ˈtrɪviə/雑学。日常会話やクイズ大会で盛り上がる「豆知識」集め。
Genealogy/ˌdʒiːniˈælədʒi/家系図調べ。自分のルーツや家族史をたどる、人と違うユニークな趣味。

 

知的な趣味は、自分をより深く知るきっかけにもなり、会話で一目置かれやすいもの。

ビジネスシーンや国際的な交流の場でも、「趣味は何ですか?」の問いに、こうした趣味を英語で語れると、ひと味違う自己紹介になります。

あなたの興味を活かして、世界に通じる知性派の会話を楽しみましょう。

 

 

熟語・イディオム編:趣味をかっこよく語るフレーズ

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自己紹介やカジュアルな会話で、ネイティブらしさを演出したいと思ったことはありませんか?

実は「趣味」にまつわるイディオムやフレーズを使うだけで、英語がグッとこなれて聞こえます。

直訳では表せない「ニュアンス」や「温度感」を伝えるのが、イディオムの大きな魅力。たとえば、「私の趣味です」と言いたいときも、ネイティブは一味違う表現を使っています。

ここでは、趣味について語るときにぜひ覚えておきたいカッコいいイディオム・熟語を10個厳選してご紹介します。

イディオム・フレーズ意味・備考
Right up my alley「私の好みにぴったり」という意味。自分に合っているときや、まさに自分の得意分野について話す時によく使います。例:This game is right up my alley.
Cup of tea(Not my cup of tea)「好み(じゃない)」という意味。否定形で「Not my cup of tea(好みじゃない)」の形でよく登場します。好き嫌いを柔らかく伝えるときに便利。
Have a knack for「〜のコツを掴んでいる・才能がある」。スポーツや手芸など、趣味が得意であることをアピールしたい時に最適。
Let off steam「ストレスを発散する」。趣味の目的がリフレッシュや気分転換だと伝えたいときにぴったりです。
Recharge one's batteries「充電する」「活力を取り戻す」。休みの日の趣味や、心身のリフレッシュを表現するときにおすすめ。
Lose track of time「時間を忘れるほど夢中になる」。本当に趣味が好きなんだという熱中度の高さが伝わる表現です。
Tickle one's fancy「興味をそそる」「好みに合う」。気になることや面白そうな趣味に出会ったときに使います。Whatever tickles your fancy.(好きなことをすればいい)という使い方も。
Have a soft spot for「〜には目がない」「〜に弱い」。つい惹かれてしまう趣味や好きなものを説明するときに。
Creature of habit「習慣の生き物」、転じて「決まった趣味やルーチンが好きな人」。ルーティンワーク的に趣味を楽しんでいることを表現できます。
Labor of love「好きでやっている苦労」「報酬目的ではなく趣味(情熱)で続ける活動」などの意味。仕事ではなく、純粋な情熱から始めた趣味を語るときに使うと英語上級者の雰囲気が出ます。
Get the hang of「コツをつかむ、慣れる」。新しい趣味を始めたとき、「だんだん慣れてきたよ」と進捗を伝えるカジュアルフレーズです。
Jack of all trades「何でも屋」「多才な人」。多趣味でいろいろなことができる人にピッタリです(ポジティブな意味でも使えます)。
Cultivate a hobby「趣味を深める・育む」。教養として大人の趣味を語るときや、好きなことを探求しているときの表現。

 

イディオムを使うことで、話す内容の幅が広がり、英語での自己紹介やカジュアルな会話がグッと魅力的になります。

これらの表現を一つずつ自分の趣味や経験に当てはめて例文を作ると、より自然な英語が身につきます。

最初は慣れないかもしれませんが、会話や自己紹介で少しずつ使ってみてください。自然と表現が増えて、英語で「自分の好き」を自由に語れるようになります!

 

 

まとめ

英語で「趣味」を語るときの表現は、Hobbyひとつではカバーしきれません。

たとえば、InterestPassionを使えば興味や熱中度合いを細かく伝えられ、Binge-watchingCafé hoppingなど、今どきのトレンドも英語でサッと表現できます。

もし今「好きなことって英語でどう言えばいいんだろう?」「他の人と同じような表現しか思いつかない…」と感じていたら、今回の記事に登場した100の語彙やフレーズを、ぜひ明日から使ってみてください。

 

あなたの“好き”を英語で自由自在に語れるようになること。

それは世界中の人と新しい会話のきっかけをつかむ、最高のパスポートになるはずです。

一歩ずつ、あなたの英語の「好き」を広げていきましょう!

TANZAMはそんなあなたをこれからも全力でサポートします。