【IELTS IDP共催】海外大学生が語る「単語学習のリアル」セミナーレポート

2025年11月12日、IDP Japan × TANZAM 共催で「効率的で楽しい覚え方と実体験トーク・IELTS単語の最短ルート」セミナーを開催しました。
弊社取締役メンシャンの講義に加え、アメリカの大学に在学中の現役留学生 Yuki さん・Mio さん・Josuke さんが、英語試験対策や留学生活で感じた“本当に効く単語学習”を、文脈・イメージ・反復を軸に語ってくれました。
登壇者紹介
メンシャン(TANZAM取締役)
中国の地方出身。慶應義塾大学大学院卒。
米・コロンビア大学、ペンシルバニア大学、ニューヨーク大学、豪・メルボルン大学の教育大学院に合格。
Josuke(Northwestern University 在学)
一橋大学にも合格し、笹川財団奨学金を受給。経済・データサイエンスのダブル専攻。
Mio(Lake Forest College 在学)
上智大学にも合格し、グルー・バンクロフト財団とJASSOの奨学金を受給。
Yuki(MIT 在学)
東京大学にも合格し、笹川財団奨学金を受給。
セミナー前半:理論編

前半パートでは、メンシャン氏が「IELTSで求められる単語力」と「効果的な単語学習方法」について、データと具体例を交えながら解説しました。
IELTSで求められる単語量とは?
まず紹介されたのは、IELTS受験者のスコア帯別の平均語彙数。
研究によると、IELTSスコアの高さと語彙量は明確に相関しています。
ただし重要なのは「語彙量の多さ」だけではなく、文脈の中でその単語を正しく理解できるかどうか。
つまり、「単語量 × 文脈理解」がスコアを決める大きな要素だと説明しました。
暗記ではなく“文脈”で覚えることが重要
単語を日本語訳だけで暗記しても、IELTSでは通用しません。
文脈の中でその単語の意味を理解する力と、知らない単語の意味を前後の文から推測する力が必要です。
メンシャン氏は「文脈を読む力がリーディング・リスニングの土台になる」と強調しました。
ビジュアルで記憶を強くする

次に紹介されたのは、視覚を使った学習法。
人間は文字よりも画像の方が早く処理できると言われています。
TANZAMが「イラスト × 文脈 × 音声」を組み合わせているのはそのためで、視覚・聴覚の複数の経路からインプットすることで、記憶の定着を大きく高められます。
間隔反復(Spaced Learning)の重要性

最後に取り上げられたのは、記憶科学に基づく「間隔反復」。
人は1日後には覚えた内容の7〜8割を忘れると言われますが、忘れかけたタイミングで復習することで記憶は強化されます。
メンシャン氏は、MITに合格した学生の母親が半年で11回の復習スケジュールを管理していた例を紹介し、「本来は大変なスケジュール管理も、TANZAMなら自動で最適なタイミングに出題してくれる」と、アプリ開発の背景にも触れました。
パネルディスカッション

後半のパネルディスカッションでは、Northwestern・Lake Forest・MITに在学中の3名が、それぞれの単語学習の工夫や苦労を率直に語ってくれました。
現役留学生ならではのリアルな体験は、多くの参加者から「刺さった」「やる気が出た」と好評でした。
学習スタイルと失敗談
まず話題に上がったのは、紙の単語帳とアプリ学習の違い。
- Josuke: 「紙の単語帳は“開くまでがハードル”。挫折しがちだった」
- Yuki: 「紙の方が“勉強してる感”があってモチベが上がることも」
- Mio: 「画像や音声があると理解しやすくて、自分にはアプリが合っていた」
同じ“単語学習”でも、性格やスタイルによって続けやすさが大きく違う点が印象的でした。
TANZAMを使ってみた理由
3名がTANZAMを使い始めたきっかけは共通していて、「イラストで覚えやすい」「忘却曲線に合わせて出題してくれる」「音声が流れるので発音がわかる」という点に魅力を感じたとのこと。
使い方と利用期間
使い方はそれぞれですが、多くの共通点もありました。
- 毎日30分程度を2ヶ月〜半年間続けた
- 通学中・寝る前など、スキマ時間をうまく活用
- 「一気に詰め込むより、習慣化が大事」という点は全員一致
“継続できる設計”がTANZAM継続率の高さにつながっていることを実感させる内容でした。
印象に残った機能
TANZAMの機能については、具体的な“推しポイント”が多数挙がりました。
- 自動で復習数を割り当ててくれるロジックが便利
- 音声スピードを調整できるのでリスニング練習にも活用
- 「広告が邪魔にならない設計が神」という声まで
実際のユーザー視点で語られる機能紹介は、非常に説得力がありました。
登壇者からのメッセージ
最後に、これからIELTSを受ける方や留学を目指す方へ、3名から力強いメッセージが寄せられました。
Josuke
「単語は筋トレです。早く始めて、コツコツ続けることが一番の近道。」
単語力は一気に伸びるものではなく、積み重ねるほど効いてくる。自分のペースで“とにかく続ける”ことの大切さを語ってくれました。
Mio
「焦る前に“危機感”を持つこと。まずは過去問を解いてみてください。」
実力を把握することで、必要な対策や単語量が見えてくる。
「行動すれば気持ちが整う」というリアルなアドバイスでした。
Yuki
「小さく始めればいい。毎日続けることが大事。1日10単語でも十分。」
完璧主義になりすぎず、継続できる仕組みを作ることが最優先。小さな習慣が留学後の大きな力になる、と経験から語ってくれました。
3人の言葉には共通して、“今日から始めること”と“続けること” の重要性が詰まっていました。
参加者の声(アンケート抜粋)
今回のセミナーには、多くの前向きなコメントが寄せられました。その中から、特に印象的だった声をいくつかご紹介します。
- 「耳に痛い言葉ばかりでした。継続と復習の大切さを実感し、今日から単語学習を始めます。」
- 「習慣化のコツがリアルで参考になった。危機感を持つ方法がよくわかった!」
- 「InstagramとYouTubeを消して、TANZAM入れました!」
- 「それぞれの学び方や経験を聞けて、自分の勉強法を客観的に見直すきっかけになりました。」
- 「単語学習に行き詰まっていたので、今日の話で“自分にもできることがある”と分かり、すぐに始めようと思いました。」
- 「またこういうセミナーをぜひ開催してほしい。とてもためになりました!」
参加者の多くが「行動のきっかけ」を得たと回答しており、単語学習の向き合い方が変わったことが伝わるアンケート結果となりました。
まとめ ― 今日から始める“続く”単語学習
今回のセミナーでは、文脈で理解する・イメージで覚える・最適なタイミングで復習するという、英語が定着する学び方を紹介しました。
また、登壇した3名の留学生の経験から、単語力は試験だけでなく、授業・会話・生活のすべてを支える基盤であることが伝わってきました。
共通していたのは「小さく始めて、毎日続ける」というシンプルな習慣です。
TANZAMは、こうした学習メソッドをアプリに落とし込み、
“続けられる単語学習”をサポートしています。
今回のセミナーが、皆さんの「今日からやってみよう」という一歩につながれば嬉しいです。
今後も IDP Japan × TANZAM で、海外進学を目指す学習者を応援していきます。
ぜひ次回のイベントも楽しみにしていてください。
お問い合わせ先
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