「よろしくお願いします」は英語で?ビジネス・メール・自己紹介など場面別フレーズ完全版

英語学習をしていると、「よろしくお願いします」を英語でどう表現するかに悩んだ経験が、一度はあるのではないでしょうか。
実はこのフレーズ、日本語ならではニュアンスが凝縮されていて、英語に一言で訳そうとするとどれもイマイチしっくりこないと感じる人が多いはずです。
「初対面の自己紹介」「お願いごと」「メールの結び」など、文脈ごとにニュアンスが変化するため、実際には状況に応じた使い分けが不可欠です。
本記事では、「よろしくお願いします」の本質に迫りながら、英語らしいスマートな表現方法を解説します。
【場面1】初対面・自己紹介での「よろしくお願いします」

初めての出会いや自己紹介の場で「よろしくお願いします」と言う場面は、日本人にとってとてもなじみ深いですよね。
英語ではこれをどう表現したらよいのか、迷った経験はありませんか?
実は「よろしくお願いします」は、ただの「Nice to meet you.」だけで済まされるものではありません。
場面や相手との関係性によって、より自然で好印象を与えるフレーズがたくさん存在します。
| 英単語 | 意味・備考 |
|---|---|
| Nice to meet you. | 最も定番の表現。初対面ですべての場面で使いやすいフレーズ。 |
| I'm excited to work with you. | ビジネスで「これからよろしく」という期待や協力のワクワク感を伝えたいときに有効。 |
| It's a pleasure to meet you. | フォーマルなおもてなし・丁寧な第一印象を与えたいときにおすすめ。 |
| I've heard a lot about you. | 「お噂はかねがね」ニュアンス。会いたかった相手への親しみや敬意を込めることができる。 |
また、シチュエーションに応じてこんなフレーズも使えます:
- So glad we finally meet!(ついにお会いできてうれしいです)
- Looking forward to working together.(一緒に働くのが楽しみです)
自己紹介では名前や役職を伝えた後に、こうしたフレーズを添えることで、「これから関係を築きたい」という気持ちが相手にしっかり伝わります。
【場面2】ビジネスメール・依頼での「よろしくお願いします」

ビジネスメールや依頼の場面で「よろしくお願いします」と英語で伝えたい時、毎回悩んでいませんか?
日本語の「よろしくお願いします」は、相手に丁寧さや協力をお願いする魔法の表現ですが、英語には同じ意味を持つピッタリのフレーズが存在しません。
このセクションでは、依頼や確認メールを送る際に使える英語フレーズと、注意すべきポイントを具体的な例とともに解説します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| appreciate | /əˈpriːʃieɪt/ | 「感謝する」。主に"I appreciate your help"のように用い、定型的な「よろしく」よりも具体的な感謝や敬意を伝えるニュアンスになる。 |
| prompt | /prɑːmpt/ | 「迅速な」。"prompt attention"で「早急なご対応」という意味。ビジネスメールではややフォーマルだが、催促したい時に便利。 |
| in advance | /ɪn ədˈvæns/ | 「あらかじめ」。"Thank you in advance."で「事前の感謝を伝える」、使い過ぎ注意。 |
| support | /səˈpɔːrt/ | 「支援、協力」。"Thank you for your support."のように感謝や依頼の締めくくりに使用。 |
それでは、どのようなフレーズが具体的なシーンで使えるのか、実際の例とあわせて見ていきましょう。
◆依頼直後の「よろしくお願いします」
- Thank you in advance.
(事前にお礼を述べることで、「ご協力よろしくお願いします」に近いニュアンスをカバーできる定番表現。ただし、受け手に「返事や対応は当然」という雰囲気を与える可能性があるため、特に目上の相手には乱用注意。)
- I appreciate your help/support.
(「ご協力に感謝します」というより丁寧な響きがあり、相手にプレッシャーをかけすぎず好印象。)
◆確認や連絡をお願いする「よろしくお願いします」
- Please let me know if you have any questions.
(「不明点があればご連絡ください=よろしくお願いします」の定型句。相手が質問しやすい雰囲気を作ります。)
- Your prompt attention to this matter would be appreciated.
(「早急なご対応をいただけますと幸いです」など、ややフォーマルな場に最適。催促や重要な依頼に使うと効果的です。)
→「お手数おかけしますが」を英語で丁寧に伝えるには?依頼・確認のビジネスフレーズ
【場面3】メールの結び・文末の「よろしくお願いします」

ビジネスメールやカジュアルなやりとりでも、「メールの最後にどんな英語で“よろしくお願いします”を表現すれば良いのか?」と悩んだ経験はありませんか?
日本語の「よろしくお願いします」は、単なる決まり文句に見えても、その裏には相手への信頼や、良好な関係を期待する気持ちが込められています。
英語メールの結びでは、どんな文言がその気持ちを効果的に伝えられるのか、一緒に探っていきましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Best regards | /bɛst rɪˈɡɑːrdz/ | フォーマル・カジュアル問わず幅広く使える結びの挨拶。「敬具」に近いニュアンス。 |
| Kind regards | /kaɪnd rɪˈɡɑːrdz/ | 「Best regards」とほぼ同等だが、若干やわらかく丁寧な響き。 |
| Sincerely | /sɪnˈsɪrli/ | 非常にフォーマルな手紙・ビジネスメール結びで使用。硬い印象なので目上や初対面向け。 |
| I look forward to hearing from you. | /aɪ lʊk ˈfɔːrwərd tuː ˈhɪrɪŋ frəm juː/ | 「ご連絡をお待ちしています」=返信やリアクションを柔らかく促すときに便利。 |
メールの締めくくりでは、“形式だけ”のフレーズに見えても、表現の選び方ひとつで印象が大きく変わります。
誰に、どんな状況で送るかをちょっとだけ意識することで、受け取る側の印象もグッと良くなるはずです。
【場面4】継続的な関係を示す「これからも / 引き続き」

継続的な関係を大切にしたい気持ち、日本語では「これからもよろしくお願いします」や「引き続き、よろしくお願いします」といった表現で伝えますよね。
この言葉には、これまでの感謝だけでなく、これからの信頼やつながりへの期待が込められています。
英語では、単なるお決まりではなく、実際にどんな関係を続けていきたいのか、気持ちや意志を“言葉で表現”することが大切です。
| 英単語・フレーズ | 意味・備考 |
|---|---|
| I look forward to our continued partnership. | パートナーシップやプロジェクトで今後も続けていきたい意思をストレートに表現する一文。ビジネスメール等でとてもよく使われます。 |
| Let's keep up the good work. | チーム内などカジュアルな場で「この調子でがんばりましょう!」という前向きな意味で用います。ややフレンドリー。 |
| Let's keep in touch. | 「これからも連絡を取り合いましょう」と別れ際や締めの挨拶としても使えます。ビジネス・プライベート両方で自然です。 |
| I look forward to working with you further. | 「今後ともどうぞよろしく」という柔らかい継続表現。初対面後のメールなどにもおすすめです。 |
英語の「これからもよろしく」は、“これからどんな関係を継続したいのか”を具体的に意識して言葉にすることがコツです。
日本語よりも人間味ややる気を「自分の気持ち」としてしっかり伝えましょう。
【場面5】季節・イベント別「今年も / 当日は」

季節の挨拶やイベント前に送る英語の「今年もよろしくお願いします」や「当日はよろしくお願いします」は、日本語ならではの温かい気遣いが感じられるフレーズです。
年末年始、仕事始め、会議やパーティーなど、特別なタイミングで英語で“それらしい気持ち”を伝えたいとき、どんな表現がふさわしいのか悩んだ経験はありませんか?
そのまま訳せないこの気持ちを、英語らしい表現でどう伝えるのか、例文とともにわかりやすく解説します。
| 英単語 | 意味・備考 |
|---|---|
| look forward to | 「楽しみにする」。未来の出来事や継続する関係への期待をやわらかく伝える定番表現。 |
| make ~ a great year | 「素晴らしい年にしよう」。新年の抱負やチームの士気を上げたいときに効果的。 |
| see you on ~ | 会議やイベントなど、具体的な「当日」に向けたカジュアルで自然な一言。 |
| be excited about ~ | イベント・会議が待ち遠しい気持ちを積極的に表現。ポジティブな印象を与えやすい。 |
シーン別おすすめフレーズ
- 新年の挨拶(今年もよろしく):I look forward to working with you this year. / Let’s make 202X a great year!
- イベントや会議の直前(当日よろしく):I'll see you on Monday. / I'm looking forward to the meeting.
- パーティーのゲストに向けて:I'm excited about our party this weekend!
日本語の「今年も」や「当日」は、「相手とのこれから」に想いを込める表現。
英語では「未来への期待」や「会うことへの楽しみ」などをダイレクトに伝えることがポイントです。
シンプルなフレーズでも気持ちはちゃんと届きますので、ぜひ場面に合わせて積極的に使ってみてください。
直訳厳禁!間違いやすい「Yoroshiku」の罠

「よろしくお願いします」を英語に訳そうとしたとき、つい辞書を引いて「そのまま直訳」したくなりませんか?
実はここに、大きな落とし穴があります。
間違ったフレーズを使うと、相手に奇妙な印象を与えたり、最悪の場合は無礼や違和感につながることも。
ここでは、日本人がやりがちなNG例と、その理由、そしてより良い伝え方の視点を解説します。
| NGフレーズ | 意味・備考 |
|---|---|
| Please treat me well. | 日本語の「よろしく」に最も似ている直訳ですが、「私を大切に扱ってください」と聞こえて違和感大! ビジネスやフォーマルな場面では、謙遜ではなく自己主張や依頼が強調されてしまいマイナス効果になることも。 |
| Please. | 文脈によってはただの「お願い」や「命令」のように響いて、誤解や無礼と受け取られるリスク。 依頼の気持ちや丁寧さは一切伝わりません。 |
| Do your best for me. | 「私のために最善を尽くせ」と聞こえ上から目線で一方的な印象になるので注意が必要です。 |
日本語の「よろしくお願いします」は、背景・目的が曖昧なまま場面を丸ごと任せる万能句です。
英語では、「依頼」「感謝」「結び」などのアクションや気持ちを具体的に表現することが求められます。
一見便利だった「よろしく」という言葉を捨て、シチュエーションごとに「どう伝えたいか?」を丁寧に考える姿勢が大切です。
まとめ:状況別「よろしくお願いします」早見表
「よろしくお願いします」という日本語は、直訳できないからこそ何度も悩んだ経験がある方も多いでしょう。
でも大丈夫。英語は「何をしてほしいのか」「どんな気持ちを伝えたいのか」を明確にすることで、気持ちに一番近い表現が見つかります。
ここでは、よくある状況ごとにぴったりな英語フレーズを一覧にまとめてみました。
| 日本語のニュアンス | 英語のコアメッセージ | 推奨フレーズ例 |
|---|---|---|
| 初対面・挨拶 | 会えて嬉しい・これから楽しみ | Nice to meet you. Excited to work with you. |
| 依頼・お願い | 感謝・助力への謝意 | Thank you in advance. I appreciate your help. |
| メールの結び | 敬具・返信を待ってます | Best regards. I look forward to hearing from you. |
| 継続・今後も | 関係の維持・期待 | I look forward to our continued partnership. |
この早見表を活用することで、状況ごとに最適な表現がすぐに選べます。
英語の「よろしく」は、あなたらしい気持ちと言葉で伝えることが一番大切です。
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