英語メールの結び決定版!ビジネス・先生・友達への書き方と「よろしく」の表現

英語メールの結び サムネイル

英語でメールを締めくくるとき、「どんなフレーズがふさわしいだろう?」と悩んだ経験はありませんか?

ビジネスの相手には丁寧さや誠実さ、友達には親しみやすさ、先生には敬意…シーンによって求められる結びの言葉は変わってきます。

適切な「結び」表現を身につけることで、あなたの英語力や教養、センスの良さまで自然と伝わります。

 

この記事を読めば、相手や状況ごとにベストな結び方がきっと見つかります。

あなたのメールコミュニケーション力を、ひとつ上のステージへ押し上げましょう!

英語メールの結び:基本のビジネス編【フォーマル〜標準】

Professional business email sign-off gradient. / 英語メールの結びビジネスグラデーション。

ビジネスメールの「結び(Sign-off)」は、あなた自身と会社の信頼感を相手に伝える、まさに“最後の勝負どころ”です。

多くの人がつい「Best regards」ばかり使いがちですが、微妙な距離感や文脈に合わせて、語彙を選び分けることができれば、一歩抜きん出た英語力を印象付けることができます。

今回は、ビジネスシーンで絶対に失敗したくない結び表現と、そのニュアンスの違いについて徹底解説します。

英単語発音記号意味・備考
Best regards,/ˌbest rɪˈɡɑːrdz/最も標準的で安全な表現。「regard」は「敬意・配慮」という意味。距離感問わず使えますが、やや無難・定型的な印象。
Kind regards,/kaɪnd rɪˈɡɑːrdz/「Kind(思いやりのある)」が加わり、より丁寧で温かいニュアンス。
Warm regards,/wɔːrm rɪˈɡɑːrdz/親密な関係や好意を伝えたいとき。頻繁なやり取りで信頼関係がある相手向け。
Sincerely,/sɪnˈsɪrli/非常にフォーマル。初対面や外部パートナー、法的、謝罪メールなど厳粛な場面で。
Yours sincerely,/jʊrz sɪnˈsɪrli/英国式。宛名に「Dear Mr./Ms. 名前」と書いた場合に使う。
Sincerely yours,/sɪnˈsɪrli jʊrz/米国式。イギリスよりアメリカでやや一般的。使い分けに敏感になる必要はないが知識として重要。

 

NG・注意すべき表現

英単語発音記号意味・備考
Best,/best/ビジネスでは「そっけない」印象になるため避ける。カジュアル用。
Yours truly,/jʊrz ˈtruːli/かなり古風。特定の公式文書以外では使わない方が無難。

 

Best regards の語源とバリエーション

「Regards」はラテン語の「regard(注意、配慮、敬意を向ける)」に由来し、丁寧でありながら柔らかさも持つ言葉です。

「Kind regards」は、もう一歩相手に寄り添いたい時、「Warm regards」はすでに良好な関係性が出来ている相手に使うのがおすすめです。

逆に「Best」単体や、あまり馴染みのない「Yours truly」は、日本人が無意識に使ってしまいがちなNG例なので注意しましょう。

 

英語メールの結び:先生・教授への依頼編【アカデミック】

Student email to university professor. / 教授への英語メール結びイラスト。

大学や研究室、ゼミなどで先生や教授に英語でメールを書く場面は、留学や国際交流が一般化した今、とても多くなっています。

しかし、「友達のようにカジュアルすぎても失礼だし、ビジネスメールのように固すぎても距離ができる…」

こんな絶妙な悩みに直面することはありませんか?

 

日本語にはない英語ならではの微妙な距離感、相手に敬意を示しつつ、自分の気持ちやお願いもきちんと伝えたい。

そんな時にふさわしい「結び」の表現をマスターできれば、先生や教授とのやりとりが、ぐっとスムーズになります。

英単語発音記号意味・備考
Sincerely,/sɪnˈsɪrli/初めてメールを送る場合や公式な依頼に。日本語でいう「敬具」に近い。どんな場面でも失礼になりません。
Respectfully,/rɪˈspɛktfəli/相手への強い敬意を示す表現。教授や学部長など、特に高い地位の相手に対しておすすめ。
Best regards,/bɛst rɪˈɡɑːrdz/親しい関係や継続的なやりとりがある場合。少しだけカジュアルなニュアンスも含むので、相手との距離に応じて調整しましょう。

 

先生や教授に依頼メールを送る際には、結びの直前に「感謝」や「配慮」の気持ちを示すクッション言葉がとても重要です。

これがあると、英語圏の先生から「この子はマナーが分かっている」と受け止めてもらえます。

  • Thank you for your time and consideration.(お時間を割いていただき、感謝します)
  • I appreciate your attention to this matter.(ご対応に感謝しております)

このアカデミックな結び方をマスターすることで、メールの文面すべてに誠実さと知性を感じさせる印象を確実に残せます。

 

英語メールの結び:友達・同僚編【カジュアル】

Friends casual email sign-offs. / 友達への英語メール結びイラスト。

親しい友人や同僚に英語でメールやメッセージを書くとき、最後の「結びのひとこと」で戸惑ったことはありませんか?

日本語ほど「形式ばった決まり」が少ない分、自分らしさや相手への気遣いが表れやすいのがカジュアルメールの魅力です。

一方で、「どこまでくだけた表現がOK?」「英語圏ではどんなフレーズがしっくり来るの?」と迷う方も多いはずです。

ここでは、自然で好感のもてるカジュアルな結び表現を、実際の使い分けポイントとともに紹介します。

英単語発音記号意味・備考
Best/bɛst/「Best regards」よりさらにカジュアル。親しい同僚や友人向けの省略形で、メール文化の浸透とともに定番化。
Thanks/θæŋks/「ありがとう」のニュアンス。軽い依頼の後や感謝を示したいときに多用される。
Talk soon/tɔːk suːn/「また話そうね」=「またね」の使い道。気軽なキャッチアップを連想させ、会話の継続を促す。
Cheers/tʃɪərz/イギリス英語圏では「乾杯」以外に「ありがとう」や「ではまた」の意味でも日常的に使われる。親しい間柄で活躍する万能ワード。
Later/ˈleɪtər/非常にカジュアルな「じゃあまた」「後でね」の意味。フレンドリーな雰囲気を出せるが、ビジネスでは原則NG。

 

結びフレーズの使い分けポイント

  • Bestは「Best regards」よりくだけた雰囲気で使いたい時に最適です。
  • Thanksはちょっとしたお礼や返事がほしいとき、気軽なやりとりで便利です。
  • Talk soonで終えると、「この後も連絡を続けましょう」というポジティブな印象を残せます。
  • Cheersはイギリス、オーストラリアなどのネイティブに特に好まれているため、その地域の友人・同僚にはぜひ使いましょう。
  • Laterは砕けた関係性が前提。信頼関係のある相手同士のみに控えましょう。

 

英語には日本語ほど「きっちりした結びの句読点や堅苦しい敬語」がありません。

その分、あなた自身のキャラクターや関係性が相手に伝わりやすいのがカジュアル・メール文化の面白いところです。

メールの最後までポジティブな雰囲気で書ければ、相手ともっと気軽につながれるはず。

ぜひ、今日から一歩、コミュニケーションの幅を広げてみましょう!

 

 

日本人が一番迷う「よろしくお願いします」はどう書く?

"Yoroshiku" English equivalent infographic. / 「よろしくお願いします」の英語表現。

英語メールの締めくくりで日本人が最も悩むのが「よろしくお願いします」の伝え方ではないでしょうか。

日本語では万能フレーズとして大活躍するこの一言ですが、英語には一語でまるっと置き換えられる表現が存在しません。

だからこそ、「どのフレーズを使えばいいのか分からない」「なんだか伝わっている気がしない…」と感じてしまう方も多いですよね。

ここでは、英語の「よろしくお願いします」を自然に伝えるためのコツと、具体的にどう書けばいいのか、シーンに合わせたベストな表現を学んでいきましょう。

 

「先にお礼を言う」アプローチ

何かを依頼するメールの場合、日本語の「よろしくお願いします」は「先にお礼を述べて相手の協力を促す」意味が込められています。

英語では次のようなフレーズが自然です。

フレーズ意味・備考
Thank you in advance.「事前にお礼を伝えておく」といったニュアンスで、依頼事項に対する相手の協力に感謝を伝えます。ややフォーマルな場面や丁重な依頼に最適です。
I appreciate your help.相手の助力や配慮を評価する表現。こちらも依頼やサポートへのお礼に使えます。

 

これらの表現は、命令的に響かず、柔らかく配慮ある印象を与えます。

 

「楽しみにしている」アプローチ

返事や連絡を待つニュアンスの「よろしくお願いします」は、「楽しみにしている」気持ちを表現しましょう。

フレーズ意味・備考
I look forward to hearing from you.もっとも標準的で丁寧な「返信をお待ちしています」の表現です。ややフォーマルですが汎用性は高いです。
Looking forward to your reply.「I」を省略することで少しカジュアル寄りに。親しい間柄や短いメールで使われます。

 

「前向きな期待感」や「対話姿勢」を自然に表すことができます。

 

「連絡を取り合おう」アプローチ

今後も良好な関係を続けたい、という時(ビジネスの継続案件や友人とのラフな遣り取りなど)は、フレンドリーな定番表現を使います。

フレーズ意味・備考
Keep in touch.「これからも連絡を取り合いましょう」の意。カジュアルにもビジネスにも使える万能型。
Stay in touch.ニュアンスとしては「そのまま連絡途絶えずにいましょう」という感じ。より親しみのある表現です。

 

このように、英語メールでは「よろしくお願いします」を、状況ごとに“分解して”訳すのが賢いコツです。

場面に沿ったフレーズ選びであなたの想いはきっと伝わります。

 

応用編:シーンで使い分ける「結び」のスパイス

Situational email sign-off collage. / シーン別英語メール結びコラージュ。

英語メールの結び言葉は、実はちょっとした一言でグッと印象が変わります。

形式や定番だけで終わらず、感謝・気遣い・お悔やみなど、さまざまなシーンに合った“スパイス”を加えることで、あなたの気遣いや教養が相手に伝わるのです。

 

感謝を強調したい時

大切なプロジェクトが終わったとき、特別な協力をしてもらったときなど、感謝の気持ちをしっかり伝えたいことがあります。

そんな場面でよく使われる結びのフレーズはこちらです。

英単語発音記号意味・備考
With gratitude,wɪð ˈɡrætɪˌtjud直訳で「感謝と共に」。やや格調高い・丁寧。特別な相手におすすめ。
Many thanks,ˈmɛni θæŋks親しみを込めたカジュアルな感謝。ビジネスでも同僚や親しい取引先に◎。

 

シーンや相手の距離感で、フォーマルでもカジュアルでも使い分けてみましょう。

 

相手の健康・体調を気遣う時

風邪の流行りや困難な状況下、相手にそっと寄り添う結びができれば、あなたの印象はワンランク上です。

特にコロナ禍以降は、このような表現への需要が高まりました。

英単語発音記号意味・備考
Stay safe,steɪ seɪf「ご自愛ください」に近い意味。困難な時期、気遣いを表現できる。
Take care,teɪk keə(r)最も汎用的な健康を気遣う表現。親しい相手にもフォーマルにも使える。

 

たった一言でも、受け取る側はほっとした気持ちになります。

 

お詫び・お悔やみの場面で

謝罪やお悔やみの気持ちをメールの結びで上手に伝えるのは、実はとても重要です。 特にビジネスメールやフォーマルな内容では、正確な語彙選びで心を込めましょう。

英単語発音記号意味・備考
With deepest sympathy,wɪð ˈdiːpɪst ˈsɪmpəθi「心よりお悔やみ申し上げます」。弔意が必要なシチュエーションで使う。
Sincere apologies,sɪnˈsɪəʳ əˈpɒlədʒiz「心よりお詫び申し上げます」。ただし、Sincerely, などシンプルな方が無難なケースもある。

 

英語メールの結びは、ちょっとした一言で驚くほど印象が良くなります。

「気の利いた結び」こそが、相手を思う気持ちの証です。

次のメールで、一つ上の「結び」にぜひチャレンジしてみてください。

 

意外と知らない?結びの書き方ルール(カンマと大文字)

英語メール結び書き方ルール

英語メールの結びを書くだけなら単語やフレーズを知っていれば十分……と思っていませんか?

実は、表記上のちょっとしたルールを誤るだけで、受け手に「慣れていない」「細部まで配慮が足りない」といった印象を与えてしまうことも。

特にビジネスやアカデミックな場面では、細やかな書き方の違いがあなたの信用や品格を大きく左右します

 

〈カンマのルール〉

英語の結びフレーズを書いた直後には、必ずカンマ(,)を打つのが基本です。例えば下記のようになります。

  • Best regards,
  • Sincerely,
  • Cheers,

この「,」の省略は失礼な印象を与える場合があり、フォーマル・カジュアルを問わず守りましょう。

 

〈大文字のルールと表記の鉄則〉

2語以上のフレーズの場合、最初の単語だけを大文字にします。

逆にすべての単語を大文字にしたり、「Best Regards」と書くと、やや不自然で学習途中の表記に見えることが多いです。

英単語・フレーズ正しい表記例注意点・備考
Best regardsBest regards,「Regards」だけ大文字にしない。句読点「,」を忘れない。
Kind regardsKind regards,実は日本語学習者に間違いが多い。語尾カンマ必須。
With gratitudeWith gratitude,正式かつ感謝の意をこめたいときに。
Best WishesBest wishes,「Wishes」だけを大文字にするのは誤り。

 

〈署名(Signature)との距離〉

結びフレーズと署名(あなたの名前)は、1行空けてバランスよく配置するのが読みやすさのポイント。

細かいですが、これも英語圏では「格式」として見られています。

▼悪い例
Best regards
Yuki Sato
▼良い例
Best regards,
Yuki Sato

これらのルールを無意識に使いこなせると、「英語ができる人」というイメージが自然と相手に伝わります。

繊細な部分ですが、英語メール力の「仕上げ」として意識してみてください。

 

 

まとめ:英語メールの結びは「相手への敬意」の総仕上げ

英語メールの「結び」は、単なる形式的なフレーズではなく、あなたの気配りや教養、そして相手との関係性を体現する大切な要素です。

つい「Best regards」ばかり使いがちだった方も、ここで紹介したようなシーン別の使い分けを実践するだけで、あなたのメールがグッと自然で好印象なものに変わります。

「よろしくお願いします」のような日本語特有の結びも、Thank you in advance. や I look forward to hearing from you. など、その場の文脈や意図に合わせて英語で自然に表現できる力が、国際社会では本当の“差”につながります。

 

ぜひ明日からのメールで「伝わる結び」にチャレンジしてみてください。

そして、さらにワンランク上の英語力を目指すなら、TANZAMアプリで「語彙力」を鍛えましょう。

ビジネス、学術、日常会話――あらゆる場面を“伝わる英語”で自由に表現できる未来があなたを待っています。