【インタビュー】官庁からハーバード大学院へ。TOEFL対策で行った「単語戦略」

官庁からハーバード大学院へ。サムネイル

日本の官庁で働きながら、ハーバード大学公共政策大学院へ進学したRさん。

幼少期に海外経験はあったものの、TOEFLスコアの取得のため、単語の復習をする必要がありました。

限られた時間の中でどのように英語学習を進め、TOEFL対策に取り組んだのか。そして、その中でTANZAMをどのように活用したのか。

社会人から海外大学院を目指す、リアルな学習ストーリーを伺いました。

 

ハーバード大学院出願に向けた、TOEFL単語対策の戦略

自己紹介をお願いします。

現在、アメリカのハーバード大学の公共政策大学院(Harvard Kennedy School)に留学しているRと申します。

幼少期の一時期を除けば基本的にずっと日本で生活しており、日本の大学卒業後省庁で数年働いた後、アメリカの大学院に来ました。現在は留学して半年ほど経った、1年目の学生です。

少しハーバード大学の公共政策大学院についても紹介すると、アカデミアの世界というよりは実務家養成学校という位置づけです。今後何らかの形で公共政策に関わりたい人が、自身に必要なスキルを学んだり、教授陣・世界中からの学生とネットワークを作ったりと、そういったことを中心に日々過ごしています。

ハーバード大学のあるケンブリッジの眺め

ハーバード大学のあるケンブリッジの眺め

 

TOEFL対策前の英語力について

小学生の頃、親の仕事の都合でフランスのパリに住んでいました。そこで通っていたインターナショナルスクールの授業が基本的に英語で行われており、この時期に初めてまともに英語に触れました。

帰国してからは日本の学校に通ったのですが、幸運にも帰国生向けの英語の授業を展開している中学校で、そこで初めて英語で英語の文法を体系的に学ぶことができました。それまで感覚的に使っていた英語を、「なぜそうなるのか」と理解できたのがこの時期でした。

高校以降帰国生向けの英語のクラスはなかったのですが、大学受験対策や海外派遣プログラムへの参加など、引き続き英語を使ったり学んだりする機会はありました。

ただ、社会人になってからはほぼ全く使わなくなってしまい、いずれ留学するだろうとは思っていても、「TOEFLを今受けると以前の自分よりもスコアが下がりそうで怖いな」という感覚になっていきました。

 

TANZAMを知ったきっかけは?

米国の大学院出願時にTOEFLのスコアが必要になるので、TANZAMを知ったきっかけは、TOEFL対策に関する情報をインターネットで調べていた時だったと思います。

「手軽に単語学習ができる」ということで複数の方がブログでTANZAMに言及しておられたので、自分も一旦使ってみようという形で使い始めました。そして、実際に使ってみると自分にも合っているなと感じ、継続して利用するようになりました。

登校初日、クラスメイトらと

登校初日、クラスメイトらと

 

TANZAMの活用方法

幼少期から英語に触れてはきたのですが、大学院への出願にあたり、どの大学院であっても英語が理由で不合格になることのないようなTOEFLのスコアを取得する必要がありました。

そこで、語彙力の抜け漏れを補い、スコアを確実に伸ばすための最終チェックとして、TANZAMを活用することにしました。

  • 利用単語帳:TOEFL Level 3
  • 利用期間:約2ヶ月
  • 利用プラン:無料

 

TANZAMに出会う前、どのように単語を学習していましたか?

単語の学習と言っても、「見れば概ね意味が分かる」単語と「自ら積極的に使える」単語には定着度に差があると思うのですが、後者の域に達する学習ができていたのかなと振り返って思うのは、繰り返し文章や音声で触れ、実際に自分で何度も使っていた時だったと思います。

ただ、この方法は時間もかかりますし、特に社会人になって英語にほぼ触れなくなってからは、そのような学習は全くできていなかったなと感じます。

 

また、新たな単語を覚える上でよく用いられるのは単語帳だと思うのですが、個人的には単語帳であまりうまく学習できた記憶がありません。

特に紙の単語帳だと、何度も見ているうちに「この単語はこのページのこのあたりの位置にあった」という形で覚えてしまい、ランダムに出題された際、「書いてあった場所は思い出せるのに肝心の意味が思い出せない」といったことがありました。

また、そもそも序盤で飽きてしまって、Aで始まる単語だけやたら詳しくなって終わる、といったことも多かったです。これは下手に自分のレベルよりも高すぎる単語帳をやろうとしていたせいでもあるのですが、いずれにせよあまり紙の単語帳をうまく活用できた覚えはないです。

ハーバードのアメフトの試合

ハーバードのアメフトの試合

 

TANZAMの利用頻度や場面を教えてください。

当時は仕事をしながらの学習だったので、主に通勤時間に使っていました。満員電車の中だと紙の単語帳を広げるのは難しいのですが、スマホアプリで完結するので、すごく使いやすかったです。

また、1回分の学習量がちょうどよく区切られていて、乗車時間の中で無理なく1セット終えられるのもよかったです。問題数も自分で調整できるので、「ここまでやったら一区切り」という感覚で続けやすかったんだと思います。

レベルも自分で選べるので、まずはTOEFL Level 3というレベルから試してみたのですが、やってみると思っていたよりも抜けている単語があることに気づきました。無料で使える範囲でも複数のレベルが用意されているので、誰しもが自分に合ったレベルを見つけられるのではないかなと思います。

 

Rさんにとって、特に良かったTANZAMの機能は?

単語がイラストと一緒に提示されるので、意味とイメージが結びつきやすく、記憶に残りやすいと感じました。

さらに、間違えた問題を中心に何度も繰り返し出題されるので、数日後にもう一度解き直すような形で自然に復習でき、それが定着につながっていたと思います。

また、TANZAMでは単語がABC順ではなく、単語帳内の色々なところからランダムに出題される点もよかったです。紙の単語帳のように「最初の方だけ詳しくなる」ということが起きにくかったです。

ジョン・ハーバード像

観光スポットとなっているジョン・ハーバード像、実は創立者ではありません

 

今後TANZAMへの期待は?

大学院への出願にあたってはGRE(Graduate Record Examination)のスコアも必要になるので、TANZAMでGREレベルの単語にも対応していただけると嬉しい方はかなり多いのではないかと思います。

実際、GRE向けの単語アプリは他にもあるのですが、文字情報だけで覚えていくタイプのもので、英英解説ということもあり日本語ネイティブの学習者にとっては少しハードルが高いように感じました。

 

機能面で言うと、すでに完全に定着している単語に関してはあらかじめ除外できるような仕組みがあると、より使いやすくなると感じました。

中には、日本語としてそのまま使われているような単語もあったので、そういったものについては最初から外せると、より効率的に学習できると思います。

 

まとめ:留学志望者・英語学習者の方々へメッセージ

少しお話ししたとおり、「単に単語を知っていること」と「スピーキングやライティングといった形で自らアウトプットできること」は別のレベルだと思っていて、真に自分のものとして使えるようにするためにも、どんな英語力の人であれ継続的に単語とは向き合い続ける必要があると感じています。

それぞれの現状のレベルや目標に合わせて、あらゆる英語技能の土台になる単語学習を大切にしつつ、ともにより高いレベルを目指して頑張りましょう!