イルカは英語で?発音・複数形からPorpoiseとの違いまで

英語では "Dolphin" と聞くと、多くの人が水族館で見かけるあの可愛らしいイルカを思い浮かべるでしょう。
しかし、実は英語圏では "Dolphin" という単語が、私たちの知っている海の生き物以外にも使われていることがあります。
海外のレストランで "Dolphin steak" といったメニューを見て、ショックを受けた経験のある方もいるかもしれません。
なぜこんな誤解が生まれるのでしょうか?
この記事では、"Dolphin" が本来指す動物や、意外と知られていないもう一つの似た動物の英語名、そして食文化と単語のトリビアまで、誰かに話したくなる英語の豆知識をお伝えします。
- 🍽 メニューの怪奇現象:
ハワイ等のレストランにある "Dolphin" はイルカ肉ではない!
正体は魚の「シイラ(Mahi-mahi)」なので安心して注文してOK。 - 🤔 イルカの種類分け:
一般的なイルカ= Dolphin(口が長い)
ネズミイルカ= Porpoise(口が丸い・小型) - 🐋 クジラとの境界線:
実はイルカとクジラは生物学的に同じ仲間。
だいたい「4mより大きいか小さいか」で呼び分けているだけ! - 🗣 発音のコツ:
Dolphin は「ド」ではなく「ダ」に近い。
「ダールフィン」と言うと通じやすい。
👇 本文では、「シャチ(Orca)」や「ジュゴン」の英語も紹介!
イルカは英語で "Dolphin":発音と複数形の基礎

英語で「イルカ」といえば、多くの人がDolphinを思い浮かべるでしょう。
しかし、発音やスペルの細かなポイント、複数形の扱いまで理解している方は意外と少ないかもしれません。
ここでは、Dolphinという単語をより正確に、かつ自信を持って使うコツをご紹介します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Dolphin | /ˈdɒl.fɪn/(米:/ˈdɑːl.fɪn/) | 「イルカ」。lとfの音の切り替えがポイント。語尾のnもしっかり鼻に抜きましょう。 |
| dolphins | /ˈdɒl.fɪnz/(米:/ˈdɑːl.fɪnz/) | 「イルカたち」。複数形。-sが/z/音になる点に注意。群れを表すときに頻出。 |
Dolphinの発音でもっとも日本人が苦戦しがちなのはlとph(f)の発音の組み合わせです。
lは舌先を歯の裏につけてから素早く離し、fは下唇と上の前歯で空気を出すように発音します。
「ドールフィン」というカタカナ発音より、「ダールフィン」と英語らしい呼気で練習するのがおすすめです。
複数形のdolphinsもよく使います。
イルカは基本的に群れで生活することが多いため、a pod of dolphins(イルカの群れ)など、ニュースやドキュメンタリーでも頻繁に耳にします。
専門的な使い分け:"Dolphin" と "Porpoise" の違い

英語で「イルカ」と聞くと、多くの人は "Dolphin" を思い浮かべます。
しかし、海洋生物の分野では "Porpoise"(ポーパス)という単語も存在し、混同しがちです。
"Dolphin" と "Porpoise" の違いを、まずは分かりやすい表で整理しましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Dolphin | /ˈdɑːlfɪn/ | 口先(beak)が長く、円錐形の歯。遊泳力や知能も高い。 バンドウイルカなど一般的なイルカはこちら。 |
| Porpoise | /ˈpɔːrpəs/ | 口先が丸く短い、臼歯型の歯。やや小型で、主に北半球の冷たい海域に分布。 ネズミイルカ類など。 |
生物学的な違いは口先・歯の形以外にも現れます。
例えば、Dolphinは音波を使った複雑なコミュニケーションやジャンプが得意。
一方で、Porpoiseは大人しく目立たず泳ぐ性質があり、観光やショーで見かけることは少ないです。
また、"Dolphin" は英語の日常会話で最もよく使われる単語ですが、"Porpoise" は専門的な海洋用語や学術的な文脈で使われることが多いです。
日常的な英会話やニュースで "dolphin" を見聞きした場合、ほとんどの場合はショーや水族館でおなじみのイルカを指します。
一方で、学者・研究者の会話や、北米・ヨーロッパの海で見かける小型のイルカは "porpoise" と呼ぶのが普通です。
要注意!レストランのメニューにある "Dolphin" はイルカではない?

海外旅行でレストランに入ったとき、"Dolphin" と書かれたメニューを見てぎょっとした経験はありませんか?
実は、英語圏—特にハワイやフロリダなどの海沿いの地域—では、"Dolphin" =イルカとは限らない少し意外な事実があります。
このセクションでは、"Dolphin" と書かれていても必ずしもイルカの肉ではないという重要なトリビアと、その背景知識を解説します。
"Dolphin" は魚の「シイラ(Mahi-mahi)」のこと
観光地のシーフードレストランやグリルのメニューで "Dolphin" や "Dolphin sandwich" の表記を目にすることがあります。
驚くかもしれませんが、これは哺乳類であるイルカではなく、魚のシイラ(英語名:mahi-mahi、学名:Coryphaena hippurus)を指しています。
英語では正式に "Dolphinfish" という名前が付きますが、Mahi-mahi(ハワイ語で「強い強い」の意味)とも呼ばれ、特に南国のリゾート地で人気があります。
シイラとイルカは形も分類も全く異なり、生物学的にはイルカ=哺乳類/シイラ=魚類です。
しかし、レストランではメニューの省略で単に "Dolphin" と表記されることがあり、日本人観光客の勘違いが多発しています。
なぜ "Dolphin" と呼ぶの?
英語圏の漁師やシェフは、シイラ特有の流線型の体や額の丸み、おどけた顔立ちがどこかイルカに似ているという理由で "Dolphinfish" と呼んできました。
そのため、レストランで "Dolphin" とあれば「シイラ料理」と思って間違いありません。
一方で、"Dolphin"(イルカ)の混乱を避けるため、最近は積極的に "Mahi-mahi" と書く店も増えています。
クジラやシャチは英語で?関連する海の生き物単語

海の生き物といえば、イルカだけではありません。
クジラやシャチ、ジュゴン、マナティなど、似ているようで違う仲間たちがたくさんいます。
ここでは、イルカと混同しやすい代表的な海洋生物の英単語を、発音や備考も含めて整理しました。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Whale | /weɪl/ | クジラ。イルカと同じく「哺乳類」だが、体が大きい種類。Blue whale(シロナガスクジラ)は最大の動物。 |
| Orca | /ˈɔːrkə/ | シャチ。Killer whale(キラーホエール)とも呼ばれ、実はイルカ科最大。知能が高いことで知られる。 |
| Dugong | /ˈduːɡɒŋ/ | ジュゴン。海牛目で、マナティと混同されがち。「人魚伝説」のモデルとも。 |
| Manatee | /ˈmænətiː/ | マナティ。Dugongと同じく海牛目。尾の形など体型が異なる。 |
| Seal | /siːl/ | アザラシ。水族館でも人気の海洋哺乳類だが、イルカやクジラとは分類が別。 |
| Walrus | /ˈwɔːlrəs/ | セイウチ。大きな牙が特徴。 |
| Sea otter | /siː ˈɑːtər/ | ラッコ。海辺でよく見かけるが、実は哺乳類。 |
イルカを使った英語のイディオム・表現

イルカはその知的で友好的なイメージから、英語でもポジティブな表現や比喩として使われています。
映画や海外ドラマ、日常の英会話でも頻出する「イルカ」にちなんだフレーズを知っておくと、理解や表現の幅が広がります。
| フレーズ・イディオム | 意味・備考 |
|---|---|
| Swim with dolphins | 「イルカと一緒に泳ぐ」。英語圏では人気のアクティビティ。会話や旅行ガイドでよく登場します。「夢を叶える」「貴重な体験」の意味でも比喩的に使われることがあります。 |
| Dolphin kick | 「ドルフィンキック」。水泳のバタフライ泳法や競泳のテクニック名。日常でも「効率よく前進する」など前向きなニュアンスで使われることがあります。 |
| Dolphin therapy | イルカとのふれあいによる癒しやリハビリ効果を指す言葉。医療や教育現場でも知られる表現です。 |
| Dolphin smile | 「イルカの微笑み」。イルカの口元が笑っているように見えることから、人懐っこさや朗らかさをほめる時の比喩表現です。 |
まとめ:イルカを通じて英語の奥深さを知ろう
英語で「イルカ」を表すDolphinという単語から、さらに深い世界が広がっていることに気づいたのではないでしょうか。
日本語の「イルカ」と同じ意味でDolphinを使いつつ、似た生き物に対しては "Porpoise" と呼び分ける文化的・生物学的な背景も、英語ならではの面白さです。
海外旅行でレストランの "Dolphin" を見て驚いた経験がある方も、今日からは "Mahi-mahi" = "Dolphin(fish)"と知っていることで、戸惑うことなくメニューを楽しめるでしょう。
また、Whale(クジラ)やOrca(シャチ)など、関連語も一緒に学ぶことで、知識がより立体的になります。
単なる単語の暗記にとどまらず、背景や使い分け、ネイティブの感覚まで身につければ、英語の世界がもっと鮮やかになります。
ぜひ、TANZAMのような英単語アプリを活用して、イメージや文脈ごとに単語を覚えてみてください。
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