【食事編】レストランで恥をかかない食べ物の和製英語と正しい注文方法

レストラン・食事関連の和製英語 サムネイル

海外旅行で現地の料理を味わうことは、旅の最高の楽しみですよね。

ですが、日本でよく耳にするカタカナの食べ物や飲食店の単語、そのまま海外で通じるとは限りません。

「メニューの名前をそのまま言ったのに、全然通じなかった……」そんなちょっと恥ずかしい経験、実は多くの日本人がしています。

 

せっかくのチャレンジが、和製英語のせいで伝わらないのはもったいないことです。

この記事では、海外のカフェやレストランで迷わず注文できるようになるためのコツをお伝えします。

注文時に絶対使う「テイクアウト」と「バイキング」の罠

海外のレストランやカフェでの注文は、旅の楽しさを一層引き立てます。

ところが、「テイクアウト」や「バイキング」といった日本語由来の英語をそのまま使うと、思っていたのと違う反応が返ってくることも少なくありません。

ここでは、注文時に必ず使う2つの言葉「テイクアウト」「バイキング」の注意点と、現地で絶対役立つ正しい英語表現を分かりやすく整理します。

和製英語英語表現意味・備考
テイクアウトTo go (米)
Take away (英・豪)
"Take out" も通じますが、"To go, please" がアメリカでは最も自然。イギリスやオーストラリアでは "Take away"。注文時には「To go, please?」が万能です。
バイキングBuffet
All-you-can-eat
「Viking」は海賊の意味なのでNG。食べ放題形式は "Buffet"(バフェイ)、または "All-you-can-eat" が正しい表現。

 

テイクアウト(Take out)の本当の使い方

アメリカではファストフード店やカフェで、「For here or to go?(店内ですか、それともお持ち帰りですか?)」
と聞かれます。

ここで「To go, please」と返すのが日常で最も自然なフレーズです。

一方、イギリスやオーストラリアの多くの店では「Eat in or take away?」と表現されます。

どちらも知っておけばどこでも安心です。

 

バイキング(Viking)の誤解

日本語の「バイキング」は英語では通じません。

もし「I want Viking lunch」と言ったら、「私は海賊のランチがほしい」と非常に奇妙な意味に取られてしまいます。

「Buffet(バフェイ)」は自分で料理を取るスタイル、「All-you-can-eat」は「食べ放題」を強調する時に使う表現です。

どちらを使っても間違いありません。

 

違う料理が出てくるかも?メニューの中の和製英語

海外のレストランでメニューを開いたとき、知っているはずのカタカナ英語が実際の料理と違っていて驚いた経験はありませんか?

和製英語は、時にまったく別物を意味してしまい、料理選びで思わぬトラブルにつながることもあります。

ここでは、特によく混乱を招く食べ物の和製英語と、本物の英語表現を、発音や豆知識とともにご紹介します。

和製英語正しい英語意味・備考
フライドポテトFrench fries / Chips米国で「フライドポテト」は "French fries"。イギリス英語では "Chips"。メニューには単に "Fries" と書かれていることも。
アメリカンドッグCorn dog和製英語。トウモロコシ粉(Corn meal)の生地を使うので "Corn dog"。フェア(移動遊園地)や屋台の定番。
ハンバーグSalisbury steak / Hamburger steakパンなしのハンバーグは "Salisbury steak" が一般的。"Hamburger" だけだとパンに挟まったものが来ます。
サイダーSoda / Pop英語の "Cider" は「りんご酒(アルコール)」を指すことが多い。炭酸飲料は "Soda" や "Sprite" などの商品名で。
レモネードLemonade日本の「ラムネ」の語源ですが、英語ではレモン果汁・水・砂糖で作った飲み物のこと。炭酸なしが基本。
ミルクティーTea with milk海外で "Milk tea" と言っても通じにくい。「Tea with milk」と頼むのが確実。
ピーマンGreen pepperピーマンはフランス語由来。英語では "Green pepper" や "Bell pepper"。
パンBread"Pan" はフライパンなどの「鍋」のこと。食べるパンは "Bread" や "Rolls"(ロールパン)。

 

和製英語のカタカナメニュー名は、日本では通じても海外のレストランでは間違いのもと

正しい単語を知って注文すれば、現地グルメを存分に楽しめるチャンスが広がります。

 

 

デザートにも注意!「シュークリーム」の悲劇

甘いもの好きなら、海外のカフェやベーカリーで「シュークリーム」を頼んでみたい!と思う方も多いはずです。

でも、そのままカタカナ英語を使うと、全く違うものが出てきたり、通じない…そんな悲しい“シュークリーム”体験を回避するための知識を身につけましょう。

和製英語正しい英語意味・備考
シュークリームCream puff日本の「シュークリーム」はこの名称。 "Shoe cream" と言うと靴磨き用のクリームになってしまいます。
ソフトクリームSoft serve (ice cream)"Soft cream" だと「柔らかい化粧品クリーム」の意味に。アイスは "Soft serve" と注文しましょう。
プリンFlan / Creme caramel英語の "Pudding" はデザート全般を指す言葉。日本のカスタードプリンは "Flan" や "Creme caramel" が近いです。
ショートケーキStrawberry sponge cake英語の "Shortcake" はビスケット生地を使った別のお菓子。日本のふわふわなケーキは "Sponge cake"。

 

日本語のシュークリームの「シュー」は、フランス語の「chou(キャベツ)」が由来で、「choux à la crème」からきています。

英語では「cream puff」でないと店員さんに伝わりません。

また、「ソフトクリーム」もそのままでは通用しません。「soft serve」または「soft serve ice cream」と注文しましょう。

 

レストランで役立つ「サービス」の本当の意味

レストランで食事をしていると、「これ、サービスです!」と店員さんが微笑みながら何かを持ってきてくれた経験はありませんか?

日本語で「サービス」は「無料で何かを提供すること」という意味が強いですが、英語では少し違ったニュアンスを持っています。

海外での食事の際、誤解を避けるためにも「サービス」の正しい英語表現をしっかり覚えておきましょう。

表現意味・備考
On the house「これはお店のおごりです」という意味。
お店が特別に無料で提供してくれる時、"It's on the house." と言います。
サプライズ感や粋さもあり、映画やドラマでもよく出てきます。
Complimentary主にメニューやホテル、空港ラウンジなどで目にします。
「無料」または「(サービスとして)ついてくる」という意味です。
例:"Complimentary breakfast"(無料の朝食)
フォーマルな場面でよく使われます。
Free一般的に「無料」の最もシンプルな表現。
レストランでは "Free refills"(おかわり無料)のように使われますが、「特別なサービス」というニュアンスは軽めです。

 

注意したいのは、「This is service.」や「Service, please!」と言っても、英語圏では意図が通じません。

英語の "service" は「接客」「サービス全般」といった抽象的な意味で使われ、「無料」や「特典」という意味ではないのです。

もし、相手に「お店のおごりで出します」と伝えたい時は、"It's on the house." を使ってみましょう。

無料のドリンクやパンが付いている場合、英語のメニューには"Complimentary bread"などと表示されていますので、これも覚えておくと役立ちます。

 

レストランによっては、無料のお水が "Complimentary water" や "Still water is free" と記されていることもあります。

現地で感謝を伝えたい時は、「Thank you!」と笑顔で返しましょう。

 

 

まとめ

海外のレストランやカフェで戸惑わないためには、和製英語と本当の英語表現の違いを知っておくことが、とても大切です。

日常で使っている「テイクアウト」や「バイキング」などの言葉が、実は海外では意味が通じなかったり、全く違うものになってしまうことは意外と多いものです。

フライドポテト=French fries、バイキング=Buffet、「シュークリーム」はCream puff——こんな基本の知識を持っているだけで、現地のスタッフとの会話が一気にスムーズになります。

 

英語を「カタカナ英語」からアップグレードさせることで、旅先の食事がもっと楽しく、そして自信に満ちたものに変わります。

TANZAMなら、実際の会話や注文シーンを意識したリアルな単語やフレーズを体系的に学ぶことができます。

新しい英語表現に出会う楽しさと、学んだ言葉がそのまま旅の体験になるワクワク感を、ぜひTANZAMで実感してください。