接頭辞と接尾辞の違いとは?1分でわかる見分け方と覚え方

「接頭辞とか接尾辞って言葉はよく聞くけど、結局どっちがどっちだっけ?」
「Prefix(プレフィックス)とSuffix(サフィックス)って何が違うの?」
英語を勉強していると、単語帳や文法書で必ずと言っていいほどこの言葉に出会いますよね。
名前が似ているのでごちゃ混ぜになりがちですが、実はこの2つの違いをスッキリ理解するだけで、初めて見る英単語の意味や品詞をパズル感覚で推測できるようになります。
「100回書いても英単語が覚えられない…」と悩んでいる人にとって、この知識は暗記の負担を劇的に減らしてくれる強力な武器になります。
この記事では、接頭辞と接尾辞の決定的な「違い」と、もう絶対に迷わなくなる「見分け方・覚え方のコツ」を、分かりやすい図解を交えてサクッと1分で解説します!
1分でわかる!接頭辞と接尾辞の決定的な「違い」
結論から言うと、接頭辞(Prefix)と接尾辞(Suffix)の違いは、たった2つしかありません。
それは「つく場所」と「変えるもの」です。
つく「場所」が違う(前か、後ろか)
英単語の中心となる意味(語根)に対して、前につくか、後ろにつくかが一番分かりやすい違いです。
漢字の通り、「頭(あたま)」につくか「尾(しっぽ)」につくかをイメージすれば絶対に間違えません。
- 接頭辞(Prefix):単語の【前】にくっつくパーツ
- 接尾辞(Suffix):単語の【後ろ】にくっつくパーツ
変える「もの」が違う(意味か、品詞か)
もう一つの決定的な違いは、単語にくっついた時に「何を変えるか」です。実は、それぞれ完全に役割分担がされています。
- 接頭辞は「意味や方向性」を変える
(例:「幸せ」という言葉を、正反対の「不幸」に変える) - 接尾辞は「品詞(名詞・動詞・形容詞など)」を変える
(例:「美しい(形容詞)」を、「美しさ(名詞)」に変える)
ベースの単語に対して、接頭辞で「意味」をトッピングし、接尾辞で「文の中での役割(品詞)」を決める、という働きをしています。
「接頭辞(Prefix)」とは?役割と代表的な例
接頭辞とは、メインとなる単語の頭にくっついて、「〜ない(否定)」「再び(反復)」「前(時間)」といった新しい意味をトッピングする役割を持っています。
元の単語の意味をガラッと変えたい時や、方向性を与えたい時に大活躍するパーツです。
絶対に覚えておきたい接頭辞3選
数ある接頭辞の中でも、日常会話やテストで特によく見る3つを紹介します。
この3つのルールを知っているだけで、推測できる単語が一気に増えますよ。
① un-(否定:〜ない)
happy(幸せな)の前にくっつくと、unhappy(不幸な)になります。元の単語を「正反対の意味」にする、超頻出のパーツです。
② re-(再び:もう一度)
build(建てる)にくっつくと、rebuild(再建する)になります。日本語でもよく使う「リサイクル(recycle)」や「リプレイ(replay)」の「リ」と同じ役割です。
③ pre-(前に:あらかじめ)
view(見る)にくっつくと、preview(前もって見る=試写、プレビュー)になります。時間を「前」にずらす働きをします。
「接尾辞(Suffix)」とは?役割と代表的な例
接頭辞が「意味」を変えるパーツなら、単語のお尻にくっつく接尾辞は「品詞のスイッチ」です。
その単語が、文の中で「モノの名前(名詞)」として使われるのか、「状態(形容詞)」として使われるのかを決める役割を持っています。
この語尾のルールを知っているだけで、文法問題や長文読解が驚くほどラクになります。
絶対に覚えておきたい接尾辞3選
英語にはたくさんの接尾辞がありますが、まずは超基本となるこの3つのスイッチから覚えてみましょう。
① -able(〜できる:形容詞化スイッチ)
read(読む)にくっつくと、readable(読める・読みやすい)になります。「〜できる状態」を表す形容詞に変身させる、一番有名な接尾辞です。
② -tion(〜すること:名詞化スイッチ)
inform(知らせる)にくっつくと、information(情報・知らせること)になります。動詞を「名詞」に切り替えるお決まりのパターンです。
③ -ly(〜に:副詞化スイッチ)
slow(遅い)にくっつくと、slowly(ゆっくりと)になります。動作の様子を表す「副詞」を作る、非常に便利なパーツです。
【図解】1つの単語で両方の働きを見てみよう!
ここまで「接頭辞(前)」と「接尾辞(後ろ)」の役割を見てきました。
では、この2つが同時にくっついた長い英単語を見てみましょう。一見難しそうな単語でも、実はただのパズルだということが分かるはずです。
例題1:unbelievable(信じられない)を分解
12文字もある長い単語ですが、知っているパーツに分解すると、あっという間に意味が分かります。
- un- (接頭辞:〜ない)
- believe (語根:信じる)
- -able (接尾辞:〜できる)
これを足し算すると、「信じる・事が・できない」=「信じられない」という形容詞になります。丸暗記しなくても、パーツの意味の足し算だけで推測できますよね。
例題2:disrespectful(失礼な・無礼な)を分解
もう一つ、テストによく出る単語を分解してみましょう。
- dis- (接頭辞:否定・〜ない)
- respect (語根:尊敬する・敬意)
- -ful (接尾辞:〜で満ちている)
これを足し算すると、「敬意が・無い状態で・満ちている」となります。
そこから転じて、「失礼な、無礼な」という意味の形容詞になることがパッと理解できます。
このように、接頭辞と接尾辞の働きを知っていると、英単語の暗記は「苦しい作業」から「パズル解き」へと変わります。
どっちがどっち?迷った時の見分け方・覚え方のコツ
「接頭辞が前で、接尾辞が後ろなのは分かったけど、英語のPrefixとSuffixはどっちがどっちだっけ…?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
テスト中や辞書を引く時に一瞬で思い出せる、とっておきの覚え方を2つ紹介します。
覚え方1:「プレ(Pre)」=「前」と思い出す
実は、Prefix(プレフィックス)の「Pre-」自体が、「前・あらかじめ」という意味を持つ接頭辞なのです。
日本語でも、「プレビュー(事前の確認)」や「プレオープン(正式オープンの前)」といった言葉を使いますよね。
この「プレ=前」というイメージさえ持っておけば、「Prefix=前につくから接頭辞!」と一瞬で思い出すことができます。
Prefixが前(頭)だと分かれば、消去法で残ったSuffix(サフィックス)が後ろ(しっぽ・接尾辞)だと自動的に分かります。
覚え方2:漢字の「へん」と「つくり」に例える
もう一つのコツは、英単語の構造を漢字の「へん」と「つくり」のようなものだと考えることです。
たとえば、漢字の「海」や「波」には「さんずい(水に関係する)」というパーツ(へん)がついていますよね。この「さんずい」を見れば、読み方が分からなくても「水に関係する漢字だな」と推測できます。
英単語の接頭辞・接尾辞もこれと全く同じです。
- 接頭辞(へん):単語の方向性や意味のカテゴリーをざっくり決める
- 語根(つくり):単語のメインとなる意味を持つ
- 接尾辞(送り仮名):動詞にするか、名詞にするか等の役割を決める
英単語を「アルファベットの長い羅列」として丸暗記するのではなく、「あ、この単語はこのパーツとこのパーツが合体しているんだな」と漢字のように見るクセをつけるのが、語彙力を爆発的に伸ばす最大のコツです。
まとめ|パーツの法則を知って、英単語をラクに覚えよう
英単語の暗記が苦手な人にとって、長いアルファベットの羅列はただの「暗号」のように見えてしまうかもしれません。
でも、今日紹介した2つのルールを意識するだけで、その暗号は一気に楽しい「パズル」に変わります。
- 接頭辞(Prefix):前について「意味や方向性」を変える
- 接尾辞(Suffix):後ろについて「品詞(役割)」を変える
この「前と後ろの法則」を知っているか知らないかで、これからの英語学習のラクさが全く違ってきます。
🧩 もっと知りたい!よく出るパーツ一覧を見てみよう
「じゃあ、具体的にどんな接頭辞や接尾辞があるの?」と気になった方は、ぜひ以下の記事で頻出リストをチェックしてみてください。知っているパーツが増えるほど、初見で意味を推測できる単語が爆発的に増えていきますよ!
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