英語学習に「翻訳アプリ」はNG?おすすめ英和・和英辞書アプリ6選

おすすめ英和・和英辞書アプリ サムネイル

「英文を読んでいて、わからない単語が出てきたら、すぐにコピーしてGoogle翻訳に貼り付ける」

「意味はなんとなくわかった。でも、いざ自分が話そうとすると、その単語が全く出てこない…」

英語の勉強中に、こんなモヤモヤを感じたことはありませんか?

厳しいことを言うようですが、翻訳アプリに頼りきりの学習では、いつまで経っても「使える英語」は身につきません。

 

なぜなら、翻訳アプリは単語の「日本語訳(答え)」は教えてくれますが、どんな文脈で使うのか、どの前置詞と一緒に使うのかといった「単語の正しい使い方」までは教えてくれないからです。

英語をただの暗号解読ではなく、あなたの言葉として「話し、書く」ための道具にしたいなら、必要なのは翻訳機ではなく「辞書」です。

この記事では、サクサク使える「無料アプリ」から、英語のプロも愛用する一生モノの「本格派有料アプリ」まで、あなたの学習効率を劇的に上げる最強の辞書アプリ6選をご紹介します。

【結論】迷ったらコレ!タイプ別・おすすめ辞書アプリ早見表

辞書アプリは数が多くて選ぶのが大変ですが、実は「何のために使うか」で選ぶべきアプリは決まっています。

あれこれ試す時間がない方は、まずこの3つの中から自分に合うものを選んでください。

こんな人におすすめアプリ名選ぶべき理由
まずは無料で
学生・日常会話レベル
お金をかけずに例文をたくさん見たい
Weblio英語翻訳・辞書【例文の数】が圧倒的
単語の意味だけでなく、「どう使うか」の例文が大量に出てくるため、作文や会話のヒントになります。
仕事・実務で
ビジネス・翻訳者
最新のニュースや専門用語を知りたい
英辞郎 on the WEB【語彙数】と【新語】に強い
普通の辞書には載っていない「時事用語」「スラング」「専門用語」まで網羅しており、仕事で使うなら必須です。
本気で極める
中級者〜上級者
有料でも質の高い辞書を使い込みたい
物書堂
(ウィズダム・ジーニアス等)
【検索機能】が使いやすい
有料の辞書データ(ウィズダム等)を購入して使うアプリ。複数の辞書を一度に引けるなど、操作性が抜群に良いです。

Weblio・英辞郎は基本的にインターネット接続が必要です。
物書堂はアプリ内データをダウンロードするため、完全オフラインで使えます(機内モードでも使用可)。

 

【無料】サクサク引ける!基本の辞書アプリ3選

「有料アプリを買うのはまだ勇気がいる」

そんな方は、まずこの無料アプリ3つから始めてください。無料といっても、機能は有料級です。

 

Weblio英語翻訳・辞書

【例文の宝庫】作文やメール作成の必需品

日本で最も使われている辞書アプリです。最大の強みは「例文の多さ」です。

単語の意味を知るだけならGoogle翻訳で十分ですが、「この単語、実際の文章ではどう使うの?」という時にWeblioが役立ちます。

例えば "provide" を調べると、「情報を〜に提供する」「食事を提供する」といった具体的な例文がズラリと出てきます。

「前置詞は to なのか for なのか」といった細かい使い分けも、例文を見れば一発で解決します。

 

英辞郎 on the WEB(アルク)

【ビジネス・スラング最強】「載っていない」がない辞書

通訳者や翻訳家も愛用する、非常に実践的な辞書です。

紙の辞書には載っていないような「最新のビジネス用語」「時事ワード」「映画のスラング」まで網羅されています。

「テレワーク」や「サブスク」といった新しい言葉を英語でどう言うか迷った時、英辞郎なら必ず答えが見つかります。

仕事で「もっとプロっぽい、こなれた表現を使いたい」という時に最適です。

 

Reverso Context(リベルソ)

Reverso Context(リベルソ) スクリーンショット

【脱・直訳】「生きた例文」でニュアンスを掴む

「辞書に載っている意味はわかったけど、実際の会話でどう使うの?」
そんなモヤモヤを解消する、辞書と翻訳の中間のようなアプリです。

映画の字幕や公的文書など、膨大なデータから「その単語が実際に使われている文章」を検索できます。
特に "Get used to" や "Make sense" のような、単語単体では意味が掴みにくい熟語やフレーズを調べる時に、最強の威力を発揮します。

 

【有料】一生モノの知識を!プロ愛用の本格派アプリ3選

「辞書に数千円も払うの?」と思うかもしれませんが、スマホに本格的な辞書を入れておくと、学習の密度が劇的に変わります。

広告が表示されず、ネットがなくても一瞬で引ける。本気で英語を武器にしたい人が最後にたどり着く、最強の3選です。

 

物書堂(ものかきどう)

物書堂(ものかきどう) スクリーンショット

【検索機能が神】複数の辞書をバラバラに引く手間をゼロに

これは辞書そのものではなく、「ウィズダム」や「ジーニアス」といった有名な辞書を購入して一括管理できるプラットフォームアプリです。

 

ここが凄い:

複数の辞書を「串刺し検索」できます。ひとつの単語を検索するだけで、自分が持っている全ての辞書の解説を横並びで比較できるため、「A辞書の解説はピンとこないけど、B辞書の例文はわかりやすい!」といった使い方が可能です。

また、操作が驚くほどスムーズで、紙の辞書をめくる何十倍ものスピードで知識を吸収できます。

 

⚠️ 注意:iPhone・iPad・Mac専用です
物書堂はApple製品専用のアプリです。Androidをお使いの方は、同様の辞書を購入できる『LogoVista電子辞典』などがおすすめです。

 

オックスフォード現代英英辞典

 スクリーンショット オックスフォード現代英英辞典

【英語脳を作る】日本語を介さず「英語で理解する」訓練に

世界中の英語学習者が使っている「英英辞典」の最高峰です。

日本語の意味を当てるのではなく、「その単語が英語でどう定義されているか」を平易な英語で教えてくれます。

 

活用シーン:
「日本語だと同じ意味になる2つの単語」の違いを理解したい時に最適です。

英語を英語のまま理解する習慣がつくため、中級レベルから抜け出してネイティブの感覚に近づきたい人にとって、これ以上の投資はありません。

 

ジーニアス英和辞典(アプリ版)

ジーニアス英和辞典(アプリ版) スクリーンショット

【語法のジーニアス】「なぜこう言うのか?」の疑問を解決

日本で最も有名な辞書のひとつですが、アプリ版はさらに強力です。

単なる意味の羅列ではなく、「日本人が間違いやすいポイント」や「前置詞の使い分け」の解説が非常に詳しく書かれています。

 

例えばこんな時に:

「辞書の意味はわかったけど、結局どっちの単語が自然なの?」と迷った時、ジーニアスの詳細な語法コラムを読めば、文法的・文化的な背景まで納得できます。

独学で英語を学んでいる人にとって、これほど頼もしいコーチはいません。

 

そもそも、なぜ学習には「翻訳アプリ」ではなく「辞書」なのか?

「意味がわかるなら、翻訳アプリで十分じゃないか」と思うかもしれません。

確かに、目の前の英文を日本語にするだけなら翻訳アプリで十分です。しかし、「自分で英語を使いこなせるようになりたい」のであれば、辞書を使わないと絶対に損をします。

なぜ学習には辞書が必要なのか、その決定的な理由を2つ紹介します。

 

理由1:翻訳アプリは「文脈の1つ」しか出さない

翻訳アプリは、その一文に最適な「正解の日本語」を1つだけ選んで提示します。一見便利ですが、これでは単語が持つ本当の幅が広がりません。

例えば、"Run" という単語を翻訳にかけると、多くの場合「走る」としか出てきません。
しかし辞書を引けば、以下のような重要な意味がセットで目に入ります。

  • 「会社を経営する(Run a business)」
  • 「選挙に立候補する(Run for office)」
  • 「(鼻水が)出る(My nose is running)」

こうした「周辺知識」に触れることで、1つの単語から何倍もの表現力が身につくのが辞書の凄さです。

 

理由2:コロケーション(相性)が学べる

英語には、単語同士の「相性(コロケーション)」があります。

日本語をそのまま英語に置き換えようとすると、意味は合っていてもネイティブには通じない不自然な英語になってしまいます。

【例:激しい雨】

  • × Strong rain(日本語の「強い雨」を直訳)
  • Heavy rain(英語では「重い」という単語を使う)

翻訳アプリはこれらを自動で修正してしまいますが、辞書の例文を自分の目で見ることで、「あ、雨のときは strong ではなく heavy を使うんだな」という「言葉の組み合わせのルール」が頭に蓄積されていきます。

この蓄積があるからこそ、いざ自分で話す時に「正しい組み合わせ」を口にできるようになるのです。

 

それでも「辞書の文字を読むのが辛い…」あなたへ

ここまで読んで、「辞書が大切なのはわかった。でも、やっぱり文字がびっしり並んだ解説を読むのは気が重い…」と感じていませんか?

確かに、いきなり辞書を読み込むのはハードルが高いものです。そこでおすすめしたいのが、辞書を引く前の「下準備」としてアプリ『TANZAM(タンザム)』を併用する方法です。

『TANZAM』なら、辞書よりも深く「イメージ」で脳に焼き付く

辞書が言葉のルールを解説する「詳しい説明書」なら、TANZAMは単語の正体をパッと見せる「直感的なイラスト図鑑」です。

 

【最強のハイブリッド学習法】

  1. まずはTANZAMでイメージを掴む:
    すべての単語に楽しいイラストと例文がついているので、まずは「この単語は、こういう場面で、こういうニュアンスで使うんだな」という単語の核(コア)を右脳でキャッチします。
  2. 次に辞書で詳細を確認する:
    頭の中に「絵」が浮かんでいる状態で辞書を開いてみてください。文字だけの解説が、驚くほどスラスラと頭に入ってくるはずです。

 

「辞書で論理的に理解し、TANZAMで直感的に記憶する」。

この2つを組み合わせることで、翻訳アプリに頼り切りだった時とは比較にならないスピードで、あなたの語彙力は「使える知識」に変わっていきます。

辞書を開くのが面倒な日こそ、まずはTANZAMを立ち上げて、絵を眺めることから始めてみませんか?

 

 

英語辞書アプリに関するよくある質問

Q
電波がない場所(オフライン)でも使えますか?

A.
アプリによります。
今回紹介した中では、無料の「Weblio」や「英辞郎」は基本的にインターネット接続が必要です。
一方で「物書堂」などの有料アプリや、Google翻訳のオフラインモードであれば、辞書データをスマホ本体に保存するため、機内モードや電波の悪い場所でもサクサク使えます。

Q
読めない漢字や単語を手書きで検索できますか?

A.
はい、多くのアプリで可能です。
Google翻訳や、物書堂などの有料辞書アプリは「手書き入力」に対応しています。
読み方がわからない漢字やスペルがあやふやな英単語も、画面に指で書くだけで検索できるので非常に便利です。

Q
TOEICや大学受験にはどれがおすすめですか?

A.
「有料の辞書アプリ」が圧倒的におすすめです。
試験対策には、単語の意味だけでなく「語法(どんな文脈で使うか)」や「前置詞のルール」を知る必要があります。
ウィズダムやジーニアスなどの辞書アプリは、試験によく出る重要なポイントが詳しく解説されているため、スコアアップを目指すなら必須の投資と言えます。

 

まとめ:翻訳アプリを卒業して「自分の言葉」を手に入れよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

これまで「わからない=即、翻訳アプリ」だった習慣を少しだけ変えるだけで、あなたの英語力は驚くほど伸び始めます。

これからの英語学習マイルール:

  • 翻訳アプリは「緊急用」: 旅行先で看板を読む時や、急ぎのメールの概要を掴む時だけ。
  • 学習用には「辞書アプリ」: 自分の言葉として使いたい単語こそ、辞書で例文とセットで調べる。
  • 疲れたら「TANZAM」: 文字を読むのに疲れたら、イラストで直感的に語彙を増やす。

「辞書を引く」という行為は、最初は面倒に感じるかもしれません。

しかし、辞書で深く理解し、TANZAMでイメージを焼き付けるというサイクルを繰り返すことで、気づけばスマホなしでも英語が口からついて出るようになります。

便利なツールに頼り切るのではなく、ツールを「自分の脳を鍛える相棒」として使いこなし、着実に英語力を自分のものにしていきましょう。