英会話アプリ初心者こそ「独り言」から始めよ!おすすめアプリ5選

「今年こそは英語を話せるようになりたい!」
そう意気込んでオンライン英会話に申し込んだものの、いざ画面越しに先生と対面すると……
「相手の質問が聞き取れない」
「知っているはずの単語が出てこない」
「沈黙の時間が気まずくて、ただ愛想笑いをするだけ」
そしてレッスン後、「やっぱり自分にはまだ早かったんだ…」と自信を失って、そっと退会ボタンを押してしまった経験はありませんか?
どうか落ち込まないでください。
それは、あなたの能力が低いからではありません。「順序」が間違っているだけです。
野球で言えば、バットの振り方も教わっていないのに、いきなりメジャーリーグの試合(対人レッスン)に出るようなものです。
今のあなたに必要なのは、実戦ではなく「素振り(独り言)」です。
まずは誰にも気を使わず、自分のペースで「英語を口に出す回路」を作ることから始めましょう。
この記事では、恥ずかしさゼロで確実に上達できる「独り言トレーニング」に特化したおすすめアプリを5つ厳選して紹介します。
【タイプ別】独り言をサポートする最強アプリ5選
「独り言がいいのはわかったけど、具体的に何を使って練習すればいいの?」
一口に「独り言」と言っても、AIと話すのか、フレーズを繰り返すのか、やり方は様々です。
あなたの性格や、今の英語レベルに一番合うものをここから選んでください。
| おすすめアプリ | タイプ | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 1. スピークバディ | AI英会話 | 「いきなり自由な会話は無理」な人 何もないところから話すのはハードルが高いですが、これはカリキュラムに沿ってAIがリードしてくれるので、受け身でも会話練習が成立します。 |
| 2. Cake (ケーク) | 動画でフレーズ | 「ネイティブの表現」を盗みたい人 教科書英語は飽きた人へ。映画やYouTubeのワンシーンを見て、聞こえた通りに真似する(シャドーイング)練習に最適です。 |
| 3. スタディサプリ | 瞬間英作文 | 「ドラマ形式」で楽しく学びたい人 ストーリーの中で重要表現を学びます。登場人物になりきってセリフを音読することで、感情のこもった独り言が身につきます。 |
| 4. ELSA Speak | 発音判定 | 「自分の英語が通じるか不安」な人 会話以前に、自分の発音に自信が持てず声が出せない人へ。ゲーム感覚で「通じる音」を手に入れられます。 |
| 5. Google翻訳 | 音声入力 | 「無料ツール」で試したい人 特別なアプリを入れる前に、今の自分の独り言がAIに正しく認識されるか、無料でテストしてみたい人におすすめです。 |
スピークバディ(AI英会話)

スピークバディの正直レビュー
- Good: 相手がAIなので、沈黙しても待ってくれる。対人ストレスは皆無。
- Bad: 自由なフリートークはできない。「決められたシナリオ」を進める形式。
「AIと話せると言われても、いきなり『何か話して』と言われたら頭が真っ白になる…」
そんなあなたには、累計300万ダウンロードを突破したこのアプリが最適です。
シナリオがあるから「沈黙」が怖くない
ChatGPTのような自由会話型のAIは、便利ですが「自分から話題を振る力」が必要です。
一方、スピークバディは「シナリオ(台本)」に沿って進む形式です。
- AI:「週末は何をする予定ですか?(買い物?それとも映画?)」
- あなた:「(選択肢やヒントを見て)…映画を見る予定です」
このようにAIが会話をリードしてくれるため、「何を話せばいいかわからない」とパニックになることがありません。
レールの上を走るように、安心して会話のキャッチボール練習ができます。
どれだけ待たせても、AIは怒らない
対人レッスンで一番辛いのは、「相手を待たせている」というプレッシャーです。
しかし、相手はAIキャラクターです。
返答に詰まって3分間無言になっても、トイレに行って戻ってきても、AIは文句ひとつ言わずニコニコして待ってくれています。
「自分が納得して言葉が出るまで、時間を止めてもいい」。この安心感こそが、初心者に必要な環境です。
Cake(動画でフレーズ学習)

Cakeの正直レビュー
- Good: 映画やYouTubeなどの「生きた英語」が楽しい。飽きずに続けられる。
- Bad: 動画を見るだけで満足してしまいがち。「口を動かす」意識を強く持たないと効果薄。
「教科書の英語は堅苦しくて飽きてしまう。もっと自然な、ネイティブっぽい話し方を手に入れたい」
そんな人には、映画やYouTubeのワンシーンを使って学べる「Cake(ケーク)」がおすすめです。
動画のマネをして「俳優」になる
このアプリには、アニメ、映画、有名人のインタビューなどの短い動画が大量にあります。
ただ見るだけではありません。重要なフレーズが3回繰り返し再生されるので、俳優の口調やスピードをそのまま真似して独り言(シャドーイング)をします。
- 「Are you kidding me?(ふざけてるの?)」
- 「No way!(まさか!)」
文字を読むだけの独り言とは違い、「どんな表情で、どんなトーンで言うか」までセットで体に叩き込めるのが最大の強みです。
自分の声を録音してAIが判定してくれる機能もあるので、ゲーム感覚で「ネイティブの完コピ」を目指せます。
スタディサプリENGLISH(新日常英会話)

スタサプの正直レビュー
- Good: ドラマ仕立てで続きが気になる。感情を込めて話す練習に最適。
- Bad: 会話のキャッチボールではなく「セリフの音読」なので、瞬発力はつきにくい。
「英語を読んでいると、どうしてもお経のような『棒読み』になってしまう…」
独り言の弱点は、感情がこもらずロボットのようになりがちな点です。
それを解決するのが、人気脚本家によるドラマ仕立てのストーリーで学べるスタディサプリです。
「役者」になりきって口を動かす
特筆すべきは「なりきりスピーキング」という機能です。
これは単なる音読ではありません。ドラマの登場人物の一人になりきって、セリフを言う練習です。
「驚いた時は、もっと声を高く!」「急いでいる感じで早口で!」
このように、ストーリーの状況に合わせて感情を乗せて独り言を言うことで、実際の会話でも使える「生きたイントネーション」が身につきます。
一人芝居のように楽しみながら練習できるので、飽きっぽい人でも続けられます。
ELSA Speak(発音矯正)

ELSA Speakの正直レビュー
- Good: 発音矯正の精度は世界一。自分の音が「なぜ通じないか」が可視化できる。
- Bad: あくまで発音練習ツール。文章を組み立てる「会話力」はこれだけでは身につかない。
「独り言なら誰にも聞かれないけど、もし間違った発音を何度も繰り返して、変な癖がついてしまったらどうしよう…」
独学で練習する人にとって、この「間違ったまま練習し続けるリスク」は無視できません。
「自分の声」を客観的な数値にする
ELSA Speakは、あなたの声をミリ単位で解析し、ネイティブの発音とどれくらい近いかを判定してくれます。
- 「全体スコアは75点です」
- 「LとRの違いが不明瞭です」
- 「イントネーションをもっと強く」
このように、耳で聞くだけでは分からないズレを「目」で確認できます。
ここで一度「合格判定」をもらってから独り言の反復練習に入れば、「この音で合っているんだ」という確信を持って、堂々と声を出せるようになります。
Google翻訳(音声入力チェック)

Google翻訳の正直レビュー
- Good: 完全無料。自分の英語がAIに通じるかどうかの「テスト」として優秀。
- Bad: 会話相手ではない。また、文法が間違っていても無理やり翻訳してしまうことがある。
「専用のアプリを入れる前に、今の自分の実力を無料で試してみたい」
それなら、あなたのスマホにすでに入っているであろう「Google翻訳」を使ってください。
実はこれが、最も手軽で残酷な「スピーキングテスト」になります。
AIに自分の英語が通じるか「実験」する
やり方は簡単です。マイクのアイコン(音声入力)をタップして、英語で独り言を話しかけてみてください。
- 成功: 話した通りの英文が表示される。
→ あなたの英語は、少なくともAIには「通じる英語」として認識されています。 - 失敗: 全く違う単語が表示される、または変な日本語訳になる。
→ 発音が不明瞭か、文法が崩壊している可能性があります。
例えば、苦手な人が多い "Girl(女の子)" と言ってみてください。
もし画面に "Gal(ギャル)" や "Go(行く)" と表示されたら、RとLの発音ができていない証拠です。
誰に気を使う必要もありません。家で一人、ゲーム感覚で「自分の英語が正しく文字起こしされるか」を試してみてください。
アプリを使わない「日常独り言」3ステップ
アプリでの練習に慣れてきたら、スマホをポケットにしまって、顔を上げてください。
あなたの目の前にある「日常の風景」こそが、最高の教材です。
特別な時間は必要ありません。
朝起きてから寝るまでの間、以下の3ステップで「見たもの・やったこと」を英語にする癖をつけてください。
Step 1:名詞の実況(目に見えたものを言う)
まずは、視界に入ったものを単語だけでいいので英語にします。
- 部屋を見渡して… "Remote"(リモコン)、"Curtain"(カーテン)、"Socks"(靴下)
- 道を歩きながら… "Car"(車)、"Tree"(木)、"Signal"(信号)
ポイントは、日本語を思い浮かべず、モノを見た瞬間に英語のラベルを貼る感覚で行うことです。
これだけで「英語の回路」が太くなります。
Step 2:動作の実況(今やっていることを言う)
次に、自分の行動を実況中継します。
難しい文法は不要です。「I(私は) + 動詞 + 名詞」のシンプルな形で構いません。
- ドアを開けながら… "I open the door."
- 水を飲みながら… "I drink water."
- スマホを触りながら… "I check my phone."
独り言なら、誰も見ていません。ブツブツと自分の行動を口に出すことで、英語の語順(SVO)が体に染み込みます。
💡 そのまま使える!動作の実況フレーズ集
- I'm putting on my shoes.(靴を履いている)
- I'm turning off the TV.(テレビを消している)
- I'm waiting for the train.(電車を待っている)
- I'm looking for my keys.(鍵を探している)
Step 3:感情の実況(心の声を言う)
最後は、あなたの感想や体調を言葉にします。
これは会話において「自分の意見」を伝えるための重要な練習です。
- 朝起きて… "I'm sleepy."(眠いなあ)
- 外に出て… "It's cold today."(今日は寒いな)
- 仕事が終わって… "I'm tired."(疲れた〜)
ここまでくれば立派な「英会話」です。
これらを無意識に言えるようになった時、あなたはもう「英語が話せない初心者」ではなくなっています。
- It looks delicious.(美味しそうだな)
- I don't want to go to work.(仕事行きたくないな〜)
- What should I eat for dinner?(晩ごはん何食べよう?)
- I'm getting hungry.(お腹空いてきた)
独り言の「ネタ切れ」を防ぐ『TANZAM』連携術
「よし、今日から見たものを全部英語で言うぞ!」
そう決意しても、初心者はすぐに大きな壁にぶつかります。
それは、「そもそも単語を知らないから、言いたくても言えない」という壁です。
例えば、キッチンに立って「冷蔵庫」と言おうとした時。
「あれ、冷蔵庫って英語でなんて言うんだっけ…?」と考え込んでしまい、いちいち辞書で調べているうちに面倒になってやめてしまう。
これが、独り言トレーニングが三日坊主で終わる一番の原因です。
TANZAMで「会話の弾」を補充しておく

独り言をスムーズに続けるためには、事前に「弾(使える単語)」を脳に込めておく必要があります。
そこで役立つのが、アプリ『TANZAM』です。
一般的な単語帳は「英単語 ⇔ 日本語訳」で覚えますが、TANZAMは「英単語 ⇔ イメージ(絵・映像)」で覚えます。
これが、独り言(実況中継)と相性が抜群なのです。
最強の連携ルーティン
TANZAMを使って、以下のように「アプリ」と「現実」をリンクさせてください。
- Step 1:TANZAMでインプット(弾込め)
アプリ画面で「冷蔵庫のイラスト」を見て、"Fridge" という音とイメージをセットで覚えます。
ここに「レイゾウコ」という日本語は介在させません。 - Step 2:実生活でアウトプット(発射)
実際に家のキッチンに行き、本物の冷蔵庫を見ます。
その瞬間に、アプリで見たイメージを重ね合わせ、"Fridge!" と口に出します。
これを繰り返すことで、脳内に「実物を見る → 即座に英語が出る」という回路が完成します。
この「イメージと発話のリンク」を作ることこそが、英語を話せるようになるための最短ルートです。
独り言トレーニングに関するよくある質問(FAQ)
Q1. 本当に独り言だけで英語が話せるようになりますか?
A. 「会話の瞬発力」は劇的に上がります。
多くの人が話せないのは「言いたいこと→英語」への変換が遅いからです。
独り言でこの回路を太くしておけば、いざ対人レッスンをした時に、驚くほどスムーズに言葉が出るようになります。
Q2. 自分の英語が合っているか不安です。どうすればいい?
A. 定期的に「AI」にチェックしてもらいましょう。
自分だけでブツブツ言っていると、間違った文法が定着するリスクがあります。
Google翻訳の音声入力や、ELSA Speakの発音判定を使って、週に1回は「自分の英語が機械に通じるか」を確認するのがおすすめです。
Q3. 家族に見られると恥ずかしいのですが…。
A. 「お風呂」や「マスクの中」がおすすめです。
お風呂場は声が響いて発音が良く聞こえるので、自信がつきます。
また、通勤中にマスクをして、口パク(声を出さずに口だけ動かす)で実況中継をするのも非常に効果的なトレーニングです。
まとめ:英語は「勉強」ではなく「スポーツ」だ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
多くの人が英語を「暗記科目」だと思っています。
机に向かい、参考書を読み、単語を書き写す。それが英語学習だと思っていませんか?
しかし、英会話は「スポーツ」です。
頭で理解するのではなく、反射的に口の筋肉を動かすフィジカルトレーニングです。
バットの振り方も知らないまま、いきなりメジャーリーグの試合(オンライン英会話)の打席に立てば、三振して自信を失うのは当たり前です。
あなたは能力がなかったわけではありません。単に「素振り」が足りていなかっただけなのです。
まずは自宅で、パジャマ姿のままで構いません。
誰にも見られない場所で、恥をかくことを恐れずに、アプリに向かって何度も「独り言」を繰り返してください。
その地味な積み重ねだけが、いつか本番の会話で「自然と言葉が出る」という成功体験に繋がります。


