「いのしし」は英語で何?Wild boarとPigの違いや干支(亥年)の表現も徹底解説

「いのしし」を英語で表現しようとした時、ついPig(豚)を思い浮かべてしまう方も多いのではないでしょうか。
実はいのししと豚は英語で違う単語で表され、それぞれ意味や使われ方、そして文化的なニュアンスにも違いがあります。
さらに、日本では干支(えと)の一つとして親しまれている「いのしし」ですが、英語圏ではどのように表現され、どんなイメージを持たれているのでしょうか。
この記事では、いのししの正しい英語名から、干支での表現方法、さらには英語圏での認識や使い方まで、しっかりわかりやすく解説します。
「いのしし」の基本英語は "Wild boar"

イノシシの英語表現に自信はありますか?
海外で突然イノシシの話題が出たとき、「Pig」や「Hog」と混同してしまう人も多いでしょう。
でも、「Wild boar」こそがイノシシの最も正確で通じる表現なんです。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Wild boar | waɪld bɔːr | 「野生のイノシシ」全体を指す基本表現。 直訳すれば「野生の雄豚」ですが、実際は“去勢されていないオス豚”だけでなく、どの性別のイノシシも指します。 複数形は "wild boars" ですが、集団の種類や種として述べる場合は単数形(a wild boar)や無冠詞複数形(wild boar are...)で表現することもあります。 発音のポイント: "boar"の部分は「ボア」ではなく、「オァ」に近い音(bɔːr)です。意識して練習しましょう。 |
もし「Boarだけでも通じる?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、“boar”単独でもイノシシを意味します。
ただし形容詞“wild”をつけることで野生種であることがさらに明確になります。
Pig, Hog, Boar の違いと使い分け

英語で「ブタ」と聞くと、多くの人が“Pig”しか思い浮かばないかもしれません。
しかし、英語圏では「Pig」「Hog」「Boar」など、微妙に異なる単語が使い分けられています。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Pig | /pɪɡ/ | 一般的な家畜のブタ。特に若いブタを指すことが多く、子供向けや日常会話でよく使われます。 |
| Hog | /hɑːɡ/ | 食肉用に育てられた大きなブタ。アメリカ英語で多用されます。「Wild hog」は野生の大ブタやイノシシにも使われます。 |
| Boar | /bɔːr/ | 去勢されていないオスのブタまたはイノシシ。しかし野生種「イノシシ」全般を指す際にも使われるのが特徴です。 |
| Swine | /swaɪn/ | ブタ類全体の総称。やや堅い表現で、時に軽蔑的なニュアンスで使われるため、日常会話では注意が必要です。 |
動物学的にはイノシシが家畜化されたものがPigとされています。
英語圏でも「Wild pig(野生のブタ)」や「Wild hog」の表現はよく使われるので、「イノシシ=野生ブタ」という感覚は実はとても一般的です。
日本独自の文化?「干支(亥年)」を英語で説明する

干支について英語で説明しなければならない場面…年賀状や自己紹介など、ふとした瞬間に意外と出会いますよね。
ですが、「亥年」がただの“the year of the Pig”ではないこと、ご存知でしたか?
まず、西洋や中国の干支で「いのしし」にあたる動物は一般的にPig(豚)として登場します。
しかし、日本だけが “Boar(イノシシ)” を用いるという特色があります。
海外の干支について説明を求められることも多いので、違いを理解しておきましょう。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| boar | /bɔːr/ | イノシシ。日本の干支「亥年」で使われる。英語圏の干支で使う場合は非常に珍しい。 |
| pig | /pɪɡ/ | 豚。西洋や中国の干支ではこの表現が主流。日本での「亥年」と区別が必要。 |
| zodiac | /ˈzoʊdiˌæk/ | 十二支(干支)を英語で表現する単語。西洋占星術にも用いられる。 |
例えば、日本独自の亥年を強調したい場合は、以下のような表現が便利です!
- I was born in the year of the Boar.(私は亥年生まれです)
- In the Japanese zodiac, the boar represents courage.(日本の干支では、イノシシは勇気を象徴します)
また、説明的に話したい場合は、
“In Japanese culture, the twelfth sign of the zodiac is a boar, not a pig.”
(日本文化では、干支の12番目は豚ではなくイノシシです)
と加えることで、文化的な違いも丁寧に伝えることができます。
食用としての「いのしし肉」は英語で?

美味しい「ぼたん鍋」や、狩猟体験で出会う「いのしし肉」。
日本独自のグルメ体験を世界の友人に英語で伝えたいとき、どんな単語を選ぶべきか迷ったことはありませんか?
「いのしし」を食用として語る場面にぴったりの英単語や、その背景、さらには会話で役立つ表現を紹介します。
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| game meat | geɪm miːt | 動物狩猟で得られる肉全般を指す。鹿や野ウサギ、イノシシなども含む「ジビエ」の英語表現。ヨーロッパやアメリカでは馴染みあり。 |
| boar meat | bɔːr miːt | 「イノシシの肉」をピンポイントで表す表現。料理名やレストランのメニューに頻繁に登場。 |
| wild pork | waɪld pɔːrk | 直訳すると「野生の豚肉」。ピンポイントでイノシシ肉に言及したい時に使われるが、やや説明的なニュアンス。 |
たとえば海外で「ぼたん鍋」を説明したいときは、こんなフレーズが使えます。
- This dish is called "Boar meat hot pot," a Japanese wild game specialty.
- We enjoy eating wild boar meat cooked in a hot pot, especially in winter.
料理を英語で説明するだけでなく、ジビエ文化を伝えるきっかけにもなります。
また、ヨーロッパやアメリカでは「game meat」と一言でまとめてしまう場合が多いので、「イノシシ肉」とピンポイントで伝えたい時は「boar meat」や「wild boar meat」を使うと明確です。
いのししに関連する英語イディオム・性格表現

イノシシのように真っすぐ前を向いて突き進む――そんな「猪突猛進」な勢いを、英語ではどのように表すかご存じですか?
また、ワイルドなイノシシの性格や行動を英語でどう形容するのかは、教科書にはなかなか載っていません。
今回は、日常会話や自己表現でも役立つ「いのしし的」な性格やイディオム表現を、わかりやすくご紹介します。
◆いのししに関する表現・イディオム一覧
| 表現 | 意味・備考 |
|---|---|
| He rushes into things like a wild boar. | 「彼はまるでイノシシのように物事に突進する」 直訳ですが、相手の行動力や勢いを表現するのに効果的です。 |
| Go whole hog | 「徹底的にやる」「とことんやる」 イノシシやブタに由来し、迷わず一つのことに一心不乱に取り組む意味で使われます。 |
| Headlong | 「真っしぐらに・がむしゃらに・考えなしに」 行動の勢い・無鉄砲さを表します。「He jumped headlong into the project.」のように使います。 |
| Reckless | 「無謀な・向こう見ずな」 ネガティブな意味で「狂気じみた突進」を形容するのにぴったりの単語です。 |
◆イノシシのような性格を表す代表的な単語
| 英単語 | 発音記号 | 意味・備考 |
|---|---|---|
| Ferocious | /fəˈrəʊ.ʃəs/ | 「獰猛な」 イノシシや猛獣のような荒々しい性格を表現するのに使えます。 |
| Aggressive | /əˈɡres.ɪv/ | 「攻撃的な」 強い意思やエネルギーを持った人物にも使うことができます。 |
イディオムや形容詞をうまく使うことができれば、「猪突猛進」「一本気」「野性的」など、日本語独特のニュアンスも英語で表現できるようになります。
理解した単語を実際の会話やライティングで使いこなして、あなたの英語力をワンランク上へ引き上げてください。
まとめ
ここまで「いのしし」の英語表現について、さまざまな角度から深堀りしてきました。
「Wild boar」は基本の単語ですが、「Pig」や「Hog」との違いをしっかり押さえておくことで、ネイティブにも正確に伝わる英語力が身につきます。
また、「Game meat」や「Boar meat」など、食文化の英語表現を知っておくと、レストランや海外旅行でも役立ちます。
さらに、「Go whole hog」といったイディオム表現も、知っているだけで一歩先の英会話が可能になります。
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今日の記事で気になった英単語やフレーズ、ぜひ、TANZAMで復習しながら自分のものにしましょう!


