長期記憶とは?英単語を記憶に残す仕組みと覚え方を解説

「英単語を覚えたはずなのに、数日後には意味が出てこない」
「単語帳では覚えたのに、長文やリスニングで出てくるとすぐに思い出せない」
そんな経験はありませんか。
英単語は、一度見て覚えたつもりになっても、そのまま長く残るとは限りません。
短期的に覚えた情報が、すぐに長期記憶になるわけではないからです。
英単語を長く使える知識にするには、意味を理解すること、何度か復習すること、そして答えを見る前に思い出す練習を入れることが大切です。
この記事では、長期記憶の基本、短期記憶やワーキングメモリとの違い、英単語学習への活かし方を解説します。
英単語の覚え方を全体的に知りたい方へ
この記事では、長期記憶の観点から、英単語を記憶に残す仕組みと学習法を解説しています。音読・例文・イメージ・語源・復習法など、英単語の覚え方を広く知りたい方は、英単語の効率的な覚え方7選も参考にしてください。
長期記憶とは?
長期記憶とは、情報を長い期間保持する記憶のことです。
一時的に覚えてすぐ消えてしまう情報ではなく、あとから必要なときに取り出せる知識や経験、スキルとして残る記憶を指します。
数日から長期間にわたって残る記憶
長期記憶には、数日間残るものもあれば、数か月、数年と残るものもあります。
たとえば、昔覚えた漢字、自転車の乗り方、よく使う英単語、旅行先での出来事などは、長期記憶に関係しています。
英単語学習でいえば、何度も見たり聞いたりしてきた単語は、時間が経っても意味を思い出しやすくなります。
一方で、一度見ただけの英単語は、長期記憶として残りにくいことがあります。
たとえば、単語帳で increase を見て、その場では「増える・増やす」と覚えたとしても、数日後に意味が出てこないことがあります。
これは珍しいことではありません。長期記憶に残すには、一度見るだけでなく、意味を理解し、何度か思い出す機会を作ることが必要です。
英単語学習でいう長期記憶とは
英単語学習でいう長期記憶とは、単語の意味を一時的に覚えている状態ではありません。
必要な場面で、意味や使い方を思い出せる状態に近いです。
たとえば、次のような状態です。
- 英単語を見て、すぐに意味が出てくる
- 音声で聞いたときに、意味がわかる
- 例文や長文の中で、文脈に合わせて意味を取れる
- 英作文や会話で、必要なときに思い出せる
たとえば、increase を見たときに「増える・増やす」と思い出せるだけでなく、The number of users increased. のような文の中で自然に意味を取れる状態です。
英単語を「知っている」だけでなく、読解・リスニング・英作文の中で使える知識に近づけるには、長期記憶に残すことが大切です。
長期記憶・短期記憶・ワーキングメモリの違い
記憶には、長期記憶だけでなく、短期記憶やワーキングメモリもあります。
どれも学習に関係しますが、役割は少しずつ違います。
英単語学習で考えると、短期記憶は「見た直後だけ覚えている状態」、ワーキングメモリは「覚えた情報を使って英文を理解する状態」、長期記憶は「後日でも思い出せる状態」と考えるとわかりやすいです。
短期記憶は一時的に覚える
短期記憶とは、情報を短い時間だけ一時的に覚えておく記憶です。
たとえば、電話番号を聞いて、入力するまでの数秒だけ覚えておくような場面が短期記憶に近いです。
英単語学習でいえば、単語帳を見た直後だけ「この単語の意味はこれだ」と覚えている状態に近いです。
ただし、短期記憶に入った情報が、そのまますべて長期記憶になるわけではありません。
一度見ただけの英単語は、時間が経つと忘れやすくなります。
短期記憶について詳しく知りたい方は、短期記憶とは?も参考にしてください。
ワーキングメモリは覚えながら使う
ワーキングメモリとは、情報を一時的に覚えながら、その情報を使って考えたり判断したりする力です。
短期記憶が「一時的に覚える」ことに近いのに対して、ワーキングメモリは「覚えながら使う」ことに関係します。
英語学習では、英文を読みながら単語の意味を文脈に当てはめるときに使われます。
たとえば、The number of students increased last year. という文では、increase の意味を思い出すだけでなく、the number of students との関係や、文全体の意味も考える必要があります。
リスニングでも同じです。聞こえた音を一時的に覚えながら、次に続く情報を処理し、文全体の意味を取っています。
ワーキングメモリについて詳しく知りたい方は、ワーキングメモリとは?も参考にしてください。
長期記憶は後から取り出せる知識として残る
長期記憶は、後日でも取り出せる知識として残る記憶です。
英単語学習では、数日後や数週間後に見ても意味を思い出せる状態、長文や会話の中で意味を理解できる状態に関係します。
たとえば、何度も見てきた important や because のような単語は、読むたびに日本語訳を必死に思い出さなくても意味がわかることがあります。
これは、その単語が長期記憶として残っている状態に近いです。
英単語を「見たことがある」から「意味がすぐ出る」、さらに「文の中で使える」状態に近づけるには、長期記憶に残す工夫が必要です。
| 記憶の種類 | 役割 | 英単語学習での例 |
|---|---|---|
| 短期記憶 | 一時的に覚える | 単語を見た直後だけ意味を覚えている |
| ワーキングメモリ | 覚えながら使う | 単語の意味を文脈に合わせて処理する |
| 長期記憶 | 長く保持して、あとから取り出す | 数日後でも意味を思い出せる |
長期記憶の種類
長期記憶には、いくつかの種類があります。
英単語学習に関係しやすいものとしては、言葉で説明できる記憶と、体で覚えるような記憶があります。
この違いを知っておくと、「単語の意味はわかるけれど、発音が自然に出てこない」「文法は理解しているのに、会話ではすぐ使えない」といった状態も整理しやすくなります。
陳述記憶|言葉で説明できる記憶
陳述記憶とは、意識して思い出し、言葉で説明できる記憶のことです。
たとえば、「increase は増える・増やすという意味」「necessary は必要なという意味」のように、英単語の意味を説明できる記憶は、陳述記憶に近いものです。
陳述記憶は、大きく分けると「意味記憶」と「エピソード記憶」に分けられます。
意味記憶は、言葉の意味や知識に関する記憶です。英単語の意味、語源、文法ルール、品詞の知識などは、意味記憶に近いものです。
一方、エピソード記憶は、自分の体験と結びついた記憶です。
たとえば、旅行先で entrance という単語を見た、海外のカフェで receipt と言われた、英語の授業で先生が印象的な例文を出していた、というような記憶です。
英単語をただ日本語訳だけで覚えるより、体験や場面と結びつけると、あとから思い出しやすくなることがあります。
非陳述記憶|体で覚える記憶
非陳述記憶とは、言葉で説明するというより、体や感覚で覚えている記憶のことです。
たとえば、自転車の乗り方、キーボードのタイピング、楽器の演奏などは、何度も練習するうちに、あまり意識しなくてもできるようになります。
英語学習でも、非陳述記憶に近いものがあります。
- 英単語の発音を自然に言える
- 音読のリズムが身についている
- よく使う表現が考えすぎずに口から出る
- タイピングで英単語のスペルを打てる
たとえば、thank you や because のような表現は、毎回文法を考えなくても使える人が多いと思います。
これは、何度も聞いたり言ったりする中で、知識として覚えるだけでなく、使う感覚も身についている状態に近いです。
英語を「考えなくても口から出る」状態に近づけるには、意味を理解するだけでなく、音読、リピート、タイピング、会話などを通じて繰り返し使うことが大切です。
| 種類 | 内容 | 英語学習での例 |
|---|---|---|
| 意味記憶 | 言葉の意味や知識 | 英単語の意味・語源・文法 |
| エピソード記憶 | 自分の体験と結びついた記憶 | 旅行中に使った英単語、授業で印象に残った例文 |
| 手続き記憶 | 体で覚える記憶 | 発音・音読・タイピング |
短期記憶から長期記憶に移る仕組み
英単語を一度見て覚えたとしても、それだけで長期記憶に残るとは限りません。
長期記憶に残すには、意味を理解したり、何度か復習したり、自分で思い出したりする過程が必要です。
一度見ただけでは残りにくい
新しい英単語を見た直後は、意味を覚えているように感じることがあります。
しかし、その情報が短期記憶に入っただけでは、時間が経つと忘れやすくなります。
たとえば、単語帳で improve を見て、その場では「改善する・上達する」と言えたとしても、数日後にもう一度見たときに意味が出てこないことがあります。
これは、英単語がまだ長期記憶として十分に残っていない状態です。
使わない情報や、一度しか見ていない情報は、忘れやすいものです。
そのため、英単語を長期記憶に残すには、一度覚えたあとに、何度か思い出す機会を作る必要があります。
意味づけと復習で残りやすくなる
英単語を長期記憶に残すには、ただ繰り返し見るだけではなく、意味づけをすることも大切です。
たとえば、improve を「改善する」とだけ覚えるより、次のような例文で確認すると使い方がわかりやすくなります。
- I want to improve my English.(英語を上達させたい)
- The service has improved.(サービスが改善した)
例文で見ると、improve が英語力、サービス、スキルなどに使われることがわかります。
また、イラストや場面、語源と結びつけることも、意味を思い出す手がかりになります。
たとえば、increase なら、数字やグラフが上がっている場面をイメージすると、「増える」という意味を思い出しやすくなります。
さらに、覚えたあとに何度か思い出す練習を入れることも大切です。
- 英単語を見て意味を答える
- 日本語訳を見て英単語を思い出す
- 例文の空欄に入る単語を考える
- 音声を聞いて意味を思い出す
また、睡眠や休息も記憶の整理に関係します。
徹夜で一気に詰め込むより、学習と復習の間に休息を入れた方が、学習を続けやすくなります。
忘れること自体は自然
英単語を忘れてしまうと、「自分は記憶力が悪いのかな」と感じることがあるかもしれません。
ただ、忘れること自体は自然なことです。
人の記憶は、使わないまま時間が経つと少しずつ薄れていきます。
大切なのは、忘れたことを失敗と考えることではなく、忘れかけたタイミングで復習することです。
たとえば、今日覚えた単語を、翌日、3日後、1週間後にもう一度確認すると、完全に忘れる前に思い出す機会を作れます。
記憶が薄れていく仕組みを詳しく知りたい方は、エビングハウスの忘却曲線とは?も参考にしてください。
復習の間隔を空ける方法を知りたい方は、分散学習とは?も参考にしてください。
英単語を長期記憶に残す覚え方
英単語を長期記憶に残すには、一度で完璧に覚えようとするよりも、意味を理解し、何度か思い出す機会を作ることが大切です。
ここでは、英単語を長く覚えておくために取り入れやすい方法を紹介します。
日本語訳だけで終わらせない
英単語を覚えるとき、日本語訳だけを確認して終わることがあります。
たとえば、increase=「増える」、necessary=「必要な」のように覚える方法です。
もちろん、最初に意味を確認することは大切です。
ただ、日本語訳だけで覚えていると、長文や会話の中で出てきたときに意味を取りにくいことがあります。
理由は、品詞や使われる場面がわかりにくいからです。
たとえば、increase は動詞としても名詞としても使われます。
- The number of users increased.(利用者数が増えた)
- There was an increase in sales.(売上の増加があった)
このように、例文で確認すると、文の中でどのように使われるのかが見えやすくなります。
例文を使った覚え方を詳しく知りたい方は、例文で覚える英単語学習法も参考にしてください。
イメージや体験と結びつける
英単語は、文字だけで覚えようとすると、意味が頭に残りにくいことがあります。
その場合は、イラストや場面、自分の経験と結びつけて覚えると、思い出す手がかりが増えます。
たとえば、nervous を「緊張した」とだけ覚えるより、人前で発表する前に緊張している場面をイメージすると、意味がつかみやすくなります。
respect のような抽象的な単語も、「尊敬」という日本語だけで覚えるより、相手の話を真剣に聞いている場面や、相手の努力を認めている場面で考えると理解しやすくなります。
自分の経験に近い場面と結びつけるのも有効です。
- 学校で使いそうな場面
- 旅行中に見かけそうな場面
- 部活や仕事で使えそうな場面
- 自分の感情に近い場面
このように、単語を「文字」としてだけでなく、「場面」として覚えると、あとから意味を思い出しやすくなります。
イラストを使った覚え方を知りたい方は、イラストで覚える英単語も参考にしてください。
音声と一緒に覚える
英単語は、文字で見たときにはわかっても、音で聞くと意味が出てこないことがあります。
これは、文字と意味は結びついていても、音と意味がまだ結びついていない場合に起こりやすいです。
たとえば、necessary を見れば「必要な」とわかるのに、音声で聞くとすぐに意味が浮かばないことがあります。
そのため、英単語を覚えるときは、文字だけでなく音声も一緒に確認しましょう。
- 英単語を見る
- 音声を聞く
- 意味を確認する
- 可能であれば、口に出して読む
音声と意味を結びつけておくと、リスニングで聞いたときにも思い出しやすくなります。
音で英単語を覚える方法を知りたい方は、聞いて覚える英単語も参考にしてください。
思い出す練習を入れる
英単語を長期記憶に残すには、見るだけでなく、思い出す練習が大切です。
単語帳を眺めているだけだと、「見たことがある」状態で止まりやすくなります。
復習するときは、答えを見る前に、自分で考える時間を作りましょう。
- 英単語を見て、日本語の意味を答える
- 日本語訳を見て、英単語を思い出す
- 例文の空欄に入る単語を考える
- 4択クイズで意味を確認する
- 音声を聞いて、どの単語かを思い出す
たとえば、The number of users ______ last year. という例文を見たとき、すぐに答えを見るのではなく、「増えたという意味だから increased かな」と考えてから確認します。
このように、思い出す練習を何度か入れることで、英単語を長期記憶に残しやすくなります。
繰り返して覚える方法を詳しく知りたい方は、反復学習とは?も参考にしてください。
英単語を長期記憶に残す復習タイミング
英単語を長期記憶に残すには、覚えた日に終わらせないことが大切です。
その場では覚えたつもりでも、時間が経つと少しずつ思い出しにくくなります。だからこそ、数日後にもう一度確認する時間を作りましょう。
翌日・3日後・1週間後を目安にする
復習タイミングは、最初から細かく管理しすぎなくても大丈夫です。
まずは、学習した翌日、3日後、1週間後を目安にすると続けやすくなります。
たとえば、月曜日に新しい英単語を覚えた場合、火曜日に1回目、木曜日に2回目、翌週月曜日に3回目の復習を入れるイメージです。
大切なのは、完璧なスケジュールを作ることではありません。覚えた単語を、忘れきる前にもう一度思い出す機会を作ることです。
| タイミング | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 学習当日 | 新しい単語を覚える | 意味・音声・例文を確認する |
| 翌日 | 1回目の復習 | 意味を隠して思い出す |
| 3日後 | 2回目の復習 | 間違えた単語を中心に確認する |
| 1週間後 | 3回目の復習 | 例文の中で意味を確認する |
| 2週間後以降 | 苦手単語を確認する | 忘れやすい単語だけ短く復習する |
覚えている単語と苦手単語を分ける
復習するときは、すべての単語を毎回同じように見直す必要はありません。
すぐに意味が出てくる単語は、軽く確認するだけでも十分です。
一方で、意味があやふやな単語や、何度も間違える単語は、短い間隔でもう一度復習しましょう。
たとえば、30語を復習して10語を間違えた場合、次の日はその10語を中心に確認します。
- すぐ意味が出る単語:軽く確認する
- 少し迷った単語:翌日もう一度確認する
- 間違えた単語:3日後や1週間後にも復習する
- 音で聞くとわからない単語:音声と一緒に確認する
覚えている単語に時間をかけすぎるより、苦手な単語を優先した方が、短い時間でも復習しやすくなります。
TANZAMで英単語を長期記憶に残しやすくする
英単語を長期記憶に残すには、日本語訳だけでなく、意味を思い出すための手がかりを増やすことが大切です。
TANZAMでは、イラスト・例文・音声・クイズを使って、英単語を複数の角度から確認できます。
イラスト・例文・音声で複数の手がかりを作る
英単語を日本語訳だけで覚えていると、文の中で出てきたときや、音で聞いたときに意味が出てこないことがあります。
TANZAMでは、単語の意味をイラストで確認し、例文で使われる場面を見て、音声で発音も確認できます。
- イラストで、単語の意味や場面をイメージする
- 例文で、文の中での使われ方を確認する
- 音声で、発音と意味を結びつける
- 日本語訳だけに頼らず、複数の手がかりで覚える
たとえば、increase を「増える」とだけ覚えるより、数やグラフが上がるイメージ、例文、発音を一緒に確認した方が、あとから意味を思い出しやすくなります。
クイズで思い出す練習ができる
英単語を長期記憶に残すには、見るだけでなく、自分で思い出す練習も必要です。
TANZAMでは、クイズ形式で単語を確認できます。答えを見るだけではなく、意味を考えて選ぶことで、短い時間でも思い出す練習をしやすくなります。
- 覚えた単語を、クイズで確認する
- 苦手な単語を短時間で復習する
- 通学・通勤中など、スキマ時間に取り組む
- 音声や例文とあわせて復習する
もちろん、アプリを使えば自動的にすべて覚えられるわけではありません。
ただ、イラスト・音声・例文・クイズを組み合わせることで、英単語を何度か思い出す流れを作りやすくなります。
イラスト・音声・例文・クイズを使って英単語を復習したい方は、TANZAMアプリを試してみるところから始めてみてください。
よくある質問
長期記憶とは何ですか?
長期記憶とは、情報を長い期間保持する記憶のことです。
数日、数か月、数年と残る知識や経験、スキルなどが長期記憶に含まれます。
英単語学習でいえば、単語を見た直後だけ覚えている状態ではなく、時間が経っても意味を思い出せる状態に近いです。
長期記憶と短期記憶の違いは何ですか?
短期記憶は、情報を一時的に覚えておく記憶です。
たとえば、電話番号を聞いて入力するまで覚えておくような場面が短期記憶に近いです。
一方、長期記憶は、あとから取り出せる形で残る記憶です。
英単語でいえば、単語帳を見た直後だけ意味を覚えているのは短期記憶に近く、数日後や長文の中でも意味を思い出せる状態は長期記憶に近いです。
英単語を長期記憶にするにはどうすればいいですか?
英単語を長期記憶に残すには、日本語訳だけで終わらせないことが大切です。
例文で使い方を確認する、音声で発音を聞く、イラストや場面で意味をイメージするなど、思い出すための手がかりを増やしましょう。
また、覚えた日に終わらせず、翌日・3日後・1週間後のように何度か復習することも大切です。
復習するときは、単語帳を眺めるだけでなく、意味を隠して答える、日本語訳から英単語を思い出す、例文の空欄を考えるなど、思い出す練習を入れましょう。
一度覚えた英単語を忘れるのはなぜですか?
一度覚えた英単語を忘れるのは、自然なことです。
人の記憶は、使わないまま時間が経つと少しずつ薄れていきます。
特に、一度見ただけの単語や、日本語訳だけで覚えた単語は、数日後に意味が出てこないことがあります。
忘れること自体を失敗と考える必要はありません。大切なのは、忘れかけたタイミングで復習する機会を作ることです。
長期記憶を作るには睡眠も関係しますか?
睡眠は、記憶の整理に関係すると考えられています。
英単語を長く覚えておきたい場合、徹夜で一気に詰め込むより、学習・復習・休息を組み合わせる方が続けやすくなります。
たとえば、夜に新しい単語を確認し、翌日に意味を思い出せるか復習するだけでも、学習の流れを作りやすくなります。
睡眠時間を削って覚えるより、無理のない量を復習しながら続けることを意識しましょう。
まとめ|英単語を長期記憶に残すには、思い出す機会を作ろう
長期記憶とは、情報を長い期間保持し、あとから取り出せる記憶のことです。
英単語を長期記憶に残すには、一度で完璧に覚えようとしないことが大切です。
日本語訳だけで終わらせず、例文、イメージ、音声などと一緒に覚えると、意味を思い出す手がかりが増えます。
また、覚えた日に終わらせず、翌日・3日後・1週間後のように復習することで、何度か思い出す機会を作れます。
復習するときは、単語帳を眺めるだけでなく、意味を隠して答える、例文の中で確認する、音声を聞いて意味を思い出すなど、自分の頭から取り出す練習を入れましょう。
復習タイミングや苦手単語の管理が難しい場合は、アプリを使って学習を仕組み化するのも一つの方法です。
英単語を長く覚えておくには、気合いで詰め込むより、思い出す機会を少しずつ増やしていくことが大切です。


