小学生におすすめの英単語アプリ12選|楽しく覚えて定着する学習法

小学生におすすめの英単語アプリ サムネイル

「紙の単語帳を渡しても、なかなか開いてくれない」

「無料で試したいけれど、小学生が一人で使っても大丈夫?」

小学生・子供向けの英単語アプリは、絵や音から始めるもの、スペルを書くもの、英検対策に特化したものなど、役割が異なります。

選ぶときに大切なのは、人気順よりも今のお子さんが「音・意味・文字」のどこまで理解しているか。低学年と高学年では、使いやすいアプリも変わります。

 

この記事では、小学生におすすめの英単語アプリ12選を、英語経験・目的・無料範囲・広告や課金・対応端末から比較します。

低学年の入門、学校英語、スペル、英検5級〜3級まで、目的に合う候補を選べるように整理しました。

👇まずは早見表で、お子さんの段階に合う候補を2〜3本に絞ってみてください。

 

この記事の比較方針

各アプリの公式サイト、公式ヘルプ、App Store、Google Playを確認し、小学生が選ぶときに必要な項目で比較しました。

英語経験や目的が異なるため、総合順位は付けていません。無料範囲、広告、アプリ内課金、保護者のサポートが必要かも判断材料にしています。

機能・提供状況の確認日:2026年9月20日。利用条件は端末、教材、登録経路、サービス改定によって変わる場合があります。

執筆:柴崎 亮

株式会社TANZAM代表。英語に苦手意識があり、学習を基礎からやり直して米バブソン大学(Babson College)でMBAを取得。

自身の挫折と留学経験をもとに、英単語アプリTANZAMを企画・運営しています。

監修:ウ メンシャン

慶應義塾大学大学院修了。日本語・中国語・英語のトリリンガル。IELTS 8.0/TOEFL 104/GRE 322を取得し、コロンビア大学・ペンシルベニア大学などに合格。

IELTS公式(IDP)共催セミナー登壇。英語学習アプリと各種英語試験を専門領域として、本記事を監修しています。

内容確認日:2026年9月20日

この記事で扱う範囲

この記事は「小学生の英単語学習」に絞っています。年齢を問わず英単語アプリを比較したい方は、英単語帳アプリおすすめ12選をご覧ください。

英会話・フォニックス・リスニングまで含めたい方は、子供・小学生向け英語アプリおすすめで目的別に比較できます。

英単語以外も含めて学習目的から選びたい方は、英語学習アプリおすすめ比較をご覧ください。

結論|小学生向け英単語アプリを目的・段階から選ぶ

学年だけで決めず、現在の英語経験と、次にできるようになりたいことから選ぶと失敗しにくくなります。

今の段階・目的主な候補選ぶポイント
低学年・英語が初めてDuolingo ABC
小学生英語ドリル
絵と音で意味をつかめるか。文字入力を急がない
基礎単語を定着させたいTANZAM
mikan
音声・例文・復習があり、一人でも進めやすいか
スペルを書けるようにしたい手書き英単語900
Quizlet
選択問題だけでなく、文字を思い出す練習ができるか
英検5級〜3級を学びたい小学生の英検® 英単語&問題集
英語の友+でる順パス単
小学生からの英検®単語
受験級、問題形式、紙教材との連動を確認する
ゲーム感覚で続けたい英語物語
Gamerize辞書
遊ぶ時間より、英語を思い出す回数が確保できるか
学校・塾の単語を覚えたいQuizlet
Anki/AnkiDroid
保護者や先生が教材を用意できるか

 

低学年は、絵と音から意味をつかむ練習が中心。高学年になり、アルファベットを読めるようになったら、学校語彙・スペル・英検対策へ進みやすくなります。

文部科学省の学習指導要領解説でも、中学年は聞く・話す活動、高学年は音声で十分に慣れた表現を読む・書く活動へつなぐ流れが示されています。

最初から書き取りだけに偏らず、音から文字へ段階を上げることが大切です。

 

小学生向け英単語アプリの選び方|保護者が見る3点

学年よりも、英語経験と目的を確認する

同じ小学5年生でも、英語を始めたばかりの子と、英検5級に挑戦する子では必要なアプリが違います。

アルファベットがまだ不安なら、絵・音声・なぞり書きから。基礎語彙を聞いて意味が分かるなら、4択や例文へ。スペルが必要になったら、手書きや入力問題を足します。

  • 音を聞いて意味を選ぶ:英語を始めたばかりの子
  • 英単語を見て意味を答える:学校英語の基礎固め
  • 日本語から英語を思い出す:スペル・発信語彙の準備
  • 級別の単語と問題を解く:英検対策

フォニックスを中心に学びたい場合は、子供向けフォニックスアプリおすすめで専用アプリを比較できます。

 

見るだけで終わらず、思い出す問題と復習があるか

単語カードを何度も見るだけでは、「見れば分かる」状態に留まりやすくなります。

音を聞いて選ぶ、日本語から英語を思い出す、間違えた語が後日もう一度出る、といった練習があると定着を確認しやすくなります。

検索するときは「忘却曲線」という言葉だけで判断せず、次の3点を確認しましょう。

  • 間違えた単語を自動で出し直すか
  • 正解した単語も日を空けて復習できるか
  • 意味・音声・スペルの出題方向を変えられるか

 

無料範囲だけでなく、広告・課金・共有機能も見る

無料アプリには、学習範囲を無料で使えるもの、基本教材だけ無料のもの、1日の学習量に上限があるものがあります。本記事では、次の3種類で整理しました。

  • ① 学習範囲すべて無料:対象となる教材・問題を課金なしで続けられる
  • ② 基本教材・機能が無料:追加教材や一部の学習モードは有料
  • ③ 学習量・時間に上限:無料で続けられるが、1日あたりの量や回数に制限がある

「無料」と「広告なし」は別の条件です。低学年が一人で使う場合は、広告から外部サイトへ移らないか、アプリ内課金を端末側で制限しているかも確認しましょう。

Quizletのように共有教材を扱うサービスは、最初は保護者が教材を選ぶと安心です。

無料条件を詳しく比べたい方は、無料の英単語アプリおすすめ12選もご覧ください。

 

小学生におすすめの英単語アプリ12選|無料タイプ・仕様比較

次の表では、12アプリの主な役割と無料タイプ、対応範囲をまとめました。アプリ名を押すと詳しい紹介へ移動できます。

※表は横にスクロールできます。無料タイプは2026年9月20日時点の公式情報をもとに整理しています。

アプリ向く段階・目的無料タイプ主な範囲対応端末
TANZAM基礎語彙・英検、絵と例文③ 学習量・時間に上限英検5級〜1級iOS/Android
mikan高学年、高速反復② 基本教材・機能が無料基礎〜資格教材iOS/Android
英語の友+でる順パス単紙教材と音声の併用② 基本教材・機能が無料※書籍代は別英検5級〜1級iOS/Android
小学生の英検® 英単語&問題集英検の問題形式に慣れる① 学習範囲すべて無料※広告あり英検5級・4級・3級iOS/Android
小学生英語ドリル入門語彙・フレーズ① 学習範囲すべて無料※広告あり1,137語・490フレーズiOS/Android
手書き英単語 - 小学生向け英語学習900高学年、スペル・書き取り① 学習範囲すべて無料※広告あり小学生向け900語iOS/iPadOS/Mac※Apple M1以降
小学生からの英検®単語[3・4・5級編]広告なしで英検語彙有料買い切り英検5級・4級・3級iOS/Android
Gamerize辞書ゲーム・発音練習②相当※一部機能は有料子ども向け〜英検2級iOS/Android
英語物語高学年、ゲームで総合復習① 学習範囲すべて無料※広告・スタミナあり語彙・文法・リスニングiOS/Android
Duolingo ABC低学年、文字・音・物語① 学習範囲すべて無料※広告なしフォニックス・初期読解iOS/Android
Quizlet高学年、学校・塾教材② 基本教材・機能が無料自作・共有単語セットiOS/Android/Web
Anki/AnkiDroid高学年、保護者が教材作成端末で異なる※iOS版は有料自作・共有デッキPC/iOS/Android

 

公式情報で① 学習範囲すべて無料と確認できたのは、「小学生の英検® 英単語&問題集」「小学生英語ドリル」「手書き英単語 - 小学生向け英語学習900」「英語物語」「Duolingo ABC」です。

広告の有無や、英検・スペル・初期読解など学べる範囲は異なるため、無料かどうかだけでなく目的まで確認しましょう。

 

 

国内アプリ9選|学校英語・英検・スペルに合わせて選ぶ

1. TANZAM|イラスト・例文・音声で単語を定着

英単語アプリTANZAMの学習イメージ

向いている子:文字だけの単語帳が続きにくく、絵・音声・短い例文から意味を理解したい子。

TANZAMは、イラストと例文で意味を予測し、音声と4択問題で確認したあと、忘れやすい語を復習する流れです。英検5級〜1級の単語帳があり、5級〜3級にはひらがな表記の教材も用意されています。

無料版では全単語帳を選べ、新しく学ぶ単語は1日10語、復習は回数制限なく利用できます。無料版は広告が表示され、学習モードは「おまかせモード」が中心です。

英語を始めたばかりの低学年には、保護者が最初の教材を選ぶサポートがあると安心です。文法や英会話を一から学ぶアプリではないため、英単語の定着を目的に使いましょう。

 

2. mikan|高学年の短時間・高速反復に

英単語アプリmikanのApp Store掲載画面

向いている子:英単語を見て意味を答える練習を、短時間で何度も繰り返したい高学年。

mikanは、単語カードを「知っている/知らない」で分け、4択テストと苦手語の復習へ進むテンポのよさが特徴です。発音音声も確認でき、通学前や宿題後の5分学習に合わせやすい設計です。

基本的な単語学習は無料で始められますが、利用できる教材や学習機能はプランによって異なります。特定の市販教材を使いたい場合は、申し込み前にアプリ内の現行教材一覧を確認してください。

絵や場面から意味をつかむ構成は少なめです。英語に初めて触れる子より、基礎単語をある程度読み、量をこなしたい子に向きます。

 

3. 英語の友+でる順パス単|紙の英検教材と音声をつなぐ

旺文社 英語の友アプリの掲載画面

向いている子:「英検でる順パス単」など、旺文社の紙教材を軸に学びたい子。

英語の友は、旺文社の対応書籍の音声を再生できる公式アプリです。教材を追加し、単語や例文の音声をダウンロードすると、オフラインでも繰り返し聞けます。

音声を聞く→紙で意味と例文を確認→アプリのテストで理解度を確かめる、という流れが作れます。

アプリは無料で利用でき、書籍を購入していない場合も使えます。一方、テストの回数や単語帳など一部機能は有料プランの対象です。対応する書籍は別途必要になる場合があります。

現在の英検教材は5訂版が中心です。古い「でる順パス単アプリ」だけを探すより、現行書籍と英語の友を組み合わせる方が、版の違いを避けやすくなります。

 

4. 小学生の英検® 英単語&問題集|5級・4級・3級の問題形式まで練習

小学生の英検® 英単語&問題集の掲載画面

向いている子:英検5級・4級・3級の語彙と、実際に近い問題形式を無料で練習したい子。

単語・熟語を確認したあと、短文の空所補充、会話文、語句整序、リスニングなどへ進みます。漢字には読み仮名が付き、小学生が英検の問題文に慣れる入口として使いやすいアプリです。

リスニングを含む問題を無料で利用でき、広告が表示されます。iOS版には、広告を非表示にする月額プランがあります。

英検5級は日本英語検定協会が「中学初級程度」の目安を示す試験です。小学生が取り組む場合も、級だけを急がず、音声を聞いて意味を理解できるかを確かめながら進めましょう。

 

5. 小学生英語ドリル(旧・小学生英単語1100)|基礎単語と日常フレーズをまとめて練習

小学生英語ドリル(旧・小学生英単語1100)の掲載画面

向いている子:食べ物・学校・動物など、身近なテーマの基礎単語から始めたい子。

以前は「小学生英単語1100」として提供されていたアプリで、開発元はStudySwitchです。

1,137語と490の英会話フレーズを、発音音声とシンプルな問題で学びます。テーマを選ぶ→音声と単語を確認→クイズで答える、という分かりやすい流れです。対象となる問題は無料で続けられ、広告が表示されます。

低学年が一人で操作する場合、読み仮名や問題文で迷うことがあります。最初の数回は保護者が一緒に使い、進め方を確認すると安心です。

 

6. 手書き英単語 - 小学生向け英語学習900|高学年のスペル・書き取り練習に

手書き英単語 - 小学生向け英語学習900のApp Store掲載画面(2026年9月確認)

向いている子:英単語の意味は分かるものの、スペルを書くと間違えることが多い子。

小学生向けの約900語を、発音、4択問題、手書き入力で練習できるiPhone・iPad向けアプリです。カテゴリを選ぶ→意味と音を確認→指でスペルを書く→間違えた語を復習する流れで、文字を思い出す練習を加えられます。

900語の学習は無料で、広告が表示されます。広告を非表示にする買い切りのアプリ内購入もあります。

音と意味がまだ結び付いていない段階で書き取りを増やすと負担になります。まず聞いて意味が分かる語を中心に、1日3〜5語から始めるのがおすすめです。

 

7. 小学生からの英検®単語[3・4・5級編]|広告なしの買い切り型

小学生からの英検®単語[3・4・5級編]のApp Store掲載画面(2026年9月確認)

向いている子:広告や外部課金の導線を避け、英検5級〜3級の単語に集中したい子。

約1,500語を、イラスト・例文・音声・読み仮名と一緒に学びます。級を選ぶ→単語を確認→クイズで思い出す→進捗を確認する、という構成です。

買い切り型で、広告・追加のアプリ内課金・ログインを必要とせず、基本的にオフラインで利用できます。端末を子どもに渡すときの広告や誤課金が気になる家庭には、分かりやすい選択肢です。

購入前に、対応OSと受験予定の級を確認しましょう。

 

8. Gamerize辞書|ゲームと発音練習を組み合わせたい子に

Gamerize辞書のApp Store掲載画面(2026年9月確認)

向いている子:クイズや収集要素がある方が続きやすく、単語と発音を一緒に練習したい子。

子ども向けの基礎語彙から英検2級程度まで、イラスト・例文・ゲームを通して学べます。単語を選ぶ→意味と音声を確認→クイズで答える流れに加え、一部プランでは発音判定も利用できます。

基本プレイは無料で、一部機能は有料です。無料で使える回数は、利用する端末で確かめてください。

語彙量が広いため、低学年には教材選びのサポートが必要です。

 

9. 英語物語|高学年がRPG感覚で英語を総合復習

英語物語のゲーム学習画面

向いている子:ゲームが好きで、単語だけでなく文法・リスニングも含めて英語に触れたい高学年。

問題に答えて物語を進めるRPG型のアプリで、5万問以上の英語問題が公開されています。ステージを選ぶ→問題に答える→間違いを確認→キャラクターを育てる流れで、学習を習慣にしやすいのが特徴です。

学習範囲は無料で利用でき、広告やスタミナ制があります。ガチャ、回復、広告スキップなどのアプリ内課金も用意されています。

英単語専用アプリではないため、覚える範囲を学校教材や英検級にそろえたい場合は、専用教材と併用すると進捗を把握しやすくなります。

 

海外・汎用アプリ3選|小学生が使う場合の注意点

10. Duolingo ABC|低学年の文字・音・物語の入口に

Duolingo ABCのApp Store掲載画面

向いている子:英語が初めてで、アルファベット・フォニックス・短い物語から始めたい低学年。

Duolingo ABCは、文字の形や音を確かめ、単語をなぞり、短い物語を読む流れで初期の読み書きを学ぶアプリです。1回のレッスンが短く、ダウンロード後はオフラインでも使えます。

無料で広告やアプリ内課金もありません。操作・指示は英語が中心です。

日本の教科書語彙や英検は直接扱いません。低学年の「英語の音と文字に慣れる」補助として使い、その後に学校・英検向けの教材へつなげましょう。

 

11. Quizlet|学校や塾の単語セットを保護者と作る

QuizletのApp Store掲載画面

向いている子:学校・塾でもらった単語リストを、そのままカードやテストにしたい高学年。

単語と意味を入力して学習セットを作り、カード、マッチ、テストなどで反復します。先生が用意したクラスのセットを使う場合は、配布教材と学習範囲をそろえやすい点が強みです。

基本的なカード学習は無料で、一部の学習モードや機能には制限があります。13歳未満の登録では保護者のメールアドレスが必要です。保護者の同意確認は地域によって求められ、公開セット・共有・クラスなどの機能にも制限があります。

公開セットには誤りが含まれる可能性があります。小学生は、先生が指定したセットか、保護者が内容を確認したセットを使いましょう。

 

12. Anki/AnkiDroid|保護者がカードを作り、苦手語を長期復習

Ankiの学習画面

向いている子:覚えたい単語が決まっており、保護者や先生がカードを準備できる高学年。

自作デッキや共有デッキを読み込み、答えられた度合いに応じて次の復習日を調整します。学校の小テストで間違えた語だけを登録するなど、狭い範囲を長く復習する使い方に向きます。

PC版とAndroidのAnkiDroidは無料、公式iOS版のAnkiMobileは有料です。

初期設定とカード作成は小学生には難しく、共有デッキの品質にも差があります。子どもが一人で始めるアプリというより、大人が学習環境を整える前提で選びましょう。

 

小学生が英単語アプリで楽しく覚えて続ける使い方

1日5〜10分、同じ時間に開く

小学生は、長時間まとめて取り組むより、短い学習を生活の中に入れる方が続けやすくなります。

朝食後、学校から帰った直後、寝る前など、毎日ほぼ同じタイミングで5〜10分から始めましょう。最初の目標は「何語覚えたか」より「5日間開けたか」で十分です。

 

音→意味→文字の順で段階を上げる

英語を始めたばかりの子には、次の順序が分かりやすいです。

  1. 音声を聞いて、絵や場面から意味を想像する
  2. 英単語を見て、日本語の意味を答える
  3. 音声を聞き、まねして発音する
  4. 慣れた単語だけ、なぞり書きや入力でスペルを確認する

書けないからといって、最初から同じ単語を何度も書かせる必要はありません。聞いて分かる語を増やしてから文字へ進むと、負担を抑えられます。

 

新しい単語より、思い出す回数を確保する

毎日新しい単語だけを増やすと、前に学んだ語が抜けやすくなります。新出5語を学ぶ日でも、前日までの苦手語を数問解いてから終えましょう。

 

ゲーム感覚でも、英単語を思い出す練習を入れる

ゲーム要素は、子どもが自分からアプリを開くきっかけになります。ただし、キャラクター集めや街づくりだけで終わると、覚えた単語を確かめにくくなります。

ゲームで楽しく進めたあとに、今日出た単語を3問だけ答える、翌日に苦手語を解き直す、といった短い確認を加えましょう。

「遊べたか」に加えて「英単語を思い出せたか」も見ると、楽しさを学習につなげやすくなります。

 

親は週1回、教材と課金設定を確認する

毎日横に座る必要はありません。週に一度、学習履歴と苦手語を一緒に見て、「どの単語が面白かった?」と聞く程度でも十分です。

広告が多くて学習が止まる、難しい教材を選んでいる、ゲーム部分だけが長くなっている場合は、教材やアプリを見直します。

 

小学生が英単語を覚えられないときの見直しポイント

スペルから始めていないか

音と意味が分からない単語を、文字列だけで覚えるのは負担が大きい学習です。音→意味→文字の順に戻しましょう。

 

正解を見て終わっていないか

答えをすぐ表示して何度も読むと、「知っている気がする」状態になりやすくなります。4択でも構わないので、答えを見る前に一度思い出す時間を作ります。

正解した単語も、翌日・数日後にもう一度答えられるか確認すると、定着の様子が分かります。

 

新しい単語が多すぎないか

進捗を急いで新しい単語を増やし過ぎると、復習が追い付きません。間違いが増えたら、新出語を減らして苦手語の復習を優先します。

「今日は5語」「間違えた3語をもう一度」のように、子どもが終わりを見通せる量にすると続けやすくなります。

 

目的とアプリが合っているか

英検を受けるのに総合ゲームだけを使う、学校のスペルテストがあるのに4択だけを続ける、といった組み合わせでは成果を感じにくくなります。

今の目標が「音を聞く」「意味を答える」「スペルを書く」「英検問題を解く」のどれかを決め、その練習ができるアプリへ替えましょう。

 

小学生向け英単語アプリのよくある質問

小学生は英単語を何語覚えればよいですか?

文部科学省の学習指導要領では、小学校で600〜700語程度の語彙を扱います。これは授業で触れる受容語彙・発信語彙を含む範囲であり、卒業までにすべてを暗記して書けるようにする目標値と解釈しないよう注意が必要です。

低学年は身近な語を聞いて分かること、高学年は授業で扱った語を読んだり書き写したりできることを目安にしましょう。数を追うより、今学んでいる語を音・意味・文字の順に使えるようにする方が実用的です。

 

無料アプリだけでも英単語を学べますか?

基礎語彙や英検5級〜3級の練習は、無料アプリでも始められます。小学生英語ドリルや小学生の英検® 英単語&問題集のように、対象問題を無料で続けられるアプリもあります。

一方、広告、1日の学習量、教材、復習機能に制限がある場合があります。最初に1〜2週間試し、お子さんが続けられることを確認してから、有料機能が必要か判断しましょう。

 

英検5級対策にはどのアプリが向いていますか?

問題形式まで練習したい場合は「小学生の英検® 英単語&問題集」、紙の「でる順パス単」と音声を併用したい場合は「英語の友」、イラストと例文で単語を定着させたい場合はTANZAMが候補です。

単語だけでなく、短い会話やリスニングにも触れておきましょう。級別に比較したい方は、英検単語アプリおすすめも参考にしてください。

 

広告やアプリ内課金が心配です。何を確認すればよいですか?

子供向けの英単語アプリを選ぶときは、ストアの「広告を含む」「アプリ内購入」の表示を確認し、端末側で購入時の認証を必須にします。

広告の内容や外部リンクへの移動も、保護者が実機で一度確認しておくと安心です。

広告を避けたい場合は、無料・広告なしのDuolingo ABCや、買い切りで広告のない「小学生からの英検®単語」が候補になります。対象学習が目的と合うかも合わせて確認してください。

 

発音はアメリカ英語とイギリス英語のどちらを選ぶべきですか?

小学生の入門段階では、どちらか一方へ厳密にそろえるより、音声をよく聞いてまねし、単語の音と意味を結び付けることを優先します。

学校や使用教材で音声が指定されている場合は、その教材に合わせましょう。

 

紙の単語帳とアプリは、どう使い分ければよいですか?

紙は、学ぶ範囲を一覧し、書き込みながら整理する用途に向きます。アプリは、音声再生、クイズ、苦手語の記録、復習日の管理が得意です。

英検対策なら、週の初めに紙で範囲を確認し、平日はアプリで音声と問題を反復、週末に紙へ戻って間違えた語へ印を付ける流れが使いやすいでしょう。

 

まとめ|小学生は「今できること」の一歩先を選ぶ

小学生向け英単語アプリは、学年だけでなく、英語経験と目的から選ぶことが大切です。

  • 低学年・英語が初めて:絵と音、フォニックス、短い物語
  • 基礎を固めたい:意味を思い出す問題と自動復習
  • 高学年・小テスト対策:スペル入力や手書き
  • 英検対策:級別語彙と試験に近い問題形式

まずは無料で1〜2週間試し、子どもが自分で開けるか、広告で学習が止まらないか、復習まで続けられるかを見てみましょう。

候補を頻繁に替えるより、目的に合う1本を短時間でも続ける方が、学習の変化を確認しやすくなります。

小学校卒業後も使えるアプリを探す場合は、中学生向け英単語アプリおすすめ10選も参考にしてください。