英単語帳アプリおすすめ12選|目的・覚え方別に徹底比較

英単語帳アプリおすすめ サムネイル

英単語を覚えようと思って単語帳を買ったのに、数日で止まってしまう。

または、アプリを入れたものの、どれも似たようで続かない——。

実は、“どのアプリを使うか”よりも、自分の目的と学習スタイルに合った「単語帳設計」を選ぶことが大切です。

 

単語アプリには、「テスト前に一気に覚えるタイプ」もあれば、「忘れる前に自動で復習できるタイプ」もあります。

自分に合わないアプリを選ぶと、せっかくの努力が定着につながりません。

この記事では、“覚える・続ける・定着する”を両立できる英単語帳アプリを目的別に紹介します。

アプリを「探す」だけでなく、「使いこなす」ためのコツも解説していきます。

 

なお、英単語アプリだけでなく、英会話・リスニング・文法・資格対策アプリも含めて選びたい方は、英語学習アプリおすすめ比較も参考にしてください。

 

この記事の監修者:ウ メンシャン

慶應義塾大学卒。日・中・英のトリリンガル。IELTS 8.0、TOEFL 104、GRE 322。コロンビア大学・ペンシルバニア大学等に合格実績を持ち、海外大学・大学院進学支援の株式会社MAGEEEK代表を兼任。IELTS公式(IDP)共催セミナー登壇。

検証方法:2026年7月、各アプリの公式サイト・アプリストア・学習画面を確認し、教材、初回学習、復習方法、音声・例文、無料版の制限を共通基準で比較しました。

結論ファースト|目的別おすすめアプリ早見表

英単語アプリは「どれが一番良いか」ではなく、“どんな目的で使うか”によって最適なものが変わります。

ここでは、主要12アプリを4つの目的(タイプ)× 各3本に整理しました。アプリ名を押すと各レビューに移動できます(2026年7月 編集部確認)。

タイプアプリ向いている人特徴・注意点
忘れずに定着させたいTANZAM試験語彙を長期的に定着させたい人例文・イラスト・音声+自動復習。無料版は新規1日10語
Clozemaster英文の中で語彙を増やしたい中級者以上英文穴埋めで文脈から覚える。無料版は1日30文まで
WordUp実用頻度の高い語彙を学びたい中級者以上頻度順の実用語彙を用例で学ぶ。日本の試験には非準拠
試験・受験対策を進めたいmikan短時間で大量の単語を確認したい人カード→4択テストの高速反復。無料対象教材は限られる
abceedTOEIC教材・模試・分析を一元化したい人市販教材の演習+AI分析。単語専用ではなく総合対策向き
ターゲットの友紙の『ターゲット』利用者書籍連動の音声・単語テスト。書籍がない人には不向き
楽しく習慣化したいDuolingo英語学習そのものを習慣化したい初心者短いレッスン+連続記録で習慣化。試験単語帳には非準拠
Dropsスキマ時間にビジュアルで触れたい人イラスト×スワイプの5分学習。無料版は5分/10時間ごと
モチタン対戦・ゲームでやる気を保ちたい人対戦・クエストで単語学習をゲーム化。全機能無料(広告あり)
自分で単語帳を作りたいQuizlet公開・自作カードを共有したい人カード作成・共有と多様な学習モード。Learn等は無料回数に制限
Anki復習間隔を細かく管理したい上級者自己評価に基づく間隔反復。iOS版のみ買い切り
WordHolic!日本語UIで手軽に自作したい人自作カード+読み上げ・テスト。教材は自分で用意

 

迷った場合は、試験前の高速反復ならmikan、例文やイメージを使った定着ならTANZAM、英文の中で覚えるならClozemaster、自作するならQuizletまたはAnkiが候補です。

料金をかけずに使える範囲から選びたい方は、無料版の教材・回数・広告まで確認した無料で使える英単語アプリおすすめも参考にしてください。

 

 

英単語帳アプリの選び方4原則

「人気だから」「レビューが多いから」といった理由だけでアプリを選ぶと、数日で続かなくなってしまうことも少なくありません。

検索やランキングを眺める前に、次の4つを順番に確認すると、自分に合わないアプリを選ぶ失敗を減らせます。

 

目的・レベル・教材に合っているか

最初に確認したいのは、機能ではなく「自分の目的の教材が入っているか」です。

大学受験・TOEIC・英検などの試験対策なら、その試験別の単語帳が入っているアプリを選びます(試験別の選び方はTOEIC英検大学受験の各記事で解説しています)。

日常・実用語彙を増やしたいなら頻度ベースの語彙リストがあるか、中学英語からの学び直しならやさしいレベルから始められるか(中学英語のやり直しアプリ)が判断基準になります。

 

学校や仕事で出会った単語を覚えたいなら自分で単語帳を作れるアプリを、紙の単語帳をすでに使っているなら書籍と連動するアプリを選びましょう。

収録単語が自分のレベルに合っているかも、ダウンロード前に確認しておきたいポイントです。

 

選び方の結論:「機能が多いアプリ」ではなく、「自分の目的の教材が入っているアプリ」から候補を絞る。

 

覚えるだけでなく、思い出す練習ができるか

単語の意味を「見る」だけでは、読解や会話で思い出せないことがあります。

大切なのは、思い出す練習(テスト)と、間隔を空けた復習がアプリに組み込まれているかです。

具体的には、学習履歴や正誤に応じて間隔を空けて再出題されるか(SRS=間隔反復と呼ばれる仕組み)、間違えた単語・苦手な単語が優先的に再出題されるかを確認します。

 

スペルや英作文まで必要な人は、英→日だけでなく日→英・スペル・音声の問題があるかも判断材料になります。

復習を自分で管理するのが苦手な人ほど、自動復習のあるアプリが向いています。反復学習の考え方は分散学習の解説も参考にしてください。

 

選び方の結論:復習の管理をアプリに任せたいなら、自動復習(間隔反復)が組み込まれたアプリを選ぶ。

 

意味・音・例文・イメージを結びつけられるか

単語と日本語訳の1対1だけで覚えると、実際の英文やリスニングで使える形になりにくいことがあります。

確認したいのは、発音・音声、例文・文脈、画像・イラスト、スペル、類義語・関連語といった情報がセットで学べるかです。

ただし、機能は多ければよいわけではありません。自分の目的に必要な情報が学べるかで判断しましょう。

たとえばスピーキングにつなげたいなら音声と例文、暗記が苦手ならイラスト、という選び方です。

 

選び方の結論:「情報の多さ」ではなく、自分の目的に必要な要素(音声・例文・イラストなど)が学べるかで選ぶ。

 

料金や制限を含めて続けられるか

最後に、毎日使い続けられる条件かを確認します。チェックする観点は、次の4つに整理できます。

確認項目見るポイント
無料範囲無料で使える教材・機能と、1日の語数・時間・回数の制限
料金体系サブスクか買い切りか、広告の量はどの程度か
利用環境iOS・Android・Webへの対応、オフラインで使えるか
続けやすさ通知・連続記録・ゲーム性が自分に合うか、自作する場合の手間

 

無料版の範囲はアプリによって大きく違います。詳しくは無料で使える英単語アプリの比較で解説しています。

 

選び方の結論:無料版の範囲と続けやすさを先に確認し、「毎日開ける条件」で最終候補を決める。

 

タイプ別おすすめ英単語帳アプリ12選

ここからは、12アプリを4タイプに分けて紹介します。

すべて同じ形式(学習の流れ・基本情報・強み・注意点)でまとめているので、気になるアプリ同士を見比べてください。

 

忘れずに定着させたい人向け

TANZAM|例文・イラスト・音声を結びつけて覚える

英単語アプリTANZAM Appstore画像

「覚えたはずなのに、すぐ忘れる」という悩みに向き合って設計された単語帳アプリです。

イラスト単体ではなく「例文→イメージ→意味」の順に音声とセットで確認するため、絵の記憶が単語の音・スペル・意味に結びつきやすい設計です。

 

学習の流れ:単語帳を選ぶ→例文・イラスト・音声で新しい単語を学ぶ→問題に回答する→学習履歴に応じて自動で復習に回る。

向いている人試験語彙をイラスト・例文・音声と一緒に長期的に覚えたい人
教材・レベル英検1〜5級/TOEIC/TOEFL/IELTS/大学受験/NGSL・NAWL
学習・復習例文・イラスト・音声→回答(英→日・日→英)。学習履歴に応じた自動復習
料金無料(全単語帳・新規1日10語・復習無制限)+Pro(新規無制限・広告非表示)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:すべての単語帳が無料対象で復習は無制限、例文・イラスト・音声・スペルまで1つの流れで確認できる。

注意点:新規学習は無料版では1日10語までのため、試験直前などに短期間で大量に進めたい場合はPro向き。

 

Clozemaster|英文穴埋めで文脈から語彙を増やす

Clozemaster アプリ スクリーンショット

単語を単体ではなく、実際の英文の中で覚えるタイプのアプリです。

正解回数に応じて1日後・10日後・30日後・180日後と復習間隔が延び、間違えると間隔が戻る仕組みです。

 

学習の流れ:英文の空欄を見る→選択肢または入力で回答→正誤を確認→後日、同じ英文が復習に出る。

向いている人基本文法を終え、読解・語感を鍛えたい中級者以上
教材・レベル頻度順に整理された実例文(Tatoeba由来)
学習・復習英文穴埋め(選択・入力)。正解回数に応じた間隔反復(1・10・30・180日)
料金無料(1日30文まで)+Pro(無制限・間隔変更・オフライン等)
対応環境Web/iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:文脈の中で覚えるため読解にそのままつながり、復習間隔の設計も明確。

注意点:初心者には英文が難しく、例文・翻訳はTatoeba由来のため誤りが含まれる可能性がある(音声は端末依存のTTS)。

 

WordUp|実際によく使われる語彙を頻度順に学ぶ

WordUp スクリーンショット

日本の試験単語帳ではなく、英語圏で実際によく使われる順(頻度順)に語彙を増やしていくアプリです。

Knowledge Mapという機能で、自分がまだ知らない重要語が頻度順に可視化されます。

 

学習の流れ:語彙レベルを確認→知っている/知らない単語を仕分け→重要語が提案される→定義・画像・映画やニュースの用例で学ぶ→間隔を空けて復習。

向いている人実用頻度の高い語彙を文脈で増やしたい中級者以上
教材・レベル使用頻度をもとに整理された約25,000語
学習・復習定義・発音・画像・映画/ニュース/引用の用例。Knowledge Map+間隔反復
料金無料+Pro(機能制限の解除)
対応環境iOS/Android/Windows/Chrome拡張(2026年7月確認)

 

強み:「本当に使われている単語」から順に学べ、映画・ニュースなど用例が豊富。

注意点:説明や例が英語中心で初心者には負荷が高く、英検・TOEIC・大学受験などの日本の試験教材には準拠していない。

 

 

試験・受験対策を進めたい人向け

mikan|短時間で大量の単語を高速確認

mikan appstore画像

「1単語約3秒」を掲げる、高速反復に特化した定番アプリです。

試験前の追い込みで、まず「見たことがある」状態を素早く作れます。

学習の流れ:教材を選ぶ→カードで意味を確認→4択テスト→正誤に応じて苦手な単語を繰り返す。

向いている人短時間で多くの英単語を確認したい受験生・資格試験学習者
教材・レベル大学受験/TOEIC/英検/TOEFL/IELTS/GRE/市販教材
学習・復習カード→4択テストの高速反復。正誤に応じた苦手単語の反復
料金無料(対象教材の基本学習)+Lite/Premium(教材・機能を拡張)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:操作が速くシンプルで1日に大量の単語を回せ、教材ラインナップも広い。

注意点:使いたい市販教材が無料対象とは限らず、意味の理解や用例の確認は例文のあるアプリや教材で補うとより確実。

 

abceed|TOEIC教材・模試・スコア分析を1つに集約

abceed

英単語専用アプリではなく、TOEICを中心とした総合試験対策プラットフォームです。

『金のフレーズ』など市販の人気教材をアプリ内で学習できるのが最大の特徴です(TOEIC対策の選び方はTOEIC単語アプリおすすめで解説しています)。

 

学習の流れ:教材を選ぶ→問題・音声を学習→自動採点→AIが問題の提案とスコア分析を行う。

向いている人TOEICの教材・模試・分析を1つにまとめたい人
教材・レベルTOEIC中心の市販教材(単語・リスニング・模試・シャドーイング)
学習・復習教材演習+音声学習+自動採点。AIによる問題レコメンド・スコア予測
料金無料(320タイトル以上の音声・マークシート等)+Pro(教材使い放題・模試等)
対応環境iOS/Android/Web(2026年7月確認)

 

強み:教材・音声・模試・分析が1本で完結し、無料でも音声学習の範囲が広い。

注意点:教材本文・問題の利用範囲は無料版では限られ、「単語だけ覚えたい」人には機能が多すぎることも。

 

ターゲットの友|紙の『ターゲット』と併用する

ターゲットの友

旺文社『英単語ターゲット』シリーズの公式アプリで、書籍と同じ配列で音声・テストができます。

「紙で覚えて、アプリで確認する」流れが自然に作れる、紙の単語帳の復習マシンです(受験全体の選び方は大学受験向け英単語アプリも参考にしてください)。

 

学習の流れ:対応書籍を選ぶ→音声・単語テスト→間違えた語を確認→必要に応じて苦手特訓。

向いている人『英単語ターゲット』シリーズを使っている中高生・受験生
教材・レベルターゲット1900/1400/1200など対応書籍
学習・復習書籍連動の音声・単語テスト。間違えた語の確認・苦手特訓(一部有料)
料金無料(基本音声・テスト・記録)+書籍別アップグレード(買い切り)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:書籍と完全連動しているため学校・塾の進度とズレず、毎朝の「今日の5問」など習慣化の仕掛けもある。

注意点:書籍がないと価値が薄く、汎用的な自作単語帳や高度な自動復習を求める人には向かない。

 

楽しく習慣化したい人向け

Duolingo|短いレッスンと連続記録で習慣化

duolingo App Store画像

英単語だけでなく、文法・リスニング・発音まで含めて「英語学習の習慣」そのものを作る総合語学アプリです。

単語の集中強化には、単語特化アプリとの併用がおすすめです。

 

学習の流れ:目的・レベルを設定→短いコースを進める→翻訳・リスニング・発音などに回答→XP・連続記録が貯まる。

向いている人英語学習を習慣化したい初心者
教材・レベル総合英語コース(単語・文法・リスニング・発音)
学習・復習短いレッスン形式のクイズ。コース内での反復・練習機能
料金無料(基本レッスンは有料版と同内容)+Super/Max
対応環境Web/iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:XP・ストリーク・リーグ戦など継続を促す仕組みが多く、無料でも基本レッスンの内容は同じ。

注意点:無料版はアカウントによってEnergyまたはHeartsによる進行制限と広告があり、日本の試験単語帳には準拠しない。

 

Drops|5分間のビジュアル学習

Drops

美しいイラストとスワイプ操作で、「勉強感」なく単語に触れられるビジュアル特化アプリです。

通勤・通学のスキマ時間に、語彙へ触れる回数を増やせます(イラスト学習の仕組みはイラストで覚える英単語で解説しています)。

 

学習の流れ:言語・トピックを選ぶ→イラストと音声を確認→スワイプ・マッチング・スペル問題→復習。

向いている人短時間・ビジュアル中心で日常語彙に触れたい人
教材・レベル55以上の言語、5,000以上の単語・フレーズ(トピック別)
学習・復習イラスト×音声×スワイプ・マッチング。視覚的連想+間隔反復
料金無料(5分間の学習を10時間ごと)+Premium(制限解除・オフライン等)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:1回5分でも成立する設計で短時間から始めやすく、イラストの質も高い。

注意点:無料版は「5分/10時間ごと」の時間制限とトピックの順次開放があり、イラストと意味の対応が中心のため例文やスペルは別教材で補うのがおすすめ。

 

モチタン|対戦・クエストで単語学習をゲーム化

モチタン スクリーンショット

「そもそも勉強が続かない」という悩みに、対戦・クエスト・キャラクターで応えるアプリです。

単語帳が3日坊主になりがちな人でも、「対戦があるから開く」きっかけを作れるのが特徴です。

 

学習の流れ:60秒の単語力測定→コース・レベルが自動設定→単語を予習→クエストまたは約50秒の対戦→苦手語が自動分類されて復習に回る。

向いている人競争・ゲーム・キャラクターでやる気を保ちたい人
教材・レベル中学・高校・大学受験/英検/TOEIC/TOEFL/IELTS(公式案内で14万語収録)
学習・復習予習→クエスト/対戦形式のテスト。苦手・うろ覚え・忘れかけを自動分類して再出題
料金無料(全機能利用可。広告・待ち時間あり)+Premium(広告非表示・待ち時間短縮)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:全機能を無料で使え、イラスト・音声・例文・類義語など単語情報が充実し苦手分類も自動。

注意点:学習の中心がゲーム・対戦のため、落ち着いて例文や語法を読み込みたい人には合わない可能性がある。

 

 

自分で単語帳を作りたい人向け

Quizlet|公開カードと自作カードを共有する

quizlet アプリ Appstore画像

自作カードと、世界中のユーザーが公開したカードを使える共有型の定番アプリです。

学校・仕事で出会った単語を自分のリストにして、仲間と共有しながら覚えられます。

 

学習の流れ:公開セットを検索、または自作・インポート→フラッシュカードで確認→Learn/Testで定着チェック→クラスやグループで共有。

向いている人自作カード・公開カード・学校での共有を重視する人
教材・レベル自作+公開セット(教科書・検定対応のものも多数)
学習・復習フラッシュカード・Learn・Test・ゲームモード。学習モード内での反復(Learn等は無料回数に制限)
料金無料(作成・検索・基本カード・共有)+Plus(利用枠拡大・広告非表示等)
対応環境Web/iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:カード作成が簡単で画像・音声も付けられ、授業・クラス単位の共有に強い。

注意点:公開セットは内容の正確性を自分で確認する必要があり、Learn・Test・AIテストは無料利用回数に制限がある。

 

Anki|復習間隔を細かく最適化する

Anki スクリーンショット

学習効率を極めたい人向けの、代表的な間隔反復アプリです。

医学・法律・資格など専門分野の暗記を、自分の設計で長期運用できます。

 

学習の流れ:デッキを作成・取得→問題面を見る→答えを表示→Again/Hard/Good/Easyで自己評価→次回の復習日が自動で決まる。

向いている人カードと復習設定を細かく管理したい上級者・資格学習者
教材・レベル自作デッキ+共有デッキ
学習・復習カード表示→自己評価。FSRSまたは従来型スケジューラーによる間隔調整
料金Windows/Mac/Linux/Web/Android(AnkiDroid)は無料。公式iOS版(AnkiMobile)のみ買い切り
対応環境PC/Web/iOS/Android(無料のAnkiWebアカウントで同期。2026年7月確認)

 

強み:復習設定の自由度が高く、画像・音声・穴埋めなどカード形式も自在で広告なし。

注意点:カード作成・設定の負担が大きく初心者には難しめで、App Storeでは公式の「AnkiMobile Flashcards」と類似名アプリの見分けにも注意。

 

WordHolic!|日本語UIで手軽に自作する

WordHolic! スクリーンショット

紙の単語帳の感覚をそのままスマホに移した、日本語UIの自作型アプリです。

Ankiより手軽に、自分だけの単語帳をスマホで作れます。

 

学習の流れ:カードを直接作成、またはファイルから取り込む→一覧・スライドショーで確認→クイズ・筆記・ディクテーションでテスト→復習。

向いている人日本語UIで手軽に自作カードを作り、音声・テストも使いたい人
教材・レベル自作カード(ファイル取り込み対応)
学習・復習カード・スライドショー・クイズ・筆記・ディクテーション。忘却曲線に合わせた反復復習(公式案内)
料金無料(カード・フォルダ無制限、読み上げ、画像、テスト、入出力)+Premium(端末同期・自動バックアップ・画像/PDFからのカード生成・広告非表示等)
対応環境iOS/Android(2026年7月確認)

 

強み:無料でもカード数の制限がなく、30言語対応の読み上げ・画像・多彩なテスト形式を使える。

注意点:複数端末の自動同期は有料で、教材が最初から入っているアプリではないため自作・取り込みが前提。

 

 

紙の単語帳とアプリはどちらが覚えやすい?

「やっぱり手書きの方が覚えられる気がする」「でもスマホの方が続けやすい」——紙とアプリには、それぞれ使いやすい場面があります。

どちらが優れているというより、学習目的や環境に合わせた役割分担で考えるのがおすすめです。

 

紙とアプリの違い

項目紙の単語帳アプリ
書き込み・一覧性書き込みや付箋で自分用に編集でき、全体を見渡しやすい検索・並べ替えは得意だが、一覧性は紙に劣ることも
音声自分で発音を確認する必要があるネイティブ音声で発音・リズムを確認できる
復習の管理復習のタイミングを自分で管理する自動復習に対応したアプリなら、復習管理の負担を減らせる
持ち運び・記録冊数が増えると持ち運びにくいスマホ1台で完結し、学習記録も自動で残る

 

併用する場合の使い分け

紙とアプリを役割分担する方法もあります。たとえば、

  • 家では紙の単語帳やノートで、意味・発音・使い方をじっくり整理する(単語カードの作り方と使い方
  • 通学・通勤中はアプリで、確認テストのように反復する

「家では紙」「移動中はアプリ」と場所で役割を決めるだけでも、学習は習慣になりやすくなります。

大切なのは、無理に詰め込むことではなく、間隔を空けながら、繰り返し触れる機会を日常に組み込むことです。

 

英単語アプリを効果的に使う方法

アプリは入れて終わりではなく、毎日の使い方の流れを決めておくと続けやすくなります。

 

毎日の新規語数を決める

最初は1日10語程度から始めるのがおすすめです。

新しく覚えた単語は翌日以降の復習に積み上がっていくため、翌日の復習量を見ながら無理のない量に調整しましょう。

試験日から逆算して計画したい場合は、試験別のアプリ記事も参考にしてください。

 

新しい単語より先に、復習を終わらせる

アプリを開いたら、まず復習からです。復習対象を放置すると、覚え直しのコストがどんどん増えていきます。

  • 自動復習型のアプリでは、アプリの出題順に従う
  • 自作型のアプリでは、苦手フラグや間違えた単語から確認する

朝の5分は復習、夜の10分は新規、のように時間帯で分けるのも続けやすい方法です。

 

意味・音・例文・イメージを確認する

単語を覚えるときは、日本語訳だけで終わらせず、次の要素をセットで確認すると記憶に残りやすくなります。

覚える要素確認すること
意味どの場面で使うか
聞いて意味が浮かぶか
例文文の中での使い方
スペル必要なら書けるか
イメージ場面と結びつくか

 

覚えた単語を、読む・聞く・話す中で使う

単語テストで正解できることと、実際に使えることは別の段階です。覚えた単語は、

  • 長文や動画の中でもう一度出会う
  • その単語を使った短い英文を作ってみる
  • 話す必要がある単語だけ、日→英でも確認する

という形で「使う機会」を足すと、試験でも会話でも取り出せる語彙になっていきます。

 

目的・年代別に英単語アプリをもっと探す

英単語アプリは、今の目的や学習環境に合ったものを選ぶと続けやすくなります。

ここでは、試験対策・学年・学習スタイル別に、より詳しく比較した記事をまとめました。

自分の状況に近いものから見てみてください。

 

資格・試験対策で選ぶ

「TOEICのスコアを上げたい」「英検の級に合わせて覚えたい」「大学受験に使いたい」など、目標がはっきりしている方向けのガイドです。

 

学年・年代別で選ぶ

小学生・中学生・高校生では、必要な語彙や使いやすいアプリが変わります。

学校の勉強やテスト対策に合わせて選びたい方はこちらを参考にしてください。

 

学習スタイル・ニーズで選ぶ

「まずは無料で試したい」「ゲーム感覚で続けたい」など、使いやすさや続けやすさを重視したい方向けの記事です。

目的・対象関連記事
無料で使いたい無料の英単語アプリ比較
ゲーム感覚で続けたいゲーム感覚で覚える英単語アプリ

 

覚え方で選ぶ

意味だけでなく、音・発音・イメージも一緒に覚えたい方向けの記事です。

目的・対象関連記事
発音と一緒に覚えたい英単語の発音アプリおすすめ
イラストで覚えたいイラストで覚える英単語
聞いて覚えたい聞いて覚える英単語

 

基礎単語リストから選ぶ

英単語を何から覚えればいいかわからない場合は、まず基礎英単語リストから確認するのも一つの方法です。

特にNGSLは、英語学習者が最初に覚えたい頻出語をまとめたリストとして使いやすく、英会話・リスニング・試験対策の土台作りにも役立ちます。

目的・対象関連記事
基礎語彙の土台を作りたいNGSLとは?基礎英単語リストを解説

 

よくある質問(FAQ)

英単語アプリだけでも単語を覚えられますか?

アプリだけでも、意味を覚える・反復するという点では十分に学習できます。

ただし、読解や会話の中でその単語を使えるようにするには、長文・リスニング・会話などの中で実際に出会う機会もあわせて作るのが効果的です。

アプリは「覚える・忘れない」の土台作りとして使い、覚えた単語を使う場面とセットで考えましょう。

 

無料版と有料版はどちらを選べばよいですか?

まずは無料版で、学習方法が自分に合うかを確認するのがおすすめです。

そのうえで、使いたい教材・1日の学習量・広告・必要な機能を基準に、有料版を検討しましょう。

無料でどこまで使えるかはアプリによって大きく違います。詳しくは無料で使える英単語アプリの比較で解説しています。

 

英単語アプリは中学生・高校生・社会人でも同じものを使えますか?

アプリ自体は年代を問わず使えるものが多いですが、選ぶ基準は「学年」ではなく「必要な教材とレベル」です。

定期テスト・受験・資格など目的に合う教材が入っているかを確認してください。学年別の選び方は中学生向け高校生向けの記事で詳しく解説しています。

 

英単語アプリは1日何分使えばよいですか?

時間よりも、「新規」と「復習」を毎日続けられる量で考えるのがおすすめです。

まずは1日5〜15分、新規10語前後+復習から始めて、翌日の復習量を見ながら調整してください。

短くても毎日アプリを開くことが、結果的にいちばん定着につながります。

 

イラストで覚えると、単語そのものを思い出せなくなりませんか?

イラストだけを手がかりに正解を選ぶ学習に偏ると、「絵は思い出せるのに単語が出てこない」状態になることがあります。

これを防ぐには、イラスト単体ではなく例文・音声・意味とセットで確認し、最終的に「英単語を見て(聞いて)意味が浮かぶか」をテストで確かめることが有効です。

イラスト学習の仕組みと使いこなし方はイラストで覚える英単語で詳しく解説しています。

 

TOEICや英検などの試験対策にも使えますか?

使えます。

ただし、試験対策で使う場合は、その試験に対応した単語リストやレベルがあるかを確認しておきましょう。

TOEICならビジネスや日常場面で出やすい語彙、英検なら級別の単語、TOEFL・IELTSならアカデミックな語彙に対応しているアプリを選ぶと、目的に合わせて学習しやすくなります。

IELTS対策の場合は、アプリを選ぶ前に、必要な語彙量やBand 6.5・7.0に向けた覚え方を整理しておくと学習しやすくなります。詳しくは、IELTS単語の覚え方も参考にしてください。

 

自作型と教材収録型のどちらがよいですか?

すぐに学習を始めたいなら、試験別の単語帳が最初から入っている教材収録型(TANZAM・mikanなど)が手軽です。

学校・仕事で出会った単語を自分のリストにしたいなら、自作型(Quizlet・Anki・WordHolic!など)が向いています。

自作型はカードを作る時間も学習コストに含まれるため、「作る時間」と「使う時間」のバランスも選択基準にしてください。

 

まとめ

英単語アプリ選びは、まず自分の目的をタイプに当てはめるところからです。

  • 忘れずに定着させたい:TANZAM/Clozemaster/WordUp
  • 試験・受験対策:mikan/abceed/ターゲットの友
  • 楽しく習慣化したい:Duolingo/Drops/モチタン
  • 自分で単語帳を作りたい:Quizlet/Anki/WordHolic!

そのうえで、目的に合う2〜3本へ絞り、実際の学習画面と復習方法を試してから1本に決めるのが、失敗しない選び方です。

 

試験語彙を、例文・イメージ・音声と一緒に学び、復習までアプリに任せたい方は、TANZAMを試してみてください。